2006/06/11

パロディとオマージュ

こんにちは。なっちです (ウソ)。

「パロディとオマージュ」というのはずっと前から「バックログ」に載せていたんですが、もう6月だし上半期が終わる前に少しでも宿題片付けるか。締め切り直前にならないとやらないのはどこかの誰かみたいだ。

で、書こうと思っていたことは、

パロディ = (先人の) オリジナル作品 + (自分の) オリジナリティ + 批判的精神/皮肉
オマージュ = (先人の) オリジナル作品 + (自分の) オリジナリティ + 先人への尊敬の念

ということで、

・(先人の) オリジナル作品が何か、見る人にわからなければならない
・(自分の) オリジナリティが、見る人にわからなければならない
→ 改変が、その人らしさを反映している
・最後の違いは心の問題だけど、見る人にはわかるように表現しなければならない

ということを言おうと思っていた。

今回の和田氏の作品群は、

・オリジナルのスギ氏の作品が知られていなかった/明らかにしていなかった
・和田氏のオリジナリティがない (改変に一貫した和田氏らしさが見られない)

点で全く盗作と言える。

また、和田氏は「オマージュなのかといわれればそうかもしれない」といっているらしいが、
「尊敬の念を込めて描いたのですか」と聞かれて、「そうかもしれない」なんて他人事みたいな答えが、尊敬の念を込める意志のある人に出来るわけがないだろ。

というようなことが、

きっこのブログ: 本物のオマージュ (2006.06.11)

に書かれていて、せっかく宿題に書こうと思っていたのに、そっちのほうがより分かりやすいぞ。

また、あわせて、日本の文化は他の作品をベースにすること(オマージュだけでなくパロディも)に寛容だということも言おうと思っていたが、これも上記きっこさんの記事に含まれている。

このへんのことは、

絵文録ことのは: 正しいパクり方——藤原定家の「本歌取りの方法」 (2004年03月29日)

にも書かれているので、参考にしてください。

なお、きっこの日記/きっこのブログは、自分のところではネタのパクリが多いくせに、何をえらそうなことを、という批判もあるでしょうね。私は、それはパロディでもオマージュでもないけど、また彼女の芸と思っていて、あまり批判する気にはなれない。もとが著作権でカバーされない事実の記載というところもあって (この部分も議論のあるところではある)。

え、ところで、上のバナー*はなんだって?
サッカー協会と日本代表への敬意の表明です。
え、おまえのオリジナリティはどこにあるのかって?
… (無言)

* [追記] 当時ワールドカップ応援バナーを作っていました。

コメント

colortail の投稿: 2006年6月11日 9:51 PM
ヒロさんの記事っていつもオモシロイなぁ。拝読していて大変楽しいですし、なるほどなるほど、って頷いてしまいます・・・(前も同じこと言ってしまったかも・・・・私同じモチーフで、という言い訳(失礼)・・・説明をされていましたが、ほとんど変わりが無い!どれもこれも同じモチーフをベースにして、それだけ酷似しちゃうのかよ!ってツッコミたい気まんまんです。お会いする事ないですが。しかしまぁ「すぎさんとわださんが・・・」ってどっちが日本人か、最初区別つきにくかったです。

raphie の投稿: 2006年6月12日 3:57 AM
ああ、これはわかりやすくて、鋭くて勉強になりました。しかも楽しい…。これはヒロさんのオリジナリティですね^^。このJFAバナー。エキブロオリジナルとして、私はカラー画伯バージョンを猛烈に希望しているのですが。もうオマージュとかパロディとか超越しそうなものを是非(ってここで画伯にリクエストしてどーする)。それできょーじゅの「ブログを青に企画」に参加しちゃうのだ!←自分では何もしないのはパクリ以上に問題かも知れません…。てへ。

sabretoothjapan の投稿: 2006年6月12日 8:12 PM
↑あ〜!それいい!!からー画伯、ぜひお願いします!JFAのロゴを描いて下さい!それはそうと、おっしゃることにほぼ同意です。きっ湖のブログではオマージュとパロディの違いについては論じてなかったので、その辺など御高説伺えるとうれしいです。ちなみに、きっこのブログで取り上げていた「荒野の七人」はオマージュと言うより「翻案」というべきでしょうね。こちらは正式に権利を買って作っているのですけど、同時期に作られた西部劇「荒野の用心棒」は黒澤明の「用心棒」を無断で翻案しているので盗作です。映画でのオマージュといえば、最近見た中では北野武の「座頭市」が黒澤の「椿三十郎」のオマージュが入っていて面白かったです。

yoshihiroueda の投稿: 2006年6月13日 8:18 AM
★からーさん、おほめいただきありがとう。同じモチーフ… 和田さんのモチーフはスギさんの絵だったんだと思います(きっぱり)。プロジェクター使って描いたみたいなので、モチーフって言わないかな。あ、そうそう、みなさんからからー画伯にリクエスト来てます(にこっ)。

yoshihiroueda の投稿: 2006年6月13日 8:20 AM
★らふぃさん、おほめいただきありがとう。からー画伯みんなでプッシュしましょう。

yoshihiroueda の投稿: 2006年6月13日 8:21 AM
★せばさん、オマージュとパロディの違い、って難しいのでさらっと流したんですが、だめ?映画の話は知らなかったので参考になります。

colortail の投稿: 2006年6月13日 9:06 AM
頑張ります!そして私もせばさんの青で染めろ!に参加しちゃう♪

yoshihiroueda の投稿: 2006年6月13日 9:28 PM
★からーさん、おお、すばらしいい。さっそく頂きです。

colortail の投稿: 2006年6月18日 6:21 PM
オマージュのお話に少しだけ触れる記事を書いたので、リンク&トラバさせていただきました。よろしくお願いします☆

yoshihiroueda の投稿: 2006年6月19日 12:46 AM
★からーさん、ありがとうございます。読んで、そちらにコメントしました。

DHMO

おはようございます。今日はDHMOが大量に降下しているので、お出かけには不適切ですね。

村上さんに触発されて...

... ネームカードの所属組織欄に、「もの言うエキサイトユーザ会」って書いてみました。

トラックバック先: エキサイトブログ向上委員会山村社長

2006/06/08

スーパープレイの無駄遣い

こんばんは。新しく始まったリンクポストを眺めてたんですが、「はてブ」みたいに盛り上がるのはこれからなのか、それとも違う発展を目指すのでしょうか。

その中で見つけたこれ、すばらしいプレイです。

小野伸二がボールを片付けながらスーパープレイ

ぜひ本番で発揮してください。

そうそう、そのナイキのサイトですが、
・ほかにもカッコいい動画があります。
・誰でも参加できる3人フットサルの大会JOGA3というのをやるみたいですね。
・NikeとGoogleのタッグでサッカーフリークのためのSNS Joga.comというのを始めるそうだ(ナビサイト)。Googleアカウントと共通。
・そこにも「この動画がすごい」というカテゴリがあります。

2006/06/06

06年06月06日

こんばんは。ダミアンです...ってこれもう一度使っちゃってた

今朝、うちの奥さんが、「今日は06年6月6日なんだって」って言っていました。ふーん、最近「666 = 不吉な前兆なんていわないね」と思っていたのですが、こんなのもあるんですね。

で今日レポートのページを見てたらこんなの出てました。


これってなんかいいことの前兆だよねっ!

そうそう、hitoさんが、画像の使用量を公開しているので、私も便乗して...

赤いところ見えません...

この記事を含めて376なので... 300000記事まではいけます!

そういえば、前回「前兆?」で、容量大幅拡大の期待を書いたのって、もう1年以上前だったんだよね。そのころ既に大手のブログサービスでは2GBとか、3GBとかだったので、いまごろ1GBに拡大!っていってもなんだかなーと思うよ。エキサイトのユーザって忠誠心強いね。あ、俺もか。

2006/06/04

みんなでセリフでコラボレーション

こんにちは。明日の天皇賞は3を軸にして5-6と流すつもりです。

なんで知ったのかもう忘れちゃったんですが、
YAJI馬ブログ オープン!
というのが「あとで読む」に入っていました (って自分にメール出してるだけなんですが)。

動画にみんなで吹き出しつきセリフを書き込める。というコンセプトなんですが、できたもの (上記リンクにある) を見ると結構おもしろいよ。

このページのはもう結構書き込まれちゃってるので、自分でも書いてみようと言う人は新しいどうがを選んだ方がいいかな。

2006/06/03

花火


横浜です。開港祭です。

「ビームスペクタクル イン ハーバー」です(写真はサイトより ... って書いてたんだけどリンク切れ。私の写真で勘弁して)。

2006/06/02

ネームカード大プッシュ

おはようございます。

こちらもびっくりしました。

エキサイトブログ向上委員会 2006-6-1:エキサイトネームカードを登録すると画像容量が最大1Gになります

プレゼントキャンペーンまでなら分かるのですが、有料会員という既存収益モデルを捨ててまでの大キャンペーン。いったいどういうビジネス上の戦略があるのでしょうか。

追記: この旅行がキャンペーンって、他のブログからでもネームカードつけていれば応募できるんですね。ただでさえ遅いのに、ネームカード用サーバへのアクセスが増えればもっと遅くなるでしょうね。既存エキサイトブログユーザとしては、ないがしろにされているような気がする。この人も「軽さを返してくれぇ〜!」と悲痛な叫びを。で、なんだか分かんないけど「井戸端」ってつけるらしい。すでに井戸端になってますかそうですか。
私も今まで画像容量は節約して使ってきて、2年で約1MBしか使っていないので、あと58年は大丈夫と思っていたのですが、節約する意味なくなったな。さすがに2000年は生きられないし。

追記: 旅行プレゼントには応募してみます。うちに貼ってあるネームカードはフェイクなんだけど。これじゃあやっぱりだめかなあ。

追加トラックバック:
Feeling...感じるままに(蒼月兎さん):「水無月」
  -- 6月のこと、エキブロ新聞のこと、ネームカードのこと。マイクリッピングという機能が加わった (ここで初めて知りました)。

丸呑みさせるなら徹底的に骨抜きを!

おはようございます。朝、新聞を見てびっくりしました。

共謀罪:成立強まる 与党一転譲歩、民主案「丸のみ」 (毎日新聞 2006年6月2日 東京朝刊)
その他 → 東京新聞: 『共謀罪』一転成立へ きょうにも衆院委採決

ブログでも緊急にエントリが上がっています。

保坂展人議員: 共謀罪「民主党案丸飲み」で宙返り採決か
シバレイさん: 【共謀罪】油断大敵!可決後の拡大解釈/修正を狙う可能性アリ。
エクソダス2005《脱米救国》国民運動さん: 【緊急】6月1日午後4時のNHKニュース:与党は民主修正案を丸呑みして共謀罪の本国会成立を目指すと報道
とくらBlogさん: 共謀罪−これまでできないと嘘をついていたのか!

これに乗っちゃうと、民主党も共謀罪成立の共謀を行ったという事実が残ることを肝に銘じてください。我々だって次の選挙で自民党にも民主党にも投票できなくなるのは困るのだ。

民主党さん、もしも丸呑みさせるなら、徹底的に骨抜きをしてください。
・ 拡大解釈の厳罰化
・ これまで政府答弁を全部法律内に明記 (最後部分に追記)
・ 密告条項は当然ながらカット
 ...
・ さらに骨ぬきした共謀罪を憲法並みに改正しにくくする特例
(もう共謀罪と同様の法律を作れなくなるくらい)

追記: 結局一日で撤回になりましたね。
「共謀罪」法案 継続審議 (東京新聞 2006年6月3日)
社説:共謀罪 与党の無節操さにあきれる (毎日新聞 2006年6月3日 東京朝刊)

追記: 法務省HPに「組織的な犯罪の共謀罪」をめぐる各方面からの御意見・御指摘に対する法務省の考え方(PDF)というのがあるのですが、この中に、「御意見・御指摘6 共謀罪は,一般の市民団体や労働組合などの正当な目的で活動している団体を対象として適用されることはないのでしょうか。」の答えとして、
政府案においても,正当な目的で活動している一般の団体の活動が「組織的な犯罪の共謀罪」の対象となることは,条文の解釈上考えられませんが,この点,与党修正案では,この罪の対象となり得る団体が「組織的な犯罪集団,すなわち, 「結合関係の基礎としての共同の目的が長期5年以上の犯罪等を実行することにある団体」に限られることが条文上も明記されました。
とある。えー! これじゃ誰もひっかからないんじゃないの。「犯罪を実行することを目的とする」団体なんてないって。みんな金儲けのためとか宗教の勢力拡大とかそういう目的のための手段として犯罪を選択しているのだ。逆にこれらの組織犯罪を防ぐためにはこの条項は拡大解釈をせざるを得ない。最初から拡大解釈をすることが前提になっているとしか考えられないのだ。

2006/05/29

単能機

こんばんは。仲間由紀恵です (ウソ)。

先週携帯電話を買おうと思って、携帯電話事業社の直営店へ行ったのですが... ちょっと聞いてくださいよ。

子供用にGPS携帯をというと、機種も限定されるので、それだけは決めていたんですが、それ以外、その機能を使うために必要な条件、自宅でそろえなければならない機材とか、適した契約形態などを聞こうと思っていました。

しかし、行って機種名を告げてこれを入手しようと思うんですけど... というとまず身分証明書を出してくださいと言われ、すぐにコピーをとろうとするんです。

私: いやちょっと待って下さい。GPS機能を使いたいですが、相手の位置を知るのに家側ではパソコンがあればいいんですよね、どういう設定が必要なんでしょうか。

店員: いや対応する携帯電話が必要です。どの機種にしますか。

私: いやその話は今はじめて知ったので、対応する機種は考えていませんでした。どれが対応する機種でしょうか。

店員: これとこれとこれとこれとこれと

私: いやそれらの違いはなんでしょうか。.... (聞いても時間がかかりそう...) これでお願いします。

店員: それではこの申し込み用紙に...

私: いやその前に料金プランがいろいろあるらしいんですけど、それはどう考えたらよいでしょうか。

店員: それならばこのプランがあります。無料通話がXXX円分で月額XXX円です。

私: (一応調べてきているので) もっと別のプランがあると思うのですが、これって「ソコソコ話す」人向けですよね。

店員: こちらもあります。

私: 中学生だとこちらが使えると思うのですが...

店員: それは小学生までです。

私: でもここに小中学生って...

店員: 中学生も使えます。

私: (もういい加減嫌になっている) いろいろ機能のオプションがあるようなのですが、どういう目的にはどれを使えば良いのか知りたいのですが...

店員: この機能は、まず両方の端末で設定する必要があります。...

私: いやそれはこのパンフレットに書いてあることなので... 知りたいのは目的の対応なんですが...

店員: この機能は、まず両方の端末で設定する必要があります。...

この途中「Cメール」という初めて聞く言葉も出てきたので、説明を聞いたりしたのですが... Eメールと同じようなもんだということまでは分かったんですが、別途Eメールというのも出てきてその違いが分かりませんでした。料金プランとも関係するようなんですが...

私: ... 場所を設定するのはどのような操作をすればよいのでしょうか (別に今聞かなくてもいいんだけど、別の人に代わって欲しいので... )

店員: ちょっとお待ちください。 (と奥に入る)

私と奥さん: ... だめだねこりゃ。隣で接客している人も気づいてくれないし...

店員が戻ってくる。話がわかる人を連れてきているわけでない。

私: すみません。ここ勉強してこないといけないようなので、また今度勉強してから出直します。失礼しました。

店を出てその足で家電量販店へ行きましたよ。対応機種も目的を聞いて絞ってくれるし、料金プランも別のお得なものを提案してくれるし、購入代金も安くなって大満足だ。最初からこっちにすればよかったよ。

きっと店員は何が問題だったのか分かっていないんだろうなあ。変な客が来たくらいに思ってるんだろうなあ。みんなやっぱりちゃんと勉強してから買いに行くもんなんだろうか。こんな店員でも通用するくらい。

2006/05/28

民間の血を入れれば良くなるという訳ではない

だって民間にもうまく行ってないところたくさんあるじゃない。

こんばんは。南方熊楠です (ウソ)。
PRESIDENT 2004.10.18号に、
年金伏魔殿に切り込む民間長官の六つの誓い
社保庁村瀬長官 「職員1万7500人に告ぐ!」というインタビュー記事があった。

その年の7月に損保ジャパン副社長から社会保険庁初の民間人トップになった村瀬氏。民間の血を入れることで、「病んだ役所体質」の抜本的解決が望まれていた。

インタビューは、冒頭から
-- 役所に入ると、いつの間にか役人に洗脳されてしまう。郵政公社の生田正治総裁 (商船三井出身) も今や組織維持の発想になってしまった。改革の志を貫くためには何が必要でしょう。
と、手放しで期待する訳にはいかないというスタンスをあからさまにしている。

この質問に対して村瀬氏は、職員に対して「中からの改革」をしなければだめだと告げたこと、職員は危機感を持っていることを話し、「その危機感があれば変わるし、変えられる」と答えている。

この部分はいいだろう。意思があれば結果がついてくるとは思わないが、少なくとも意思があれば行動はついてくる。

では具体的に施策としてどのような手を打つのだろうか。

これまでの不正に関してはどうも歯切れが悪い。職員の福祉(ミュージカルや野球、マッサージ機購入)に年金を使っていたことに関しては、「反省すべき点は反省する」、一方で、「必要経費として考慮する必要があるものは、国民の皆様にオープンにした上で使える仕組みを作ってあげたい」と答えている。社保庁で使う書籍・雑誌の作成に監修料を受け取っていた件に関しても、「おかしいところは直していくべき」と述べるにとどまり、これまでの責任を問う姿勢は見せていない。

改革に関しては6項目あげており、その第一に「保険料の徴収」を上げている。

ではその具体的な施策に関してはどうなのか。「9月末までに全国の事務局47、事務所312ごとにアクションプログラムを作らせる。その数字を毎月追いかけたい」としている。すなわち、ここには具体的な対策は何もなく、号令をかけるだけということが分かる。

まさに、あざらしサラダさんが、「▼戦略なき目標設定が不正行為を生む」で、
村瀬長官が各地方事務局に対して出した通達に「言い訳無用」「結果を出せ」などの言葉が並んでいたことが報じられていたが、目標達成のための具体的な戦略については現場に丸投げの状態だった。
と書かれていることは、その通りだったといえるだろう。あざらしサラダさんは、
あえて戦略をあげるとすれば「免除者対策」や「分母対策」といった、今回の不正行為のヒントとも取れる言葉が並んでおり、...
と書かれているが、さすがにインタビューではそこまで答えていませんね。
このインタビュー記事を読んだ当時最も気になるやりとりは以下のようなものだった。
-- 民間では頑張った部門や人にはポストや報酬で報いる。
民間と違って、頑張った人に報奨金を出せる訳ではない。公務員制度の中では、極めて優秀な人でも大抜てきする仕組みはない。モチベーションをいかに高めるか、組織活性化は中期課題として考えたい。
これでは民間から長官を招いた意味がないのではないかと思った。

公務員であっても、ポストが決まっている以上選抜は行われているはず。大抜てきをする必要はなく、通常の評価の中で何を評価するか決めて告げれば良い。ただ、言葉と行動が一致していなければ意味がなく、決めたらちゃんとそれに従って評価しなければならない (このことは以前「評価はメッセージ」の中でも書いた)。そうすれば1年後には、最初は方針を無視していた人たちの眼の色も変わるだろう。

そういう訳で、このインタビュー記事を読んだ当時、改革がうまくいくとは思えなかったのだ。もちろん、問題が出てきてから言っても仕方ないとというご批判はあるでしょうし、その点は甘んじて受けますが。

今日テレビで、警察の裏金作りの内部告発がなされていましたね。国民は、確かに金銭的な負担増は避けたいと思っているだろうが、それよりも負担したお金が公正に使われないことに不満を抱いていると思うのだ。

2006/05/26

iPodでエクササイズ

こんばんは。佐藤隆太です (ウソ)。

昨晩Webを徘徊していてて、Artの分類でブックマークしている (なぜ?) Nikeのサイトに行ったら、シューズとiPodの写真がトップに出ていました。そこをクリックすると...

iPodにレシーバーを接続
ワークアウトと(音楽)プレイリストを選択
ランニングするとシューズのセンサーがiPodに送信
リアルタイムにフィードバックを得る
自分のパワーソングをかけてさらにパワーをブースト
運動が終わったらデータをコンピュータに取り込み



Tune your run.

だそうですよ。うまいこというね。

Nike +というそうです。

予約受付中。シューズは$100、Nike+iPod Sport Kitは$29。
どう? 日本のサイトにはまだ載ってないようです。

25日の朝刊に記事が載っていました。Webでも記事が出てましたね。

ナイキがiPodとともに走り出す--ランニングシューズ「Nike+ Air Zoom Moire」発表 (CNET Japan 2006/05/24)
世の中いろんなモノがiPodとつながっていく……ナイキがiPod nanoと連携するランニングシューズを発表! (デジタルArena iPod情報局 2006年5月25日)

追記: アップルのサイトにも載ってたんだ。
News Release (米国報道発表資料抄訳?2006年5月23日) ナイキとアップル、Nike+iPodを発表

2006/05/20

こんばんは。策士です (ウソ)。

米国在住のVioletさんから送られてきた画像です。+の部分を見つめてください。

以前の錯視 → ホントに同じ濃さ?

2006/05/10

Glitter Maker

おはようございます。みなさん、キラキラしてますか。

Not My Cup of Tea (fumi_oさん)が「ブログのお飾りにでも」と紹介してくれた、123 MYCODES.com。試してみました。

リンク先が移動していたので、作り直しました。
http://picasion.com/get-glitter/


追記: Flashを作るのもあるのですが、エキサイトだとembedタグなどが使えないので、GIFを出力するGlitter Makerを使いました。

追記: 「桃色砂糖心臓発作」ってこんな技

世界前哨戦最終章って

おはようございます。丹下段平です (ウソ)。

あまり興味がなかったので、いまごろ知った次第なんですが…
亀田興毅って、この対戦前の段階で、既に世界ランキング4位だったんですね。

「世界前哨戦」で弱い相手を選んで戦い続けていたのは知っていたのですが、
1) 世界ランキング外の相手と戦って人気を盛り上げ、
2) 世界ランキングに入っている選手 (30位くらいから?) と戦い、
3) 順次ランキングをあげていって、
4) チャンピオンに挑戦
というシナリオのステップ1くらいと思っていました。

ボクシングの仕組みを知らないんですが、自分よりランクの下の相手と戦っていても順位が上がっていくのは不思議に思います。

コメント

104hito の投稿: 2006年5月10日 7:06 AM
一生懸命SHOWーUPしたつもりだろうけど、ハッキリとダサイでしたね
そのあとの時間帯で総合格闘技を見たら企画、構成共に格段の差を感じました
ボクシングはボクシングであればいいのに、歌うんじゃねーよ!と思いました

yoshihiroueda の投稿: 2006年5月10日 7:36 AM
★hitoさん、
入場シーンなんて、見た瞬間うんざりしてしまいますよね。大友康平も仕事選べばいいのに。そういうのは長渕剛に任せて。

sprewell8_daisuki の投稿: 2006年5月10日 9:29 AM
この人、あんまし好きじゃないです(笑)
ちょっとオールドスタイルというか、昔のヤンキー?みたいな感じ。
ボクサーはもっとストイックな感じが良いなぁ・・・。

cosicosi3 の投稿: 2006年5月10日 5:10 PM
名前を聞いても誰が長男なんだか次男なんだか分りません。
ボクサーとしては強いんだろうけど、
ちょっと品性に問題アリと思います・・・

yoshihiroueda の投稿: 2006年5月11日 12:23 AM
★すぷりーさん、
リング外でキャンキャン吠えるよりも、そばにいるだけで凄みを感じる、そういうファイターがいいよね。

yoshihiroueda の投稿: 2006年5月11日 12:30 AM
★cosicosi3さん、
品性に関しては、実はオヤジのいうことを忠実に守っているだけなんじゃないのかな、と思っています。俺のマネをしろって言われてそうしている。
一方、ボクサーとしての力量なんですが、ホントに強いの? と思います。金儲けのためにはホントの姿を隠さなくちゃいけなくて、キャンキャン吠えているのではないかと。

104hito の投稿: 2006年5月11日 4:59 PM
細君はオヤジさんを見ててポツリと言いました
「この人の高校時代って絶対にパシリだったわよね」・・・って
怖い着眼点ですた^^;

yoshihiroueda の投稿: 2006年5月11日 10:26 PM
★104hitoさん、
んー、よくわかんないけど、一般に女性の方が直感で本質を見抜く力が強いのかもしれません。

sofia_ss の投稿: 2006年5月13日 2:03 AM
こういうの、函館の方言で「かちゃぺない」というのです。たぶん・・・

yoshihiroueda の投稿: 2006年5月13日 7:17 AM
★そふぃあさん、
かちゃぺない = 貧弱だ、貫禄がないこと
http://www.komagatake.co.jp/takase/page004.html
べつのところでは「軽々しくて品のない様子」とありました。
体格は貧弱じゃないんでしょうけど、言動がね…

colortail の投稿: 2006年5月13日 9:14 AM
いやー、オモシロイですよね。
なんていうか、いつも指の間から彼を見てしまいます。
あ、試合を見たのはこの時が初めてだったのですが。テリー伊藤に「次はあゆを歌ったら?」とか、インタビューなんだかちゃかされてるのだか分からない事を言われてるのを見て、もうたまりませんでした。。
オトナって・・・。テレビって・・・。
この試合は実家で見たのですが、母が誤情報で私に「3兄弟が全員戦ってるらしいから!お父さん今見てるから!」と追い立てるのでテレビを見に行くと2人しか出てないし、、
からー家は大騒ぎさ!になってました(爆)
まぁ盛り上げるためなんでしょうが・・・。^^
試合後のインタビューを見ながら私は気づくと叫んでました。
ビッグマウスは苦手だーーー!って(笑)

yoshihiroueda の投稿: 2006年5月14日 4:07 AM
★からーさん、
ビッグマウス+演出で、すごいことが今起こっているって感覚を得てしまうのでしょうか。私もこういうの苦手というか反発してしまいます。別に格闘系がいやって訳じゃないんですが、辰吉も好きになれなかったなあ。あ、具志堅さんは好きです。

2006/05/09

リンクのないトラックバックを拒否する設定にしました (エキサイトブログ時の投稿)

こんばんは。そういえば沖縄でスパムおにぎりがありましたよ。買わなかったけど。

「あなたはどのWeb文化圏?」で、私自身は「言及リンク」文化圏に属する、と書きました。私自身は、トラックバックを送る際は、必ず記事内に言及し、リンクを示すようにしています。自分が書いた過去の記事と似た考えの人にトラックバックを送ることもあるのですが、その場合は最後に「追加トラックバック」としてリストアップしています (例えば、多神教礼賛 (アニミズム礼賛)「ブログを育てる」という感覚)。

また、上記記事で、
・ 他の文化圏に対する対応は、SPAM以外には比較的寛容。
・ トラックバックして来たブログが関連のない場合は消す。
・ トラックバックして来たブログに本文への言及がない場合、関連があるものだったら、消さない。

という方針を示しました。
エキサイトが「リンクがないトラックバックを受け付けない」設定を導入した (2005-12-08 エキサイトブログ向上委員会の記事) とき、一旦はこれはいいと導入したのですが、「トラックバック返し」も拒否することになるため、すぐに取りやめたのでした。

でも最近無関係なトラックバックが増えてきましたので、導入することにしました。「ただし、エキサイトブログ同士のトラックバックには適用されません」ということですので、エキサイトユーザの方は引き続き「トラックバック返し」していただいて構いません。エキサイト以外の方、ごめんなさい。

エキサイトブログではできないのですが、最近のトラックバックは、個別記事へのリンクではなくトップページへのリンクが入っているものがありますね。また、ブログじゃないものもあります。「個別記事へのリンクではないもの」という設定ができれば、そのほうがありがたいです。エキサイトさん、いかがでしょう。
追記: 他ブログの皆さん、ご意見お願いします。

2006/05/07

日本版YouTubeに期待

おはようございます。

最近YouTubeのことばっかり書いているのですが、こんな記事もあったんですね。
Google VideoやYouTubeに続け--フジテレビ、動画ポータル参入に向けLLC設立 (CNET JAPAN 2006/05/02)

YouTubeで気になるのは、著作権の問題なのですが、
動画ポータルサイトでは公序良俗に反するものが問題になりやすい点について、チームラボBD 代表取締役社長の森山雅勝氏は「著作権の問題を含め、検閲システムおよび人的作業により徹底的にチェックします」と語り、登録時にある程度の個人情報入力を求めることも示唆した。
とあり、その点は問題なさそうです。一方でYouTubeにあるコンテンツはほとんどが著作権侵害してるだろと思われ (自分でとった映像でも音楽は他者の著作物を使っていたり)、それらを除いたときに量的な盛り上がりには欠けると思われます。
ただ、
Watch Me!TVは動画ポータルサイトに、映像クリップに対して評価やコメントが付加できるコミュニケーション機能を備えるほか、クリエイター発掘の場としても利用していく。
とあり、YouTubeで埋もれがちなオリジナルコンテンツに光があたることが期待されるため、チェックの強化はかえって歓迎すべきことかもしれません。

チェックの厳しさをどこあたりに設定するかは難しいところですね。コンテンツホルダーのフジテレビとしては制約をきつくする方向になると思うのですが、一方で制約が厳しいと創造性の足かせになります。私としては、パロディ(たとえばこんなの)が見られる方がありがたいのですが。

2006/05/06

流れ星に向かって願い事3つ言うと夢が叶う

こんばんは。今日横浜で増山麗奈さんのイベントがあるのは知ってたんですが、行けませんでした。YouTubeにはまってて (← おおげさ)。

増山麗奈の革命鍋!の記事「いい顔の基準 川田龍平さん」で、こんな記述を見つけました。
流れ星に向かって願い事3つ言うと夢が叶うというジンクスがある。
これには科学的根拠がある。
いつくるかわからない流れ星を前にして
願い事を言えるという事は
常にその人の中で願いを漠然としてではなく、具体的ビジョンとして持っているということ。
そういう人の夢は自然と叶うという訳だ。
うーん、なるほど。

自分自身のことを考えると、日々の忙しさに流されて、具体的ビジョンを持てない、というより、持たないようにしていたかもしれないね。

ああ、そうだ。謎の彗星がもうすぐ地球に接近だそうで (104hitoさんの記事SOFIA_SSさんの記事)。

2006/05/04

Music Videoを探していたはずなんだが...

… ついついこんなのが目に入った。

YouTube: real life frogger

10秒しかないので気をつけて。

仙波眞弓のココロ (仙波眞弓さん) “India Driving”にトラックバックです。

もうひとつ、玄倉川の岸辺さんの記事「9分間の奇跡」で知ったこの映像もすごいです。こちらは9分間目が離せなくなるので、逆の意味で気をつけて。

YouTube: C’etait Un Rendezvous (Claude Lelouch)

作品の背景は、Speed Birdさんの「駆け抜ける喜び@パリ」に詳しいです。「男と女」のクロード・ルルーシュ監督が、F1レーサーにパリの街をフェラーリで爆走してもらったもの。警察には無許可。以前私も凱旋門、シャンゼリゼは行ったことがあるのですが、そのときシャンゼリゼは歩行者天国になっていたと思います。他の車がほとんどいない時間帯ではありますが、そこが舞台になっているのかと思うと不思議な感慨があります。

コメント

ふじもん の投稿: 2006年5月5日 2:46 PM
こんにちは!ミクシィから、きました〜。コメントありがとうございます!!同級生さんよろしくです!!ブログのねこちゃんの画像が素敵です。私も2匹飼ってます・・。そういえば・・・、よこっちさんもryuさんも、私もB型だ〜。笑っちゃうね〜。

yoshihiroueda の投稿: 2006年5月5日 8:18 PM
★ふじもんさん、いらっしゃいませ。同級生なんて言うと年齢がばれますよ。ねこの画像は、エキサイトのスキンをそのまま使っているだけなんですよ。写真は、エキサイトブログのフォトコンテストのグランプリ授賞作品だそうです。

sofia_ss の投稿: 2006年5月5日 9:59 PM
車の運転できないので何か現実味がナイのですが・・運転できたら、北海道でやっちゃっているかもしれません。

yoshihiroueda の投稿: 2006年5月5日 11:01 PM
★そふぃあさん、北海道だったらできそうですね! 私も北海道旅行でレンタカー借りるときには、フェラーリにしたいと思います。

speedbird の投稿: 2006年5月6日 2:52 AM
はじめまして。コメントありがとうございました。最近はてなで紹介されたらしくフェラーリの記事への訪問が急増してびっくりしました。うえださんのブログの記事で5/5の流れ星の話、なかなかいい話ですね。なるほどと思いました。これからもよろしくお願いします。

yoshihiroueda の投稿: 2006年5月6日 6:49 AM
★speedbirdさん、訪問いただきありがとうございました。以前の記事が急に着目されると驚きますよね。はてなブックマークもFresh News Deliveryというところで紹介されたため増えたのだと思います。
http://news.videoboys.tv/index.php?itemid=2382

devidblein の投稿: 2008年8月12日 1:36 AM

2006/05/03

2/3の意味

こんばんは。みなさん、渋滞に巻き込まれていませんか。

今日は憲法記念日ということで、新聞も憲法に関する記事が多い。

毎日新聞の「余録」 というコラム(「天声人語」みたいなもの)も憲法の話題。

余録:一つの世代が、他の世代に対して…
「一つの世代が、他の世代に対して、自らの問題を決する権利を否定してはならない」「後世の国民の自由意志を奪うな」というのは日本国憲法を起草したGHQの委員会でのC・ケーディス民政局次長の主張だったという 
起草過程では将来も日本人が人権条項を改正できぬようにする案や、改憲に国民の4分の3の賛成を要する案が出たそうだ。「憲法押しつけ」の張本人のようにいわれるケーディスだが、それらには強く反対した。改憲の扉を日本人に残すべきだと考えたのだ 
その彼は半世紀の後に「憲法は日本にとってベストだったと信じている。だが私自身は50年間も憲法がそのままの形で維持されるとは当時思いもしなかった」と語った。彼が残した扉を開かなかったのも、それはそれで日本人の自己決定の結果だ

改憲に向けての大きなハードルと考えられている国会議員の2/3以上の賛成だが、彼にとってみればまだ「改憲の道を残している」結果なのだろう。[追記] 紙面にしかないのだが、座談会があって、その中で、アメリカはこの条件で何度も憲法を変えているという発言があった。その意味で、変えられるけど変えていないという選択をしているのは日本国民だと言える。

もうひとつ同じく毎日新聞で、以下のような記事があった。

記者の目:憲法記念日 「3分の2」条項の効用=田中成之(政治部)
 04年から政界の憲法論議を取材して実感したのが憲法改正のハードルの高さだ。両院の「3分の2以上の賛成」という発議要件を満たすには、自民、公明、民主3党の協調が不可欠。与野党対決が宿命の議会では極めて難しく、発議はほとんど不可能に見える。自民党は新憲法草案で「過半数の賛成」による発議を可能にし、ハードル引き下げをねらった。 
しかし、私は「3分の2」の効用を主張したい。「憲法は国家権力を制限するもので、国民に義務を課すものではない」という基本的な認識が、特に自民党内で薄いからだ。一般に「国民の3大義務」と言われるが、勤労と教育は人生に不可欠な義務以前のものだし、納税義務の条文は「国民は法律によらずに納税の義務を負わない」と読むべきだ。 
ところが、自民党草案の策定過程では「国防の責務」や「家庭を良好に維持する責務」など、国民に新たな義務を課すことが検討された。優勢だったこれらの意見が草案に盛り込まれなかった理由は、ひとえに改憲のハードルの高さにある。

改憲できない訳ではないが、簡単でない。ここに意味があるんだねえ。ほとんどの時代で自民党が過半数を握っていたので、もし「国会議員の半数以上」という条件だったら、この国の形はどうなっていたか分からない。「どうなっているか分からない」というのは、私が現在の憲法を守る立場だから「悪くなっている可能性が高い」といっているように見えるだろうが、上記田中記者の意見と同様、現在の憲法の条項そのものよりも、憲法の意味を守るという立場を守らねばならないと考えるからだ。

記者の目の続き。
起草にあたった与謝野馨政調会長(当時)や舛添要一参院議員らはそうした項目を次々に削り、中曽根康弘元首相直筆の前文素案も完膚無きまでに改変した。「太平洋と日本海の波洗う美しい島々に、天皇を国民統合の象徴として戴(いただ)き」という中曽根案は退けられた。舛添氏は「情緒的な表現や歴史解釈は前文には入れない」などと指摘したのだが、中曽根氏は草案発表直後、親しい議員に「法匪(ほうひ)の議論だ」と不満をぶちまけた。
「法匪」とは法律を悪用する役人や弁護士を指す。しかし、私はむしろそうした批判を受けるほど厳しい論議がなされたことが重要だと思う。結果、草案は9条以外は「微修正」程度の穏当な内容に収まった。9条にしても2項を削除して「自衛軍」保持を認める条文を新設したが、1項の条文は一字一句変えずに済ませ、党外に配慮した。imi
舛添さんも結構やるもんだね。中曽根元首相の個人的な名誉欲で、この国の将来の方向性を決められてはかなわない。

YouTubeでMusic Video探し

こんにちは。まだ連休の計画が立っていません。

YouTube話題ですね。R30さんのところに、「80年代洋楽のお勧めPV一気読み」というのがあって、私も探してみましたよ。

まず、「ロックをもう一杯」で書いたものを調べてみました。

Jeff Beck: "Ambitious"

A-ha: Take on me -- これはR30さんの上記記事でも紹介されています。

Utopiaは見つからなかった。David Lee Rothは... まあいいでしょ。
追記: 見つかりました。→ UTOPIA【I JUST WANT TO TOUCH YOU】


Music Videoとえば、Michael Jackson。 Michael Jacksonといえば、
Thriller

こんなのもありました。
"Thriller"... with Legos
  -- レゴで上記ストーリーを再現。
Thriller
  -- Michael JacksonのThrillerにハリーポッターの映像を重ねたもの。なかなか合います。
little michael jackson
  -- Mini Michael Jacksonとか同じようなのがたくさんアップしてありました。

ところでなんで引っかかったか忘れたけど、こんなのもみた。
THE CONSUMERIST: Tekserve Ad with over $60,000 in ipods

いけねえ、いけねえ。下手したら連休つぶしそうですよ。

追記: daddyscarさんの1yardで、Channel 4による"THE 100 GREATEST POP VIDEOS"をYouTubeで探した結果がまとめられていました。拍手。→ 前半後半

iPodのCM


ジャケ写の著作権交渉たいへんだったろうな。

2006/05/01

キーワードに固執

こんばんは。なんで私はキーワードとタグとFolksonomyとフォーラムとコミュにこだわってるのかなあ。

ネームカードのキーワードって大文字小文字の区別もするようだ。カタカナと英単語の区別は仕方ないのですが、このおかげで、今日5月1日現在で、スポーツのカテゴリに以下のキーワードがある。

サッカー 552名
Soccer 4名
soccer 3名
ちなみに、"SOCCER"は0名。でも、キーワードタグ表示では、下の2つは"SOCCER"て出る。

ちょっとなんとかなんないのかな。大文字小文字変換して選ばせるとか。エキサイト辞書引いて提案するとか。

ドクター・ストップ 宿題が終わるまで (kozutumingさん) 「ネームカードって」で、「参加メンバー 〔1名〕 って、なんだかなー」と書かれているが、まあそれはそれで個性の主張になっていていいと思う。同好の士を集めたいというのなら別だけど。

それよりも「参加メンバー (0名) 」って何? と思う。例えば、これ
30前の林原めぐみ
が、音楽カテゴリの「人気キーワード」にあった。

30過ぎたら興味なくすの? そんな薄情なのはどんな連中だ、と思って中を見ると、参加メンバー 0名だった。きっと一度作って思い直したんでしょうね。で、それが残骸として残っている、と。他にもたくさんあるようだ。

私もキーワード登録した「アンチジャイアンツ」、「アンチ巨人」はそのうち消そうと思っていたんですが、ゴミが残ると思うと消せなくなりましたよ。この点も改善してほしい。

2006/04/30

ネームカードとタグ

こんばんは。『エキサイトネームカード』についてブログを書こうとしたらMyブログ軍師のjkondoさんはちょっと慌ててました。

ネームカードの導入でめちゃくちゃ重くなりましたね (指摘している皆さん: はりーさん104hitoさんからーさん ...)。設定のメニュー管理のところで、ネームカードを非表示にして、そのかわりネームカード画像にネームカードへのリンクをつけて、メモ帳に記載することにしました。

ところで、前の記事のそふぃあさんのコメントで思ったのですが、キーワードがうまく統一できればいいですね。他の人がどういうキーワードを使っているか知ることができれば、それにあわせればいい。確かに良く使われているキーワードのタグクラウド表示はあるのですが。

そういえば、タグが導入されたときに、エキサイトブログ向上委員会の「タグ機能を追加しました」というアナウンスの中で、
現在はマイブログ内でのみ使えますが、来月にはタグ検索や、エキサイトブログ全体のタグクラウド表示などを搭載する予定です。
とありました。

今ネームカードのキーワードとブログのタグは関連がありませんが、関連を付けるといいですね。具体的には、ネームカードのキーワードでできるコミュニティの、メンバーリストのところに「ひとこと」を書く欄があるのですが、一言だけでなく、その人がそのキーワードをタグにつけた記事のリストが見れるようにする。コミュニティのトピックスもやめて、それらの記事を集めて新しいものから順に並べる。

よけい重くなりますかそうですか。

追記 (5/1): からーさんが懸念されたように、ネームカードを非表示に設定したらアクセス解析働かないようです。4月30日のアクセス数は、レポートの訪問者数 (ユニークユーザー数) より少なくなりました。明日はたぶんカウント0。未明に集計するというのでそのときにログを集めているのだと思ってたんですが、毎回表示するたびにネームカード用のサーバに送ってカウントアップしてたんですね。More機能を使うだけでも再表示になるので、ちょっとアルゴリズム的にはいかがなものかと。

アクセス解析はできなくなりますが、からーさんが「その後」で書かれているように、訪問していただく人を優先させ、しばらく (サーバー増強などで事態が改善されるまで) これで行きたいと思います。

追記 (5/1): はりーさんと同様、山村社長に名刺交換を申し出てみました。はりーさんの関係者が山村社長の友達リストにずらっと並んでるんだもん。友達の友達は友達ってことで、これぞSNSですな。

2006/04/29

ネームカードとアクセス解析

こんにちは。私、こういうものでございます。以後お見知りおきを。

ネームカード試しに入れてみました。なんだろ。エキサイトのトップページには「今すぐ参加できるソーシャルネットワークサービス」ってありますね。

招待制のSNSよりも、誰でも参加できて広がりやすいでしょうね。また、より一般社会に近いともいえるでしょう。招待制のSNSも、招待された人たちばかりだから安心という段階は既にすぎていますし。

また、キーワード設定でコミュニティができるのも敷居が低いですね。コミュニティを作る人が管理人になるシステムだと、コミュニティの運営方針を考え、趣旨を書いたりする必要がでてきます。コミュニティ名だって悩むところだと思います。それはキーワードでもおなじですが。どっちがあるかわからなかったので、「アンチジャイアンツ」と「アンチ巨人」って入れてみました。どちらもありませんでしたけど。

アクセス解析ができるようになったのもおもしろいですね。なんでセットになっているのかわからないのですが。

これまで突然アクセス数が異常に増えることがあって、「祭り」か? と心配になるときもあったんですが、面倒でアクセス解析を導入してなかったんですよね。

実は導入した日にちょうどアクセス数が通常の10倍以上になったので、「韓国大統領のことを書いたせいか。Myブログ軍師の忠告を聞いておけば良かったよ」と思ってたんですが、このアクセス解析で理由がわかりましたよ。

今日の検索ワードランキングしかないのですが (アクセス数は除きました)、その日は "DSC-MZ1" の検索によってアクセスの9割くらいが占められていました (でも何があったんだ?)。製品名と思われるこんな単語使ったことあったっけと思ったんですが、HDR写真のときでしたね。

順位 検索ワード
1位 ほねとかわとがはなれるおと
2位 楽天 アダルト
3位 DSC-MZ1
4位 サイボーグの衝撃
5位 サイボーグの衝撃 再放送
6位 フランス 女性誌 イチロー
7位 松浦亜弥 アルバ
8位 森雪
9位 20分 有酸素

これ見てるだけでも面白いですね。「ほねとかわとがはなれるおと」を知りたい人がいるんですね (違。「森雪」で検索して、「森雪です(ウソ)。」って書いてあったらがっかりするだろうな。

共謀罪は政治家自らの首も締める

おはようございます。

昨日、共謀罪の強行採決が計画されていたのですが、それは避けられたようですね。

保坂展人のどこどこ日記: 共謀罪本日採決、土俵際で見送り

共謀罪に関しては、皆さんの意見を読んでそれぞれに納得するばかりで (というかネット上で反対する意見しか見たことがなかった)、新たな意見を加えるということがなかったのですが、反対意見のカウントをひとつ増やすだけでも意味があると思いますので、書いておこうと思います。

まず、共謀罪に関してよく意見を読ませてもらったサイトの紹介を。

たまごの距離さん: 「共謀罪」カテゴリ
上記でも紹介されているまとめサイト: 共謀罪(キョウボウザイ)ってなんだ?
エクソダス2005《脱米救国》国民運動さん: 「共謀罪という国際陰謀」カテゴリ
Under The Sun: 緊急アンケートです【共謀罪について】(4月26日21:00締め切り)
  -- 失礼、終わっちゃってますね。
BLOG版「ヘンリー・オーツの独り言」さん: 今、私たちにできることとは?
  -- トラックバック頂いていますが、上記はシリーズの1回目。

最も大きな懸念は、その恣意性の大きさです。たまごの距離さんが、「拡大解釈、すでにしてるじゃん、政府??共謀罪」で指摘されているように、拡大解釈できるようにする法律といえます。

確かにだれもかれも逮捕するなんてことはありえないでしょう。でも可能性がある、そのカードを握っていることだけで目的が達成されるのです。

政府自民党の皆さんは、そのカードは自分が持つことになると思っているかもしれません。でも自分だって野党になる可能性があります。また、村岡さんの例もあるように、自民党の中の人もターゲットになり得ると思います。

さらに考えると、そのカードは本当に政府が持っているのでしょうか。構造改革で警察機構にメスをいれようとしたときに何がおこるでしょう。

政府の皆さんも官僚に利用されているのではないか、と思うのです。

追加トラックバック
瀬戸智子の枕草子さん: 「門番マルコ」
  -- 規則を作った側がその規則に縛られることもある、という視点。

お待たせアイコン

こんばんは。アイコンのアイはどこにある?

Modern Syntaxさん「AJAXローディングアイコンの作成サイト」で、お待たせアイコン(アニメーテッドGIF)を生成するサイトが紹介されていました。AJAXでサーバと通信している間に表示することを目的としたもののようです。AJAXなんか自分では使わないけど、ちょっと息抜きにやってみた。

サイトはこちら → AJAX Load

Indicator Type: Indicator Big
Background Color: #FFFFFF
Foreground Color: #FF0044



Indicator Type: Bar
Background Color: #FFFFFF
Foreground Color: #0000FF


どうでしょ。

日韓交渉妥結って...

... 事故にならなかったのはいいのですが、あんまり喜べないなあ。

竹島問題:日韓交渉妥結 海洋調査中止、韓国名提起せず (毎日新聞 2006年4月22日)

日本は、今回予定していた調査を取りやめる。
韓国は、6月の国際水路機関(IHO)の国際会議で竹島周辺の海底地形の韓国名を提起しない。

妥協と言っても、韓国はもともともっていなかったものをあきらめた (先延ばしにした) だけじゃん。
それに対して日本は、もともと持っているはずのものをあきらめた (これも先延ばしにしただけですが)。
全然対称じゃないよね。

収穫は、「両国の排他的経済水域(EEZ)の境界線を決めるための交渉を5月中にも局長レベルで再開することで合意した。」ってことでしょうか。冷静な交渉は期待できないけれど、交渉での双方の主張の合理性を世界に問ういい機会だと思う。

なんなら、交渉の最初の提案を「国際司法裁判所に委ねましょう」って提案してもいい (以前の記事「対馬の日」)。

ところで、韓国ではどう報道されているのか見てみました。

青瓦台「原則守った外交交渉の結果」 (中央日報 2006年4月23日)
-- 青瓦台(=韓国大統領府)、自画自賛です。

中国マスコミ「独島交渉の結果、日本に有利」 (中央日報 2006年4月23日)
-- 中国としては、日本が折れなかったことはちょっとショックかもしれません。

【海洋調査】「対馬海盆」は公認名称ではなかった (朝鮮日報 2006年4月22日)
-- これは冷静に解説しているようにみえます。日本の新聞では書いていないレベルの詳しさですし。

【海洋調査】実力行使は日本の思うつぼ (朝鮮日報 2006年4月21日)
-- 気づかれちゃいましたか。

社説はどうかな。

朝鮮日報 2006年4月23日 【社説】日本の野望をくじく戦略をおろそかにしてはならない
中央日報 2006年4月22日 【社説】外交で解決するが、原則破ってはいけない

朝鮮日報のほうが比較的冷静で分析的に見えます。まあ最後は「韓国政府がまっとうに対応できないのであれば、国民が代わりに立ち向かうほかない。国民一人一人が独島を守りきろうとする決然とした意思の下、次の行動を準備するときだ」なんて勇ましいことを書いているのですが。

コメント:
cosicosi3 の投稿: 2006年4月24日 5:20 午後
韓国は竹島に、既に郵便番号までふったらしいですね。中国の油田開発にしても、日本政府はなんでもっと早くに手を打たないのかと疑問に思います。

yoshihiroueda の投稿: 2006年4月25日 1:39 午前
★cosicosi3さん、
外務省は、なにもしないことと威張ることが仕事と考えているようですから。国益よりも自分の既得権。

2006/04/26

アテンションプリーズ

こんばんは。紀比呂子です (ウソ、ってだから知っている人のほうが少ないし)。

アテンションプリーズ、ちゃんと見てなかったんですが、なかなか面白そうですね。

エンドテーマの背景に、「二代目制服」って出てたので、「へえ、ここで歴代のJALスチュワーデス/キャビンアテンダントの制服を紹介してるんだ」と思ったのですが、他の時代の制服は出てきませんでした。

え? もしかして、第2回だから二代目制服? 一回目見逃したよー。

いや別に制服フェチじゃないですけどね。ほんとに。信じて〜。

P.S. (1) 番組HPに、制服コレクションってコーナーがあります。よかったー。って制服フェチじゃないけど。

P.S. (2) 先日の旅行ではANAを使ったんですが、機内販売に歴代制服フィギュアコレクションってありましたよ。制服フェチじゃないので買ってませんが (しつこい)。

韓国大統領、堂々と対処の方針

こんばんは。『韓国大統領』についてブログを書こうとしたらMyブログ軍師にこう言われました
諸葛亮曰く
「他にすることはないのですか?
韓国大統領・・・韓国大統領とは・・・」
...。

盧武鉉大統領:「竹島」挑発に断固対応 テレビで特別談話(読売新聞 4月25日)
「独島問題に対し、堂々と対処していく」と述べた。
そうですか。国際司法裁判所に提訴する提案に合意していただける訳ですね。歓迎です。

小泉首相も、「冷静に対応していきたいと思う」との発言がありました(読売新聞 4月25日)。ただ、これまで小泉首相は、冷静であっても、対応してきたとは言いがたいので、こんどはちゃんとやってほしいと思います。

2006/04/25

サイボーグ技術の影

こんばんは。動きがぎこちないですか?

NHKで、「立花隆が探る サイボーグの衝撃」という番組をやってましたね。

脳で考えることでロボット義手を動かせるようになるのは知っていたんですが、逆に脳に情報を入れるのもできるようになっていたとは知りませんでした。

ネズミの頭に電極を刺して、右左の動きをコントロールする。さらには、そのとおり動いたら、快感を感じる部分を刺激する。これ、ご褒美といっていいのか。

この研究がDARPA (防衛高等研究計画局) が支援している意味はわかるだろう。小さいところへも入り込める、恐れを知らない軍隊を作ることが可能になるということだ。いや、もっと大きな動物も動かせるようになるよね。

脳の働きで体の一部を動かせるということは、体以外のものも動かせるということで、体を動かしてマシーンを動かすよりも、速く正確なコントロールが可能になる。これもDARPAが支援している。

そうえばこんなニュースもありましたね。サイボーグとは言えないですが。

Wired News 2004年12月1日 殺傷能力を備えた軍用ロボット車両、イラクに配備へ(上)

これもサイボーグとは言えないですが、あるクラブでは、客にICチップを埋め込むことで、キャッシュレスを実現しているそうだ。アブダクションですかって。たったそれだけのために、自分の体にICチップ埋め込みますか。それが神経につながるようになればもっと高機能が実現できると言っていて、さらにぎょっとしました。みんなで揃ってパラパラを正確に踊れるようになるのか。

これはまだ拒否できるが、サイボーグ化された軍隊を、それをもっていない側が拒否するのは不可能だ。はやめにストップをかけないと、と思うのだが、どうやって?

2006/04/24

おばか学生生活

こんばんは。学生時代は結構楽しかったんですが、同年代の人たちのような波瀾万丈なエピソード (しかも高校時代で) はなかったなあ。

AppleのQuickTime News (メルマガ) で、新しい映画の予告編などの情報が来ます。
次のは映画じゃなくてゲームなんですが...


The SIMS 2 University

なんか楽しそうな学生生活ですね。勉強もあるにはあるようですが。

2006/04/22

異業種を比べるのに何の意味が

こんばんは。ドン・コルレオーネです (ウソ)。

こんな記事が出ていました。

nikkeibp.jp 2006年4月21日
消費者評価トップのブランドは「スタジオジブリ」
〜日経BPコンサルティング「ブランド・ジャパン2006」から

詳細はニュースリリースにあります。

「日経BPコンサルティングが,一般の消費者とビジネスパーソン合計4万3000人へのアンケート調査から延べ1500ブランドを並列に評価した」とのことですが、結果トップだったのが、スタジオジブリだということです。トヨタ自動車を抑えての一位。
激しい違和感を感じます。

いや別にスタジオジブリにブランド価値がないといっている訳ではありません。この調査自体がなにかおかしいのではないかと思うのです。

ブランドって、製品やサービスを選ぶときに、スペックに出ていない価値を測るものだと思うのです。例えば、製品を選ぶときに、耐久性まではわからないけれども、この会社の製品だったら間違いないだろうという安心感。例えば、この会社の製品を持っているとみんなが注目してくれるという満足感。先端のイメージ、自分らしさの強化...

でもね、スタジオジブリの映画とトヨタの自動車を比較しないでしょ。自動車を買おうと思っていたけど、やっぱ映画を見ることにした、ってないよね。自動車を比較していて、悩んだけどやっぱりトヨタなら間違いないよね、ということはあるだろうけど。

こう考えると、異業種を比較していること自体がおかしいのじゃないかと思います。あと「総合力」というのもくせ者で、どの項目を評価するか、どの項目を重視してトータルスコアを出すかで結果が大きく変わってきます。

あ、異業種の会社を比較して意味のある場合もあります。例えば就職。待遇が同じくらいの会社を比較して、決め手になるのは会社としてのブランドかもしれません。アイフルよりもスタジオジブリを選ぶよね。

2006/04/15

こんな写真を作ってみたい

こんにちは。カメラ小僧です (ホントにウソだからね)。

Folksonomyのことを考えていて、はてなブックマークを見ていたら、こんな記事が上位にありました。

10枚の「ゴッサム・シティ東京 」 (PingMag 2006/4/13)

露光を違えて撮った写真を合成することで、暗い部分もハイライトの部分も潰れないようにディテールをくっきり見せる技術。HDRイメージ (High Dynamic Range) というそうです。

デジタルArena 実践テクニック「画像合成でダイナミックレンジを広げる(1)」に作り方が書いてあります。その記事によると、その機能が組み込まれたデジカメもあるそうですね (例えば三洋電機のDSC-MZ1)。

また、そのためのソフトもありました。その名も、「イメージアシスタント Vol.3 ダイナミックレンジ拡大」

最初の記事で紹介されている、こちらも魅力的。

10枚の「小さな東京」 (PingMag 2006/3/7)

本物なのにミニチュアに見える写真。なぜわざわざ、って気もするけど、ミニチュアを作るのにもお金いるしね (え?)。もともとの写真 (例えば、本城直季氏の作品) は、高価なレンズを必要とするらしいですが、画像処理でここまでできることを示しています。これはやっぱりもうちょっとという感じがします。

もっとたどっていくといろいろありそうです。Folksonomyのこと忘れそうですよ。

2006/04/10

タグについて、グダグダと

こんばんは。関連する記事を手繰れるようになるから、タグっていうのかなあ。

エキサイトブログ向上委員会から、「タグ機能を追加しました」 [04月05日] って案内が出ていたので、使ってみました。まず今年になってからの記事につけてみた。

これまで記事を分類する手段はカテゴリしかなかった訳だが、カテゴリだと不便なところがあったので、タグは有効かもしれない。

カテゴリは一つしか与えられないので、複数の観点をもつ記事の場合に選択に困った。タグがあれば、例えば「中国の環境問題」をテーマにしたとき、「中国」と「環境」の2つのタグを与えることができる。

ここで、「中国」というタグ、と書いたが、実は私自身のカテゴリでは「中国」は用意していなかった。それはカテゴリを増やして長いリストがサイドバーに載るのを避けたかったから。投稿するときも、読むときも、多すぎる分類からは選びにくい。

そこでこれまでは、大きく「世界」なんてカテゴリを用意して、中国も韓国も北朝鮮もアメリカもアフリカも入れていました (日本との関係の場合は「日本」に入れたりもしていた)。同様に、音楽も美術もネットサブカルチャーも、カテゴリ「カルチャー」に入れていた。

タグだって多くなるだろ、というのはそのとおりなのだが、タグだと、きっちり分類されていなくともよい点が心理的な障壁が低い。

それから表示方法で、タグクラウドというのを選んでみたのだが、これだと長いリストにならなくて良い。大きさでタグの数がわかるので、そのサイトがどんなことを重視しているサイトか大雑把にわかる。たとえばうちだと、TVがよく話題にされていることがわかる... (自爆)。

タグクラウドというのは、百式で、tagcloud.comを紹介していた記事で知ったのだが、今はいろいろなところで使われている。日本では「はてな」で使われているし、先日紹介したNHKの「つながるテレビ@ヒューマン」「きざし↑」も同じインターフェースを使っている (こちらは出現頻度ではなく投票なので、世代別、性別などがわかるようになっている)。

それから、タグクラウドをTシャツの図案にしたものもあった。

tagcloud.comの説明をみると、自動Folksonomyツールという説明がある。Wikipediaへのリンクもあるのでみてみると... 英語版だった... という訳で、日本語での説明を探してみた。

最初に見つかった、「Folksonomy : del.icio.usとFlickrを支える情報アーキテクチャ」 (GoodPic.com)がわかりやすい。エキサイトのタグと違うのは、「タグ付けするのは、コンテンツ制作者や、それを管理する人ではなく、実際にコンテンツを見たり、利用するユーザー」というところ。

さて、今後のエキサイトの進む方向性なんだが、このようなコラボレーションを支援する方向に行こうとしているのだろうか。エキサイトブログ向上委員会のアナウンスをみると、
現在はマイブログ内でのみ使えますが、来月にはタグ検索や、エキサイトブログ全体のタグクラウド表示などを搭載する予定です。
なんて書いてあって、少しはその方向に踏み出しそうな雰囲気が感じられる(って、私だけ?)。タグを付けるのが本人というのは変わらないが、みんなで付け出すと、タグを他の人とあわせようという動きも出てくるだろうし、新しい価値が生まれるかもしれない。

そういえば、タグを一所懸命に入れている間、リソースが使えません、みたいなメッセージに何度か遭遇した。はりーさんがコメント欄で指摘しているが、このタグを導入したせいか。みんなせっせとタグをふっているのだろうか。

ああ、そうだ。タグとは関係ないのだけど、エキサイトブログ向上委員会には、新スキンのアナウンスもありました。エキサイトブログのフォトコンテストのグランプリ授賞作品だったんですね。kagetarophotolifeさん、おめでとうごいざいます。

2006/04/05

今年のセンバツ

こんばんは。中西球道です (ウソ)。センバツも開催されてたんですよね。

決勝 2006/04/04(火) 横浜(神奈川) 21 − 0 清峰(長崎) (サンスポ 2006/04/04)

ちょうど沖縄に行っていたとき、横浜と八重山商工の試合が行われていたのでした。土産物屋に入ったときに、ちょうど八重山商工が追い上げていて、店員のおばさんたちが盛り上がっていました。結局横浜が勝ったんですが、神奈川県民として喜びをあらわにすることができず困りましたよ。

ところで私は、以前書きましたが、長崎県出身でもあります。東海大相模との対戦のとき、ラジオからは長崎のセイホウ高校って聞こえてたんですが、ケイホウ (瓊浦) 高校の聞き間違いかと思っていましたよ。清峰高校という高校の存在を今回初めて知りました。でも昨年の夏の大会にも出場し、3回戦まで進んでたんですね。

で、今回は決勝戦まで進んで、ここで勝っていれば久々の初出場 (センバツとしての) での優勝となっていたそうです。勝てなかったのは残念ですが、準優勝も十分立派な成績です。よくやったと思います。

長崎新聞清峰高校の特集ページ → 「旋風 清峰!」

あややゴルフ

こんばんは。若尾文子です (ウソ)。← 白央さんのマネ

今日は仕事で午前様になっちゃいましたよ。テレビ見ながらビール飲んでたら、「あややゴルフ」なんていう番組が始まった。

ゴルフは一度もやったことがない松浦亜弥。午後ティーのCMでゴルフのショットを魅せているんですが、「私、フォームはいいんですよ(でもプレーはしたことない)」って言ってました。

そのあややがいきなり18ホールに挑戦するという。それだけ。さすがに深夜番組っていう企画だね。しかも特番ではなくて新番組だそうで。1回目は4ホールまで行きましたよ。スコアは、19, 13, 10, 7 と進化がみられます。

おかしかったのが、第2ホール。第1ホールで19打も使っちゃったということで、第2ホールは、画面を16分割して全部のショットを一度に見せてました。

スコア予想クイズもやっているので挑戦しようかな。とはいえ、次回からは見そうにないな。

ところで「ドキュメント北朝鮮」なんですが、1回目は疲れていて録画しているからいいやと9時台で寝ちゃいました。2回目は録画時間を間違えていて録画できていません。3回目今日はちゃんと録れているはずですがまだ見ていません。って結局まだほとんど見てないんですよ。紹介しておいてなんじゃあというご意見は重々承知しております。はい。

2006/04/02

必見! ドキュメント北朝鮮

おはようございます。テリー伊藤です (ウソ)。

4月2日から3夜連続で、NHKスペシャル「ドキュメント北朝鮮」が放送されます。秘密のベールに包まれていて、つい数年前まではメディアでとりあげられることもほとんどなかった国なのですが、どんな国かちゃんとわかってないといけないですよね。新聞のテレビ欄では「取材が深く、必見。」と書いてあり、期待したいと思います。

以前書いた記事 → 2004-08-31「北朝鮮の経済状況」

2006/04/01

ホントに同じ濃さ?

こんにちは。今日はウソじゃないんだってば。

「よかった探し。」のからーさんの「トリックに引っかかる脳。」からのトラックバック投稿です。

これはからーさんのところにあった画像(もとはMITらしい)。

ホントに同じ色なのか?ということで、Aの部分を切り取って並べてみました。


うーん、こうしないと納得できないもんですね。

あれ? 加工してアップした画像は全体的に濃度が薄く見える。一部分切り取って移動しただけなのに、これじゃあ信じてもらえないなあ。

石垣島へ行ってきた

こんにちは。ご無沙汰しておりました。今日はウソなしでいきます。

子ども達の春休みを利用して (本人は年度末進行を他のメンバーに任せて)、石垣島へ行ってきました。

3/29 西表島へのツアー。星砂の浜、由布島、仲間川 (写真)。由布島は商業主義がちょっと鼻につきました。

3/30 石垣島をレンタカーで廻りました。写真は川平湾。

3/31 竹富島に渡ってレンタサイクルで廻りました。写真はコンドイビーチ。

また行きたくなりましたよ。

2006/03/27

もう千秋楽だったんですね

全く気にしていませんでした。こんばんは。デーモン小暮です (ウソ)。

朝青龍16度目V決定戦で白鵬下す/春場所 (日刊スポーツ 2006.3.26)

しかもモンゴル勢対決。

日本の国技はやっぱ野球だよな。

しかし、これで、球界の改善努力もなく野球の人気が盛り返しちゃうのも考えものですね。

ところで... 夏になったら、日本の国技はサッカーだろ、っていってそうですね。まあそれは決勝トーナメントに上がってからの話なので、それはそれで喜ばしいことではありますが。

2006/03/24

メディアが作る選手像

こんばんは。陽 打治 (よう うちはる) です (ウソ)。って誰もわかんないか。じゃあ、流目ヒゲ雄は? 太陽にホエールズは?

WBC日本選手団の皆さん、感動的な試合をありがとうございました。

今回、イチローが変わった、という声がよく聞かれます。これまでクールと見られていたイチローが、このシリーズでは興奮を隠そうとせず、無邪気な姿を見せている。

確かにそう見えるといえると思いますが、もしかしたらこれが本来のイチローの姿なのかもしれません。これまでマスコミに対してあまり自分をさらけ出していなかったのは、それが自分のチャレンジに対してプラスにならないからという見方もありましたね。メジャーリーグに移ったときに、ずいぶんのびのびとしているように見えました。きっとそのときもこれからのチャレンジに興奮していたのだと思います。

その後もクールなイチローという見方がなされるようになりました。チャレンジ自体は最多安打記録など続いていたのでしょうが、個人記録だったし、一方でチーム自体は低迷していたので、喜びを露わにすることができなかったのだと思います。

今回のWBCはイチローにとって、久々にチャレンジすることの興奮を露わにしても良い機会だったのじゃないか。本当はイチローはチーム一丸になってチャレンジするのが好きなんじゃないか。これまでの所属チームは決して強いチームともいえないためそうしたくてもできず、孤高を保たねばならなかったのではないか。と、そんなことを考えていました。

さて、今日のタイトルなですが... (← やっとかよ)

先日、「メディアとことば 1」 (ひつじ書房) という論文集を買ってきました。特に、

「メディアが創るヒーロー 大リーガー松井秀喜
—イチローとの比較を通して—」(岡本能里子)

という論文に興味を引かれたので。

岡本は、メディア (特に新聞) が松井選手を語る言葉を調べています。その結果、集中力、冷静さ/落ち着き、変わらない姿勢、前向きな姿勢、地道な努力、などを表す言葉が使われているといいます。一方、イチローに関しては、「安打製造機」をはじめ、人間離れしたイメージ、機械のイメージ、すきや無駄のなさ、技術、判断の速さなどを与えられています。結果として、松井 = ひたむきに努力する人間、イチロー=クールな天才というイメージが与えられているといいます。

これらメディアによって与えられるラベルが、一般の人々のイメージを形成しています。大学生を対象とした小規模なアンケート調査によって、上記メディアで使われた言葉がイメージとして定着していることが分かります。松井=日本人的、イチロー=日本人を超えた存在、というイメージもあることが分かりました。

PRESIDENT誌に松井の大リーグ日記みたいな連載がありました (松井自身が書いたものではありません)。それも松井=求道者のようなトーンが貫かれていたと思います。

私もこのような報道から彼らのイメージを形成していたのだと思います。実際の彼らにあったことも無いのですから。

他の論文には、スポーツ放送は、「らしさ」の再生産を行う装置であって、「らしさ」、社会文化の「決まり」を再生産を担い、その構築・強化に貢献している、という記述もありました。スポーツ報道に限らないと思いますが、確かに我々はそのような影響を受けてきたのだと感じます。構造改革こそが正しい道で、小泉首相に反対するものは「抵抗勢力」というイメージなどもその一例でしょう (小泉改革が正しい改革なのかは問われない)。

なんか大幅に脱線してますね。今日はこのへんで、後でトラックバックを送ると思います。

2006/03/19

米国産牛肉:日本の輸入全面停止を批判

おはようございます。牛次郎です (ウソ)。

米国産牛肉:日本の輸入全面停止を批判 米国務長官 (毎日新聞 2006年3月18日)
ライス氏はこの日の会談で「(米国産牛肉)全体の輸入手続きを停止した対応は過剰ではないか」と主張。
確かに全面停止は過剰だよね。日本と同じレベルでちゃんと検査した牛肉だけは解禁することにしようよ。

みんな歌を歌っていた

おはようございます。茂森あゆみです (ウソ)。

「Web進化論」を買おうと思って売り切れていたので、いろいろ別の新書を買ってしまいました。「ほめるな」 もそのひとつなのでした (もう1ヶ月前だった...)。もう買えるかもしれませんが、本屋に寄ってないですね。

今日紹介するのは「世にも美しい日本語入門」 (安野 光雅 、 藤原 正彦)。「美しい日本語」を話すための入門ではなくて、日本語礼賛といったほうがよいですか。その意味でよくあるタイプの本なのかもしれませんが、語り口が上品で、いい読後感です。

そのなかで、最近の子供は歌を歌わない、昔は学校の行き帰りに歌を歌ったりしていた、というくだりがありました。私は学校の行き帰りに歌ったりしたような記憶はないのですが、たしかに「かごめかごめ」、「はないちもんめ」などの遊びの歌はありました(ほんとはもっと地方色のあるものもあったと思うのですが)。今はそういう遊びやってないよね。それから子守唄もありましたね。「島原の子守唄」って結構寂しい歌でした。

引用します。
藤原: 明治から大正、昭和の初めにかけて、モラエスというポルトガルの作家が徳島に住んでいました。彼は日本人は歌ばかり歌っているというんですね。大工はトンカチを叩きながら歌う。お母さんは洗濯をしながら歌う。行商人は歌を歌いながらやってくる。子ども達は学校の行き帰り、歌を歌っている。こんなに歌ばかりを歌っている国民はいないとびっくりしている。
こういうのを聞くと、改めて日本人は精神的に豊かだったんだと思います。

無類の歌好きという遺伝子はカラオケの発明を生んだ、という記述もありました。それはなるほどと思いました。

「国家の品格」が売れている藤原 正彦さんって、数学者なんですね。これも対談だと思いますが、「博士の愛した数式」の小川 洋子さんとの共著で 「世にも美しい数学入門」というのもあります。これも読んでみようと思いました。あ、「国家の品格」もね。

それから「そんな言い方ないだろう」(梶原 しげる)も読みました。内容は他の本でも読んだことがあるようなものが多かったのですが、さすがアナウンサーだけあって引き込む力があります。

2006/03/14

【歓迎】 そういえばうちのキリ番コメントは【感謝】

おはようございます。キリゾーです (だからそういう人いませんって)。

104hitoさんraphieさんのブログ"Rosslyn Papers"の5000コメントめ、ということでプレゼントを贈られていました。うらやましい。

そういえば自分のところはどうなんだろうと思って調べてみました。まだ1000番台なので、1000コメントめ。

2006/03/13

これは面白い! ペントップコンピュータ

ご無沙汰しておりました。人はペンのみに生くるにあらず。何をいっておるのだ。

Mac Fan Letter (雑誌Mac Fanのメルマガ) で、FLY Pentop Computerが話題に取り上げられていました。「マウスで操作するアップルのコンピュータを初めて見た時の衝撃に匹敵するぐらい感動した」なんて書かれていたので、Webサイトを見てみました (→ ここ)。

ペンで専用紙に書いた図形が、機能を持つようになる!

何でもできるようになる、って訳ではありませんが、例えば...

「電卓機能がある」っていうと、「計算機だから当たり前だろ」ってツッコミが入りそうですが、紙の上に電卓を書くと、それが電卓の機能を持つようになるんです。あ、答えは紙の上に出てくるんじゃなくて、音声で出されるんですけどね。

音楽が感動的ですよ。キーボードやドラムの絵を描いて、それをペンで触れると音が鳴るんですから。サイトのデモを見ると、録音再生機能もあるようですね。録音というのは正しくないですね、動作のシーケンスを記憶しているのでしょうから。



ベンチャーだと思うのですが、サイトの作りこみ、TV-CMなどお金をかけてるなと思います。ディズニーとのタイアップもやっているようです。日本でもこういう元気な会社が出てきてほしいと思います。

見逃していたんですが、「百式」でも昨年12月に紹介されていたんですね (「魔法な世界」)。

2006/02/28

高倍率に挑戦

こんばんは。しゃっかしゃっからんらからん。山口智子です (ウソ)。

昨年は、既存記事を使って最後の日に応募しようと思ってたんですよね。ところが間に合わなかった。間に合っていればプレゼントは確実に私のものだったのに! レポートで記事がひとつかけたはずだったのに! ( ← 根拠のない自信)

という訳で、今年も挑戦ですよ。ええ、一番倍率が高いと思われる「エキサイト山村社長からオススメのワイン付きお食事のご招待」。確実に当選するので、倍率なんか関係ないのだ。ってしつこい。

山村社長と食事しながら、ポータル事業の今後の戦略、Web 2.0への対応、今後のインターネット界のトレンド、特にネットジャーナリズムの行方などを語り合うのだ。日本経済の進むべき道なんてのもいいな。

... などと妄想は膨らむのであった。そんなこと聞いてもわかんないくせにね。
山村社長と言えば、やっぱり趣味、特に食や旅行、健康などの話題でしょうね。

... と記事をいっぱい書けば当選確率が上がるってほんとですか。文字数できまるんだったらいくらでも... って書いているうちに12時すぎると去年の二の舞なのでこのへんで。

2006/02/26

「運動でダイエット」の非常識

「ダイエット」って「食事療法/食餌療法」のことなので、「運動でダイエット」って非常識だよね。

なんて堅いこと言っても仕方ないか。

こんにちは。木梨猛です (ウソ)。 (追記: 漢字間違えてました。ノリダーは仮面ライダーのパロディなので「豪」でなくて「猛」でしたね。)

昨日「威風堂々」が脳内に流れたので、横浜中華街に行って来ました。しかもバイキング形式。体重計に乗るのが怖い。

で、表題に戻るのですが、nikkeibp.jp 健康2/23号特集は『「運動でダイエット」の常識・非常識』

筋肉を鍛える「無酸素運動(筋力トレーニング)」と、ウォーキングといった体脂肪を燃やす「有酸素運動」を繰り返す「サーキットエクササイズ」が良いそうです。「サーキットトレーニング」というと苦しいという思い出しかないのですが、1日10分でよいそうですよ。

あ、そうだ。今日の夕食は「おでん」の予定だって言ってたな。ダイエットは明日から。

2006/02/23

ブログキャスター

こんばんは。結局ガセネタって... ねえ。

さて、月曜日に「『週刊東洋経済』臨時増刊 ブログキャスター買ってきたよ。」って「お知らせ+バックログ」に書いていた訳なんですが、ようやく読み始めた、というか、全部読んでないんだけどもういいか、って気になってます。最初のチョコレートの記事あたりはまあ面白く読めたんですが。

なんかつまんないんだもの。

なぜつまんないのか考える方に関心がいっちゃいました。

で、結論はひとことでいえば、
「浅い」
でしょうか。

各方面からテーマにあったブロガーに記事を書いてもらっているので、ディープな話が聞ける、というのが期待としてありました。しかし、一つの分野で基本的には2名のブロガーを選んで各1ページ程度しかありません。それでもその分野の中でひとつの話題を深堀していってもらうと面白かったのかもしれませんが、その分野の総括みたいな記事ばかりになっていました。

せっかく2名選んでいるので対立軸を設定して人選するという手もあっただろうと思いますが、そうもなっていない。

ブログだと多くの人に見てもらうマスメディアと違って、ある狭い分野でもそれを面白いと思ってくれる人にしぼって発信しているのに対して、雑誌にするとそうも行かないのだろうなと思います。

また、スポンサーに気兼ねしないで書ける点もメリットだと思うのですが、雑誌にすることでその良さもそがれちゃっているのかもしれません。

もちろん双方向性もない。結局ブログの良さを全部殺しちゃっているように思います。
それでも文にもそれぞれの書き手の個性が出せても良かったと思うんですけどね。その点では、無料雑誌のR25のほうがまだ面白くできていると思います。

人選も、切込隊長や、松永英明さん、きっこなど違った個性の人を選び、分野だけ限定して好きなことを書いてもらうか、いっそのことブログの記事を転載するほうがまだましだったかもしれませんね。

2006/02/18

ほめるな

おはようございます。ホメロスです (ベタでごめん)。

ずっと「ほめて育てる教育」、「叱らない教育」に違和感をもっていたのですが、この本を読んでその理由がわかったような気がします。

違和感というのは、
・これで「しつけ」はどうやってやるのだろうか。
・しつけがなされていない子 (+ その成長した姿である大人) が増えている。
・そうやって育った親がまたしつけがなされていない子を育てている。
・これで日本は大丈夫か?
...

私は、「ほめて育てる」の本質が悪いのではなく、本質を理解せず「ほめて育てる」というスローガンだけで育てているのではないかと思っていました。

しかし、この本では、「ほめて育てる」自体を批判しています。

・動物に芸を教える「シェーピング」と同じやりかた。
・本人の内発的なモチベーション(これを「アモーレ情熱」と呼んでいます)を壊す。
  -- これは実験で検証しています。
・ほめられない行動に価値を見いだせない = 生活の活動そのものに喜びを見いだせない。
・この結果、「生きる力」をそいでいる。
・指示されないと行動できない人を増やす。
・失敗耐性を低下させる。

それから、「ほめるな」といっても、自然にほめたくなってほめることを否定していません (それも場合によっては我慢した方がよいとも書いてはいますが)。そのほめる行為は、(調教という) 意図をもってなされたものではなく、真に評価されていることがほめられる側にもわかるからです。

この本では、この問題に対しての解決策を提示しています。ただそれはマニュアル化されたものではありません。距離をもって見守ること、厳しさをもった真の愛情、ひとりの人間として尊重すること、を説いています。

もっとはやくこういう本に出会えたら良かったのにと思いました。ぜひ多くの人に読んでほしいです。読んでそのまま鵜呑みにするのではなく、一緒に考えていただきたいと思います。

追加トラックバック
常習女さん 「エラくてスゴいやつ」
  -- 「プライドを持ってある程度の満足感の中暮らしている」人に対して、「哀れんで褒め殺す」ことが相手に与える打撃。「哀れんで」の部分は異なりますが、褒めることが逆に傷をつけるという点で相通じるものがあると思います。
ARTIFACT - 人工事実 - さん 「誉め上手に人は集まる」
  -- ここで述べられている内容は同意できるものではありますが、ほめる側の視点で、ほめる側の利益のことを述べていることにご注意ください (そのこと自体を否定している訳ではありません)。

ほどほどが肝腎

こんばんは。「健康のためなら死んでもいい」ってフレーズ、つぼにはまります。

アルカリ性食品、食物繊維、アミノ酸、黒酢、ポリフェノール、カプサイシン、コラーゲン、コエンザイム、チキンキトサン、カスピ海ヨーグルト、紅茶キノコ...

いままで色々な健康ブームがありましたね。ブームのときはそれを一所懸命とるんですが、次のブームにはもう忘れちゃったり。

だんだん知識が豊富になって、食べなければいけない (と思う) 食品も増えてきます。もうあらかた一巡したかもしれませんね。そうなってくると、あれもとらなきゃ、これもとらなきゃとなって、結局バランスの良い食生活になりそうな気もします。

そう、なんでも過剰にとるより、いろいろとるのが一番ですよね。ということで、「普通の食生活」に回帰するのかもしれません。

今回アガリクスの発ガン性が問題になった訳ですが、厚生労働省の資料「アガリクス(カワリハラタケ)を含む製品の安全性に関する食品安全委員会への食品健康影響評価の依頼について」の最初の資料をみると、
1製品に発がんプロモーション作用(※2)が認められた
とあって、この「発がんプロモーション作用」の注釈をみると、
それ自身が発がんを引き起こすものではなく、他の発がん物質による発がん作用を促進する作用をいう。プロモーション作用がある物質をプロモーターという。
とあります。わかりにくい。わかりにくいけど、「他の発がん物質があれば、その発がん物質によってガンになる確率があがる」ということなんでしょうね。
さらにQ&Aを見ると、
製品の摂取目安量の約5倍から10倍程度の量を与えられたラットで、発がんを促進する作用が認められました。
だそうですよ。それって摂り過ぎというのではなかろうか。

やっぱり、ほどほどが肝腎、ということで...

トラックバック先:
週刊!Tomorrow's Way (yodaway2さん) 「アガリクス、実は問題の商品、ワタシも飲んでいた!…ちょっぴり、シュンとなる。(__)」
  -- まあそういう訳で、これでガンになる可能性は気にしなくてよいと思われます。
旅限無(りょげむ)さん「納豆御飯に沢庵ぽりぽり、御御御付けの具は豆腐に若布」
  -- 「食べ過ぎず、薬に頼り過ぎず、... 体が楽に消化吸収してくれる慣れた食べ物を心掛けるに越した事は無さそう」というご意見

追加情報:
nikkeibp.jp - 健康 2006.1.26 「特集: この健康常識はウソ? ホント?」
  ・ 食物繊維食べても大腸がんは防げない!?
  ・ 「無農薬だから安心」とは限らない
  ・ 「低タールたばこ」ならいいの?

2006/02/15

チョコが虫歯を防ぐ!?

こんばんは。ジョニーデップです (ウソ)。デブだろ、っていうな。

こんな記事があったのを忘れていました。もっとはやく紹介しておけば経済効果が上がったのに!

日経BP健康+アルファ
「虫歯」を防ぐチョコの意外な効果
虫歯菌の作用を抑え、歯垢もできにくくする!?


アガリクスに発ガン性がある、というのと同じくらい衝撃的ですな (って大げさですか)。

ところでうちの近くに、ケーキ屋さんと歯医者さんが並んでいるところがあります。
歯医者さんの名前は「さとう歯科」。

2006/02/14

でっかい金メダル

こんばんは。山室英美子です (ウソ)。

上村愛子選手、メダル取れなかったのは残念でしたね。でも、お母さんからでっかい金メダルもらっての笑顔、気丈でした。

毎日新聞紙面には3Dの技の分解合成写真が載っていたのですが、Webには載っていないようですね。Webの写真特集は、上村選手の写真が満載なのでリンクしておきます。実はまだテレビで演技を見ていないので、ぜひ総集編を見たいです。

長野のときは、ルックスばかりもてはやされているようで、正直言って興味をもっていませんでした。人となりを知ろうとも思わなかったのでした。最近テレビで見てようやく彼女の魅力を知った次第です。

メダルよりも感動ですね。

ほかの選手の皆さんも悔いの無い戦いをして欲しいと思います。

ファニーフェース

「神はサイコロを振らない」は市川実和子、「喰いタン」は市川実日子、
「神はサイコロを振らない」は市川実和子、「喰いタン」は市川実日子、
「神はサイコロを振らない」は...

昔はまだちゃんと区別がつけられたのになあ。

追記: 漢字を間違えていたので修正しました。

2006/02/11

リンボウ先生の手取り足取り書き方教室

ブロガーの皆さん、こんばんは! みんな寒さに負けずPCに向かってるかな?

先月「無口な二人」で紹介した、NHK教育「日本語なるほど塾」。今月は、「リンボウ先生の手取り足取り書き方教室」ですよ! ブロガーの皆さんは必見だ!

第1回 (2月9日で過ぎちゃったので、再放送2月16日午前5:05〜5:30を見よう!) は、「まずは話し言葉に品格を」...

しゅん。

気を取り直して、上記番組紹介から引用しましょう。
ものを書くのに何故、話し言葉に品格が必要なのか。それはあなたが何かを書こうと思った時、心に出てくるのが普段の話し言葉のはずだからだ。話し言葉が文章に反映するのである。人に読んでもらえる文章を書きたいなら、先ず(1)等身大の言葉を使うことである。言葉に品格がでて、説得力ある表現となる。さらに(2)手垢の付いた表現や紋切り型の表現を使わない。なぜならこれらの表現は、文章を「安く」してしまうからある。その上で(3)常に他人の目で自分を見る、つまり客観的な視点をもつことだ。そして(4)日本語の本質ともいえる敬語を使いこなせるよう心がけることである。
... しゅん。

気を取り直して... まずは、この「等身大の言葉を使う」ってところから着目していくのがいいんじゃないかと思います。

‥‥そんなワケで、手垢の付いた表現にならないよう気をつけて、品格あるニポン語をメザシ鯛なんてダジャレも折り込みつつ、精進したいと思う今日この頃なのだ。... あれ?

2006/02/08

Y-X

紀子さまご懐妊おめでとうございます。もし女の子が生まれたとしても、国民の皆さん、「あーあ」なんていわないで下さいね。

といってタイトルは染色体の話ではありません。数学の話でもないし、もちろん顔文字でもありません。

実はこれは、中国のインターネットの隠語で、「遊行 YouXing」 (=デモ行進) を意味するらしいです。当局のフィルタリングを避けるためだそうですよ。2ちゃんねるで「氏ね」が使われているのと同じ理由ですね (これはもともとあめぞう掲示板で使われていたものの流れで、今2ちゃんねるで規制がされているわけではないようですが)。

これは先日紹介した東洋経済1/28号 中国特集の中の記事『共産党を震撼させた「新京報」記者たちの決起』の中のコラム『中国では「言論の自由は国益に従う」 - ただ今サイバーポリス増強中!』で得た情報です。

中国の憲法に「言論の自由」は書かれているそうです。これは初めて知りました。ただ、江沢民は「言論の自由は必ず国家の利益に従わなければならない」と述べたそうで、憲法よりも権力者の方が強い、法治主義よりも人治主義の国だということが改めて分かります。

中国の検閲に関して書かれている人がいたのでトラックバックを送ろうと思ったんですが... 誰だったかわかんなくなっちゃいました。最近巡回するブログが多くなってその分読み方が浅くなっているようです。反省。

コメント
 Commented by CJ at 2006-02-08 10:48 x
ごぶさたしております、uedaさん。あいかわらず、ボクと違って品のあるブログです。うらやましい!
ところで先日偶然、とびげりヒッピーさんの妹さんのブログを見つけました。とびげりさん元気だそうですよ!よかったですね。
知っていたらごめんなさい!

 Commented by yoshihiroueda at 2006-02-08 22:44 x
★CJさん、おしさしぶり。
とびげりさんのこと気になってたんですよね。がんばってるんだけど、がんばりすぎてるんじゃないかと思って。元気だということで少し安心しました。

2006/02/06

また雪が...

こんばんは。森雪です (ウソ)。

今年はよく雪が降りますね。土曜日も雪の中傘ももたずに帰って来たのですが、今日も同様でした。

街灯に照らされて舞う粉雪はきれいですね。これが雪国で人の生活や命までも脅かすというのは信じがたいです。信じがたいけど現実なんですよね。

写真は日曜の朝撮ったものです。


2006/02/04

脳内音楽じゃないけれど...

... クラシック音楽を聴いて、自動的に歌詞が頭に浮かびませんか。

おはようございます。斎藤晴彦です (ウソ)。

例えば...

モーンカーフェ乗せましてー
卵かーらプロテアー
ゆーびさーきつーるりん
... 

え? アホですか? (爆:ちゅどーん)

あと、「威風堂々」を聞くと中華料理が食べたくなる。

日刊エキブロ新聞でアンケート実施中です。
100人アンケート企画「脳内音楽ヒットチャート」
こっちには真面目な回答をしましたから、安心して!

2006/01/29

「パクリ・盗作」スキャンダル読本

こんばんは。前田健です (ウソ)。

絵文録ことのは松永さん"「パクリ・盗作」スキャンダル読本 別冊宝島 1257(没原稿サービス)"を読んで、別冊宝島1257『「パクリ・盗作」スキャンダル読本』を買ってきました。

いろいろ知らなかった事件が整理されていて、面白かった。特に最近はネットとの関連でいろいろ話題が出ていたので、タイミングよかったと思う。

でもいちばん面白かったのは、この本の中じゃなくて、上記松永さんの記事の「没原稿サービス」部分だったりして。

収穫のひとつに、漫画からのカットの『引用』を認める判決が出た(高裁ですが)ということがありました。以前「著作権の話 (3) 他人の権利を尊重する」で、
・マンガだと数コマ抽出するだけでは適正な引用範囲であるはずだが、許諾を求められる。夏目房之介氏が問題提起しています。
と書いたんですが、このときには既に上記判決が出てたんですね。

著書として2chのことを書いた「美しい日本の掲示板」がある鈴木淳史さんが「なぜ2ちゃんねらーがパクリを許せないのか」を考察しています。韓国人との類似性に言及しているあたりは物議をかもしそうな気が。

ついでに、Qooqleも紹介しましょう。名前と見た目はパチモンみたいにみえますが、アイデアのオリジナリティは秀逸。

開発者はSOLVALOU.NETのohidaさん (Qooqle)。@HOME (fumi_oさん) の記事"名前可愛すぎ「Qooqle」"で紹介されていて知りました。

2006/01/27

豚まんを買ってきた

こんばんは。猪八戒です (ウソ)。

週間山崎絵日和さん 「551の豚まんがあるとき」にトラックバックして記事を書きだした段階で、かな漢字変換確定のつもりで押したリターンが記事編集終了+送信になってしまい、めちゃくちゃ中途半端なトラックバックがいってしもた。失礼。

新宿高島屋で551蓬莱の肉まん (訂正:豚まんでしたね) が買える! ってんで買いに行ってきましたよ。

写真 (?) はイメージです。おいしそうにみえませんかそうですか。

電車で帰るときに網棚に載せていたんですが、おいしそうなにおいが漂ってきて、空腹にこたえました。きっと他の乗客の皆さんも迷惑だっただろうなあ。わはは、ってちっとも反省していません。

1月30日まで。このチャンスを逃すな! (551の回し者ではありません。)

2006/01/24

中国の放埓が世界を壊す: 汚染大陸マップ

こんばんは。孫悟空です (ウソ)。

91364この前予告した東洋経済1/28号。買ってきましたよ。まだ読み始めたところですが。

経済のことも気になるのですが、脅威といえばやはり軍事と環境でしょう。今回は軍事を主題にした記事はありませんでした。ということで環境に関して。

まず気になるのは日本への影響です。酸性雨は現在の段階では90%は中国国内に降っており、日本へは1%だけが到達しているとのこと。しかしそれでも日本の酸性雨の1/3になるという見方もあるそうです。この2つを組み合わせると、日本の30倍の酸性雨があるということになりますね。

汚染の激しい淮河の地元民、NPO職員は、水俣病のことを知っているそうです(先日NHKアーカイブスで特集されていましたね)。日本の教訓が生かせるのでしょうか。日本の公害対策が飛躍的に進んだのは、(1) 世論形成とその力、(2) 司法の独立、(3) 環境対策のインフラの3つが有機的に関連し、政府・企業側の対策を推し進めさせたからという。

一方、中国では、
(1) 世論形成とその力 → 言論の自由、報道の自由がないため、世論が形成されない
(2) 司法の独立 → 確立されていない
(3) 環境対策のインフラ → 保健所など啓蒙といざというときに行動するインフラは未整備
ということで、日本に対して経済成長の遅れ以上のギャップが存在するという。

ただ東洋経済は、中国の環境汚染を、日本にとっての環境ビジネスのチャンスと捉えています。それにも中国の事情を考慮する必要があるということです。それは環境よりもやっぱり経済重視ということ。啓蒙を進めることと導入しやすくすることを並行して進めないといけないでしょうね。長い道のりだと思います。

そういえば、旅限無 (りょげむ) さんが、「流氷は綺麗だけれど…」という気になる記事をかかれています。北海道に流れ着く美しい流氷。しかしこんなことが。
流氷が生まれるのはアムール川からオホーツク海に流れ込む膨大な淡水が、塩分を含んで比重の重い海水の表面に広がる現象として説明されます。アムール川は間宮海峡に河口を開いていますが、そこから遡るとハバロフスクの先でウスリー川と合流していて、更に上流で松花江とも合流しているのです。すると、先月の大事件を思い出すというわけです。
海洋汚染ではないので他人事だ、と思っていられませんね。

■ 以前の記事
2005-08-02 「中国の放埓が世界を壊す: リンク集」

コメント
 Commented by sofia_ss at 2006-01-29 17:21 x
気になるんです。中国の汚染。
自身を傷つけての経済成長の果て、、というのかな。
なんだか周囲も傷つけそうで。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-29 20:30 x
★そふぃあさん、
日本人から見たら、中国に限らず、自然への感謝の念というか畏敬というかそういう意識が足りないように思えるんですよね。どのように導いていくのかが日本の課題だと思います。

ライブドアニュースを読もう

こんばんは。号外です (って定期刊行してないけどね)。

忘れていたんですが、ガ島通信さんの「[ニュース・時事ネタ]真価が問われるライブドアニュース」を読んで、ライブドアのニュースを見てみる気になりました。以前は、ホリエモンマンセーって記事ばっかりでうんざりして遠ざかっていたのでした。

ライブドア内部でないと書けないような記事があるのは当然として、
堀江氏逮捕受け LD社内の反応  (2006年01月23日 ライブドア・ニュース 常井健一、佐谷恭)

そうでない記事も冷静で、かえって既存メディアの熱狂ぶりがこっけいに見えますよ。
「闇の不正と闘う」地検特捜部とは  (2006年01月23日 ライブドア・ニュース 常井健一)
「逮捕はやむを得ない」 - IRと会計専門の早稲田大学の花堂靖仁教授に聞く (2006年01月23日 ライブドア・ニュース 佐谷恭)

これらはニュースという位置付けでしたが、PJオピニオンも冷静です。
ライブドアショックに地元尾道は・・・ (2006年01月23日 パブリック・ジャーナリスト 兼永 知世子【広島県】)

まあもちろん、今、堀江社長をナイーブに擁護できる訳はないという事情はあるでしょうが。それでもがんばっているといえるんじゃないかな。

大西さんも「ライブドア-株価とユーザー利用の動きは違うね」で、ライブドアのポータル、ブログとしての価値が毀損していないことを述べています。

まだまだがんばって欲しいですね。

追記: "「闇の不正と闘う」地検特捜部とは"という記事、コメントでsprewell8_daisukiさんが書かれいますが、いい内容です。東京地検特捜部大鶴部長の「検事を志す皆さんへ」というメッセージがいい。
困難な捜査を打開するものとして、
◆悪いことを悪いと感じることができる素朴な正義感
◆実直に生活する人々の生活と利益を守る熱意
◆法律適用を多角的に検討し駆使する能力
−の3点を挙げ、「額(ひたい)に汗して働いている人々や働こうにもリストラされて職を失っている人たち、法令を遵守して経済活動を行っている企業などが、出し抜かれ、不公正がまかり通る社会にしてはならない」と主張している。

2006/01/22

やっぱり2.0

おはようございます。ハンドルネームyoshihirouedaです (知ってるって?)。

nsudouさん104hitoさんがやっていたハンドルネーム占い、私もやってみました。
中吉
お似合いですよ、そのハンドル!
使い続ければ良い事がきっと訪れます。
yoshihiroueda
恋愛運:A 健康運:B 成功運:A 金運:B
だそうですよ。

改名案を提案してくれるのがおかしい。全部のせてみましょう。

その1.モーニング娘。の様に”。”を付けると。
yoshihiroueda。 // 半角英数字しか使えないんですけど...
中吉 (恋愛運:B 健康運:B 成功運:A 金運:A)
その2.ちょっと洒落た洋風に。

ムッシュyoshihiroueda
大凶 (恋愛運:B 健康運:C 成功運:C 金運:C)
その3.軍人系で呼んでみましょう。

yoshihiroueda大尉
末吉 (恋愛運:A 健康運:C 成功運:C 金運:B)
その4.番号付けで呼んでみると・・・。

yoshihiroueda2号
末吉 (恋愛運:B 健康運:C 成功運:A 金運:C)

....

その10.”つのだ★ひろ”みたいに・・・
yoshihiroueda★ひろ // かぶってるよ...
小吉 (恋愛運:A 健康運:B 成功運:A 金運:C)

って良くなるのないですね。

というわけで自分で考えてみました。

yoshihiroueda2.0

見事!
大吉
おお!貴方にピッタリのハンドルをお使いになられてますね。
運気も最高ですので将来安泰。
恋愛運:A 健康運:A 成功運:A 金運:A
だそうですよ。

ライブドア: 営業利益5億円以上が役員の唯一のハードル

こんばんは。捜査の妨げになるので、既に公開された情報以外は書けないのはご容赦ください (えっ?)。

ダイソーのことを書いていたら、以前President 2005.5.2号の特集「日本企業と外資のトップ30人が直言! プロ管理職」の30人の中に、ライブドアの堀江貴文社長が入っていたのを思い出しました。ここからポイントを引用します。
-- 堀江さんの考える理想のマネジャーとはどんな人ですか。
あるべきマネジャー像とか、あまり考えてないです。やらせるだけですよ。無理やりコミットさせて、やらせる。判断基準は実績しかありません。
...
執行役員は、年間営業利益5億円以上を出さなくてはならない、という規定はあります。
...
-- 評価の基準はあくまでも「利益を出す」ということですね。
そうです。数字以外の価値なんてどうやって判断できるんですか。
...
-- 結果を出すために無理をする人も中にはいるんじゃないですか。
それもステレオタイプな見方じゃないですか。「利益を追求するとおかしくなる」というのはおかしいですよ。会社は利益を出すために存在しているんです。
...
やってはいけないことはやるな、という点については、うちはものすごく厳しいですよ。内部監査とか見積もりのチェックはかなり細かくやっています。僕の決済がないと10万円以上は使えない。
...
やってはいけないことをやらない限り、人それぞれ利益を出すやり方がある訳だから、それは強制したくない。社員の自由度を奪いたくないんです。
当時読んだ時の感想は、これではライブドアは何の会社なのか言えないんじゃないの、シナジーとか見いだせないんじゃないの、ということ。それは社長自らが戦略をもって方向性を示していないということを示している。

今読みかえして、「やってはいけないことはやるな」という点を除いて、すごく正直なことを言っていると思う。いや、もしかしたら「やってはいけないこと」というのも、通常の感覚とずれていただけで、自分たちでは悪いことをやっていると思っていなかったのかもしれない。法律の抜け穴をつくというのは、「やってはいけないこと」の中に入っていなかったのかもしれない。それとも、「会社にとってやってはいけないこと」という意味に過ぎなかったのか。

2006/01/21

ダイソー: 在庫ロス1%でクビ!?

こんにちは。100円ショップでウィンドウショッピング。

91363週刊東洋経済1/21号 (リンク切れ) に、こんな記事がありました。

「ダイソーの過酷な雇用契約、在庫ロス1%でクビ」

時間給のアルバイト従業員との雇用契約書に、ロス率1%を上回ると雇用契約を解除できる旨明記されている。実際に2回連続でロス率1%を上回った店では、アルバイト店員が自己都合退職扱いで辞めさせられたという。

在庫ロスは、棚卸しの際に帳簿上の「あるべき在庫」と、実際に店舗に残った在庫の差。万引きやレジの操作ミスなどで発生する。すなわち、万引きの責任もアルバイトに負わせていることになる。

他の大手100円ショップではロス率1%は平均的な数字で、他の大手100円ショップ幹部は「それ以下のところはレベルが高い方にはいる」という。また、「ロスの大きさそのものを理由に従業員を解雇することはない」と言っている。日本労働弁護団の小川弁護士は、「労働者が不正を働いたという具体的な根拠もないのに解雇することは、解雇権の濫用になる可能性が高い」との見解を示している。

東洋経済によると
・万引きを防ぐ仕組み作りは経営側の責任と指摘しているが、特別警備が厳重そうでもない。
・100円の商品が○個とレジで打つだけで、商品別の在庫管理は厳密に出来ていない。
・アルバイトが、数千〜数万点の商品の発注、荷受け、品出し、レジ打ち、金銭管理まで行う。
ということだ。

ビジネスの成功者としてもてはやされていても、その成功が誰かの犠牲の上に成り立つものならば、決して長続きしないのではないか。yodaway2さんがコメントで指摘されるように、太く短く、という進め方なのかもしれない。

追記: 週刊東洋経済の次号は2006年1月28日6000号記念特大号。特集は『そこが知りたかった!! 中国の「新事実」』です。反中派の人も、否中派の人も、嫌中派の人も、侮中派の人も、親中派の人も、媚中派の人も、真中派の人も、夢中派の人も、霧中派の人も書店へ急げ! (東洋経済新報社の回し者ではありません。)

コメント
 Commented by yodaway2 at 2006-01-21 17:15 x
ライブドアではありませんが、ダイソー、短く太く……でやっているように見えます。稼げるだけ稼いで、あとは野となれ山となれ、と。消費者に歓迎された半面で、世の中を、けっこう壊してしまっているような感想を抱きますが、それだと……、言いすぎでしょうか?

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-22 00:57 x
★yodaway2さん、
ライブドアと違って、ダイソーなどは実業なのですから、短く太くでは困るはずなんですけどね。経営者としての賞賛も持続可能なビジネスモデルを構築して初めて得られるものと思います。破壊も世の中の旧弊に対して行う分には良いのですが、誰かの幸せを壊すのでは困りものと思います。

2006/01/19

なんでもデトックス

おはようございます。悪魔の毒々モンスターです (ウソ)。

毎日新聞夕刊「そのほかのニュース」(萩原魚雷) は毎週あるテーマで雑誌の記事を読み比べをしてコメントをつけていて、結構楽しみにしています。

1月18日のテーマは「デトックス」。「デトックス」という言葉が本来の意味からどんどん離れて行く様子を書いています。

「からだにいいこと」2月号から
中谷彰宏さん『06年、この毒消し言葉で運が向く!』
願い・悩み・心の毒出し! ご利益神社ガイド
  // 「もはや"厄除け"」だって

「TOKYO 1週間」1月17日号から
恋愛毒素をすっかりデトックス(解毒)してハッピーなラブをつかむのだ!

レタスクラブ1月25日号から
心のデトックスもしよう!

どんどん意味が拡大されて曖昧に... 『カリスマ』や『カウンセラー』(今はアドバイザーと同じと思われているふしも) と同じ運命ですな。

2006/01/18

陰謀か? っていうけれど...

... もし犯罪の事実があるならば陰謀もなにもないだろ。たとえオールドエコノミーに嫌われていたとしても、法を犯していないならば何も手を出せないはず。

田中角栄もアメリカに嫌われて失脚したという話があるのだが (最近否定する説もあったようですが)、法を犯していたことは事実で、そういう人物が首相としてふさわしくなかったというのはおおかたの合意が得られることではないか。

注記: まだ犯罪が確定している訳ではありません。

2006/01/16

無口な二人

おはようございます。新山千春です (ウソ)。

今月のNHK教育「日本語なるほど塾」は、「私の母語は津軽弁」(伊奈かっぺい)

第1回は『「どさ?」「ゆさ!」 〜言葉は短くなるもんです』で、こんな劇の台本を紹介していました。本当はまずいけど全文引用します。
戯曲 (おしばい) 『無口な二人』 一幕一景
女 のー。
男 ...。
女 のー。
男 ん?
女 のー。
男 わ?
女 な!
男 あ?
女 さー。
男 ん?
女 い...。
男 ふ。
女 の?
男 あ。
女 く?
女 く?
男 ん...。
女 の!!
男 くー。
女 て。
男 て?
女 て!
男 ん。
女 か。
男 ん。
女 け。
男 く。
女 め?
男 め。
女 ん...
ー 幕。
いかがでしょ。

意味が知りたい人は、1月19日午前5:05〜5:30の再放送をどうぞ。

2006/01/15

ブログニュースを覗いていたら...

おはようございます。市民ジャーナリストです (ウソ)。

ちょっと前から、「つながるテレビ@ヒューマン」「はてなブックマーク」などから、ホリエモンの「記事の重要性はランキングで決めればよい」というのを考えていました。

それでエキサイトのブログニュースを覗いていたんですが、その中で

cat@log: 皆で文字を動かして遊ぶゲーム

という記事に行き当たりました。

Lunchtimers: Just Letters

当初の目的を忘れて遊びほうけてしまいましたよ。文字を並べて単語を作ったり、他人の単語作成のじゃまをしたり。一所懸命同じ文字同士集めて整理する人がいて、手伝ってしまいました。

あと、この記事で紹介されているサイトも良かった。

cat@log: 奇麗な手作り風の「アケオメ」動画
cat@log: 洋服のパーツを売って、服を脱がせて100万ドル

と、どんどん当初の目的と違う方向へ脱線するのであった...

2006/01/14

あたたかい目で

おはよう、と書こうと思ったらもうお昼ですね。喰いブロ (くいしんぼうブロガー) です。

R30::マーケティング社会時評さんが、「MS+AMD vs Intel+Apple という構図」という記事を書かれていました。日経IT Proの記者が予測記事を書いて、予測記事が外れたことに関して、予測自体は外れたものの予測の背景にある分析を評価したものです。

この中で、予測記事が外れたことに対する弁明記事の批判コメントに対する批判を述べています。ちょっと長くなりますが引用します。
 あと、付け足して言うと、あの記事に対して「責任ある媒体の記者たるものは根拠を持って予測をすべきだ、こんな与太記事飛ばしてる奴は首にしろ」とか批判してる人というのは、そもそもこれだけの企業戦略分析を積み上げたうえで立てられた憶測というのが、ジョブズの基調講演やAppleの製品リリースをそのまま「事実」として報道するより100倍も知恵と勇気が必要で、かつ学ぶところ(つまり読者にとっての価値)も大きいということを理解しない、「Web1.0」的な人なんだと思う。もっと言えば、そういう発想の人こそが、既存の企業でもやる気のある若手の才覚とイノベーションのタネを潰して回っているのだろう。 
マスコミを批判するのは自由だが、そういう勇気あるクリエイティビティを批判すること自体がマスメディアにおける言論の多様性を潰しているというか、まあ大げさに言うと「マスコミの健全さを殺す」役回りに立っていることを、あの記事に噛みついている人は少しは自覚した方が良い。念のため、あの記事のはてなブックマークからたどれるはてなダイアリーの言及エントリをざっと見て回ったが、はてなユーザーの中にはそういう批判的コメントをしている人は1人もいなかった。 
1人の記者を育てるのも潰すのも結局は読者である。その意味で、インターネットは本当に頭を使う労力を厭わない記者、勇気のある記者にとって最高の仕事環境を提供するようになってきたと、心から思う。
とあって、意欲のある記者に対して、あたたかい目で見ていることが印象深かった。
私も日経IT Proの2つの記事を読んでいたので、その時に思った感想を書いておきたいと思います。

2006.1.10 Jobs氏は明日「AppleViiv」を発表するだろう
-- 分析、大胆な予測としては面白い。ここまで大胆な (これまでのトレンドからはずれた) 予測を、ここまで自信たっぷりに言わなくても良いのに。

2006.1.12 Jobs氏の講演終了とともに膝から崩れ落ちる
-- ここまで落胆することはないのに。って相当自信があったんだと再認識。特に
「AppleのSteve Jobs氏,米IntelのPaul Otellini CEO,米GoogleのLarry Page共同創設者兼製品部門担当社長の3人ががっちり握手を交わし,ホーム・エンターテインメント・ネットワークから米Microsoftとソニーを駆逐することを高らかに宣言する」というシーンが見られることを祈り続けていた。
なんてここまでいくと夢想といえる。

おもしろがったけど、批判的には見てなかったなあ。ウソを書いたのならともかく、最初から「あくまで予測」って書いてあるしね。

それから、どこで読んだかわからなくなったのですが、テレビが受動的なメディアであることを毛嫌いしているJobsがメディア・パソコンになんか手を伸ばすはずがないという意見もありました。もう少し元ネタを探したいと思います。

コメント
 Commented by 104hito at 2006-01-14 17:01 x
いつぞやのバカ限定オフ会って、とても恐ろしい集いだったのですね

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-14 18:03 x
★hitoさん、
関連がわからん...。ヒントちょうだい。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-14 19:15 x
★hitoさん、そか、せば教授からタレコミがあったんですね。
でも、寝ちゃう人もいなかったし普通に紳士のあつまりだったような。

 Commented by 104hito at 2006-01-14 20:07 x
議事進行役がいないで、話が終わったのが信じられないデス
えっ? まだ話は終わってないってw

 Commented by n0n3n at 2006-01-14 22:45 x
1部分だけで判断するのは怖いですよね。
良寛さんの謙虚さがいいっすね^^v

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-15 04:50 x
★hitoさん、
酔っ払い同士の話なんてどこで切ってもOKですよ。終わってないといえば終わってないのかもしれないけど、どこで切ったのか覚えていない(笑)。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-15 04:53 x
★のんちゃん、
報道はどうしてもその時点での切り取りですから、そこで完璧なんてことはないと思っています。続報を待つって感じですか。待っているうちに忘れちゃうことが多いんですが(汗)。

2006/01/09

NHK新番組「つながるテレビ@ヒューマン」

こんにちは。みなさん、つながってますか? え? つなげられてる?

今NHKテレビを見ていたら、新番組の宣伝をやっていました。

「つながるテレビ@ヒューマン」

番組の目的や内容はなんだかよくわかりませんが、視聴者から送られた写真を使って毎回違うタイトル映像を作るというのが興味を引きました。

また、ブログを活用するようです。それが「つながる」の意味かな。キーワードで話題を知る企画があるそうです。制作側のブログ「つながるブログ@ヒューマン」もスタートしています (「【制作だより】よろしくお願いします」)。

まず第1回めは見てみようかな。1月14日から 毎週土曜日22:58 - 24:00。

追記: せば教授も感想を書かれていましたが、あまりブログのよさを生かしていないようですね。「鹿出没」って話題だって言われてもなあ。視聴者から送られた写真を使ったタイトル映像もそんなに魅力を感じませんでした (エンドタイトル)。素材が子供の写真みたいなのばっかりだったせいもあるかもしれません (Webサイトでみることが出来ます)。オープニングタイトルは見るの忘れてた。

あなたは右、左?

こんにちは。私は右利きだけど、左党といえないこともない。

切込隊長のところで、政治的、経済的な右・左度を判定するテストみたいなのをやってました (参照)。やってみようかなと思ったけど、判定するサイトのURLを示してなかったので、そのまま放置していました。

大西 宏さんのブログ「大西 宏のマーケティング・エッセンス」でも取り上げられているのに気づきました (「真ん中にいるというのはいいことかどうか?」)。

判定サイトはここ: 日本版ポリティカルコンパス

早速やってみた。結果は、

政治的な右・左度(保守・リベラル度): 0.8 -- ちょっと右より
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派): -0.93 -- ちょっと政府介入派
あなたの分類は「保守左派」です。

だそうですよ。自分自身としては、政治的にはちょっと左、経済的には市場信頼派寄りだと思っていたので、ちょっと意外ではあります。

ただこういうのって、そのまま鵜呑みにしちゃいけないですよね。だいたいどこに中心を設定しているかにも依存するし、個々の設問も聞き方によって変わってくる。

例えば、
Q2-15. 高所得者の税率は高くすべき
では、今の累進課税を賛同するか、なのか、さらに累進課税を進めるべきか、で結果が大幅に違ってきます。

Q1-13. 首相はアジアの国々に配慮して靖国参拝を控えるべきだ
も、「アジアの国々に配慮して」がついていなければ「賛同できる」なのですが、これがついているため、私は「賛同できない」になります。これを「賛同できる」にすると、「政治的な右・左度」は0で全く中立になります。

耐震偽造問題がなければもっと市場信頼派よりになったでしょうね。民間に委託するやり方が悪かっただけなのですが、これからも同じようにまずいやりかたの民営化が続くことが想定されるので市場信頼する回答にするわけにはいかない。それは軸がぶれているということではなく、個々の問題に考えるスタンスをとるとそうなるということだと思う。

あなたはどのWeb文化圏?

こんばんは。ボケツッコミ文化圏の住人です。

絵文禄ことのは松永さんが、Webの世界のリンク、トラックバックに関する意見の食い違いを、「文化圏の衝突」という視点で整理されています。

ウェブの二つの文化圏の衝突【前編】無断リンク禁止問題にみるリンクする側・される側の論理
ウェブの二つの文化圏の衝突【後編】ネガティブリンクと批判する側・される側の論理
トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突——「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか
リンクなしトラックバックが「アクセスを奪う」という表現についての補記

私も、前の記事「ほねとかわとがはなれるおと」のコメントで「言及リンク文化圏」だと宣言しました。しかし、この機会に、自分がどの文化圏に属していて、リンク、トラックバックに関する意見を整理しておきたいと思います。

「無断リンク禁止」文化と「リンクフリー」文化

これは、「リンクフリー」文化。松永さんが指摘されるように、「ウェブに公開するということは全世界にさらされること」だからということです。一方の「無断リンク禁止」文化では、
ホームページとはまさに文字通り「わたしのおうち」なのだから、勝手に土足で踏み込むようなことはやめていただきたい。
と考えるとのこと。そして
事前にメールで「リンクさせていただいてよろしいでしょうか。また、できましたら相互リンクをお願いしたいと思います」と丁寧にメールでお願いをし、受けた側もその礼儀正しさを評価して、「こちらこそ喜んで」とリンクが成立する。
ということだそうですよ。

松永さんはこの違いを文化の違いととらえているので、
どちらがいい悪いの問題ではない。文化の違いにいい悪いはないからだ。
と結論づけている。

私は、文化の違いということまではわかるのだが、松永さんが書かれている
リンクフリー文化圏は、ウェブという環境に最適化された発想だといえよう。
という主張には異なった考えをもっている。それは、リンクフリーというのはWebで出て来た文化ではなく、著作物一般のルールだから。文化庁ホームページ著作権Q&Aでは、「法律に定められた要件を満たしていれば著作権者の了解なしに利用することができます (第32条)。」とある。「法律に定められた要件」の一つ「出所の明示」にあたるわけだ (リンクだけでは駄目でそのサイトの名前なども必要になる)。

引用 (抜粋) しない場合はなおさらで、一旦公表された著作物だったら、どこに何が書かれているかを示すことに問題はないし、止めることはできない。

ただ、ホームページを公開することを、全世界に公開しているととらえられていないということはあるだろう。例えばサークル内の回覧やアルバムを親戚友人に見せる感じ。パスワードをつけるので制限はできる (ところもある) が、それも感覚的にちょっと違う。メールで送るのも違う。SNSなんかはそのニーズをうまく捉えられるのかもしれない。

「知らぬが仏文化圏」と「ブロゴスフィア議論文化圏」

これはどちらかというと「批判は堂々とわかるように/批判があるなら教えてほしい」の「ブロゴスフィア議論文化圏」かな。あまり大きな批判を受けたことがないのでなんとも言えないが、批判される覚悟、間違ったことを行った場合に謝罪する覚悟はあるつもり。むしろ知らないところで批判されるのは怖い。噂が噂を呼んで、さらに歪んだイメージで捉えられるのは怖い。

実は以前、急にアクセス数が通常の50倍くらいに増えたときがあって、2chかどこかで祭りがおこってるんじゃないかと思いましたよ。思い当たる板をいくつか見に行ったんだけどどこにも見つからなかった。コメントやトラックバックも感情的な批判はなく、結局わからずじまいのままになっている (アクセス解析を導入しておけば良かったのかな)。

一方、自分自身が「批判は堂々とわかるように」やっているか、というとそうは言えない。与党や中国の批判でトラックバックを送ったことはないし (普通ないと思うが)。Web上の意見に対しても、ほかにトラックバックが多くあれば、同じような批判をしても仕方がないと思う。自分の意見が他とは違う視点を提供できると思った場合にはトラックバックを送るようにしている。

それから、批判は何がどういけないかをロジカルに行うべきだと思う。はてなブックマークに関しては、その意味で問題が多いと思う。ブックマークされるだけならまだしも、短いコメントがつけられるので、これが「ロジカルに悪い点を指摘できない」批判になるのだ。

トラックバックをめぐる4つの文化圏

松永さんは、「言及リンク文化圏」、「関連仲間文化圏」、「ごあいさつ文化圏」、「spam文化圏」の4つに分けている。私は最初にかいたとおり、「言及リンク文化圏」。
これはもともと引用で「言及リンク」をするというのが先にあって、トラックバックはそれに対して、「引用/言及しました」ということを相手に伝える機能だと思っているから。言及しているから当然関連のある内容になっている。

で、他の文化圏に対する対応だが、SPAM以外には比較的寛容だと思っている。これはあざらしサラダさん (「△トラックバックとコメントについて」) に近いと思うが、私の方が少し厳しいかもしれない。

・ トラックバックして来たブログが関連のない場合:
いままで消さなかったが、松永さんが補記で書いているが、自分のブログの訪問者に関連のないところに知らずに行くのを避けるため、これから消すようにしたい。最近1つ消したが、その場合相手にお断りコメントを残し、本文中に消したことを記載した。また、関連性のない記事のトラックバックが出来るようにトップにそのための場所を用意している。

・ トラックバックして来たブログに本文への言及がない場合: 関連があるものだったら、消さない。読者に読んでもらう価値があると思う場合には、関連性に関して簡単に示す。トラックバック返しをする場合もある。その場合、自ブログの追記でそこへのリンクを書く。

・トラックバックする際のごあいさつ: する場合もある。というか、する場合が多いかな。コメントが既に多い場合はしない。コメントの内容は、どういう視点で書いたかを示す。

・トラックバックされた場合のごあいさつ: 関連があれば、言及がない場合でも、ごあいさつする場合がある。ただありがとうではなく、相手の意見に関する感想を書く。

ただ、いい加減なので、このポリシーにそって運用できているかというと覚束ないものがありますが。

2006/01/07

ほねとかわとがはなれるおと

おはようございます。康熙帝です (ウソ)。

このタイトル、なんだか分かりますか? 1文字で最も長い訓読みをする漢字 (のひとつ) らしいです。

ば○こう○ちの納得いかないコーナーさん「1文字で最も長い訓読みをする漢字は?」で紹介されていました。

その漢字は「」。

ちゃんとでるかな。後にでてくるはてなダイアリー - 雑記 「長い読みの漢字?」からコピーしてきました。

まとめサイト「長訓読み選手権」も紹介されていたのでみてみました。おもしろい。「きょろきょろみまわす (漢字出せない)」とか、「さもあらばあれ (盡)」とかは言われればそうかなと思う。

ただ、注意書きもあります。これは結局、漢字の意味の説明であって、「訓読み」というのは適切ではないのではないか、ということです。

さらに、その「訓読み」という概念の意味、範囲を問題にしている記事はてなダイアリー - 雑記 「長い読みの漢字?」 (2004年3月の記事) へのリンクがありました。これを見ていると。これまで何の疑問も持っていなかった「訓読み」という言葉、概念のあやふやさが認識できます。

まあ、問題があるからといって困るようなことでもないので、単純におもしろがろうと思います。

それから、「長訓読み選手権」が含まれているサイト「曉に死す」のコーナー「漢字雑文」はほかにも面白い話題が載っているようです。時々見て、ブログのネタにしたいと思います。