2006/04/01

石垣島へ行ってきた

こんにちは。ご無沙汰しておりました。今日はウソなしでいきます。

子ども達の春休みを利用して (本人は年度末進行を他のメンバーに任せて)、石垣島へ行ってきました。

3/29 西表島へのツアー。星砂の浜、由布島、仲間川 (写真)。由布島は商業主義がちょっと鼻につきました。

3/30 石垣島をレンタカーで廻りました。写真は川平湾。

3/31 竹富島に渡ってレンタサイクルで廻りました。写真はコンドイビーチ。

また行きたくなりましたよ。

2006/03/27

もう千秋楽だったんですね

全く気にしていませんでした。こんばんは。デーモン小暮です (ウソ)。

朝青龍16度目V決定戦で白鵬下す/春場所 (日刊スポーツ 2006.3.26)

しかもモンゴル勢対決。

日本の国技はやっぱ野球だよな。

しかし、これで、球界の改善努力もなく野球の人気が盛り返しちゃうのも考えものですね。

ところで... 夏になったら、日本の国技はサッカーだろ、っていってそうですね。まあそれは決勝トーナメントに上がってからの話なので、それはそれで喜ばしいことではありますが。

2006/03/24

メディアが作る選手像

こんばんは。陽 打治 (よう うちはる) です (ウソ)。って誰もわかんないか。じゃあ、流目ヒゲ雄は? 太陽にホエールズは?

WBC日本選手団の皆さん、感動的な試合をありがとうございました。

今回、イチローが変わった、という声がよく聞かれます。これまでクールと見られていたイチローが、このシリーズでは興奮を隠そうとせず、無邪気な姿を見せている。

確かにそう見えるといえると思いますが、もしかしたらこれが本来のイチローの姿なのかもしれません。これまでマスコミに対してあまり自分をさらけ出していなかったのは、それが自分のチャレンジに対してプラスにならないからという見方もありましたね。メジャーリーグに移ったときに、ずいぶんのびのびとしているように見えました。きっとそのときもこれからのチャレンジに興奮していたのだと思います。

その後もクールなイチローという見方がなされるようになりました。チャレンジ自体は最多安打記録など続いていたのでしょうが、個人記録だったし、一方でチーム自体は低迷していたので、喜びを露わにすることができなかったのだと思います。

今回のWBCはイチローにとって、久々にチャレンジすることの興奮を露わにしても良い機会だったのじゃないか。本当はイチローはチーム一丸になってチャレンジするのが好きなんじゃないか。これまでの所属チームは決して強いチームともいえないためそうしたくてもできず、孤高を保たねばならなかったのではないか。と、そんなことを考えていました。

さて、今日のタイトルなですが... (← やっとかよ)

先日、「メディアとことば 1」 (ひつじ書房) という論文集を買ってきました。特に、

「メディアが創るヒーロー 大リーガー松井秀喜
—イチローとの比較を通して—」(岡本能里子)

という論文に興味を引かれたので。

岡本は、メディア (特に新聞) が松井選手を語る言葉を調べています。その結果、集中力、冷静さ/落ち着き、変わらない姿勢、前向きな姿勢、地道な努力、などを表す言葉が使われているといいます。一方、イチローに関しては、「安打製造機」をはじめ、人間離れしたイメージ、機械のイメージ、すきや無駄のなさ、技術、判断の速さなどを与えられています。結果として、松井 = ひたむきに努力する人間、イチロー=クールな天才というイメージが与えられているといいます。

これらメディアによって与えられるラベルが、一般の人々のイメージを形成しています。大学生を対象とした小規模なアンケート調査によって、上記メディアで使われた言葉がイメージとして定着していることが分かります。松井=日本人的、イチロー=日本人を超えた存在、というイメージもあることが分かりました。

PRESIDENT誌に松井の大リーグ日記みたいな連載がありました (松井自身が書いたものではありません)。それも松井=求道者のようなトーンが貫かれていたと思います。

私もこのような報道から彼らのイメージを形成していたのだと思います。実際の彼らにあったことも無いのですから。

他の論文には、スポーツ放送は、「らしさ」の再生産を行う装置であって、「らしさ」、社会文化の「決まり」を再生産を担い、その構築・強化に貢献している、という記述もありました。スポーツ報道に限らないと思いますが、確かに我々はそのような影響を受けてきたのだと感じます。構造改革こそが正しい道で、小泉首相に反対するものは「抵抗勢力」というイメージなどもその一例でしょう (小泉改革が正しい改革なのかは問われない)。

なんか大幅に脱線してますね。今日はこのへんで、後でトラックバックを送ると思います。

2006/03/19

米国産牛肉:日本の輸入全面停止を批判

おはようございます。牛次郎です (ウソ)。

米国産牛肉:日本の輸入全面停止を批判 米国務長官 (毎日新聞 2006年3月18日)
ライス氏はこの日の会談で「(米国産牛肉)全体の輸入手続きを停止した対応は過剰ではないか」と主張。
確かに全面停止は過剰だよね。日本と同じレベルでちゃんと検査した牛肉だけは解禁することにしようよ。

みんな歌を歌っていた

おはようございます。茂森あゆみです (ウソ)。

「Web進化論」を買おうと思って売り切れていたので、いろいろ別の新書を買ってしまいました。「ほめるな」 もそのひとつなのでした (もう1ヶ月前だった...)。もう買えるかもしれませんが、本屋に寄ってないですね。

今日紹介するのは「世にも美しい日本語入門」 (安野 光雅 、 藤原 正彦)。「美しい日本語」を話すための入門ではなくて、日本語礼賛といったほうがよいですか。その意味でよくあるタイプの本なのかもしれませんが、語り口が上品で、いい読後感です。

そのなかで、最近の子供は歌を歌わない、昔は学校の行き帰りに歌を歌ったりしていた、というくだりがありました。私は学校の行き帰りに歌ったりしたような記憶はないのですが、たしかに「かごめかごめ」、「はないちもんめ」などの遊びの歌はありました(ほんとはもっと地方色のあるものもあったと思うのですが)。今はそういう遊びやってないよね。それから子守唄もありましたね。「島原の子守唄」って結構寂しい歌でした。

引用します。
藤原: 明治から大正、昭和の初めにかけて、モラエスというポルトガルの作家が徳島に住んでいました。彼は日本人は歌ばかり歌っているというんですね。大工はトンカチを叩きながら歌う。お母さんは洗濯をしながら歌う。行商人は歌を歌いながらやってくる。子ども達は学校の行き帰り、歌を歌っている。こんなに歌ばかりを歌っている国民はいないとびっくりしている。
こういうのを聞くと、改めて日本人は精神的に豊かだったんだと思います。

無類の歌好きという遺伝子はカラオケの発明を生んだ、という記述もありました。それはなるほどと思いました。

「国家の品格」が売れている藤原 正彦さんって、数学者なんですね。これも対談だと思いますが、「博士の愛した数式」の小川 洋子さんとの共著で 「世にも美しい数学入門」というのもあります。これも読んでみようと思いました。あ、「国家の品格」もね。

それから「そんな言い方ないだろう」(梶原 しげる)も読みました。内容は他の本でも読んだことがあるようなものが多かったのですが、さすがアナウンサーだけあって引き込む力があります。

2006/03/14

【歓迎】 そういえばうちのキリ番コメントは【感謝】

おはようございます。キリゾーです (だからそういう人いませんって)。

104hitoさんraphieさんのブログ"Rosslyn Papers"の5000コメントめ、ということでプレゼントを贈られていました。うらやましい。

そういえば自分のところはどうなんだろうと思って調べてみました。まだ1000番台なので、1000コメントめ。

2006/03/13

これは面白い! ペントップコンピュータ

ご無沙汰しておりました。人はペンのみに生くるにあらず。何をいっておるのだ。

Mac Fan Letter (雑誌Mac Fanのメルマガ) で、FLY Pentop Computerが話題に取り上げられていました。「マウスで操作するアップルのコンピュータを初めて見た時の衝撃に匹敵するぐらい感動した」なんて書かれていたので、Webサイトを見てみました (→ ここ)。

ペンで専用紙に書いた図形が、機能を持つようになる!

何でもできるようになる、って訳ではありませんが、例えば...

「電卓機能がある」っていうと、「計算機だから当たり前だろ」ってツッコミが入りそうですが、紙の上に電卓を書くと、それが電卓の機能を持つようになるんです。あ、答えは紙の上に出てくるんじゃなくて、音声で出されるんですけどね。

音楽が感動的ですよ。キーボードやドラムの絵を描いて、それをペンで触れると音が鳴るんですから。サイトのデモを見ると、録音再生機能もあるようですね。録音というのは正しくないですね、動作のシーケンスを記憶しているのでしょうから。



ベンチャーだと思うのですが、サイトの作りこみ、TV-CMなどお金をかけてるなと思います。ディズニーとのタイアップもやっているようです。日本でもこういう元気な会社が出てきてほしいと思います。

見逃していたんですが、「百式」でも昨年12月に紹介されていたんですね (「魔法な世界」)。

2006/02/28

高倍率に挑戦

こんばんは。しゃっかしゃっからんらからん。山口智子です (ウソ)。

昨年は、既存記事を使って最後の日に応募しようと思ってたんですよね。ところが間に合わなかった。間に合っていればプレゼントは確実に私のものだったのに! レポートで記事がひとつかけたはずだったのに! ( ← 根拠のない自信)

という訳で、今年も挑戦ですよ。ええ、一番倍率が高いと思われる「エキサイト山村社長からオススメのワイン付きお食事のご招待」。確実に当選するので、倍率なんか関係ないのだ。ってしつこい。

山村社長と食事しながら、ポータル事業の今後の戦略、Web 2.0への対応、今後のインターネット界のトレンド、特にネットジャーナリズムの行方などを語り合うのだ。日本経済の進むべき道なんてのもいいな。

... などと妄想は膨らむのであった。そんなこと聞いてもわかんないくせにね。
山村社長と言えば、やっぱり趣味、特に食や旅行、健康などの話題でしょうね。

... と記事をいっぱい書けば当選確率が上がるってほんとですか。文字数できまるんだったらいくらでも... って書いているうちに12時すぎると去年の二の舞なのでこのへんで。

2006/02/26

「運動でダイエット」の非常識

「ダイエット」って「食事療法/食餌療法」のことなので、「運動でダイエット」って非常識だよね。

なんて堅いこと言っても仕方ないか。

こんにちは。木梨猛です (ウソ)。 (追記: 漢字間違えてました。ノリダーは仮面ライダーのパロディなので「豪」でなくて「猛」でしたね。)

昨日「威風堂々」が脳内に流れたので、横浜中華街に行って来ました。しかもバイキング形式。体重計に乗るのが怖い。

で、表題に戻るのですが、nikkeibp.jp 健康2/23号特集は『「運動でダイエット」の常識・非常識』

筋肉を鍛える「無酸素運動(筋力トレーニング)」と、ウォーキングといった体脂肪を燃やす「有酸素運動」を繰り返す「サーキットエクササイズ」が良いそうです。「サーキットトレーニング」というと苦しいという思い出しかないのですが、1日10分でよいそうですよ。

あ、そうだ。今日の夕食は「おでん」の予定だって言ってたな。ダイエットは明日から。

2006/02/23

ブログキャスター

こんばんは。結局ガセネタって... ねえ。

さて、月曜日に「『週刊東洋経済』臨時増刊 ブログキャスター買ってきたよ。」って「お知らせ+バックログ」に書いていた訳なんですが、ようやく読み始めた、というか、全部読んでないんだけどもういいか、って気になってます。最初のチョコレートの記事あたりはまあ面白く読めたんですが。

なんかつまんないんだもの。

なぜつまんないのか考える方に関心がいっちゃいました。

で、結論はひとことでいえば、
「浅い」
でしょうか。

各方面からテーマにあったブロガーに記事を書いてもらっているので、ディープな話が聞ける、というのが期待としてありました。しかし、一つの分野で基本的には2名のブロガーを選んで各1ページ程度しかありません。それでもその分野の中でひとつの話題を深堀していってもらうと面白かったのかもしれませんが、その分野の総括みたいな記事ばかりになっていました。

せっかく2名選んでいるので対立軸を設定して人選するという手もあっただろうと思いますが、そうもなっていない。

ブログだと多くの人に見てもらうマスメディアと違って、ある狭い分野でもそれを面白いと思ってくれる人にしぼって発信しているのに対して、雑誌にするとそうも行かないのだろうなと思います。

また、スポンサーに気兼ねしないで書ける点もメリットだと思うのですが、雑誌にすることでその良さもそがれちゃっているのかもしれません。

もちろん双方向性もない。結局ブログの良さを全部殺しちゃっているように思います。
それでも文にもそれぞれの書き手の個性が出せても良かったと思うんですけどね。その点では、無料雑誌のR25のほうがまだ面白くできていると思います。

人選も、切込隊長や、松永英明さん、きっこなど違った個性の人を選び、分野だけ限定して好きなことを書いてもらうか、いっそのことブログの記事を転載するほうがまだましだったかもしれませんね。

2006/02/18

ほめるな

おはようございます。ホメロスです (ベタでごめん)。

ずっと「ほめて育てる教育」、「叱らない教育」に違和感をもっていたのですが、この本を読んでその理由がわかったような気がします。

違和感というのは、
・これで「しつけ」はどうやってやるのだろうか。
・しつけがなされていない子 (+ その成長した姿である大人) が増えている。
・そうやって育った親がまたしつけがなされていない子を育てている。
・これで日本は大丈夫か?
...

私は、「ほめて育てる」の本質が悪いのではなく、本質を理解せず「ほめて育てる」というスローガンだけで育てているのではないかと思っていました。

しかし、この本では、「ほめて育てる」自体を批判しています。

・動物に芸を教える「シェーピング」と同じやりかた。
・本人の内発的なモチベーション(これを「アモーレ情熱」と呼んでいます)を壊す。
  -- これは実験で検証しています。
・ほめられない行動に価値を見いだせない = 生活の活動そのものに喜びを見いだせない。
・この結果、「生きる力」をそいでいる。
・指示されないと行動できない人を増やす。
・失敗耐性を低下させる。

それから、「ほめるな」といっても、自然にほめたくなってほめることを否定していません (それも場合によっては我慢した方がよいとも書いてはいますが)。そのほめる行為は、(調教という) 意図をもってなされたものではなく、真に評価されていることがほめられる側にもわかるからです。

この本では、この問題に対しての解決策を提示しています。ただそれはマニュアル化されたものではありません。距離をもって見守ること、厳しさをもった真の愛情、ひとりの人間として尊重すること、を説いています。

もっとはやくこういう本に出会えたら良かったのにと思いました。ぜひ多くの人に読んでほしいです。読んでそのまま鵜呑みにするのではなく、一緒に考えていただきたいと思います。

追加トラックバック
常習女さん 「エラくてスゴいやつ」
  -- 「プライドを持ってある程度の満足感の中暮らしている」人に対して、「哀れんで褒め殺す」ことが相手に与える打撃。「哀れんで」の部分は異なりますが、褒めることが逆に傷をつけるという点で相通じるものがあると思います。
ARTIFACT - 人工事実 - さん 「誉め上手に人は集まる」
  -- ここで述べられている内容は同意できるものではありますが、ほめる側の視点で、ほめる側の利益のことを述べていることにご注意ください (そのこと自体を否定している訳ではありません)。

ほどほどが肝腎

こんばんは。「健康のためなら死んでもいい」ってフレーズ、つぼにはまります。

アルカリ性食品、食物繊維、アミノ酸、黒酢、ポリフェノール、カプサイシン、コラーゲン、コエンザイム、チキンキトサン、カスピ海ヨーグルト、紅茶キノコ...

いままで色々な健康ブームがありましたね。ブームのときはそれを一所懸命とるんですが、次のブームにはもう忘れちゃったり。

だんだん知識が豊富になって、食べなければいけない (と思う) 食品も増えてきます。もうあらかた一巡したかもしれませんね。そうなってくると、あれもとらなきゃ、これもとらなきゃとなって、結局バランスの良い食生活になりそうな気もします。

そう、なんでも過剰にとるより、いろいろとるのが一番ですよね。ということで、「普通の食生活」に回帰するのかもしれません。

今回アガリクスの発ガン性が問題になった訳ですが、厚生労働省の資料「アガリクス(カワリハラタケ)を含む製品の安全性に関する食品安全委員会への食品健康影響評価の依頼について」の最初の資料をみると、
1製品に発がんプロモーション作用(※2)が認められた
とあって、この「発がんプロモーション作用」の注釈をみると、
それ自身が発がんを引き起こすものではなく、他の発がん物質による発がん作用を促進する作用をいう。プロモーション作用がある物質をプロモーターという。
とあります。わかりにくい。わかりにくいけど、「他の発がん物質があれば、その発がん物質によってガンになる確率があがる」ということなんでしょうね。
さらにQ&Aを見ると、
製品の摂取目安量の約5倍から10倍程度の量を与えられたラットで、発がんを促進する作用が認められました。
だそうですよ。それって摂り過ぎというのではなかろうか。

やっぱり、ほどほどが肝腎、ということで...

トラックバック先:
週刊!Tomorrow's Way (yodaway2さん) 「アガリクス、実は問題の商品、ワタシも飲んでいた!…ちょっぴり、シュンとなる。(__)」
  -- まあそういう訳で、これでガンになる可能性は気にしなくてよいと思われます。
旅限無(りょげむ)さん「納豆御飯に沢庵ぽりぽり、御御御付けの具は豆腐に若布」
  -- 「食べ過ぎず、薬に頼り過ぎず、... 体が楽に消化吸収してくれる慣れた食べ物を心掛けるに越した事は無さそう」というご意見

追加情報:
nikkeibp.jp - 健康 2006.1.26 「特集: この健康常識はウソ? ホント?」
  ・ 食物繊維食べても大腸がんは防げない!?
  ・ 「無農薬だから安心」とは限らない
  ・ 「低タールたばこ」ならいいの?

2006/02/15

チョコが虫歯を防ぐ!?

こんばんは。ジョニーデップです (ウソ)。デブだろ、っていうな。

こんな記事があったのを忘れていました。もっとはやく紹介しておけば経済効果が上がったのに!

日経BP健康+アルファ
「虫歯」を防ぐチョコの意外な効果
虫歯菌の作用を抑え、歯垢もできにくくする!?


アガリクスに発ガン性がある、というのと同じくらい衝撃的ですな (って大げさですか)。

ところでうちの近くに、ケーキ屋さんと歯医者さんが並んでいるところがあります。
歯医者さんの名前は「さとう歯科」。

2006/02/14

でっかい金メダル

こんばんは。山室英美子です (ウソ)。

上村愛子選手、メダル取れなかったのは残念でしたね。でも、お母さんからでっかい金メダルもらっての笑顔、気丈でした。

毎日新聞紙面には3Dの技の分解合成写真が載っていたのですが、Webには載っていないようですね。Webの写真特集は、上村選手の写真が満載なのでリンクしておきます。実はまだテレビで演技を見ていないので、ぜひ総集編を見たいです。

長野のときは、ルックスばかりもてはやされているようで、正直言って興味をもっていませんでした。人となりを知ろうとも思わなかったのでした。最近テレビで見てようやく彼女の魅力を知った次第です。

メダルよりも感動ですね。

ほかの選手の皆さんも悔いの無い戦いをして欲しいと思います。

ファニーフェース

「神はサイコロを振らない」は市川実和子、「喰いタン」は市川実日子、
「神はサイコロを振らない」は市川実和子、「喰いタン」は市川実日子、
「神はサイコロを振らない」は...

昔はまだちゃんと区別がつけられたのになあ。

追記: 漢字を間違えていたので修正しました。

2006/02/11

リンボウ先生の手取り足取り書き方教室

ブロガーの皆さん、こんばんは! みんな寒さに負けずPCに向かってるかな?

先月「無口な二人」で紹介した、NHK教育「日本語なるほど塾」。今月は、「リンボウ先生の手取り足取り書き方教室」ですよ! ブロガーの皆さんは必見だ!

第1回 (2月9日で過ぎちゃったので、再放送2月16日午前5:05〜5:30を見よう!) は、「まずは話し言葉に品格を」...

しゅん。

気を取り直して、上記番組紹介から引用しましょう。
ものを書くのに何故、話し言葉に品格が必要なのか。それはあなたが何かを書こうと思った時、心に出てくるのが普段の話し言葉のはずだからだ。話し言葉が文章に反映するのである。人に読んでもらえる文章を書きたいなら、先ず(1)等身大の言葉を使うことである。言葉に品格がでて、説得力ある表現となる。さらに(2)手垢の付いた表現や紋切り型の表現を使わない。なぜならこれらの表現は、文章を「安く」してしまうからある。その上で(3)常に他人の目で自分を見る、つまり客観的な視点をもつことだ。そして(4)日本語の本質ともいえる敬語を使いこなせるよう心がけることである。
... しゅん。

気を取り直して... まずは、この「等身大の言葉を使う」ってところから着目していくのがいいんじゃないかと思います。

‥‥そんなワケで、手垢の付いた表現にならないよう気をつけて、品格あるニポン語をメザシ鯛なんてダジャレも折り込みつつ、精進したいと思う今日この頃なのだ。... あれ?

2006/02/08

Y-X

紀子さまご懐妊おめでとうございます。もし女の子が生まれたとしても、国民の皆さん、「あーあ」なんていわないで下さいね。

といってタイトルは染色体の話ではありません。数学の話でもないし、もちろん顔文字でもありません。

実はこれは、中国のインターネットの隠語で、「遊行 YouXing」 (=デモ行進) を意味するらしいです。当局のフィルタリングを避けるためだそうですよ。2ちゃんねるで「氏ね」が使われているのと同じ理由ですね (これはもともとあめぞう掲示板で使われていたものの流れで、今2ちゃんねるで規制がされているわけではないようですが)。

これは先日紹介した東洋経済1/28号 中国特集の中の記事『共産党を震撼させた「新京報」記者たちの決起』の中のコラム『中国では「言論の自由は国益に従う」 - ただ今サイバーポリス増強中!』で得た情報です。

中国の憲法に「言論の自由」は書かれているそうです。これは初めて知りました。ただ、江沢民は「言論の自由は必ず国家の利益に従わなければならない」と述べたそうで、憲法よりも権力者の方が強い、法治主義よりも人治主義の国だということが改めて分かります。

中国の検閲に関して書かれている人がいたのでトラックバックを送ろうと思ったんですが... 誰だったかわかんなくなっちゃいました。最近巡回するブログが多くなってその分読み方が浅くなっているようです。反省。

コメント
 Commented by CJ at 2006-02-08 10:48 x
ごぶさたしております、uedaさん。あいかわらず、ボクと違って品のあるブログです。うらやましい!
ところで先日偶然、とびげりヒッピーさんの妹さんのブログを見つけました。とびげりさん元気だそうですよ!よかったですね。
知っていたらごめんなさい!

 Commented by yoshihiroueda at 2006-02-08 22:44 x
★CJさん、おしさしぶり。
とびげりさんのこと気になってたんですよね。がんばってるんだけど、がんばりすぎてるんじゃないかと思って。元気だということで少し安心しました。

2006/02/06

また雪が...

こんばんは。森雪です (ウソ)。

今年はよく雪が降りますね。土曜日も雪の中傘ももたずに帰って来たのですが、今日も同様でした。

街灯に照らされて舞う粉雪はきれいですね。これが雪国で人の生活や命までも脅かすというのは信じがたいです。信じがたいけど現実なんですよね。

写真は日曜の朝撮ったものです。


2006/02/04

脳内音楽じゃないけれど...

... クラシック音楽を聴いて、自動的に歌詞が頭に浮かびませんか。

おはようございます。斎藤晴彦です (ウソ)。

例えば...

モーンカーフェ乗せましてー
卵かーらプロテアー
ゆーびさーきつーるりん
... 

え? アホですか? (爆:ちゅどーん)

あと、「威風堂々」を聞くと中華料理が食べたくなる。

日刊エキブロ新聞でアンケート実施中です。
100人アンケート企画「脳内音楽ヒットチャート」
こっちには真面目な回答をしましたから、安心して!

2006/01/29

「パクリ・盗作」スキャンダル読本

こんばんは。前田健です (ウソ)。

絵文録ことのは松永さん"「パクリ・盗作」スキャンダル読本 別冊宝島 1257(没原稿サービス)"を読んで、別冊宝島1257『「パクリ・盗作」スキャンダル読本』を買ってきました。

いろいろ知らなかった事件が整理されていて、面白かった。特に最近はネットとの関連でいろいろ話題が出ていたので、タイミングよかったと思う。

でもいちばん面白かったのは、この本の中じゃなくて、上記松永さんの記事の「没原稿サービス」部分だったりして。

収穫のひとつに、漫画からのカットの『引用』を認める判決が出た(高裁ですが)ということがありました。以前「著作権の話 (3) 他人の権利を尊重する」で、
・マンガだと数コマ抽出するだけでは適正な引用範囲であるはずだが、許諾を求められる。夏目房之介氏が問題提起しています。
と書いたんですが、このときには既に上記判決が出てたんですね。

著書として2chのことを書いた「美しい日本の掲示板」がある鈴木淳史さんが「なぜ2ちゃんねらーがパクリを許せないのか」を考察しています。韓国人との類似性に言及しているあたりは物議をかもしそうな気が。

ついでに、Qooqleも紹介しましょう。名前と見た目はパチモンみたいにみえますが、アイデアのオリジナリティは秀逸。

開発者はSOLVALOU.NETのohidaさん (Qooqle)。@HOME (fumi_oさん) の記事"名前可愛すぎ「Qooqle」"で紹介されていて知りました。

2006/01/27

豚まんを買ってきた

こんばんは。猪八戒です (ウソ)。

週間山崎絵日和さん 「551の豚まんがあるとき」にトラックバックして記事を書きだした段階で、かな漢字変換確定のつもりで押したリターンが記事編集終了+送信になってしまい、めちゃくちゃ中途半端なトラックバックがいってしもた。失礼。

新宿高島屋で551蓬莱の肉まん (訂正:豚まんでしたね) が買える! ってんで買いに行ってきましたよ。

写真 (?) はイメージです。おいしそうにみえませんかそうですか。

電車で帰るときに網棚に載せていたんですが、おいしそうなにおいが漂ってきて、空腹にこたえました。きっと他の乗客の皆さんも迷惑だっただろうなあ。わはは、ってちっとも反省していません。

1月30日まで。このチャンスを逃すな! (551の回し者ではありません。)

2006/01/24

中国の放埓が世界を壊す: 汚染大陸マップ

こんばんは。孫悟空です (ウソ)。

91364この前予告した東洋経済1/28号。買ってきましたよ。まだ読み始めたところですが。

経済のことも気になるのですが、脅威といえばやはり軍事と環境でしょう。今回は軍事を主題にした記事はありませんでした。ということで環境に関して。

まず気になるのは日本への影響です。酸性雨は現在の段階では90%は中国国内に降っており、日本へは1%だけが到達しているとのこと。しかしそれでも日本の酸性雨の1/3になるという見方もあるそうです。この2つを組み合わせると、日本の30倍の酸性雨があるということになりますね。

汚染の激しい淮河の地元民、NPO職員は、水俣病のことを知っているそうです(先日NHKアーカイブスで特集されていましたね)。日本の教訓が生かせるのでしょうか。日本の公害対策が飛躍的に進んだのは、(1) 世論形成とその力、(2) 司法の独立、(3) 環境対策のインフラの3つが有機的に関連し、政府・企業側の対策を推し進めさせたからという。

一方、中国では、
(1) 世論形成とその力 → 言論の自由、報道の自由がないため、世論が形成されない
(2) 司法の独立 → 確立されていない
(3) 環境対策のインフラ → 保健所など啓蒙といざというときに行動するインフラは未整備
ということで、日本に対して経済成長の遅れ以上のギャップが存在するという。

ただ東洋経済は、中国の環境汚染を、日本にとっての環境ビジネスのチャンスと捉えています。それにも中国の事情を考慮する必要があるということです。それは環境よりもやっぱり経済重視ということ。啓蒙を進めることと導入しやすくすることを並行して進めないといけないでしょうね。長い道のりだと思います。

そういえば、旅限無 (りょげむ) さんが、「流氷は綺麗だけれど…」という気になる記事をかかれています。北海道に流れ着く美しい流氷。しかしこんなことが。
流氷が生まれるのはアムール川からオホーツク海に流れ込む膨大な淡水が、塩分を含んで比重の重い海水の表面に広がる現象として説明されます。アムール川は間宮海峡に河口を開いていますが、そこから遡るとハバロフスクの先でウスリー川と合流していて、更に上流で松花江とも合流しているのです。すると、先月の大事件を思い出すというわけです。
海洋汚染ではないので他人事だ、と思っていられませんね。

■ 以前の記事
2005-08-02 「中国の放埓が世界を壊す: リンク集」

コメント
 Commented by sofia_ss at 2006-01-29 17:21 x
気になるんです。中国の汚染。
自身を傷つけての経済成長の果て、、というのかな。
なんだか周囲も傷つけそうで。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-29 20:30 x
★そふぃあさん、
日本人から見たら、中国に限らず、自然への感謝の念というか畏敬というかそういう意識が足りないように思えるんですよね。どのように導いていくのかが日本の課題だと思います。

ライブドアニュースを読もう

こんばんは。号外です (って定期刊行してないけどね)。

忘れていたんですが、ガ島通信さんの「[ニュース・時事ネタ]真価が問われるライブドアニュース」を読んで、ライブドアのニュースを見てみる気になりました。以前は、ホリエモンマンセーって記事ばっかりでうんざりして遠ざかっていたのでした。

ライブドア内部でないと書けないような記事があるのは当然として、
堀江氏逮捕受け LD社内の反応  (2006年01月23日 ライブドア・ニュース 常井健一、佐谷恭)

そうでない記事も冷静で、かえって既存メディアの熱狂ぶりがこっけいに見えますよ。
「闇の不正と闘う」地検特捜部とは  (2006年01月23日 ライブドア・ニュース 常井健一)
「逮捕はやむを得ない」 - IRと会計専門の早稲田大学の花堂靖仁教授に聞く (2006年01月23日 ライブドア・ニュース 佐谷恭)

これらはニュースという位置付けでしたが、PJオピニオンも冷静です。
ライブドアショックに地元尾道は・・・ (2006年01月23日 パブリック・ジャーナリスト 兼永 知世子【広島県】)

まあもちろん、今、堀江社長をナイーブに擁護できる訳はないという事情はあるでしょうが。それでもがんばっているといえるんじゃないかな。

大西さんも「ライブドア-株価とユーザー利用の動きは違うね」で、ライブドアのポータル、ブログとしての価値が毀損していないことを述べています。

まだまだがんばって欲しいですね。

追記: "「闇の不正と闘う」地検特捜部とは"という記事、コメントでsprewell8_daisukiさんが書かれいますが、いい内容です。東京地検特捜部大鶴部長の「検事を志す皆さんへ」というメッセージがいい。
困難な捜査を打開するものとして、
◆悪いことを悪いと感じることができる素朴な正義感
◆実直に生活する人々の生活と利益を守る熱意
◆法律適用を多角的に検討し駆使する能力
−の3点を挙げ、「額(ひたい)に汗して働いている人々や働こうにもリストラされて職を失っている人たち、法令を遵守して経済活動を行っている企業などが、出し抜かれ、不公正がまかり通る社会にしてはならない」と主張している。

2006/01/22

やっぱり2.0

おはようございます。ハンドルネームyoshihirouedaです (知ってるって?)。

nsudouさん104hitoさんがやっていたハンドルネーム占い、私もやってみました。
中吉
お似合いですよ、そのハンドル!
使い続ければ良い事がきっと訪れます。
yoshihiroueda
恋愛運:A 健康運:B 成功運:A 金運:B
だそうですよ。

改名案を提案してくれるのがおかしい。全部のせてみましょう。

その1.モーニング娘。の様に”。”を付けると。
yoshihiroueda。 // 半角英数字しか使えないんですけど...
中吉 (恋愛運:B 健康運:B 成功運:A 金運:A)
その2.ちょっと洒落た洋風に。

ムッシュyoshihiroueda
大凶 (恋愛運:B 健康運:C 成功運:C 金運:C)
その3.軍人系で呼んでみましょう。

yoshihiroueda大尉
末吉 (恋愛運:A 健康運:C 成功運:C 金運:B)
その4.番号付けで呼んでみると・・・。

yoshihiroueda2号
末吉 (恋愛運:B 健康運:C 成功運:A 金運:C)

....

その10.”つのだ★ひろ”みたいに・・・
yoshihiroueda★ひろ // かぶってるよ...
小吉 (恋愛運:A 健康運:B 成功運:A 金運:C)

って良くなるのないですね。

というわけで自分で考えてみました。

yoshihiroueda2.0

見事!
大吉
おお!貴方にピッタリのハンドルをお使いになられてますね。
運気も最高ですので将来安泰。
恋愛運:A 健康運:A 成功運:A 金運:A
だそうですよ。

ライブドア: 営業利益5億円以上が役員の唯一のハードル

こんばんは。捜査の妨げになるので、既に公開された情報以外は書けないのはご容赦ください (えっ?)。

ダイソーのことを書いていたら、以前President 2005.5.2号の特集「日本企業と外資のトップ30人が直言! プロ管理職」の30人の中に、ライブドアの堀江貴文社長が入っていたのを思い出しました。ここからポイントを引用します。
-- 堀江さんの考える理想のマネジャーとはどんな人ですか。
あるべきマネジャー像とか、あまり考えてないです。やらせるだけですよ。無理やりコミットさせて、やらせる。判断基準は実績しかありません。
...
執行役員は、年間営業利益5億円以上を出さなくてはならない、という規定はあります。
...
-- 評価の基準はあくまでも「利益を出す」ということですね。
そうです。数字以外の価値なんてどうやって判断できるんですか。
...
-- 結果を出すために無理をする人も中にはいるんじゃないですか。
それもステレオタイプな見方じゃないですか。「利益を追求するとおかしくなる」というのはおかしいですよ。会社は利益を出すために存在しているんです。
...
やってはいけないことはやるな、という点については、うちはものすごく厳しいですよ。内部監査とか見積もりのチェックはかなり細かくやっています。僕の決済がないと10万円以上は使えない。
...
やってはいけないことをやらない限り、人それぞれ利益を出すやり方がある訳だから、それは強制したくない。社員の自由度を奪いたくないんです。
当時読んだ時の感想は、これではライブドアは何の会社なのか言えないんじゃないの、シナジーとか見いだせないんじゃないの、ということ。それは社長自らが戦略をもって方向性を示していないということを示している。

今読みかえして、「やってはいけないことはやるな」という点を除いて、すごく正直なことを言っていると思う。いや、もしかしたら「やってはいけないこと」というのも、通常の感覚とずれていただけで、自分たちでは悪いことをやっていると思っていなかったのかもしれない。法律の抜け穴をつくというのは、「やってはいけないこと」の中に入っていなかったのかもしれない。それとも、「会社にとってやってはいけないこと」という意味に過ぎなかったのか。

2006/01/21

ダイソー: 在庫ロス1%でクビ!?

こんにちは。100円ショップでウィンドウショッピング。

91363週刊東洋経済1/21号 (リンク切れ) に、こんな記事がありました。

「ダイソーの過酷な雇用契約、在庫ロス1%でクビ」

時間給のアルバイト従業員との雇用契約書に、ロス率1%を上回ると雇用契約を解除できる旨明記されている。実際に2回連続でロス率1%を上回った店では、アルバイト店員が自己都合退職扱いで辞めさせられたという。

在庫ロスは、棚卸しの際に帳簿上の「あるべき在庫」と、実際に店舗に残った在庫の差。万引きやレジの操作ミスなどで発生する。すなわち、万引きの責任もアルバイトに負わせていることになる。

他の大手100円ショップではロス率1%は平均的な数字で、他の大手100円ショップ幹部は「それ以下のところはレベルが高い方にはいる」という。また、「ロスの大きさそのものを理由に従業員を解雇することはない」と言っている。日本労働弁護団の小川弁護士は、「労働者が不正を働いたという具体的な根拠もないのに解雇することは、解雇権の濫用になる可能性が高い」との見解を示している。

東洋経済によると
・万引きを防ぐ仕組み作りは経営側の責任と指摘しているが、特別警備が厳重そうでもない。
・100円の商品が○個とレジで打つだけで、商品別の在庫管理は厳密に出来ていない。
・アルバイトが、数千〜数万点の商品の発注、荷受け、品出し、レジ打ち、金銭管理まで行う。
ということだ。

ビジネスの成功者としてもてはやされていても、その成功が誰かの犠牲の上に成り立つものならば、決して長続きしないのではないか。yodaway2さんがコメントで指摘されるように、太く短く、という進め方なのかもしれない。

追記: 週刊東洋経済の次号は2006年1月28日6000号記念特大号。特集は『そこが知りたかった!! 中国の「新事実」』です。反中派の人も、否中派の人も、嫌中派の人も、侮中派の人も、親中派の人も、媚中派の人も、真中派の人も、夢中派の人も、霧中派の人も書店へ急げ! (東洋経済新報社の回し者ではありません。)

コメント
 Commented by yodaway2 at 2006-01-21 17:15 x
ライブドアではありませんが、ダイソー、短く太く……でやっているように見えます。稼げるだけ稼いで、あとは野となれ山となれ、と。消費者に歓迎された半面で、世の中を、けっこう壊してしまっているような感想を抱きますが、それだと……、言いすぎでしょうか?

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-22 00:57 x
★yodaway2さん、
ライブドアと違って、ダイソーなどは実業なのですから、短く太くでは困るはずなんですけどね。経営者としての賞賛も持続可能なビジネスモデルを構築して初めて得られるものと思います。破壊も世の中の旧弊に対して行う分には良いのですが、誰かの幸せを壊すのでは困りものと思います。

2006/01/19

なんでもデトックス

おはようございます。悪魔の毒々モンスターです (ウソ)。

毎日新聞夕刊「そのほかのニュース」(萩原魚雷) は毎週あるテーマで雑誌の記事を読み比べをしてコメントをつけていて、結構楽しみにしています。

1月18日のテーマは「デトックス」。「デトックス」という言葉が本来の意味からどんどん離れて行く様子を書いています。

「からだにいいこと」2月号から
中谷彰宏さん『06年、この毒消し言葉で運が向く!』
願い・悩み・心の毒出し! ご利益神社ガイド
  // 「もはや"厄除け"」だって

「TOKYO 1週間」1月17日号から
恋愛毒素をすっかりデトックス(解毒)してハッピーなラブをつかむのだ!

レタスクラブ1月25日号から
心のデトックスもしよう!

どんどん意味が拡大されて曖昧に... 『カリスマ』や『カウンセラー』(今はアドバイザーと同じと思われているふしも) と同じ運命ですな。

2006/01/18

陰謀か? っていうけれど...

... もし犯罪の事実があるならば陰謀もなにもないだろ。たとえオールドエコノミーに嫌われていたとしても、法を犯していないならば何も手を出せないはず。

田中角栄もアメリカに嫌われて失脚したという話があるのだが (最近否定する説もあったようですが)、法を犯していたことは事実で、そういう人物が首相としてふさわしくなかったというのはおおかたの合意が得られることではないか。

注記: まだ犯罪が確定している訳ではありません。

2006/01/16

無口な二人

おはようございます。新山千春です (ウソ)。

今月のNHK教育「日本語なるほど塾」は、「私の母語は津軽弁」(伊奈かっぺい)

第1回は『「どさ?」「ゆさ!」 〜言葉は短くなるもんです』で、こんな劇の台本を紹介していました。本当はまずいけど全文引用します。
戯曲 (おしばい) 『無口な二人』 一幕一景
女 のー。
男 ...。
女 のー。
男 ん?
女 のー。
男 わ?
女 な!
男 あ?
女 さー。
男 ん?
女 い...。
男 ふ。
女 の?
男 あ。
女 く?
女 く?
男 ん...。
女 の!!
男 くー。
女 て。
男 て?
女 て!
男 ん。
女 か。
男 ん。
女 け。
男 く。
女 め?
男 め。
女 ん...
ー 幕。
いかがでしょ。

意味が知りたい人は、1月19日午前5:05〜5:30の再放送をどうぞ。

2006/01/15

ブログニュースを覗いていたら...

おはようございます。市民ジャーナリストです (ウソ)。

ちょっと前から、「つながるテレビ@ヒューマン」「はてなブックマーク」などから、ホリエモンの「記事の重要性はランキングで決めればよい」というのを考えていました。

それでエキサイトのブログニュースを覗いていたんですが、その中で

cat@log: 皆で文字を動かして遊ぶゲーム

という記事に行き当たりました。

Lunchtimers: Just Letters

当初の目的を忘れて遊びほうけてしまいましたよ。文字を並べて単語を作ったり、他人の単語作成のじゃまをしたり。一所懸命同じ文字同士集めて整理する人がいて、手伝ってしまいました。

あと、この記事で紹介されているサイトも良かった。

cat@log: 奇麗な手作り風の「アケオメ」動画
cat@log: 洋服のパーツを売って、服を脱がせて100万ドル

と、どんどん当初の目的と違う方向へ脱線するのであった...

2006/01/14

あたたかい目で

おはよう、と書こうと思ったらもうお昼ですね。喰いブロ (くいしんぼうブロガー) です。

R30::マーケティング社会時評さんが、「MS+AMD vs Intel+Apple という構図」という記事を書かれていました。日経IT Proの記者が予測記事を書いて、予測記事が外れたことに関して、予測自体は外れたものの予測の背景にある分析を評価したものです。

この中で、予測記事が外れたことに対する弁明記事の批判コメントに対する批判を述べています。ちょっと長くなりますが引用します。
 あと、付け足して言うと、あの記事に対して「責任ある媒体の記者たるものは根拠を持って予測をすべきだ、こんな与太記事飛ばしてる奴は首にしろ」とか批判してる人というのは、そもそもこれだけの企業戦略分析を積み上げたうえで立てられた憶測というのが、ジョブズの基調講演やAppleの製品リリースをそのまま「事実」として報道するより100倍も知恵と勇気が必要で、かつ学ぶところ(つまり読者にとっての価値)も大きいということを理解しない、「Web1.0」的な人なんだと思う。もっと言えば、そういう発想の人こそが、既存の企業でもやる気のある若手の才覚とイノベーションのタネを潰して回っているのだろう。 
マスコミを批判するのは自由だが、そういう勇気あるクリエイティビティを批判すること自体がマスメディアにおける言論の多様性を潰しているというか、まあ大げさに言うと「マスコミの健全さを殺す」役回りに立っていることを、あの記事に噛みついている人は少しは自覚した方が良い。念のため、あの記事のはてなブックマークからたどれるはてなダイアリーの言及エントリをざっと見て回ったが、はてなユーザーの中にはそういう批判的コメントをしている人は1人もいなかった。 
1人の記者を育てるのも潰すのも結局は読者である。その意味で、インターネットは本当に頭を使う労力を厭わない記者、勇気のある記者にとって最高の仕事環境を提供するようになってきたと、心から思う。
とあって、意欲のある記者に対して、あたたかい目で見ていることが印象深かった。
私も日経IT Proの2つの記事を読んでいたので、その時に思った感想を書いておきたいと思います。

2006.1.10 Jobs氏は明日「AppleViiv」を発表するだろう
-- 分析、大胆な予測としては面白い。ここまで大胆な (これまでのトレンドからはずれた) 予測を、ここまで自信たっぷりに言わなくても良いのに。

2006.1.12 Jobs氏の講演終了とともに膝から崩れ落ちる
-- ここまで落胆することはないのに。って相当自信があったんだと再認識。特に
「AppleのSteve Jobs氏,米IntelのPaul Otellini CEO,米GoogleのLarry Page共同創設者兼製品部門担当社長の3人ががっちり握手を交わし,ホーム・エンターテインメント・ネットワークから米Microsoftとソニーを駆逐することを高らかに宣言する」というシーンが見られることを祈り続けていた。
なんてここまでいくと夢想といえる。

おもしろがったけど、批判的には見てなかったなあ。ウソを書いたのならともかく、最初から「あくまで予測」って書いてあるしね。

それから、どこで読んだかわからなくなったのですが、テレビが受動的なメディアであることを毛嫌いしているJobsがメディア・パソコンになんか手を伸ばすはずがないという意見もありました。もう少し元ネタを探したいと思います。

コメント
 Commented by 104hito at 2006-01-14 17:01 x
いつぞやのバカ限定オフ会って、とても恐ろしい集いだったのですね

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-14 18:03 x
★hitoさん、
関連がわからん...。ヒントちょうだい。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-14 19:15 x
★hitoさん、そか、せば教授からタレコミがあったんですね。
でも、寝ちゃう人もいなかったし普通に紳士のあつまりだったような。

 Commented by 104hito at 2006-01-14 20:07 x
議事進行役がいないで、話が終わったのが信じられないデス
えっ? まだ話は終わってないってw

 Commented by n0n3n at 2006-01-14 22:45 x
1部分だけで判断するのは怖いですよね。
良寛さんの謙虚さがいいっすね^^v

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-15 04:50 x
★hitoさん、
酔っ払い同士の話なんてどこで切ってもOKですよ。終わってないといえば終わってないのかもしれないけど、どこで切ったのか覚えていない(笑)。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-15 04:53 x
★のんちゃん、
報道はどうしてもその時点での切り取りですから、そこで完璧なんてことはないと思っています。続報を待つって感じですか。待っているうちに忘れちゃうことが多いんですが(汗)。

2006/01/09

NHK新番組「つながるテレビ@ヒューマン」

こんにちは。みなさん、つながってますか? え? つなげられてる?

今NHKテレビを見ていたら、新番組の宣伝をやっていました。

「つながるテレビ@ヒューマン」

番組の目的や内容はなんだかよくわかりませんが、視聴者から送られた写真を使って毎回違うタイトル映像を作るというのが興味を引きました。

また、ブログを活用するようです。それが「つながる」の意味かな。キーワードで話題を知る企画があるそうです。制作側のブログ「つながるブログ@ヒューマン」もスタートしています (「【制作だより】よろしくお願いします」)。

まず第1回めは見てみようかな。1月14日から 毎週土曜日22:58 - 24:00。

追記: せば教授も感想を書かれていましたが、あまりブログのよさを生かしていないようですね。「鹿出没」って話題だって言われてもなあ。視聴者から送られた写真を使ったタイトル映像もそんなに魅力を感じませんでした (エンドタイトル)。素材が子供の写真みたいなのばっかりだったせいもあるかもしれません (Webサイトでみることが出来ます)。オープニングタイトルは見るの忘れてた。

あなたは右、左?

こんにちは。私は右利きだけど、左党といえないこともない。

切込隊長のところで、政治的、経済的な右・左度を判定するテストみたいなのをやってました (参照)。やってみようかなと思ったけど、判定するサイトのURLを示してなかったので、そのまま放置していました。

大西 宏さんのブログ「大西 宏のマーケティング・エッセンス」でも取り上げられているのに気づきました (「真ん中にいるというのはいいことかどうか?」)。

判定サイトはここ: 日本版ポリティカルコンパス

早速やってみた。結果は、

政治的な右・左度(保守・リベラル度): 0.8 -- ちょっと右より
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派): -0.93 -- ちょっと政府介入派
あなたの分類は「保守左派」です。

だそうですよ。自分自身としては、政治的にはちょっと左、経済的には市場信頼派寄りだと思っていたので、ちょっと意外ではあります。

ただこういうのって、そのまま鵜呑みにしちゃいけないですよね。だいたいどこに中心を設定しているかにも依存するし、個々の設問も聞き方によって変わってくる。

例えば、
Q2-15. 高所得者の税率は高くすべき
では、今の累進課税を賛同するか、なのか、さらに累進課税を進めるべきか、で結果が大幅に違ってきます。

Q1-13. 首相はアジアの国々に配慮して靖国参拝を控えるべきだ
も、「アジアの国々に配慮して」がついていなければ「賛同できる」なのですが、これがついているため、私は「賛同できない」になります。これを「賛同できる」にすると、「政治的な右・左度」は0で全く中立になります。

耐震偽造問題がなければもっと市場信頼派よりになったでしょうね。民間に委託するやり方が悪かっただけなのですが、これからも同じようにまずいやりかたの民営化が続くことが想定されるので市場信頼する回答にするわけにはいかない。それは軸がぶれているということではなく、個々の問題に考えるスタンスをとるとそうなるということだと思う。

あなたはどのWeb文化圏?

こんばんは。ボケツッコミ文化圏の住人です。

絵文禄ことのは松永さんが、Webの世界のリンク、トラックバックに関する意見の食い違いを、「文化圏の衝突」という視点で整理されています。

ウェブの二つの文化圏の衝突【前編】無断リンク禁止問題にみるリンクする側・される側の論理
ウェブの二つの文化圏の衝突【後編】ネガティブリンクと批判する側・される側の論理
トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突——「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか
リンクなしトラックバックが「アクセスを奪う」という表現についての補記

私も、前の記事「ほねとかわとがはなれるおと」のコメントで「言及リンク文化圏」だと宣言しました。しかし、この機会に、自分がどの文化圏に属していて、リンク、トラックバックに関する意見を整理しておきたいと思います。

「無断リンク禁止」文化と「リンクフリー」文化

これは、「リンクフリー」文化。松永さんが指摘されるように、「ウェブに公開するということは全世界にさらされること」だからということです。一方の「無断リンク禁止」文化では、
ホームページとはまさに文字通り「わたしのおうち」なのだから、勝手に土足で踏み込むようなことはやめていただきたい。
と考えるとのこと。そして
事前にメールで「リンクさせていただいてよろしいでしょうか。また、できましたら相互リンクをお願いしたいと思います」と丁寧にメールでお願いをし、受けた側もその礼儀正しさを評価して、「こちらこそ喜んで」とリンクが成立する。
ということだそうですよ。

松永さんはこの違いを文化の違いととらえているので、
どちらがいい悪いの問題ではない。文化の違いにいい悪いはないからだ。
と結論づけている。

私は、文化の違いということまではわかるのだが、松永さんが書かれている
リンクフリー文化圏は、ウェブという環境に最適化された発想だといえよう。
という主張には異なった考えをもっている。それは、リンクフリーというのはWebで出て来た文化ではなく、著作物一般のルールだから。文化庁ホームページ著作権Q&Aでは、「法律に定められた要件を満たしていれば著作権者の了解なしに利用することができます (第32条)。」とある。「法律に定められた要件」の一つ「出所の明示」にあたるわけだ (リンクだけでは駄目でそのサイトの名前なども必要になる)。

引用 (抜粋) しない場合はなおさらで、一旦公表された著作物だったら、どこに何が書かれているかを示すことに問題はないし、止めることはできない。

ただ、ホームページを公開することを、全世界に公開しているととらえられていないということはあるだろう。例えばサークル内の回覧やアルバムを親戚友人に見せる感じ。パスワードをつけるので制限はできる (ところもある) が、それも感覚的にちょっと違う。メールで送るのも違う。SNSなんかはそのニーズをうまく捉えられるのかもしれない。

「知らぬが仏文化圏」と「ブロゴスフィア議論文化圏」

これはどちらかというと「批判は堂々とわかるように/批判があるなら教えてほしい」の「ブロゴスフィア議論文化圏」かな。あまり大きな批判を受けたことがないのでなんとも言えないが、批判される覚悟、間違ったことを行った場合に謝罪する覚悟はあるつもり。むしろ知らないところで批判されるのは怖い。噂が噂を呼んで、さらに歪んだイメージで捉えられるのは怖い。

実は以前、急にアクセス数が通常の50倍くらいに増えたときがあって、2chかどこかで祭りがおこってるんじゃないかと思いましたよ。思い当たる板をいくつか見に行ったんだけどどこにも見つからなかった。コメントやトラックバックも感情的な批判はなく、結局わからずじまいのままになっている (アクセス解析を導入しておけば良かったのかな)。

一方、自分自身が「批判は堂々とわかるように」やっているか、というとそうは言えない。与党や中国の批判でトラックバックを送ったことはないし (普通ないと思うが)。Web上の意見に対しても、ほかにトラックバックが多くあれば、同じような批判をしても仕方がないと思う。自分の意見が他とは違う視点を提供できると思った場合にはトラックバックを送るようにしている。

それから、批判は何がどういけないかをロジカルに行うべきだと思う。はてなブックマークに関しては、その意味で問題が多いと思う。ブックマークされるだけならまだしも、短いコメントがつけられるので、これが「ロジカルに悪い点を指摘できない」批判になるのだ。

トラックバックをめぐる4つの文化圏

松永さんは、「言及リンク文化圏」、「関連仲間文化圏」、「ごあいさつ文化圏」、「spam文化圏」の4つに分けている。私は最初にかいたとおり、「言及リンク文化圏」。
これはもともと引用で「言及リンク」をするというのが先にあって、トラックバックはそれに対して、「引用/言及しました」ということを相手に伝える機能だと思っているから。言及しているから当然関連のある内容になっている。

で、他の文化圏に対する対応だが、SPAM以外には比較的寛容だと思っている。これはあざらしサラダさん (「△トラックバックとコメントについて」) に近いと思うが、私の方が少し厳しいかもしれない。

・ トラックバックして来たブログが関連のない場合:
いままで消さなかったが、松永さんが補記で書いているが、自分のブログの訪問者に関連のないところに知らずに行くのを避けるため、これから消すようにしたい。最近1つ消したが、その場合相手にお断りコメントを残し、本文中に消したことを記載した。また、関連性のない記事のトラックバックが出来るようにトップにそのための場所を用意している。

・ トラックバックして来たブログに本文への言及がない場合: 関連があるものだったら、消さない。読者に読んでもらう価値があると思う場合には、関連性に関して簡単に示す。トラックバック返しをする場合もある。その場合、自ブログの追記でそこへのリンクを書く。

・トラックバックする際のごあいさつ: する場合もある。というか、する場合が多いかな。コメントが既に多い場合はしない。コメントの内容は、どういう視点で書いたかを示す。

・トラックバックされた場合のごあいさつ: 関連があれば、言及がない場合でも、ごあいさつする場合がある。ただありがとうではなく、相手の意見に関する感想を書く。

ただ、いい加減なので、このポリシーにそって運用できているかというと覚束ないものがありますが。

2006/01/07

ほねとかわとがはなれるおと

おはようございます。康熙帝です (ウソ)。

このタイトル、なんだか分かりますか? 1文字で最も長い訓読みをする漢字 (のひとつ) らしいです。

ば○こう○ちの納得いかないコーナーさん「1文字で最も長い訓読みをする漢字は?」で紹介されていました。

その漢字は「」。

ちゃんとでるかな。後にでてくるはてなダイアリー - 雑記 「長い読みの漢字?」からコピーしてきました。

まとめサイト「長訓読み選手権」も紹介されていたのでみてみました。おもしろい。「きょろきょろみまわす (漢字出せない)」とか、「さもあらばあれ (盡)」とかは言われればそうかなと思う。

ただ、注意書きもあります。これは結局、漢字の意味の説明であって、「訓読み」というのは適切ではないのではないか、ということです。

さらに、その「訓読み」という概念の意味、範囲を問題にしている記事はてなダイアリー - 雑記 「長い読みの漢字?」 (2004年3月の記事) へのリンクがありました。これを見ていると。これまで何の疑問も持っていなかった「訓読み」という言葉、概念のあやふやさが認識できます。

まあ、問題があるからといって困るようなことでもないので、単純におもしろがろうと思います。

それから、「長訓読み選手権」が含まれているサイト「曉に死す」のコーナー「漢字雑文」はほかにも面白い話題が載っているようです。時々見て、ブログのネタにしたいと思います。

2006/01/06

雪が降りました

こんばんは。雪の女王です (ウソ)。

今日から出勤なんですが、寒かったなー。

うちでも雪が降りました。

2006/01/04

ワンボタンマウスでも...

こんばんは。戌年ということで、「ワンボタンマウス」ネタ。この後、ワン切り、湾岸道路、... と続く予定 (ウソ)。

Mac関連の情報を利用させていただいているsukechan@blogで、"Look Mom, No Hands!"という記事がありました。

Macについてくるマウスは通常1ボタンなんですが、マウス右ボタンでコンテキストメニューが出る機能がMacにも実はある。1ボタンマウスでは、コントロールキーを押しながらマウスボタンを押すことでこの機能を使うことができる。逆に言うと両手を使わなくちゃいけないということ。

この"Look Mom, No Hands!"というツールは、マウスの長押しでコンテキストメニューを出すことができるようにするもの。

早速インストールして使ってみましたが、便利です。シェアウェア ($12.95) なんですが、購入しようかな。それとも2ボタンマウスを買った方がいいかなあ。

なお、長押し機能は、Firefoxではある機能のようですね。一方Safariでは、コンテキストメニューで「リンクをコピー」を選択しても、リンクが開いちゃう。ちょっと微妙だなあ。

インストールしたら → ここを長押し

2006/01/01

あけましておめでとうございます '06

あけましておめでとうございます。
日本だけでなく世界が平和でありますように。

ブロガーのみなさん、訪問された皆さん、
昨年はオフラインを含めておせわになりました。
本年もよろしくお願いします。

マイクロソフトクリップギャラリーから写真を入手、加工しました。
アートディレクター: 奥さん
制作: 長男君 + 私

昨年の新年投稿は年が明けるのを待って0:00のタイムスタンプをつけたのですが、今年 (あ、昨年か) そこまで持ちませんでした。みなさん既におめでとう投稿されていますので、これから順次訪問します。

「毎日が送りバント」で「あけおめ戌年祭り!」開催中。バナー画像URL http://pds.exblog.jp/pds/1/200601/01/16/headerimg_31.jpg


☆★☆★☆★☆【2006年は戌年だワン祭り】☆★☆★☆★☆
 今年は戌年ということで、犬にちなんだブログやスキンに
 に変更してエキブロ内をワンコで一杯にしましょう。
 イラストや写真なんかを記事にしても面白いと思います。
 変更期間は1/1〜1/3の間です。
 企画記事 http://earll73.exblog.jp/2943460
 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆

2005/12/31

バックログ 2005年下半期レビュー

* バックログの下半期達成状況: 最初の段階で宿題は22個。追加4。結果 ◯6 (うち3新規) △0 × 20
*2005年上期達成状況はこちら

いろはカルタ2005年

おはようございます。「...とちり...」が気になります。
毎日新聞大晦日恒例の「いろはカルタ」。全部引用して、関係あることをどれだけ書いたか振り返りに使ってみたいと思います(お片づけの合間に順次更新)。それ以前に何のことを指しているかよくわからないものもありますね。
【い】イエスマン競争
  // 11/02 入閣しない方が...
【ろ】論より参拝
  // 10/01 靖国参拝は公約だったのでは?
【は】阪神ファン怒(ど)
【に】日本減人
  // 何のことだろ? (追記: 人口減のことでしたね。)
【ほ】骨折り損の常任理事国入り
  // 05/08 お金は有効に使おう
【へ】ペンキ日本大使館
  // 04/12 中国を啓蒙する、05/29 愛国無邪気
【と】東証もない
【ち】中流は下流の始まり
【り】リマ遠かったフジモリさん
【ぬ】濡(ぬ)れ手のジェイコム株
【る】ルイジアナ溺水(できすい)ランド
【を】奥様はCIA
【わ】ワールド杯ブラジルの壁
【か】風邪見鶏
【よ】嫁入り姿ドンマーインさん
  // 紀宮さま結婚を契機に書いた感想 → 11/19 女系天皇容認って...
【た】耐震恐度
  // 「きっこのブログ」はずっと読んでたんですけどね。
【れ】0・01%の大連立
【そ】空飛ぶ法王天へ
【つ】次の選挙は落チルドレン?
  // 10/12 衆院選'05雑感(4) タイゾー君を育てよう
【ね】捏造(ねつぞう)イエス(ES)細胞
【な】波乗りそろってマリーンズ
  // 10/17 31年ぶりって...
【ら】楽天あれば苦あり
  // 09/30 初年度黒字にどれだけの意味が... TBS買収のほうかな?
【む】無軌道電車男
  // これ尼崎脱線事故のことかなあ → 評価はメッセージ
【う】宇宙でエンスト
【ゐ】否が広がるEU嫌法
【の】ノーとは言えぬサマワ駐留
【お】仰木は尊しイチローの恩義
【く】口だけ達者なクールグズ
【や】屋根裏床下の詐欺師
【ま】また無視か前文ボツかと大勲位
【け】原油に音上げて油汗
【ふ】深い衝撃4冠ならず
【こ】小泉害交
  // 06/10 「靖国」を外交カードに
【え】えりゃーもんだわ大入り愛知博
  // 03/26 技術が満載!、09/20 歴史の証言者: 万博編
【て】テロまで招致ロンドン五輪
  // 07/07 ロンドン同時テロ - 他人事ではない、07/20 利用される人の命
【あ】厚化粧ばれたカネボウ決算
【さ】30兆円の正夢
【き】橋梁(きょうりょう)跋扈(ばっこ)慣性談合
【ゆ】郵政一本勝ち
  // 08/08 郵政民営化はシナリオ通り?、09/17 衆院選'05雑感(1) がんばれ民主党、他
【め】メディアも踊ったショー選挙区
  // 09/17 衆院選'05雑感(3) 小選挙区制の欠陥か?
【み】未塾講師の恐怖まざまざ
  // 12/14 バイトで塾講師したことがあります
【し】自由・暴動・博愛
【ゑ】えらく尊大な被告人
  // これ誰のことだろ? たくさんいてわからない。松本智津夫?
【ひ】ヒルズ族世にはばかる
【も】もったいない真央、メダルお預け
【せ】石綿の恨みアスベスト
【す】隙(すき)見ング
  // 06/23 顔写真やICが入っても...
【京】京の議定書、対立も冷やせ
  // 02/17 世界の「環境保護」の先生になろう
ああ、宿題(バックログ)の自己採点もしなきゃだわ。
皆様、今年もありがとうございました。
■トラックバック: 今年を振り返って記事を書かれている皆さん
あざらしサラダさん: 2005年を振り返る
ば○こう○ちの納得いかないコーナーさん: 2005年を振り返って
ガ島通信さん: [ひまネタ]激動の2005年を振り返る
Life is beautifulさん: ブログで振り返る私の2005年

2005/12/29

ケータイが文章力を鍛える

こんばんは。銭形 雷です (ウソ)。

今日の話題は、また日経BizTech No. 010から。

あ、そうそう、日経BizTechって次号の予告が載っていないと思ったら、一旦休刊らしいです。これからはネットで続けるらしい。

切込隊長の連載記事が
... 以上を勝手に全編ということにしたうえで次回後編に続く。本当か。
で終わっていて、これはまあいつものトーンだな、と思っていたら、今度は本当だったんですね。

脱線した。閑話休題。

原田曜平氏の「明日のヒント」という連載は
10代女子が「ブンダン」を制覇する日
というタイトルでした。

昨年の芥川賞が綿矢りささん(19)、金原ひとみさん(20)、今年の河出書房の文芸賞が中学三年15歳女子、『このミステリーがすごい!』大賞の特別奨励賞に中学一年13歳女子が受賞したことをうけ、文学賞の低年齢化を考察しています。

・10代女子のほとんどが携帯電話をもっている。
・実は通話機能はあまり使わず、メール機能ばかりを用いている。
・そのため、文章の読み書きが上手になっている。

・メールに労力と時間をかけている。
・文字数制限があるので要約能力が身に付く。
・かつての日記と違い、読み手を意識した「双方向」の文章。
・つまらない文章だとリアクションが悪いので、相手の反応を想定した文章の書き方になる。

・10代女子のコミュニティでは、メールの返信は「義務」。
・しかもすぐに返信しなければならず、文章作成の速度も問われる。
・メールを送る前に近くにいる友達と文章を推敲し合う子も多い。

・メルアド交換で以前に比べネットワークが格段に広がっている。
・メルアドでつながり続けるので、中学三年くらいから友達の関係が途切れにくい。
・多くの価値観の異なった人とも人間関係を構築して行かなければならない。
・いろいろな経験をする機会が増え、視野が広がる。

どうでしょう。これまでケータイ文化は、
・関係が切れるのが怖くて、広いが浅い関係ばかりで、深い関係が生まれない。
・対面で話をしていてもケータイの返信を優先させる。
  -- これは子育てへの影響のところででましたね。
と、否定的な側面でとらえられることが多かったように思います。私はこのような肯定的な評価を初めて見ました。

どうなんでしょ。そこで交わされる文章、内容がそれほど品質の高いものとも思えないんですけどね。特に会話を聞いていると。

さて、この記事は、宿題であげていた「コミュニケーションへのケータイの影響」の提出です。宿題であげたときと方向性は異なるんですけどね。

それからこれが300記事め。本当は酔っぱらって冬に河原で寝た話を書こうかと思っていたんですが、きりのいいところでそういうのもなんだしね。そういうのはいずれまた。え、宿題にしろって? せっかくひとつ片付けたのに?

出勤納め

こんばんは。毎日が日曜日。だといいなあ。

今日は出勤納めでした。

出勤納め? そう、仕事はまだ残ってる。週報とか、月報とか。あとメールの返事を書いてないのもいくつか。って書けよ。それから冬休みの宿題もあるよ。

そうそう、年賀状もまだでした。

HDDレコーダの残量が10時間切ってます。お正月番組を録るのにスペースあけとかなくちゃ。

そういえば、昨日外出先の事業所に忘れ物をして来たのだ。明日とりに行こう。

ってやっぱ会社行くんじゃん! (爆 ちゅどーん)。

スキーとか温泉とか行きたい (ボソ)。

すみません、内容がなくて。たまにはいいでしょ。え? いつもとそう変わんないって? まあそんなこと言わないで、ここでも踏んでって下さい。

2005/12/23

年末進行につき: 人気エントリーを探すブックマークレット

こんにちは。はりーさんをまねて、便利ツールの普及に貢献しようと思います。

ブログを巡回していたら、Life is beautifulさんに「有名ブログを10分で斜め読みする裏技」という記事がありました。

はてなブックマークを使って、多くブックマークされているものを見つけることができます。

これはいい、と思っていたら、そのコメント欄に、ブックマークレットを使う方法へのリンクが紹介されていました。

fladdict.net/blogさん: 今見ているサイト内で「はてなブックマーク」されてるエントリ一覧を表示するブックマークレット

さらにそれぞれの記事には、改良版の紹介のトラックバックがついているようです。ちょっと比較検討できませんが。

有名ブロガーの記事をこうやってみると面白い。
自分のブログに適用してみると悲しい。

俺が応援しているから泣くな!と言ってくれる人は → 応援クリック!

2005/12/22

天皇家民営化案

こんばんは。ブログレンジャー (もちろんイエロー) です (もちろん、といいながらやっぱりウソ)。

今日は内容と全く関係ない人にあいさつしてもらいました。話題だから。

で、またまた天皇制の話題。本当はあんまり興味ないんだけど。

女系天皇を容認するという流れの中で、女性皇族にも宮家が持てるようにすることも検討されています。その場合の問題点として、コストがかさむことが指摘されています。けちくさいこと言うなよ。

そんなに税金で出すのがいやだったら、いっそのこと民営化したらどうでしょう。この国には多くの支持者がいるので、結構行けると思います。

・Japanese Emperor's Familyで略称JEF。あ、既に使われてるな...
・国民に近い存在であることを伝えるため、人間宣言」を行う。
  -- もうやってますって。
・宮内庁御用達を、"Official Supplier"に変更して利用料を徴収する。
  -- これは「みんな野球ファン」でも書きました。
・皇族が使う衣料品、持ち物は、プロダクト・プレースメントに活用する。
・ネーミングライツを導入、「天皇賞」など冠大会から利用許諾権収入を得る。
・文化団体等の名誉総裁も金次第。ただしブランド価値を下げないよう審査は厳しく。

こういう考え方って、不敬でしょうか? 自分の利益のために天皇、天皇家を利用しようとする人たちこそ不敬だ、と私は思っています。

2005/12/21

男系にこだわるなら...

... 愛子ちゃんの結婚相手に、神武天皇の男系男子子孫を選ぶという方法もありますね。

こんばんは。姓はありません (ウソ)。

男系でないと天皇制が崩壊する、という説の合理的な理由はまだ一度も聞いたことがないのですが、まあいいでしょう。今日はその人たちにも納得のいく解決策を提示しましょう。もちろん女系容認派の皆さんにも受け入れてもらえるようにしたいと思います。

改正皇室典範に「天皇の娘、孫娘は神武天皇の男系男子子孫と結婚しなければない」と書くことは、反対意見が多いと思います。愛子ちゃんには自分の意志で結婚相手を選んで欲しいですよね。

そのために、愛子ちゃんが「神武天皇の男系男子子孫」(以降では「男系男子」と書くことにします) に自然に恋愛感情を持つようにしなければならない。意識させないため、この計画は秘密裏に進めないといけません。

・愛子ちゃんと年の近い男系男子を千代田区近辺に住まわせる。
・彼らを学習院に入れる。
・彼らに天皇家の一員となるにふさわしい品格を持たせる教育をする。
・あわせて、「モテ男子」教育をする。
・不良に愛子ちゃんにからませ、そこに男系男子が助けに入る状況を作る。
・合コンでカップルが自然に消えて行き、愛子ちゃんと男系男子だけが残される。
...

え? こういうこと考えるのバカ?

真面目な話だと思って読み始めて損した?

そう思う人は → ここをクリック

2005/12/18

LOHASは登録商標:続き

こんばんは。エコレンジャーです (ニセモノ... って本物はどれ?)。

先日「LOHASは登録商標」という記事を書いたんですが、その後見ていても、ホワイトバンドのときのような「だまされた」という怒りの声は出てないようですね。私も同様なんですが、「ボクは騙されはしないけどね」という言明でしょうか。

むしろ、ソトコトのマーケティング上の失敗という見方が多い。

「R30::マーケティング社会時評」さんにも引用されていた「実践ビジネス発想法」さんが、「排ガス浄化装置で環境ビジネスを食い物にした三井物産がロハスを手がける説得力」という記事を書かれています。

環境関連ビジネスで世間を欺いた三井物産(+ソトコト)が、
環境への取り組みに力を入れているシャープに対して、
ロハス (LOHAS) の無断使用を警告。

悪い冗談としか思えません。

「ディーゼル商用車に取り付ける排ガス浄化装置の性能データの偽造事件」すっかり忘れていました。事件としては忘れていませんでしたが、三井物産と結びついていなかった。
環境保護をファッションにしているだけで実質環境保護になっていなければ、それをまねするだけの人が増えて、環境保護にとって却って弊害になる。この機にそういう傾向に歯止めがかかるならば、むしろ早めにわかってよかったんじゃないかと思う。

おまけ: fumi_oさんの"@HOME"で知ったtypoGenerator (記事自体は関係ないのでトラックバックしません)。"typo"というとタイプミスの意味で使っているので、LOGO Generatorといったほうがいいんじゃないかなあ。



もいっちょ。

はりーさんのところで知ったSpell with flickr (これもトラックバックしません)。

r77 KEYWORD letter Y letter O Word Grab letter K letter A letter N

2005/12/14

バイトで塾講師したことがあります

こんばんは。ドラゴン桜です (ウソ)。

学生のとき、ちょっとだけ塾で講師をしたことを思い出した。

この駅の近く。そう、京都府宇治市です。神明小も近くにあるのに今気がついて驚いている。

大学の学生課だったか、学生援護センターだったかで見つけて、普通よりも時給がいいので、とりあえずいって見るべと思っていってみた。ちょっと京都市内からは遠かったんだけどね。

受験勉強をやってきて、その範囲に関しては人に分かりやすく説明できる自信はあった。中学時代の友達は、ウエダは教えてくれるのはいいんだけど「てめーこんなのもわからんのか」なんて言うんだよ、って後でうちの奥さんに訴えてたけど。

行ってみたら、普通の主婦のおばさんがやっているようなところだった。共同で始めたんだけど、ほかの人は抜けたと言っていた。

塾で決まったテキストがあるわけではなく、もちろん指導方針もない。アルバイト講師の私に、「教えるための問題集を選んで下さい」なんて頼んでいた。バイト時間外だったけど探しに行きましたよ。

始めてみてカルチャーショックを受けた。

塾には勉強をしに来ているものだと思っていたのだけれど、そうじゃなかったみたい。全部が友達同士みたいで、授業に関係ない話で盛り上がっている。私もその話題に参加している仲間のような扱いだった。

問題集も、先に回答集を配れと要求する。それでは考える力はつかないだろと思って経営者に相談したら、生徒の言う通りにして下さいとのこと。

学校の先生みたいに、不良生徒を更生させるなんてことが必要になるとは思っていなかったし、その覚悟もモチベーションも持っていなかった。また、ケンカ慣れしているような人だったら生徒を抑えつけることもできたんだろうけど、その経験も肝っ玉も持ち合わせていなかった。

結局3ヶ月くらいでクビになったのだが、挫折感よりも開放感のほうが大きかったなあ。やれやれ、って感じ。

クビになったのは、思うように生徒の数が集まらなかったからということだった。コスト削減ですな。代わりはそのおばちゃんがやることにしたそうだ。この子供たちの親は、そういうところと分かっていてこの塾に入れていたのだろうか。

今回の事件で、
バイト講師って、生徒を教えることのモチベーションは高くなかったんだろうな。
塾側も、バイト講師を使う程度にしか教育のことを考えてなかったんだろうな。
親はどういう基準でこの塾を選んだんだろう。
と思った。

2005/12/12

クリスマスツリー

こんばんは。ルドルフです (ウソ)。

うちは他の宗教にも寛容なので、クリスマスツリーを飾りました。
いいかげん? 寛容なのっ!

何年か前にうちの奥さんが買ってきたものです。お店に展示されていたものを5000円で入手。買い物上手でしょ。飾りは含まれていない値段ということだったんですが、一緒に梱包されてました。

ん? なんかへんなところがある。












2005/12/11

絵から心理が読めるのか

...という記事が、先にも紹介した日経BizTech No. 010にありました。パオロ・マッツァリーノさんの「日経よく読まない人」という連載コラムです。

こんにちは。ムンクの「叫び」のモデルです (ウソ)。

このコラムで知ったのですが、
こどもが書いた絵を見れば、心の状態や健康状態を把握できるとする理論の解説書は、思いのほかたくさん存在します。
だそうです。その先駆けのひとつが浅利式。

「浅利式 絵画診断事典」

上記リンクから引用:
子供の描いた絵に信号が出る 
兄弟ゲンカや子供の怒りが絵に表れる
体の苦痛や病気が絵に表れる
子供の愛情要求が絵に表れる
怪獣の絵に秘められたものとは?
葉っぱのない花の絵の意味は子供が絵の中に描いたキリンの意味は?
幽霊ばかり描くのは?
ロボットの絵ばかり書くのは
迷路ばかり書くのは
火や火事の絵が多いわけは
子供が「予知絵」を描く
丸い顔が描けない子供の問題点とは?
??など沢山の具体的事例から学べます。
確かに青少年による犯罪があると、加害者の絵や卒業文集が引っ張りだされ、それだけを見ると確かに異常とも思えるのですが、この本では、何でもわかるという勢い。

この本で解説している「さまざまな色の意味」も上記サイトに載っています。
白: 警戒心、失敗感
黒: 恐怖心、母の抑圧
赤: 不満、非難、攻撃、健康、興奮、活動的
黄: 愛情要求、耳鼻疾患、変声
黄土: 劣等感
緑: 虚弱、疲労、悲哀、偏食
紫: 疾病障害、後遺症(その心理的影響)
マッツァリーノさんは、
要するに何色で描いても心に異常が発見される仕組みです。何も描かずに白紙で出すと、「白は警戒心の強さを表す」と判定されます。
と書いています。

50年前に「発見」されたと書かれていますが、この理論の根拠は、マッツァリーノさんによると、

・教員・小学校校長として長年子供の絵を見てきた経験と、統計的裏付け
・でもその統計は「七人中五人に当てはまった」程度
・例えば「手のひらに眼がある絵を描くのは中耳炎を患ったことがある子」
  → でも中耳炎はほとんどの子が一度はかかる病気。

そういう眼で上記「浅利式 絵画診断事典」のサイトを見るとおもしろいぞ。特に3ページ目。

マッツァリーノさんはまた、ちゃんとした学者が学問としてやっていることに対しても批判しています。心理学者の三沢直子さんは、20年以上にわたるテストで、「小学生の絵が幼稚化しており、それが学級崩壊や少年凶悪犯罪の頻発と関連がある」と分析しているそうなのですが、絵の幼稚化は子供が絵を描く時間が少なくなったからで、絵の描き方をちゃんと教えていないでそういう分析をすることも批判しています。

統計は、常に、その内容、それに対しての解釈を疑ってかかるべきものと思います。「ものは言いよう」になっていないかチェックする必要があるということです。

朝ご飯をちゃんととっているかということと成績の相関があることが示されたら、「成績の悪い子は朝ご飯を食べさせてもらえない」と言ってみよう

追記: ぶんさんの「紹介せずにはいられない記事」で紹介されていた記事紹介せずにはいられない記「黒いサンタ」を読んで、昔書いたこの記事を思い出しました。その紹介された記事をここでも引用しておきます。
 私の三男が幼稚園の時、他の園児の絵と描き方が違うので、家庭に問題があるのではないかと呼び出されました。そこには三十数人の園児がそれぞれに描いた可愛いサンタの絵がありました。
 その中で、息子の絵はおでことほっぺ、ひげの3カ所が黒いクレヨンで汚れていました。「上手に描けているなぁ。でも、黒いのは何かなぁ」と尋ねてみると、彼は得意満面で、「サンタさんは、えんとつから入ったから、すすがついていて黒いんだよ」。その言葉を聞いたとき、抱き上げて「よう描けたなぁ」と褒めてあげました。

LOHASは登録商標

こんばんは。小池百合子です (ウソ)。

R30::マーケティング社会時評さんの「LOHASは「サブマリン商標」の成功事例か」という記事で、LOHASが登録商標になっていることを知りました。参照されている日経の記事では、

・トド・プレスが、商標「ロハス」の「自動車」「ビール」などのカテゴリの大半をもっている。
・トド・プレスはロハスを広めた雑誌「ソトコト」を出版する木楽舎のグループ会社。
・三井物産が自社が「衣料品」などでもつ商標とあわせ、2社の商標を一括管理。

だそうですよ。

私も「ソトコト」を買ってみて、結局ただのファッションということにがっかりしていたし、NTV「先端研」で小黒編集長自体が「ファッションでいいんですよ」と断言していたので、自分自身はロハスという言葉はためらわれるようになっていたし、別にこのこと自体にはがっかりしないんですけどね。

R30::マーケティング社会時評さんは、実践ビジネス発想法さんの「LOHASの登録商標からライセンス収入を目論むのは「のまネコ」の二の舞?」という見方に対して、
僕はそこまでは思わないなあ。だって、ロハスってそもそも「ソトコト」自身が煽って広めて、「ロハスクラブ」とかまで作ってムーブメントに仕立てたものでしょ。だったら「ソトコト」がそのコンセプトに乗ってタダで稼ごうとするやつからライセンス料徴収して、当たり前じゃん。
と指摘されています。確かに「のまネコ」の場合とは違うと思う。しかし、
もっとも、それでロハスを単なる理想のライフスタイルを目指す言葉だとか信じてそれに対する信仰を表明した方々は思いっきりバカを見た、ということになるわけですが。
と言われているように、「だまされた」と思う人は多いんじゃないかと思います。

特にSOTOKOTOにロハス的な人々として紹介されたり、ロハスをもちあげる記事を書いたりした人たちは結果的にタダでその商標の宣伝させられたってことになるといえるだろう。坂本龍一教授とか。登録商標であることを知ってたら断っていたと思う。これから「広告塔」とかいわれちゃうんだろうな。もしかしたら最初から広告塔であることを知っていたかもしれませんが。

「Livedoor的生き方を実践するウエダさん」なんか言われたら、やめてくれーというだろうな。

2005/12/10

お腐海は世界を浄化する

こんばんは。佐藤可士和です (ウソ)。

すぷりーさん主催のK市オフ、行ってきました。楽しい時間を過ごさせていただき、感謝感謝。

hitoさんが女性陣に配っていたプレゼントを、「どうせ予備があるだろ」と強引にいただいてきました。

遠方組、門限厳しい組ははやめにおいとましたんですが、その後なにがあったのか、気になる。

追記: オフ会のレポートは出たらしいのですが、私の失敗談が書いてあるらしいので、リンクは載せません (きっぱり)。

私も参加したかった、という方は → 今日もクリック!

2005/12/07

インターネットマーケティング

こんばんは。「マーケティング」なんてタイトルに入れると、なんか有名ブロガーみたい。"[に]"とかもつけたほうが良かったか。

以前、「みんなソニーが大好き」で紹介した日経BizTech。そのNo. 010で、「30分でわかるインターネットワーケティング」という特集がありました。

インターネットのユーザとして、これまでの経緯はなんとなく把握していたつもりでしたが、佐々木俊尚氏の総論「インターネットがラジオを超えた理由」は、新しい手法がなぜでてきたのかが時系列で分かりやすく書かれていて面白かった。

いまのところ、アフィリエイト、ブログが最新という状態が続いているようですね。これらも少しずつ使い方が洗練されてきているようで、ただ使うだけで効果があがる訳ではないことも書かれています。アフィリエイトというと直販サイトのものではあるのでが、和田亜希子さん (背の高い歌手ではない) は、メーカーも戦略的に活用すべきと説いています。
...有力なアフィリエイターに実機を貸し出し、レビューを書いてもらうのも有効な策だ。... 実機を送るというのはメーカーだからこそできるアフィリエイターの戦略的活用といえるだろう。
...
アフィリエイターを積極的に活用している例にソニーがある。同社は2005年秋に開催した販売特約店向けの新商品説明会に有力アフィリエイターも招き、年末商戦の戦略商品などに関する詳細な情報を公開した。
ということです。

一方、神原弥奈子さんは、効果的なブログの使い方を説明する中で、「裏工作」は裏目に出る、と注意を喚起しています。
... 最近一部で導入が進む手法に、外部のブロガーに自社商品の話題を取り上げてもらい、認知度を高めていくというものがある。これに対して私はかなり懐疑的である。... 見かけ上はブロガーが自発的に商品を取り上げているように見せながら、実際には企業から謝礼が祓われている例は問題があると言わざるを得ない。
...
...読み手がブログの「記事に見せかけた宣伝」というからくりに気づいた場合には、その企業の信頼が低下することにもなりかねない。
ということです。
この日経BizTech No. 010が出たのが11月26日なんですが、ちょうどそのころ、こんなことがあったらしいです。

ガ島通信: [ブログ]ソニーはブログ「炎上」から学ぶことが出来るのか

和田亜希子さんの記事と神原弥奈子さんの記事がここでつながりましたね (アフィリエーターではなくソニーの中の人が書いたブログという見方がされているようですが)。実はGoogleキャッシュに残っているコメントの中には、
なんだかんだでみんなここにいるみんなもれなくソニーが好きなのでした。
なんてのもありました。前振りに使った「みんなソニーが大好き」もつながりました。
そうそう、以前書いた「ネットのお祭り」にもつながりますね。ここで、私は、
犯罪または犯罪的な行為をブログに書くのはさけた方が良いですね。
と書きました。ソニーの例は、これらの例とするのはちょっと酷だと思います。そこまでいかなくとも非難の対象となるという意味では、ブログを書く姿勢はより慎重であること、というよりも人と人のコミュニケーションということを常に念頭に置いた書き方を心がける必要があるでしょう。

実はまだ終わりではない。神原弥奈子さんの記事では、あるアパレルメーカー (実際は女性下着メーカー) の社長が、ある小説を愛読しているということをブログに書いたところ、この小説が女性蔑視と批判されているものであったため、コメントが殺到してブログ閉鎖に至った事例に言及されていました。そこまで慎重にならないといけないのだろうか。そこまで気にしていると何も書けなくなってしまいそうです。

追記: 関連のない下記トラックバック削除しました。炎上しても集客があるほうが良いという宣言かなあ。そちらに書いた私のアドバイスコメントも削除されてましたよ。

マーケッターのおしごとっぷり「ネット時代の販売促進」

コメント
Commented by 104hito at 2005-12-07 09:26 x
「出る杭は打たれる」のでしょうか?
熱い記事はダメなのかなぁ~って考えると少しさみしくなっちゃいますネ

 Commented by fumi_o at 2005-12-07 21:18 x
リンク先の炎上とは別に、PSPの広告でもたたかれてますね<SONY
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20051207201.html

 Commented by yoshihiroueda at 2005-12-08 03:47 x
★104hitoさん、
誠実が一番ってことでしょうね。
たたかれても反省すべき点はすぐに反省すれば大丈夫だと思いますよ。
反省すべき点がなければきちんと反論する。それでも粘着する野郎は放置。かな。とはいえ、その経験がないので自分はがんばれるか分かりませんね。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-12-08 04:00 x
★fumi_oさん、
ひとの文化に土足で入って来ているって感じがするんでしょうね。
文化を尊重してそれに合わせるというのと紙一重な気がします。

2005/12/05

禁断の科学

おはようございます。オッペンハイマーです (ウソ)。

NHK教育で「知るを楽しむ」という番組があります。木曜日の「日本語なるほど塾」以外は見ていなかったのですが、今日12月5日から月曜日「この人この世界」で「禁断の科学 軍事・遺伝子・コンピューター」が始まります。

「知るを楽しむ」のページからそのまま引用
真理を探究する営みであるはずの科学が軍事転用されて人を殺したり、クローン人間を作ろうとしたり、やっかいな廃棄物を生み出す禁断の営みと化すことがある。番組では、軍事や遺伝子、IT技術など現代科学の代表的分野にスポットをあて、「禁断の科学」の否定しがたい魔力をかいま見ると共に、その魔力に科学者がどう相対したのかを描いてゆく。
「否定しがたい魔力」って気になりますね。また、その中にコンピューターが入っているのも、業界の一員として気になります。

ところで今日はTBSの「ウメ子」のほうが気になる、って紹介しておいて自分は別の番組を見るんかい。

あ、それから、ってテレビの話ばっかりで申し訳ないですが、今日の先端研は「邦画バブル 〜日本映画の真実」。「邦画バブル」と言われても実感わかないなー。

2005/12/04

ボクだって男の子バトン

こんばんは。七転バトンです (なにそれ)。

104hitoさんからのご指名で「ボクだって男の子バトン」を受けることになりました。
では早速。期待しないように。

■ブリーフ派? トランクス派?
104hitoさんが、「パンツ派? スカート派?」を「ブリーフ派? トランクス派?」に置き換えたので、私もそれを継承します。
以前はブリーフ派だったんですが、2~3年前から、トランクス派。理由は聞くな。

■これを書いてる今、どんな格好してる?
104hitoさんは、ベージュのチノパンに水色のオックスフォード・ボタンダウンにジャンパーでした。
私も似たような格好ですね。チノパンみたいなんだけど、ユニクロのドライテックという素材。上はボタンダウンの下に薄手の丸首セーターを着ています。

■どんな服が好き?
だらしない、ってみえないようにするくらいかな。一方、すこし崩すのも好き。ネクタイを締めても上着はダウンとか。

■好きなブランドは?
あまりこだわらないですが、安くて品質の良いものがいいですね。という訳でユニクロ製品は多いです。ブランドと言えばスポーツブランドは好きかな。アディダスとかナイキとか。

■メイクのこだわりは?
原型を残さないようにすること (ウソ)。
電車の中でメイクしないこと。

■よく読むファッション誌は
ないなー。最近買ったのはREAL SIMPLE JAPAN。これファッション誌?

■この夏はどんな水着だった
スポーツクラブのプールしか行かないんですが、いかにも、って感じが嫌いなので、競泳用パンツははきません。サーフパンツみたいなのであまりぶかぶかでないもの、が好みなんですが、なかなか見つからず、しばらく買い替えていません。

■お気に入りの靴をレビューして
ハッシュパピーの靴ははきやすくてよいですよ。今はもってないけど。

■チャレンジしてみたい髪型は
K市オフに参加するため、アフロ(ウソ)。
アンガールズ山根(ってこれもネタ。竹山だろうってツッコミは禁止)。

■センスがいいと思う有名人は
昔石田純一が、細い方が前になるようにネクタイを締めてた。かっこいい人はなにをやってもかっこいいんだな、と思いました。今は石田純一のことをかっこいいなんていったら笑われるけどね。

■帽子はよくかぶる?
比較的よくかぶる方かな。おしゃれというのではなくて。

■イチオシのおしゃれ小物を1つ紹介して
うーん、ないなー。ホワイトバンド、なんてね。つけてないけど。

■バトンを回す人
104hitoさんにならって
ここに置いときますんで、「オレ様だって!」と思う人、どうぞ!
(といいながら私は指名されたんですが...)

どうでしょ。やっぱり面白いものにならなかったと思うのですが... もっとキテレツなかっこしないとだめかな。

2005/12/03

横浜トリエンナーレ2005

おはようございます。クリストです (ウソ)。

横浜トリエンナーレ2005へ行ってきました。

前回の横浜トリエンナーレ2001 (って「トリ」なのに4年前!) へは夫婦でいったんですが、今回はふられてしまいました。
なお、ここにも情報があります。

「これって芸術?」
「その答えは後世の人が出してくれるんじゃないかな」

今回は、その「わからなさ」が少しマイルドになったような気がします。変なのに慣れただけかな?

「アートサーカス (日常からの跳躍)」をテーマとしています。サイトの「実施概要」には、
鑑賞者が単に展覧会を見るという従来的スタイルを脱し、見る側と見せる側の垣根を越え、アートの制作現場に立会い、作品を体験するダイアローグ的な展示を試みます。
特に「場にかかわる」ということを重視し、アーティストのホームステイ、参加型の作品制作、公開制作、コミュニティーとの関わり中から変化していく作品 (ワーク・イン・プログレス) などの手法を積極的に導入し、アートとの新鮮な出会いの場の形成に努めていきます。
とあります。

毎日会場で、来場者の似顔絵を描いているがいたり、
古着を用いて同じ形(クマ)のぬいぐるみを作って、洗濯物ピンチに吊るして売っているがいたり。

堀尾貞治さんと現場芸術集団「空気」は、「百均絵画」という人間自動販売機みたいな試みをやっていました。
・アーチストが入っているボックスの投入口から100円を入れて、
・11この中から選択したお題をメガホンを通じて告げる
・1分くらいでその場で描いた絵が下の出口から出てくる。

できるだけ変なのがいいかと思って、「これでも絵画か」というお題を選んだのですが、持って帰ると予想通り家族から冷たい眼で見られましたよ。しばらく見ていたんですが、同じお題でもまったく違うものが出て来ていました。カラフルでちょっときれいな絵が出て来た人もいて、ちょっと悔しいぞ。

奈良美智+grafの展示のところでは、カップルで来ていた女性が「わたしこれだけを期待して来たんだから」と言っていました。確かに、村上隆とか草間彌生のような有名ブランドは出展していないので、そういうものを求める人には向いていなかったと思います。

なお、会期は12月18日まで。9日と16日にはオークションがありますよ。

今日は北斎展
→ 入場まで100分待ちでした。万博ですか。断念してプーシキン展に変更しました。でもねえ、ただ外国の美術館の所蔵物を展示しただけの展覧会にはもう満足ができなくなったような気がします。

2005/11/29

虐待弁当って何だ?

こんばんは。山田太郎です (ウソ)。

Webを見ていたら、ブログ検索NAMAANというのの広告が目についた。テクノラティなどと競争して勝てる特徴があるのかなと思いながら訪問してみた。

さっぱりした画面。検索エリアと"hot keywords"しかない。
(紹介文に「NAMAANはブログ専門のブログ検索エンジンです。」とあってツッコミどころではあるけれど)

"hot keywords"もRSSがついているのが特徴なのかなー、でもあまりうれしくないような、と思っていたら、そこに
"虐待弁当"
というキーワードが。

なんじゃこれ、日の丸弁当でもはやっているのかと思いつつ、クリック。
どうもここのようですよ。
★彡高3次男へ虐待弁当?キャラ弁★彡
いやー、びっくり。幼稚園弁当で手のかかったものはこれまでよく見て来たけれど、高3男子のお弁当でこういうのははじめて。これは確かに虐待といえるかも。

説明のページには、
★キャラ弁の食べ方・次男坊からの伝授★
周囲に見られたくないから「急いでかっ込んで食べるサ」
だそうですよ。

時間かけて作って、まともに鑑賞もされずに食べられちゃうのは悲しいものがある
と思ったけど、お母さん楽しそうだからいいか。

パラワン族の子供たちに食べさせてやりたい、という方は → 今日もクリック

2005/11/26

「伝統があるから良い」のではない

おはようございます。ブログの女性天皇です (ウソ)。

宿題に、「伝統があるから良いのではない、良いものだから伝統として残っているのだ。」をあげていました。やっと手を付ける気になりましたよ。

「伝統があるから」という人には胡散臭さを感じざるを得ない。その人が守ろうとしているのは「伝統」ではなく、裏に隠れた既得権益である場合が多いから。ここでいう既得権益は、金銭的な利益だけではなく、男性優位社会のような価値観、プライドを含むかもしれない。

大相撲で、土俵の上に屋根があるのだが、これは上から吊ってある。当然昔は柱で支えていたのだが、テレビ中継とか、観客のために、邪魔な柱を取り除いて今のような形になっている。この変更のとき、屋根は柱で支えるのが伝統だという話はなかったのだろうか。あったとしても今の形を選択したのだ。それはそのほうがいいと判断した訳だ。

ブルガリアヨーグルトの宣伝の入った化粧回し。とても伝統に則っているとは言えないね。文句言っている人もいると思うけど、そのまま通っているよね。スポンサーなくしたくないから。

一方、女性を土俵に上げないという「伝統」、これはそのまま残っている。女性を土俵に上げても一文の得にもならないから。あのとき森山真弓官房長官 (当時) が、「それだったら国技に対する政府の援助、支援を一切なくす」と言ったらどうだっただろう。反発はあるだろうけど、それでも結構と伝統を守る立場を固持しただろうか。

歌舞伎だって、伝統だから残ったのではない。最初は伝統の破壊者だったのが、良いものとして受け入れられて今に残っている。また、今もスーパー歌舞伎など新しい動きがあるし、歌舞伎役者も現代劇にも出て新しいものを取り入れようとしている。今後も歌舞伎は残っていくだろう。

さて前置きが長くなりました。ここからが本題です。

「万世一系」って守るべき伝統でしょうか。男系でないと血統が途絶えることになるのでしょうか。それとも「男系」が続いていたことが伝統だということなのでしょうか。途中で女系が混じっても天皇家がずっと続いていたことは誇れることだと思う。

毎日新聞11月25日に旧宮家竹田宮家の竹田恒泰さん (30) の主張をインタビューした記事が載っていた。室町時代の後花園天皇 (在位1428-64) の弟の子孫らしい。一世代30年とすると600年で20世代、今の天皇とは40親等くらい離れている計算になる。

例えばこの人を天皇として迎えるとして、あなたはどのように感じるだろうか。

私は今の天皇を尊敬している。それは、今まで何度か書いた(不敬の輩不敬の輩 Part 2)が、昭和天皇の子だからではなく、自分の立場を認識され、考慮された上での言動をずっと続けてきてこられたから。もしそうでなかったら、私だけでなく、多くの国民の心は離れていただろう。

たぶん多くの日本人は、今の天皇家に「伝統」を感じている。それは「血統」ではなく、天皇家が守って来た「日本人の心」に伝統をみているはずだ。「家族愛」とか「慎み深さ」とか。

男性の後継者がいないからといって、遠縁からつれてくるほうが、この「伝統」を破壊することになると思う。きっと日本人に受け入れられない。

小言日記さん(今は?寝言日記さん)が、
われわれの象徴でる天皇陛下と天皇家を,自らの政治的意図のために,あーしろ こーしろという人たちのような,不遜で畏れを知らぬ精神には大きな違和感を覚えてならないのだ.
と書かれている。全く同意します。「伝統」という言葉で彼らが守ろうとしているものはなにか考える必要があると思うのだ。

小言日記さんが書かれているように、天皇家はこれまでずっと政治的意図で使われて来た。もしかしたら、謀略の手段に使われることが「伝統」だったのかもしれないね。そんな伝統なら今すぐ断ち切った方が良いと思うのだ。

追加トラックバック
世に倦む日日(thessalonike2さん) 「女系天皇をめぐる雑感 − 寄る辺なき時代に澄む男女平等原理」
-- 「男女平等」の立場からの考察。女性はどう考えているのか、あまり女性ブロガーの声は聞こえてきませんね。
Guerilla Blogさん: 「わかりやすい皇室典範改正問題」
-- トラックバック(下)の表題見て期待したんですが... 「僕の結論としては、女系にしたら天皇制の意味がないです。伝統が崩れるので。となりました。」ですって。私の記事読んだのだろうか。何の反論にもなっていません。しかも... 男性はタネ、女性は畑だそうですよ。「畑っていうのは、稲を植えれば稲、ヒエを植えればヒエ、セイダカアワダチ草を植えればセイダカアワダチ草ができるんです」だそうです。
仙波眞弓さん: 「そこのところがちょっとわかりにくくても、」
-- 私と同様、「男系相続でないといけない、と言う人の言ってることがわからない。」

コメント
 Commented by tosh3141 at 2005-11-26 20:32 x
こんにちは
タイトルは気分のあらわれです(笑)
養子の件ですが、即位できるのは天皇の子どもか弟という原則もあったと思うのです。引き合いによく出される光格天皇も養子として迎えられていますし・・・実際のところはよくわかんないですけど。

 Commented by tosh3141 at 2005-11-26 20:32 x
引き続き、
もうひとつの、男系継承の場合の現実的な路線は、旧宮家の某を皇籍に復帰させ、その人にしかるべき嫁さんを迎え、その宮家の男子を皇太子にする路線ですが、この嫁さんが男子を産む保障など一切ないのが難点ですね。この某に黒田さんみたいな上品で立派な人で、しかも秋篠宮に比べても十分に年齢が若く、しかも、ケチも汚点もついてない人がいればいいのでしょうが....いや、多少の難点など時間が解決するので、構わないかもしれませんが、染色体だけは継いでいるけどなぁ...というレベルではいささか問題でしょうしね.
しかし、いずれにしても、婚姻に先立つ恋愛や、その後の性と命の問題にまで、踏み込む話です。そんなことを他人に求めるなんて、できませんよね。かと言って、我こそはと立候補されても、それはそれで、ちょっとちゃうやろ?と思いますし...
結局、僕たちは、いまあるものを受け入れて、その中で守るべきものを守っていくことしか、できないのです。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-11-26 22:53 x
★tosh3141さん、
養子にする必要があること、了解しました。また、養子にするんだと既に結婚している人もだめでしょうね。さらにケチも汚点もついてない人となると、せいぜい小学校まででしょうか。そうでないと何かしら2chに書き込まれそうな気がします。男系にこだわる人ってそれらの点をどう考えているのでしょうか。
 Commented by 妙訝 at 2005-12-03 03:02 x
「女系を開くこと」によって得られる権力には想像を巡らさないのですね。
今生きている男性総てに、権威者・権力者に、新たな皇族の始祖となれる可能性を作ることになります。
男系を維持することによって得られる既得権。女系を開くことによって失われる既得権というのがよく判りませんが、安易に女系を開くことによって権力と皇位とが実質的に結びつく可能性は、多くの野望を掻き立てることになるでしょう。表面的民主主義のこの国で、それを実現するにはまず、さらなるポピュリズム強化が必要でしょうか…。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-12-03 10:18 x
★妙訝さん、コメントありがとうございます。
確かに天皇家の権力という視点は欠けていました。今の天皇家を見ている限りではその言葉は想像しにくいものがありますが、今もそれを利用しようとする輩がいるのも現実で、ポピュリズムに流されやすいのも現実ですね。
これまで「皇族の始祖」になる可能性は女性にだけ開かれていたものが、男性にも開かれることを問題視されている訳ですね。男性の方が権力指向が強いといえる点で問題かもしれません。
「男系を維持することによって得られる既得権」は何なのか私もわかりません。「既得権益は、金銭的な利益だけではなく、男性優位社会のような価値観、プライドを含むかもしれない。」と書きましたが、本能的なものかもしれません。

 Commented by mayumi-senba at 2006-09-14 06:54 x
久しぶりにトラックバックなんかして見ましょうと思ったんですが、えらい古い記事でした。申し訳ない。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-09-14 21:13 x
★ 仙波さん、
私は記事の古さは気にしていません。という訳で、こちらからトラックバック送らせていただきました。にこっ。

Honda Sweet Mission

こんばんは。フラッシュゴードンです (ウソ)。さいごーどんじゃないぞ。

Web Designing 2005/12月号のWebsite Frontで、Honda Sweet Missionが紹介されていました。

情報内容は、世界各地の日本人OLのレポートなんですが、インターフェースが面白いです。

・上記画面では、地球上のいろいろな地点にアクセスできます。
・レポーターを選択すると、レポートが音声とテキストで示されます。
・レポートの中の任意の位置にコメント、トラックバックが入れられます。
・コメントも音声で再生されます(これは音声合成 - 英語で書いてあっても日本語読み:-)。

という訳で、音声を使ったブログみたいでもある。そう、Podcastingにも対応しています。

コメントは本文と同時に再生されるので、みんな短く抑える傾向があるようです。Web Designingの記事では、「まるでレポートに相づちをうっているかのようだ」と表現しています。

インターフェースにもどります。フラッシュをばりばり使って、面白いインターフェースだなーと思っていたら、クリエイティブディレクター/アートディレクター/テクニカルディレクターは、中村勇吾氏でした。にぶろぐでもこれまでに、ecotonoha (「Web CM あれこれ」) とIntentionalliesを紹介していました。

それから、公式ブログをしばらくチェックしていなかったのですが、Woman.exciteとも連携しているんですね。ジローラモさんとダバディーさんのブログがあります。

最後にもう一度 → ここでメッセージを書き込もう

2005/11/24

自民党党歌を聞いて...

... ここは中国か北朝鮮かって思いましたよ。

自民党の立党50年記念党大会 (11月22日)で、喜び組の女性 (?) が歌っていました。

聞いてみたい? 本当に? → ここをクリック!

うそうそ、本当は → ここ (楽譜と歌詞のページ。歌を聴くにはここからボタンを押してください)

タイゾー君の選手宣誓(?)はなかなかよかったな (写真は朝日新聞2005年11月22日 (リンク切れ) より)。自分の言葉をしゃべらせなければ大丈夫ですね。

2005/11/20

日常の中のデザイン

こんにちは。ボーヤだからな(誰が?)。
しばらくここの「お知らせ+バックログ」に
日経デザイン8月号に紹介されていた貝印のバードとボーヤのことを書こうとおもったのだけど、同社サイトには情報がありませんでした。販売計画を断念したのかな。
と書いていたのですが、バードのほうはありました。

KITCHEN SCISSROSS BIRD (キッチンバサミ)

・足がついていて必要なときにさっと指をいれることができる。
・分解が簡単で、洗いやすい。

ということなんですが、何よりかわいいですよね。あ、切れ味もよいそうですよ。

使いやすいっていうのがデザインでは一番必要だと思いますが、差異が見えにくくなっていますので、売れるようにするためにはデザイン面でのプラスワンも重要だと思います。

さて、ボーヤはやはり見つかっていないのですが、イチニチ☆イチデザインさん「ボーヤ」で紹介されています。

これはかわいいけどちょっとジャマかな。

使ってみたい!という方は → 今日もクリック

2005/11/19

女系天皇容認って...

... 愛子さまの職業選択の自由を奪おうとしている、ってことだよなあ。

と、紀宮さま結婚、皇室離脱のニュースを聞いて思った。

いや別に男系にこだわっているいる訳ではありません。男系でいくとしても誰かの職業選択の自由を奪うことにはかわりませんし、現在の天皇が基本的人権を持たないことには変わりませんから。

前にも書きましたが、言論の自由をもっていない天皇制が問題なく機能しているのは、今上天皇の自制によるところが大きいと思います。誰にでもできることではない。できなかったからといって交代させられるものでもない。歌舞伎役者が小さいときから舞台に立つように、愛子さまには今から覚悟を決めてもらうしかないのだろうか。
自分はその立場でなくてよかったという方は → 主張を書き込もう

2005/11/18

通販雑誌といえば...

... Tokyo Designer's Weekで出展していた HOUSE STYLINGでもらってきたカタログがおしゃれでしたよ。

表紙にもあるこれ (写真)はテーブルです。



これはドアストッパー

けなげでしょ (はるかさんのコメントの表現いただきっ!)。

欲しい!という方は → ここに願いを書いてください。

2005/11/17

創刊号フリーク

こんばんは、くらたまなぶです (ウソ)。

COURRiER Japonという雑誌が創刊されましたね (表紙写真は同誌サイトより)。創刊号となると買ってみたくなります。「オタク」、「マニア」ほど気合いが入っていないので、「創刊号フリーク」としてみました。

Continental Breakfastさんでも紹介されています。

追記: 18日のとくダネに編集長がコメンテーターとして出てました。編集長のブログもあります。

どういう雑誌かというと、
海外1000メディアからニュースを発信
「世界は日本をどう見ているのか」「日々起こる世界中のニュースを、海外の現地メディアはどう報じているのか」。クーリエ・ジャポンはこの双方向の視点をコンセプトに、フランスの週刊誌『クーリエ・アンテルナショナル』と提携。全世界1000メディア以上の有力メディアから記事を厳選し、日本の既存メディアが伝えない情報を月2回お届けします。
ワインから戦争までをカバーする「地球サイズのニュースマガジン」。
それが、クーリエ・ジャポンです。
だそうですよ。

日本にいると日本のマスコミの視点からのニュースしか得られないし (せいぜい欧米、中韓)、そのメディアの色に染まってしまっているので、こういう雑誌は有用じゃないかと思います。読んでみても結構面白いと思いました。編集の視点での選択はあるんだろうと思いますが、ひとつひとつの記事自体はそのまま載せているようですので。

記事はまだ全部読んだ訳ではないのですが、
・世界が見たKOIZUMI
・石油を巡る攻防 - 米中が衝突する日
・沈黙せざるを得ない金正日の「胸の内」
  -- 今年党創建60年の式典ごろよく出ていた後継者問題の背後の権力闘争
・“神の論争”に巻き込まれる『ナルニア国物語』
など、面白いものが多いと思います。硬軟とりまぜてあるし、それぞれ短く読みやすいですよ。

追記: 9.11を伝えるために1日発行を遅らせたストーリーと、それによって伝えられた世界各国のメディアの反応に関して書かれた記事が、COURRiER (フランス) の特徴をよく表していて面白かった。

出版社が講談社だというのがちょっと気になります。売れなかったら、前のDAYS Japanみたいに打ち切られたりするかも。そういえば最近DAYS Japan買ってないな。売ってるところ少ないし、また、内容が片寄り過ぎているのはいいけどちょっと事実関係も怪しい感じがして、一時期のようには評価していない自分がいます。

そうそう、創刊号といえば、REAL SIMPLE JAPANも買ったのでした。女性誌なんだけど、おしゃれだし、創刊号350円で付録に日記帳もついててお得です。

購入希望の方は → 今日もクリック

2005/11/13

エキサイト・ザ・マンションって...

... 新しいサービスが始まりましたね。... なんだろ。面白いのかな。とりあえず登録してみました。

ガイドでは、コミュニティサービスみたいなかんじなんですが、
マンション内のあなたの分身は心身状態を表すパラメータを持っています。現実社会と同じくこれらの管理を怠るととんでもない目に会う事もしばしばです。様々なアイテムを駆使しながら最適な健康状態を保てるように努力してください。心身ともに良い状態なら幸運も訪れやすいはずです。
... こう見てると、バーチャルペットを育てるような感覚でもあり。となると、ちょっとさぼると飢え死にしてるってことになるのかな。こわー。

あまりメンテナンスできそうにないので、何号室にすんでいるかとか公開しないことにします。

それでも知りたい方は → ここをクリック!

追記: あいすでいさんも入居されたというので、削除覚悟でトラックバック送ります。お友達が微笑ましいですね。

2005/11/11

TV局の既得権益は電波だけではなく...

... むしろお茶の間だ、といって見る。

TVの国からこんばんは。

木村剛さんのブログで、「よろずもめごと論」さんの「テレビの継承者」という記事がとりあげられていました。元記事では、

・インターネットの技術進化で、将来的には電波利権は独占状態が崩壊する。
・そのときにも今のテレビ局は生き残る。「固定客」という「資産」をもっているからだ。
・例えばUSENのパソコンテレビGyaoも、その固定客を崩すことができず苦戦している。
・だからIT企業の狙いは電波ではなく、地上放送のコンテンツとの連動、再放送で、テレビ局の固定客をネットに呼び込むこと。

という要約になるでしょうか。

これに対して木村さんは、
ちょっとココについては、個人的には、「テレビ局の持つ固定客」というのが本当に「固定客」なのか、とか、ネット上で再放送するだけで、TVのお客さまをネットのお客さまとして取り込めるのか?というところに疑問を持っているんですが、...
と述べています。私もそう思います。テレビ局 (+傘下の制作会社) はコンテンツ制作能力をもっているとは思いますが、「固定客」をもっているとは思えません。

じゃあ何を確保しているかというと、お茶の間 (リビングルームといったほうがいいですか?) においてあるテレビなんです。書斎や部屋の片隅においてあるパソコンと決定的に違う。電源をいれるとすぐに見ることができる。チャンネルも選べる。つけっぱなしにしていて気にならない。

一方最近のパソコンは確かにテレビを見ることが出来ます。電源入れるとすぐにテレビを見られるものもあります。CMではリビングルームにおいてあります。でもそれってやっぱりパソコンというよりテレビですよね。

マウスでアプリ選んで立ち上げて、番組を選ぶのに検索したり深いメニューをたどったりする必要がない。ひとりぐらしならともかく、そんなの、お茶の間の中心にふさわしくない。

家の作り自体もお茶の間にテレビがおかれることを支援しています。同軸ケーブルがきてますよね。

ただ、お茶の間に限りなく近づいているものがあります。ゲーム機です。PS2 + BBユニットはそこまで到達できませんでしたが、PS3とXBOX360は、UIの出来によってはいいところまでいくかもしれません。

2005/11/10

Tokyo Designer's Weekに行って来た

こんばんは。桑澤洋子です (ウソ)。

「お知らせ+バックログ」のところに書いていましたが、Tokyo Designer's Weekに行って来ました。designcafe-blogさんで紹介されていたのをみて、できれば行きたいなーと思っていたのですが、一般公開初日の午後に行ってきましたよ。


写真は配布されていたミネラルウォーターです。

学生作品も興味があったのですが、とても全部は見れないだろうと思い、まずコンテナ展を見て回っていました。16時からのデザインフォーラムを聴講して、コンテナ展の残りを見て、100% Design Tokyo へ移動。しかしここでもう体力的に限界、 21時までなんてとても粘れません。19時前には帰ることにしました。
コンテナ展は、いろいろな新しい試みがあって面白かったですね。ちょっと前衛芸術みたいでもあるのですが、前衛芸術という目で見ると「わからなさ」が物足りないかもしれません (笑)。産業という目で見ると、サムスンが学生に活動の場を与えて作らせているデザインプロジェクトに感心しました。勢いだけでなくこういう投資もしているんだな、と。

賞をとったモリモトのBLUEも印象に残りました。上下左右鏡張りで、前面のスクリーンには青を基調とした映像が流れ続ける... こんなマンションには住みたくありません。
デザインフォーラムは、ソニーのクリエイティブセンター・コンセプトデザインスタジオ統括部長 戸塚恵一氏と、エレファントデザイン西山 浩平 代表による「コンセプトのデザインの重要性」。そうだよなー、コンセプトからデザインが必要だよなー、と思って聞いていたのですが、perception (認識) と conception (着想) という対比で着想の重要性に話がいって拍子抜け。

私としては「モノのデザイン」ではなく、生活や生き方からデザインする!っていうようなことを期待していました。ウォークマンで「音楽を持ち歩く生活」を提案したソニーだったらそれができると思うのですけどね。AppleがiPod単体でなくiTunes, iTMSをそろえることで新しい音楽とのつきあい方、さらには、ラジオ (PodCasting)、ビデオとの新しいつきあい方を提供することによって、もともとソニーの市場だったところを席巻しているのもわかるような気がします。そうそう、新しいHDDウォークマンの紹介もしていましたが、「細部、素材感にこだわった」なんて言ってましたよ。そうじゃないだろ、と思うんですけどね。

「モノを売るのではなく新しい価値を売る」とか、「みんなソニーが大好き」「ソニー製品しか買わない」を読んで欲しいなあ。

100% Design Tokyo も面白かったですよ。疲れてなくて荷物が少なければなんか買ったかも。「花付箋」(写真はリンク先のアッシュコンセプトより) はこころ惹かれましたが、まだ発売前でした。はなびらのひとつひとつが付箋になっていて、はなびらの細いところが矢印みたいにポイントできるという利点もあります。

■ 追加トラックバック: 同じイベントに参加された方
footprint (t2minaさん) 東京デザイナーズウィーク2005
-- 気になったものをイラストで表現されています。

コメント
 Commented by goegoegoe14 at 2005-11-10 02:10 x
こんばんわ!興味深い記事だったのでコメントさせていただきます。
ソニーはwalkmanで生活に楽しさを与えたけれど、今はappleにおかぶを取られ、違うベクトルでシャアを拡大しようとしてますね。ソニーって最近デザイン優先ですが、やっぱり技術の会社だと思います。なにかブレイクスルーな技術に期待したいです。。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-11-10 02:20 x
★goegoegoe14さん、いらっしゃいませ。
ブレークスルーには期待するのですが、それを起こすものは「技術」だけではない、と思うのです。持てる技術をどう使うか、どのような新しい世界を見せてくれるか、そんなところに期待しています。

 Commented by design-life at 2005-11-12 02:38 x
TBありがとうございました。
今回のTokyo Designer's Weekは例年よりも面白かったと思いまし
た。コンテナ展も数は少なかったですが、出さなくて良いような
モノも減りましたし(笑)。デザインにテクノロジーは不可欠な
のは否定できないのですが、昨今の躍進している企業でデザインに
力を入れている企業は、裾野の部分に投資していますよね。技術も
大切だけど「柔軟な思考」と「使う側の喜びを生み出すこと」に
気が付いている企業があること。これに希望を持ちました。
そう言う意味でサムスンの展示は良かったですよね。。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-11-12 08:20 x
★ひらさわさん、
私は今年初めてだったのでこれまでとの比較はできないのですが、楽しめました。
ものを作れば良かった時代から、それを持つことの意味、満足感まで提供しないといけなくなった時代に、デザインの比重が増して来ていることがわかります。

 Commented by t2mina at 2007-11-03 13:04 x
きうぁー!
(ヒロさんの所にコメするにはこのかけ声が効果的と勝手に解釈している私)
追加まで載せて下さってありがとうございます。
会場が広かっただけにやはり何をメインに観て回っているかの違いがあるんですね。ヒロさんのテクノロジーや環境に対する目線が興味深いです。
しっかり観るには内容が濃いし混んでいるし期間短いし、なんですよね、と言いながらカレンダーを見つめてみたりして。

 Commented by yoshihiroueda at 2007-11-03 21:56 x
★ ミナさん、
会場広いしそこを歩いて行ったり来たりするんですよね。また夕方になるとさすがに寒くなってくるし、夜9時まで粘れませんって。で、また事前にどんなものがでるか情報も少ないし、ガイドブックもどこ見てもいいか分らないし、なにがあるのかわからないの楽しいですね!

2005/11/05

幸せとは幸せを認識すること

こんばんは。山村さんのブログはおなかがすくので読むのをさけていたんですが (って前にもそう書いてました)...

エキサイト社長、山村幸広のインターネットブログ: エキサイト上場 一周年 11月4日

昨年の上場の日の回想なんですが、その中で、
... よく社長の仕事は孤独で大変ですねと言われる事がある。しかし本音でこの仕事が辛いとか、嫌だとか、なんて思った事は無い。そんなありがたみのわからない人間ではない。 
 考えればすぐ分かる。なんと幸せな事であろうか。なんと自分はラッキーであろうか。小生のようなアベレージな人間がこのいわゆるIT業界にいて、その中でもポータルビジネスという、最もエキサイティングな分野で仕事が出来る、そのトップとして仕事が出来ると言うのは幸運と呼ばずになんと呼べばいいであろうか。人間とは今いる位置の満足感を既に忘れて、不満感だけを募らせてしまう悪いクセがある。それを矯正していかねばならないはずだ。今、措かれている立場に喜びを持たなければ、悪いルーティンに落込んで行くことはあっても、良いルーティンに入ることは出来ないであろう。幸運を掴むポイントとは、常にポジティブに、今の自分の状態を良い意味で理解して、それを更に良い状態にするイメージを持ち続ける人である。...
と書かれています。

今話題のIT関連企業の社長、CEOの皆さんとは対極の考え方のような気がします。会社を大きくすると、さらに大きくしないと不安なんでしょうね。強引な手法で大きくしていっても常に満足が得られない状態は決して幸せではないのだと思う。

一方で向上心やチャレンジ精神がないかというと、そうではなく、「幸運を掴むポイントとは、常にポジティブに、今の自分の状態を良い意味で理解して、それを更に良い状態にするイメージを持ち続ける人である。」と言われています。

以前書いたというのは、この記事
「サラリーマン社長のプライド」
今回の話は、これにもつながる話だと思う。

政府インターネットテレビ、予告編放映中!

... て予告編は短いからいいけど、たぶん本放送 (11月10日から) は見ないな。

ゆかりタンが出るなら見る、という方は → 今日もクリック!

ネットのお祭り

こんばんは。東京ドドンパ娘です (ウソ)。

ハリーさんも紹介されているこのサイト

日刊エキブロ新聞
早速私もリンクさせてもらいました。これでエキブロで開催されているお祭りがわかるぞ、ってあんまり積極的に参加する元気とか時間とかないのですけどね。ときどきいつもと違う文体で書いている人がいても、その背景が分かるようになります。

ベクトルは正反対なんですが、ネットでお祭りというとこういうのもありますよね。
ブログで自滅する人々(第1回)〜ブログで「祭られる」人々 (デジタルARENA 2005/11/02)

以前2chをよく見ていた時期でさえ、「祭り」に気がつかないことが多かったのですが、ブログを始めてからはますます遠い存在になっていました。

しかし、最近ときどきテクノラティを使うのですが、「今、最も検索されている話題」に聞き慣れない言葉や人名が必ずといっていいほど含まれています。そのまま検索するとわかるのですが、「祭り」に関係しているものなんですね。上記デジタルARENAの記事には、実名こそ示していませんが、最近の「祭り」からとられたものが使われています。

本人は武勇伝のつもりかもしれませんが、犯罪または犯罪的な行為をブログに書くのはさけた方が良いですね。犯罪的な行為を書いた記事が晒されたら場合に備えて、個人情報を載せるのも控えておいた方が良いでしょう (だからその前に犯罪または犯罪的な行為するなって)。

この記事を書くためにテクノラティを見てみたら、"google"って単語が2位になっていましたよ。"google"で調べてもなんか話題が見つかるだろうか、と思ってその部分をクリックしてみました (その単語で検索される) が、やっぱりあまり話題が特定されませんね。

でもその中で、 Googleパーソナライズド ホームに言及したものがありました。Googleホームページの右上にリンクがありました。My Yahoo!みたいな自分専用ポータルが作れるようですよ。
↑よくコメントをくれる人に敬意を表して
ただGoogleに頼りすぎると心配ですけどね。メールもブックマークも検索履歴も全部集めることで、その気になれば個人の行動からひととなりまで全部分析できるようになりますので。

話がおおきくそれてしまいましたね。お祭りにもどしましょう。
ここをクリックするとお祭りに参加できます。

2005/11/03

入閣しない方が...

... 小泉首相のイエスマンだったという汚点が履歴書につかずにすむのではなかろうか。

イエス、イエ〜ス! という方は → 今日もクリック!

追記: 誰のことを指しているのか忘れた ... _| ̄|○