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2008/07/11

RSSフィード調査(1)

おはようございます。Feed Me! (って分る?)

エキサイトのブログのRSSに広告が入る話ですが、自分自身はエキサイトのブログはRSSリーダーに登録していないので、いつから始まったのかとかあまり気にしていませんでした。

でもRSSって読者のためにあるんですよね。自分では使わないからって忘れていると読者の皆さんに迷惑かけちゃう。ということも分っていたのですが、そんなに読者いないしと思って、ハリーさんをはじめ皆さんが苦労されているのを横目で見ながら放置しておりました。

で、実際どのくらい広告が入っているのかみるところからはじめましょう。

ハリーさんのブログのサイドバーにある"XML"
http://harryblog.exblog.jp/index.xml
をSafariに与えると、組み込みRSSリーダーが働いて、
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/harryblog/index.xml
に変換されて、広告がはいる。これ↓ね。
"PR: 12人の著名人が語る「日本の旅」"

最近酒の話題はなかったはずだけどブログ全体の匂いが分るんだね。優秀だね!

なんて脱線はいいからって言われそうだ。先に進みます。

一方、同じくサイドバーにある"ATOM"
http://harryblog.exblog.jp/atom.xml
を与えると、
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/harryblog/atom.xml
に変換されて、広告ははいらない。えー?なんで?

今度は、らふぃさんがFeed Rinseを使って作ったフィード
http://feedrinse.com/services/rinse/?rinsedurl=3586dcab4520723e3e01ec30047c4149
をSafariに与えてみます。すると
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/rosslynva/index.xml
に変換されて、広告がはいっていない。え? この形式ってもしかしてエキサイトブログの"XML" = index.xmlとおなじじゃん。なんで広告はいってないの?

ブログのサイドバーにある"XML"
http://rosslynva.exblog.jp/index.xml
を与えると
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/rosslynva/index.xml
に変換されて、やっぱり広告がはいらない。

ちなみにブログのサイドバーにある"ATOM"
http://rosslynva.exblog.jp/atom.xml
を与えると
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/rosslynva/atom.xml
に変換されて、広告がはいらない。これははりーさんと同じ。
:
:
:
うーん、謎だ。もしかしてSafari特有の問題なのか (困っている訳じゃないけど)。引き続き調査します。

追記: Google Readerでは...
世祓い XML → 広告1つ
世祓い ATOM → 広告3つ
Rosslyn Papers XML → 広告1つ
Rosslyn Papers ATOM → 広告1つ
... きっとこれらがもとにあって、Safariでなんかやっているんだと思います。

→ 私のRSSをSafariに入れたらXMLに広告が出ず、ATOMのほうに1個入っていました。はりーさんが指摘されるように広告の出稿量の問題でたまたまなのだと思います。

サイドバーに広告無しフィードを入れました。(エキサイトブログの時の話です)

2008/06/24

野次馬と市民ジャーナリスト [1] 使命感と職業倫理

ずっと考えていることに関する記事があった。

東京・秋葉原殺傷:ネットにあふれた事件 目撃者ら情報発信、報道に新たな展開 (毎日新聞 2008年6月23日)

考えて始めた最初はこれ。

Nikkei Net IT-PLUS ガ島流ネット社会学 (2008/06/10) 秋葉原事件で融解した「野次馬」と「報道」の境界

多くの一般人がケータイで写真を撮っているのが問題になっていることを知らない段階で読んだ。

ここでは、映像を配信した人 (ジャーナリストでない一般市民) の「これはかなり楽しんでいたと思います」という正直な声が引用されている。また、ジャーナリスト側としての自分自身の「私も新聞社時代に何度も事件・事故現場を取材したが、ある種の興奮状態に陥ることは確かだ」という告白も載せている。この部分では差はないと言えるだろう。

DAYS Japan 2008.5月号では、ミャンマーで銃撃され亡くなった長井さんの写真でDAYS特別賞をとったラティーフ氏のインタビューが載っている。ラティーフ氏は長井氏の死に対して悲しみとジャーナリストとしての情熱に対する尊敬の念を示しながらも次のように語っている。
次の日に友人がホテルに来て『ニューヨークタイムズ』の一面の記事を見せてくれました。それから2日以内に、妻がインターネットから60以上の一面記事をダウンロードしました。掲載された写真を見て初めて、私はこの出来事が世界に報道されたことを光栄だと思いました。それは私が常に夢見ていたことだったからです。この日は私にとって特別な日になりました。
ここにも正直な高揚感の吐露がある。

また、この源泉には使命感もあると思うのだ。俺がこれを伝えないと誰が伝えるのだ、という。確かに秋葉原には多くの人がいたので、自分が伝えなくてもという側面はあるだろう。しかし多面的な報道があることは良いことだし、写真は多くの中からベストショットが選ばれ生き残るという点では、伝える人が多くいて悪いことではない。

9.11のときのことを思い出した。最初はどうなっているのか分らない状態だったのが、だんだん提供される写真が増えてきて、衝突の瞬間の写真やビデオまででてきたんだったね。

ここでは使命感は同じという前提で考えていたのだが、「◆木偶の妄言◆」仁さん (やはりジャーナリスト) の記事「気持ち悪い人々」では、目の前で2人の友人が殺された人の日記をとりあげ、写真を撮る野次馬に対する不快感を表明している。
トラックにはねられた友だちを介抱していて、ふと視線を上げると周りは「カメラ、携帯、カメラ、携帯…」。やめてくれと言うと「無視された。嫌な顔もされた」そうだ
これを見ると使命感があってやっている訳ではないとも思う。

そして、「about ・ぶん」ぶんさんの記事『「伝えること」の恍惚に潜むもの』で紹介されているこの記事

秋葉原無差別殺傷事件 “記念撮影”する傍観者たち (iza! 06/18)

では「記念撮影」という言葉が使われており、また最初の毎日新聞の記事では以下のような記述がある。
事件現場近くを歩いていた際に、ある男性が「犯人が捕まったぞ」と声を上げたという。周りには写真のコピーを求める人々が殺到。携帯電話の「赤外線送受信」を使うと、5秒程度で写真を自身の携帯に取り込むことができる。その場であっという間に容疑者の画像は不特定多数の通行人に広まったという。
ぶんさんは表題からわかるように、「伝える」という意識をもって、なおかつそこでの自分の内面の高揚感を予測し戒めているが、これらの記事を見るかぎり、ブログなどで事件を伝えることを目的としたとは考え難い。

まずは使命感を意識することは重要だと思う。

しかしそれでも十分ではない。ガ島さんの記事にもどる。ここにこういう記述があった。
はてなブックマークには『マスコミが伝えると「報道の責務を果たす」になって、個人が伝えると「野次馬」というのは軸としておかしい』『「撮っていい人」と「撮ってはいけない人」を分け隔てているのは何だろう。カメラの口径?職業意識?倫理観?「報道」の腕章?そもそもそんなものがあるのだろうか』というコメントがあった。
ここでコメントした人は疑問視しているが、私は「職業意識」と「倫理観」だと思う。

もしかしたらこのコメントを書いた人は「職業意識」=「使命感」として書いたかもしれないが、ここでは分けて考えたい。私がここで「職業意識」をあげるのは、プロとしてやるべきこととやってはいけないことをわきまえていることが重要だと思うからだ。「倫理観」とあわせて、「職業倫理」といったほうが良いかもしれない。たとえ使命感があったとしても、刑事が拷問で自白をひきだすことをやってはいけないのと同じことだ。

ジャーナリストとしての教育を受けていない市民が、ジャーナリストのまねごとをするなと言っている訳ではない。ジャーナリストだったらどう行動すべきなのかを考えながら行動することが重要なのだと思う。

その意味で毎日新聞の記事の以下の記述は肝に銘じる必要があると思う。
 水島教授は「中継した人のブログから自問自答している様子がうかがえた。中継した人だっていつかは撮影されて配信される側になるかもしれない。誰もが本人の意思とは無関係に参加せざるをえないネット社会を我々は選択したわけだ。大切なのは、このように自問自答しながらネット社会での振る舞いを身につけることではないか」と話している。
そしてそれは、今のマスコミのことを「マスゴミ」とよぶ批判精神を持った人ならば難しくないと思うのだ。他人には厳しく自分には甘いと言う姿勢で臨みさえしなければ難しくない。

次の記事はさらにいろいろな視点で書かれている。言及したかったが、ページ数が尽きた (そんなものないて)。また別項で、また宿題が... 汗。

CNET 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点: 2008/06/14
同じ空間を共有できていたのか−−秋葉原事件の撮影について

2008/06/12

ひっそり10万ヒット

こんばんは。

まあペースは遅くても長くやってるとそのうち到達するということで。 (Excite Blogのときのです)


2008/06/09

Google Sites exbloggersの状況

こんばんは。exbloggersっていうと引退しちゃったみたいだよね。

先日、「Wiki Wiki ウェークアップ」でお知らせしたGoogle Sites、今こんな状況です。

エキブロブロガー情報共有サイトexbloggers

まだどういう情報を入れればいいか枠を作りながら考えてるところです。カレンダーは入力に労力を使わない割には有用じゃないかと思うのですが、用語集などは文章を考えるのに悩みそうなので放置状態。作りっぱなしというのがいかにもエキサイトらしくていいですね(?)。

下記のような記事が増えてきて、使い方のアイデアも得られれば良いのですが、アイデアが出てもコンテンツを集めるのがハードル高そうです。

【レビュー】Wiki以上! 『Google Sites』は情報統合プラットフォームだ (マイコミジャーナル 2008/06/06)

今はいっていないものとしては、スプレッドシート、プレゼンテーション、写真のスライドショー、YouTube/Googleビデオがあります。それからガジェット。これは選ぶだけでなくて、腕があれば自分でも作れます (→ 参考「5分で学ぶGoogle Gadget開発」)。5分で出来ても、"Hello World"って印刷するのじゃあまりうれしくないけどな。

という訳で引き続き、コンテンツのアイデア、ボランティア募集中。

2008/05/28

Wiki Wiki ウェークアップ

こんばんは。しまった、ウィッキーさんは既に挨拶してもらってたんだ。

だれでもWikiサイトを構築できる「Google Sites」が正式提供 (ZDNet Japan builder 2008/05/23)

だそうで。

誰でも作れるけど、せっかくWikiなんだったら、ひとりで作るよりみんなで共同編集した方が良いよね。

という訳で、僭越ながら作ってみました。→ exbloggers
工作員編集メンバー、管理者メンバー募集中 (→ メール)。

作ったのはいいけど、中身はどんなものを入れるか全然考えてないんですよ。

専門用語辞書にでもしますか。「肉ぅ」とか「総裁」とか「UFO」とか「テンフォーとテンテンの違い」とか...

追記: イベントカレンダー、トラックバック企画リストを作りました。Google Groupsを作り、Google Analyticsも仕掛けてみました。

2008/05/24

Seesaaのフィードの広告が鬱陶しい

リベラル、平和を指向し、反格差とか訴えている人のフィードの中に、

「美容整形」とか
「キャッシング」とか
「中古マンション買取」とか
「ERP」とか

冗談ですか。

2007/10/02

毎日jpが始まった

こんばんは。毎日かあさんです (ウソ)。

これまで提携したMSNが産經新聞と組むことになり、毎日新聞は独自で毎日jpというサイトを始めました。皆様のご意見を生かしました、って予告CMには出ていたのですが、どう生かされたのか分りません。

毎日新聞は大手の中では最も危ないと噂されています。こういう機会に大鉈をふるって起死回生を目指してほしいものです。

ネットがあるから逝ってよしという声もあるのですが、やはり信頼できるニュースソースはアンカーと言うかピボットとして必要でしょう。ただネットに記事を出すだけでなく、みんながそこに集まる中心であって欲しいと思います。今そういう存在がないので (ohmynewsとかJANJANとかはあるけどね)、最初に手を付けたところが大きなプレゼンスを獲得できると思うのです。産経はそこを狙ってきているのかもしれません。毎日よりも危機感がありそうですし。

私の一番の希望は、記事を消さないでほしいということですね。消されても良いように魚拓をとっているのですが、手間はかかるし、なによりここだっていつまで存続するか分りませんからね。

毎日jpの評価はこれからなんですが、現段階で最も大きなマイナス点は右のロゴですね。レタリングの素人臭さはなんとかしてほしい (もしかして佐藤可士和みたいなビッグネームが手がけていたらどうしましょ)。

追記: やっぱり代わり映えしないなあ。アーカイブも探しにくいのは以前のままだし、1ヶ月しか載せないみたい (政治のアーカイブ9月29日分 10月2日の時点で9月2日以前のリンクはない)。もしかしたらネットは重視しない宣言なのかもしれませんね。

毎日新聞の経営、ブロガー席を設けた発表会など毎日jpに関しては下記が参考になりました。
カトラー:katolerのマーケティング言論 2007.04.29: 毎日新聞がソフトバンクに買われる日
ガ島通信 2007.09.25: [ネット時代の新聞]進むMSN産経、明らかに出遅れた毎日jp
  -- ほかにも藤代さんの「ガ島通信」には関連する記事がたくさんあります。
GIGAZINE 2007.09.19毎日新聞の新サイト「毎日jp」の発表会でさらし者にされてみました

2007/09/08

10月15日 Blog Action Day - 今年のテーマは"環境"

おはようございます。台風って環境破壊だよな。それとも人間が環境を壊して作ったものを壊してもとどおりにしようという試みなのか。

きっこさんが、プルプルでセクシーなクチビルを酸っぱくして、「テレビや新聞の報道を鵜呑みにするヤツはバカ」って言っているので、私もbogusnewsの記事は疑ってかかっています。

そのbogusnews の9月5日の記事、
アメブロ、ブロガーみんなで考える「Blog Action Day」を開催
ウラをとるために"Blog Action Day"で検索してみました。





Blog Action Day
プロモーションビデオ@YouTube: Blog Action Day 2007
もし全てのブログが
同じ日に
同じトピックで
記事を書いたら
何がおこるだろうか 
環境 
トゥギャザーしようぜ
我々は会話を変えられる 
今年初めて
Web界隈のブロガー達が
共有し、
議論、
アドバイス、
質問、
行動
するために
団結する 
あなたの情熱が何に向かっているのであれ、
あなたの読者が誰であれ、
10月15日に我々に加わろう。 
BLOG ACTION DAY 
この一日
一つのテーマ
何千の声
だそうです。

なーんだ。
4日夜から5日にかけて、は誤報
アメブロ主催、は誤報
今回のテーマは「RSSについて」、も誤報
だったんですね (まだ言うか)。

参加方法はこちら → Get involved!

日本語関連記事
LifeHacking.jp 8月 17日世界を変えよう。Blog Action Day、2007年10月15日
ブログへラルド 8月 20日10月15日は「Blog Action Day」 - 今年のテーマは環境に決定

2007/09/07

はてなブックマークの...

...「エントリーの編集」って以前からできるんだったっけ? そんなつもりじゃなかったのに、間違えてボタンをさわっちゃったみたいで、編集画面が出てきてびっくりした。これでブックマークするエントリーの概要が編集できるけど、編集結果は全員で共有される。
でもよく考えたら、別の画面なのだけど、「表題」は編集できたんだよね。これも共有される。文字化けした時とか使ってたんだ。そういうときはたいてい自分が最初のユーザなので気がつかなかった。

しかしよく考えると、これって、Wikipediaの編集合戦みたいなことにならないのかな。

と思っていたらちょうどそういう例が出てた。

ブックマークで、
「日本でただ一人のプログレッシブSF作家(笑)の方が怒っているようです」
というのがあって(ブックマーク)、
たどってみたら、もとのページは、
YONEDEN 米田淳一公式ブログ: [説明]検索などで初めていらっしゃった方に
というページだった。

最初何が起こったかと思った。本文の内容も関係が分りにくいし。
よく読んでみると、この米田淳一という人はネットで批判されていることが多い様だ。で、批判者に対する批判や、批判のやりかたに対する批判が書かれている。

「日本でただ一人のプログレッシブSF作家(笑)の方が怒っているようです」という表題も、アンチの人が書いたんだろうということが分る。

というわけで「Wikipediaの編集合戦みたいなこと」って実際起きていることがわかった。

でもこんなことを許していたら、自分がブックマークしたものの名前が変えられてしまう訳で、ブックマークの意味がなくなってしまうのではないかと思う。また、はてブコメントだけだったら、エントリーを書いた人の主張がタイトルでわかって、それに対する批判が多いみたいだということがわかるのだが、主張と反論の関係も分らなくなる。

またWikipediaと違って、明確な編集方針もないので、カオスに陥ってしまうのではないかな。これでは「集合知」にならないと思う。

2007/05/25

あのさあ、俺思うんだけど

Twitterのマネじゃね?

なんだかなーと思いながら使い始めているみなさん:

不完全日記(すぷりーさん): とりあえず始めとこうか
で、最初のつぶやきはこれ
あのさあ、俺思うんだけど... なんで今までのこと忘れて、新しいサービスとりあえず使ってみちゃうんだろ。
追記: あのさあ、俺思うんだけど... ブログ書き始めて3周年の記事がこれだった。

2007/02/24

イマドキのSNS

こんばんは。

IT Mediaにこんな記事が載っていました。
3分LifeHacking: メルマガを“迷惑メール”として管理する

そういえば、いろいろ会員にはなっているけどほとんど見ないのは“迷惑メール”にしちゃってるのでした。申し訳ないなあと思いつつ。購読をストップさせてもいいんだけど、そうすると会員になってたことさえ忘れちゃうからね。

で、上記記事をみて、久しぶりに迷惑メールフォルダを見ていたのですよ。そうすると、
【エンタメSNS】ご登録方法のご案内
なんてタイトルのメールがあって、あっさりしててかえって新鮮なので、中身を見てみたら、
※このメールは、ウェブ同窓会「この指とまれ!」の 2/20配信の新着情報を受信された方のうち、大人のエンタメSNSの登録ご案内メールの配信停止を希望されなかった方に配信しています。
って書いてある。ややっ、さては

「ゆびとま」も乗っ取り売却益狙う アドテックス事件 (IT Media News 2007年02月19日)

この事件で、個人情報流出したのでは? でも、緊急メールで「安心して」って来てたのになあ、と思ってもう一度メールを読み返してみました。

Subject: 【重要】株式会社ゆびとま代表取締役の変更および一部報道について 株式会社ゆびとま
Date: 2007年2月22日 5:19:17:JST
 なお、一部の報道や風評により、「この指とまれ!」に関する個人情報の漏洩や悪用の恐れ、暴力団との関わりなどが取り沙汰され、ご不安に思われていることと存じますが、そのような事実は一切ございませんことお知らせいたします。 
個人情報をお預かりしておりますサーバセンターへの入室は毎時必ず記録をとっており、サーバにアクセスした個人を特定できるほか、サーバへのアクセスは社内のみに限定するなど徹底した情報管理を行っております。また、過去に情報漏洩も無く、今後も管理上全く問題はございません。 
 今回の報道を受け、あらためてサーバへのアクセスログを確認しましたが、個人情報の不正な流出の事実はございませんでしたので、どうぞご安心ください。
とのこと。

それじゃあ、「エンタメSNS」って何だったんだ? 単なる便乗SPAMかと思って、「ゆびとま」からのメールを発掘してみました。ちゃんと2/20配信のメルマガに書いてありましたよ。
このたび「大人のエンタメSNSサイト」を運営する株式会社TSMファクトリー(所在地:東京都港区、代表取締役:田崎英樹)との業務提携により、「大人のエンタメSNSサイト」のサービスをご利用いただけるようになりました。
でもその中に
 後日、会員の皆様へ株式会社TSMより「大人のエンタメSNSサイト」への登録方法のご案内メールが届きます。登録のご案内メールの配信を希望されない方は、お手数ですが下記URLより配信停止の設定をお願いいたします。
って書いてあって、2日しか配信停止の設定できるチャンスがないってどういうことですか。来たのは「登録案内メール」なので、これで登録しなければいいんですけどね。

で、とりあえず行ってみた (結局行くんかい)。

バナーはこんな写真 (画像リンク切れ)。野原って、感じがmixiに似てますね (mixi会員さんはログアウトすると野原が見れます)。

mixiといえば、nixi (!) はどうなったんだろうと思っていってみました。→ にくしぃ
相変わらず、
ここは、ソーシャルネットワーキングサイト『にくしぃ』の建設予定地です。 サービス開始までいましばらくお待ちください。
って書いてありますよ。でもその下に、
タレコミをいただいて知りましたがこんなのがあるそうです
→ http://koya.gaii.net/nixi/
"nixiはお引越ししました"とか書いてますが、ウチとは一切関係ありません。
関係ないのでリンク先のサイトさんが何をやっても自由なのですが、しいていうなら画像を勝手に使われちゃったのはちょっとイヤかな。
(にくしぃ自体がインスパイヤでなりたっているのであまり強く言えない)
って書いてあります。

で、行ってみた。 → nixi SNS(ニクシィ)  (リンク切れ)
その引っ越し先はここね (ここもリンク切れ)。→ ソーシャル・ネットワーキングサイト [nixi(ニクシィ)]
「イイにくしぃ」なんて書いてあるけど、デザイン的にはちょっとmixiに近づいたでしょうか。

おもしろがってここまで来てしまいました。お付き合いいただいたみなさん (っているのか)、お疲れさまでした。私の探索はここで終わりですが、物足りない方は、nixiに登録してみて下さい。

ところでこんな記事がありました。
陸上SNS:「アスレティック・オン」22日開設 (毎日新聞 2007年2月22日)
陸上に関わる人々がインターネット上で自由に日記を書いたり情報交換や交流ができるソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「アスレティック・オン」が22日、開設された。SNSは最大手のミクシィをはじめ急速に普及しているが、特定の競技に特化したものは珍しい。
言及されているアスレティック・オンはこちら → アスレティック・オン

特定分野のSNSってどうなんでしょうね。趣味の数だけSNSに加入するのかな。そして、それだけの数のRSSのないサイトを巡回する。いずれ行かなくなるような気がします。

2007/01/01

「ネット君臨」第1回目を読んで

「ネット君臨」第1回目を読みました。

オールドメディアによるニューメディアへの反発、抵抗に過ぎないという見方がある (下記ブログに対するコメント、あざらしサラダさん 「▼ネット君臨ねえ」) が、今後に期待したい。

取材班から?連載がスタートしました
掲載記事(1月1日1面)難病児募金あざける「祭り」
掲載記事(1月1日2面)「エサ」総がかりで暴露
掲載記事(1月1日3面)2ch管理人に聞く

期待するのは、上記ブログで公表し、コメント欄をあけていること。実際に最初の記事では23時現在67個のコメントが寄せられ、記事に対する批判も多く含まれている。中には祭りと同様の言葉遣いのものも多い。

それらが今後の記事に生かされることを期待する。毎日新聞もその覚悟でコメント欄を明けているのであろう。

そして、それに応えた形で以下の様な記事が書かれている。
取材班です?記者にとっての未知の領域

私自身は、負の側面があることを問題視する姿勢には共感が持てる。それは言論封殺の芽または言論封殺そのものであるとおもうからだ。「愛国」の復活とともに、「非国民」というレッテルを用いた言論封殺を思い出す (いや覚えていないですけどね)。

言論封殺には、いくつかのレベルがあるだろうと思う。

暴力: 朝日新聞社説 :言論テロ 首謀者を追いつめろ
プライバシー暴き:
炎上:
空気読め/同調圧力: ネットの意見相互調整機能に個人は抵抗できるのか?

最後の2つくらいは、主張を行う上でこれくらいの抵抗に負けてどうする、と思わないでもない。しかし、「祭り」が「炎上」と「プライバシー暴き」を含む概念だということを考えれば、容易に上位に移行する虞れがあり、無視できるものとも思えないのだ。

追記: あざらしサラダさん 「▼ネット君臨ねえ」の追記を読みました。上記ブログ「取材班から?連載がスタートしました」に、インタビューに答えていた「がんだるふ」氏のコメントが載っているとのこと。下記コメントで書きましたが、「これからに期待」なんて言っていてはいけないような気がしてきました。
「毎日新聞としては、記事を書き出す前に自らの報道スタンスを振り返り、方針を固めて望む(「臨む」の間違い)必要があると思いますね。オーマイニュースの前例を考えると、その覚悟が足りないように思います。
と書いたのは、取材という記事作成のプロセスがきちんとしていなければ、作成された記事自体の信憑性が問われることになるし、ネットの情報の真贋を問う姿勢の根幹が崩れると思うからだ。

さらにブログを連動させていることは、すぐに批判が来る訳で、その批判に対してどのように応えるのか、ぶれない答を用意しておかねばならない。「方針を固めて臨む」というのはそういうことだ。個人ブログではなく複数の人間で取り組んでいるのだから、社としてどういうスタンスをとるのか、あらかじめ十分議論を尽くしておく必要があるはずだ。

団藤さんもジャーナリストとして ブログ時評「毎日新聞がオーマイニュースと同じでは」で、被害者の取材だけで検証の姿勢がないことから、
「筋の悪さ」に驚き、呆れてしまいました。
と書かれています。

2006/12/31

ネット君臨

こんばんは。匿名希望です。

毎日新聞で、「ネット君臨」という連載が始まります。

ネット君臨:ネット社会を考える連載、新年スタート ブログでご意見募集中 (毎日新聞 2006年12月26日)
私たちの生活や仕事をネットに依存するあまり、いつの間にかネットそのものに支配されてはいないでしょうか。社会がゆがめられていく矛盾も抱えているように思えます。ネットの利点を生かしながら、どう共存していけばいいのか。将来のネット社会をどう築けばいいのか。それを読者の皆さんと考える連載を目指します。
ということで、私ももう一度ネットとの向き合い方を考えたいと思います。

連載に連動するブログも始まっています。
まいまいクラブ: ネット君臨
トラックバックは受け付けていないようですが。

以前、私は、「公の場で意見をいうことは行動を起こしていることでもある」で、
これまで私は、子供がネットを使うことの可否判断を、被害者になりうる可能性で考えてきたが(リスクを低くする方策が分かっているか、リスクを受けれる覚悟があるか、など)、その前に加害者になる可能性も考えないといけないと思う。
と書いた。

ネットをリアルと区別する考え方があるが、ネットはリアルの一部なのだ。電話の先に人間がいるように、ネットの先にも人間がいることを忘れてはならない。電話なら知っている人一人だけだが、複数の誰か知らない人がそこにいるのだ。

電車で化粧をする女性が多くなってきたが、自分の知らない人はいないのも同然という考え方がベースにあるのだと思う。普通見てみない振りをしてくれるだろうけど、化粧しているところをずっと観察されていたら、いないのも同然とは思わないのではないだろうか。

ネットも同じことなのだ。自分がやっていることは、駅で人前で演説したり、ひとりぶつぶつ毒づいていたり、歌ったり、踊ったり、作品を貼り出したり、作品を解説したり、ものを売ったり、募金を呼びかけていたりしていることなのだ。大きな駅でやっているか小さな駅でやっているか程度の差があるだけ。小さな駅であったとしても、お祭りでもあればすぐに人は集まってくる。自分はそこで何を行っているのかを意識して行動しなければならない。

逆にそれがわかっていて、駅に行って声を出すねらい、目的が明確ならば、自分の行動を意識してコントロールできると思うのだ。そのような目的を人にしっかり伝えられるコミュニケーション能力があれば、まだ安心してもいいと思う。

2006/12/20

召還魔法 [すごろく 50]

こんばんは。傷だらけの天使です (ウソ)。

ブログすごろく、って忘れちゃった人も多いんじゃない。僕も忘れていましたよ。
ウソ... 毎日毎日のどに刺さった小骨のように心に引っかかっていたんですよ。
これまで温めていたネタ、一挙に爆発だ。

50番地なので前の人からのお題だったんです。
さて御題は... 発展途嬢 (nutschoco さん) 「会いたい人に会える呪文を教えて!」

では、そのお答えは...

ドラムロール!

:
:
:
:
:

(まだまだ続くよ)

:
:
:
:
:

(もう少し)

:
:
:
:
:

ジャーン!

答えは...

そんなもの無い!
:
:

:
すみません、これで堪忍して〜!

いろいろ考えたんですよ。

本人に聞こえるようには言えるんですけどね。

電話して...
「声が聞きたかっただけ」
って言う。

でもそれじゃあ呪文にならないんだよね。

さて、表題に「召還魔法」と書きました。これは...


2006/08/03

公の場で意見をいうことは行動を起こしていることでもある

プール事故少女のご両親は今、市や管理会社の責任を追及する前に、自分を責めているに違いない。

・排水溝のふたが開いているのを知っていたら、そばに行かないように言ったのに。
・流水プールで流される子供とのそばにいるようにぐるぐるプールサイドをまわることも必要があるならやったのに。
・それでもそばに流されることは避けられないから、プールに入れないようにしたのに。
・監視員がそばに行かない様にと注意しているのを知っていたら...
・プールの管理体制がずさんなことを知っていたら...
・そもそもプールに連れて行ったこと自体が間違っていたのだろうか...

今回の事故は両親にとって不可抗力だったと分かっていても、多くの親はそう考えると思う。また、多くの親がそう考えることを想像するのは難くない。

今回の事故は、管理運営側の問題が既に次々明らかになっている。この段階においてもなお親の責任を問うのは、犯罪の二次被害と同じレベルと言えるだろう。「いじめられる方も悪い」、「性的犯罪を誘う服装をするほうも悪い」と責めるのと同じようなもの。

本音を言ったのは適切ではなかったが、多様な意見のひとつであって、世の中に多様な意見があるのは認めるべきであるという主張だが、公の場で意見をいうことは行動を起こしていることでもある。例えば差別的な考えを持っている場合、それを「意見」として発言するのは差別になりうる (場合による)。ブログに書くことは公にすることという認識がない点も問題のひとつであろう。

この高校2年生も皆さんからの意見をうけとめ反省もしているようなので触れないでおこうと思ったが (その点を評価するコメントもみられる)、この2点は曲げる意志がないようなので、この稿を書いています。

これまで私は、子供がネットを使うことの可否判断を、被害者になりうる可能性で考えてきたが(リスクを低くする方策が分かっているか、リスクを受けれる覚悟があるか、など)、その前に加害者になる可能性も考えないといけないと思う。

追記 (1): その後 「コメントに答える・その3」で、親に責任を問うのが誤りであったことに気がついていただけたようです。ひとつひとつのポイントを真面目に考えているようですので、今後に期待できると思います。

追記 (2): お母さんはそばにいて
母親「娘の体つかんだ…」 埼玉プール事故 (産經新聞 2006/08/03)
瑛梨香ちゃんが流水プールの吸水口に吸い込まれた瞬間、母親(38)はプール内で娘のすぐ後ろに立ち、プールサイドに上がるため反動をつけようと潜る娘の姿を見ていたという。
「吸い込まれた!」。プールサイドで注意を呼びかけていた女性監視員が気づき、大声で叫んだ。直後に母親も娘の名を叫び、自分の腕を吸水口に突っ込んだ。
「瑛梨香の体の一部をつかんだ」と母親。しかし秒速2.4メートルの水流が母娘を引き離した。
お母さんの無念さはいかばかりかと思います。

コメント

Commented by sofia_ss at 2006-08-03 01:53
過去にも何件も吸い込まれ事故がありましたね。
そのたびに、教訓が活かされていないと思ってました。そして今回も。
安全管理とは、起こり得る出来事をいくつも想定して、誰が現場にいても適切に対処できるようにシミュレーションしマニュアル化しなくてはいけない、と素人のPTA役員でさえ、心がけています。
いや、今回はそれ以前の管理の問題ですね。親御さんの無念さははかりしれません。

未熟なものは、大人でもネットするべきではないと思っています。
ネットで知るより、まず実際の人と向き合っていろいろな体験をするべき、というのは、一貫した私の意見。
両方のバランスが上手に取れれば、すばらしい道具なんですけれどね^^

Commented by sprewell8_daisuki at 2006-08-03 08:54
うわ、すごい祭りになってたんですねー>リンク先。

>ブログに書くことは公にすることという認識
そうですよね。件の高校生にはその意識が抜けていたのかな。
最後には反省もしているようだけど、反論の反論みたいになって見苦しかったです。
私が、政治とかについてブログで書く時は「これは公に意見をいうべき」と思う時です。
だから反論される方にもきちんと説明していこうという姿勢でいますが、なかなか難しいんですよね。

>加害者になる可能性
これって、ネット以外でもそうですよね。
性犯罪だってネット詐欺だって、被害者にならないように教育するのとおなじように、加害者にならないような教育も大事だと思います。
今って、「だまされる方が悪い」「被害者にも落ち度がある」って風潮で、根本の「悪いことはいけない」ってのが抜け落ちてて悲しい気分にさせられます・・・・。

Commented by Boodoo People at 2006-08-03 19:07 x
後出しじゃんけんで勝ち誇るなって w

Commented at 2006-08-03 19:07 x
非公開コメント

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-03 20:32 x
★ そふぃあさん、
今回の事故で見直しが進むと思いますし、そう信じたいところですが、これまでなぜ反省が生かされなかったのかについては疑問に感じます。誰かが無くなるまで改善されないとは思いたくない。
子供のネット利用に関しては、そふぃあさんのことを考えながら書いていました。

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-03 20:36 x
★ すぷりーさん、
ただ「反省しています」ですませたり、ブログを閉じたりせず、ひとつひとつに関して考えて答えているのは分かるので、今後に期待したいです。
加害者側になることの危険性はネット以外でもあるというのはそのとおりですね。カルト宗教とかネズミ講とか。

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-03 20:40 x
★Boodooさん、
別に。

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-03 20:44 x
★ 鍵さん (at 2006-08-03 19:07)、
お母さんの無念さはいかばかりでしょう。
http://www.sankei.co.jp/news/060803/sha046.htm