2008/11/30

横浜トリエンナーレ2008は11月30日が最終日

最終日にはオノ・ヨーコのレクチャーがあるよ!

オノ・ヨーコ レクチャー《Passages for Light/光の道》

ミーハーなのでこれにあわせて最終日に行こうと思います。
→ 追記: うう。事前申し込みが必要なのであった。別の部屋で生中継もあったんですが、それもパスしてきました。

もうひとつ。「エルメスのプロデュースによる移動式の映像上映室」H BOXも行かなくちゃ。

お知らせ: 10月28日の記事「Yokohama Triennale 2008」が書きかけだったのを完成させています。11月30日の写真はMore以降に。

人類の進化と退化

こんにちは。退化といえば、疲れやすいとか物覚えが悪いとか、思い当たることが多くありますね (ここツッコミ禁止)。

こんな記事がありました。

japan.internet.com 2008年11月28日 IT は人類を突然変異させている?

・親指を使った高速タイプスキルに有利になるよう、手と前腕の筋肉が鍛え上げられた
・タイピングが誰でも出来るようになった。呼吸するのと同じレベルに順応した
・知識のアウトソーシング: HDDやインターネットにおくことで記憶を拡大する
・反復性ストレスへの耐性: 以前は2時間おきに休憩をとる指示をうけたが今は必要ない
・画面に対する耐性: 眼精疲労など問題にならなくなった (画面に依存する種になった)
・ポケット振動過敏:われわれの脳は、ガジェット類を体の一部だと思っている
-- 指し棒をもつと指し棒の先端までが自分の身体であると感じるという研究発表を聞いたことがあります。
・研ぎ澄まされた CG 処理知覚力:昔驚いたCGも今は途方もなく偽物のように見える

ケータイなど私自身にはあてはまらないところも多いのですが、眼精疲労など気にしなくなったという指摘などはなるほどどういえばと思います。

しかし、よく考えたらこれってITに限った話ではなく、技術の進展はいろいろな感覚を変えてきたことが分ります。特にスピードへの順応はよく分る例でしょう。生活の中の訓練によって順応する力を獲得してきたと言えるでしょうね。

その一方で失うものも多いのだと思います。暑さ寒さへの耐性は確実に落ちているでしょうね。

能力の退化に関しては、最近読んだ棚橋さんの文章を思い出しました。

DESIGN IT! w/LOVE 2008年11月02日カムイ伝講義/田中優子
日本の近代産業は、単純に機械が導入されたから成功をしたのではなく、その基礎にとてつもなく高い手仕事能力を有した職人たちが大量に存在し、彼らが機械を自らの仕事の助力として用いたから成功をおさめたのでしょう。

しかし、このことが誤解され、あたかも機械が手仕事に勝るというように考えられるようになれば、... 昭和2年に書かれた『工藝の美』で柳宗悦さんが「近代工藝の醜さは、機械が手工を助けず、手工が機械に侵されるところから起こる」と嘆いているように、職人のもつ高い技術力が機械の稚拙な生産力にとってかわられてしまうなんてことが起きます。
さらに、「日本の社会自体がそれまで保持していた技術力による可能性(possibility)を失った」と指摘しています。

棚橋さんは別の記事、例えば「失敗を恐れ、労を嫌って、何を得ようというの?」でも、自分で取り組むことによって得られる感覚、能力を重視されています。

2008/11/28

Format Factory

いろんなメディア変換をやってくれるよ!

Format Factory

ビデオなんでも → MP4/3GP/MPG/AVI/WMV/FLV/SWF
オーディオなんでも → MP3/WMA/MMF/AMR/OGG/M4A/WAV.
画像なんでも → JPG/BMP/PNG/TIF/ICO/....
各種携帯機器対応: iPod/iPhone/PSP/BlackBerry

ただ一点残念なことが ...

2008/11/27

10万ドルの工具鞄

いまここだそうだ。

tool kit tracker

参照:

Discovery News Tool Bag Tracker
-- eBayでオークションされていたそうだ。「地球へは送料無料」って。

スラッシュドット 2008年11月26日 船外活動中に紛失した工具鞄、地球からの観測に成功
本当はVirginの宇宙飛行機のことを話題にしようと思っていたですが、脱線しちゃった。

Space Traveler Trains for Virgin Flight


ブランソンは歳をとってもかっこいいな。いや、いい感じで歳をとっているといった方がいいか。

ところでエキサイトのサーバの時計10分以上狂ってますね。

2008/11/21

Miriam Makeba

おはようございます。

ニュースを見てあとで調べようと思ったら名前を思い出せなくなっていましたが、henry66さんのところで知りました。

AFPBB News 2008年11月10日 南ア歌姫ミリアム・マケバが死去 反アパルトヘイト闘争の象徴
CNN.co.jp 2008年11月10日 反アパルトヘイトの女性歌手、ミリアム・マケバ死去 76歳

1987年 Paul Simonのジンバブエでのコンサート (グレイスランド:アフリカン・コンサート) に出ていたんですね。







Mariam Makeba - Soweto Blues (Live in Concert)


追記: もともとはグレイスランド・コンサートの映像を貼っていましたが、リンク切れになっていたのでMiriam Makeba Official Channelの映像を貼っていて、これはそのコンサートのものかわからなくなっています。ポール・サイモンのジンバブエコンサートのものを使いたかったのには訳があります。ポール・サイモンも反アパルトヘイト闘争の希望の星だったのです (→ 過去記事「時代を開く歌」)。

調べていたら、こんな記事にいきあたりました。

日常/非日常Blog - ポール・サイモン『グレイスランド』に関するメモ

ここでは、最初ポール・サイモンのアルバム『グレイスランド』制作がアパルトヘイトを利するものとして批判されていたこと、ヒュー・マセケラ (ミリアム・マケバの夫であったトランペッター) の反論、ヒュー・マセケラがコンサートにミリアム・マケバを招くことを提案したこと、そしてミリアム・マケバとデュエットした『アンダー・アフリカン・スカイ』のことが書かれており、興味深いです。

最初は"Soweto Blues"ではなくこの"Under African Skies"を貼ろうと思っていたのですが、この記事はもともとミリアム・マケバのことが中心だったので避けました。リンクだけ貼っておきます。


最後のミリアム・マケバのスキャットのソロは魅力的です。

First Lady of California

こんばんは。本当は日本語のことをもう少し考えるはずだったんだけど...

CNETで、カリフォルニアのLegacy Trailというサイトに関して、「カリフォルニアのファーストレディ」Maria Shriverにインタビューしていました。

Maria Shriver touts new online learning tool


へえ、知事夫人も「ファーストレディ」っていうんだね。シュワルツェネッガーの奥さんか。女優だったのかな、エイリアンとかゾンビとかミイラとかばんばん倒しそうな感じだと思っていたのですが、ジャーナリストだったんですね。不勉強でごめんなさい。


写真追加。これは「私にテクノロジーのことは聞かないで」って言っているところ。

Wikipedia (英語) Maria Shriver (ここの写真はきれいに撮れてる)

で、おどろいたのが、

http://www.firstlady.ca.gov/

なんてサイトもあるということ。

上記Wikipediaで知ったのですが、ケネディ家の親戚なんですね。JFKの姪にあたるのか。さらに今年の選挙ではオバマを支持していたんですね。ダンナは共和党なのに。

ヒラリー・クリントンよりもダンナに対して強そうですよ。

こんな記事もありました。

mediabistro.com fishbowlLA 2007.10.25 Maria Shriver Not Going Back to TV News

アンナ・ニコル・スミスの死にまつわる馬鹿騒ぎってなんだっけ。Wikipedia (日本語)を見て、ああそんなことあったねと思い出しました。名前まで覚えていませんでしたが。

CBSニュースのケイティー・クーリックの名前も出てますね。ってどんどん脱線していくと睡眠時間が... という訳でこのへんで失礼。

そうそう、CNETでインタビューしていたKara Tsuboiってアドベンチャー野郎 (女性だけど) だったんだね。

はっ、寝るつもりが...

2008/11/20

日本語が亡びるとき

あたし彼女
ウソ
てか
な訳ないじゃん
みたいな

... すみません、ふつうに戻します。

話題のこの本読みました。

日本語が亡びるとき—英語の世紀の中で
水村 美苗


最初は下記で知った。

404 Blog Not Found 今世紀最重要の一冊 - 書評 - 日本語が亡びるとき
日本語で何かを成しているものにとって、本書をひも解くことは納税に匹敵する義務である、と。
その前に梅田望夫が紹介してたんだね。

My Life Between Silicon Valley and Japan 水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。

梅田望夫が読めと言っても、そうですか、としか思わないのだけれど、この本は私は読む必要があるだろうな。Amazonでもう売り切れたということなんだけど、まあ3〜5日のことだし待てるかと思って発注。でもいまは3〜5週間待ちになってた。

待ってる間にも、取り上げるブログが出ていた。

思索の海 (若手言語学者 dlitさん) 例の本(書評というか感想文)
事実についてはそれほどおかしなことが書かれているとは思いませんでしたが、その代わり「へ〜」と思えるような目新しいことも出てこなかったように思います。しかし、その事実から導き出される推論や意見がどうにも飛躍が多いように思えてなりませんでした(これが一番苦痛だった)。
ふむふむ。
ところでこれは世間的に「優れた評論」になるのでしょうか?僕にはどうしても「自分の言葉に対する思いを勢いで書き綴ったエッセイ」としか思えませんでした。
なるほど、そういう評価をする人がいるということは忘れないでおこう。

ARTIFACT@ハテナ系 『日本語が亡びるとき』を読まずに騒動だけ見た感想

読まずに、て。でも、
基本的に非教育分野の人が「教育で○○すべし」という教育論系の書籍はトンデモまじっていること多いんで、まず読まない。書籍だけではなく、そういう教育論をやたらとぶつ人は、大体ロクでもないんで、いいフィルタリングになってる。教育論って、別に専門知識なくても、誰でも何か言えちゃう分野だから、そういう人が混じりやすいんだろうけど。
これは分る。この理由ならエアレビューも許せます。

実際読んでみて、すごく複雑な思いだ。梅田望夫のように手放しで賞賛するものでもないし、かといって読む必要なし、読んで損したというのでもない。

文章的には、第1章、第2章の自分の経験を語っているところは、すんなりと入って行けるし、瑞々しく情景が浮かぶ。さすが小説家と思う。しかも、本論に続く伏線が的確に埋め込まれている。

このころにはdlitさんの評価をすっかり忘れていましたよ。

しかし、3章は読むのが苦痛だった。段落のレベルではまだ筋が通っているのだけれど、全体の論旨が頭の中で再構成できないのだ。同じことが何度も繰り返して出てくるし。4章以降は少しましになる。繰り返しも意識して構成している。また、フィールドが日本語になるので、物語の部分に瑞々しさが戻る。

そして4章以降には日本語に関する主張がだんだん含まれて行く。しかし、その主張は飛躍が大きく、納得させられるようなものではない。

あれ、dlitさんの感想と同じだ。

「自分の言葉に対する思いを勢いで書き綴ったエッセイ」というのもそう思う。「自分の言葉に対する思い」というより明治時代の「日本近代小説」に対する思いかな。そういう見方をすると、微笑ましく読める。なにしろ、評論ぽく論理を展開しているかと思ったら、その中で「そう。あの大好きな吉川英治。」とかでてくると思わずにやりとしてしまいますよ。それから、こんな記述も。
周知のように、十五世紀に西洋の大航海時代がはじまるまで地球の多くの部分は無文字文化であった。それが、朝鮮半島との近さが幸いして、日本列島は、四世紀という、太平洋に浮かぶほかの島々と比べれば僥倖としかいいようもない時期に漢文が伝来し、無文字文化から文字文化へと転じたのである。文字文化の仲間入りをしたのを記念した「文字の日」をつくり、ブラスバンドに演奏させぽんぽんと花火をあげて祝いたいような ーー あるいは、漢文明に感謝の意を表して、銅鑼を打ちパチパチと爆竹を鳴らして祝いたいような慶ばしいできごとである。ことに小説家にとってそうである。
なんてね。

そしてこういう人を手放しで賞賛する梅田望夫も微笑ましい。

先に「複雑な思い」と書いた。これは段落レベルの主張には納得させられるところも多いからだ。それらは、自分で「日本語はどうなるのか」、「どうあるべきなのか」、「そのために何をすべきか」を考える題材になる。

そして、「文学」とはなにか。「今の文学は文学じゃなく、明治時代の近代日本文学こそ日本の宝である」と考えるような人をなぜ作ってしまったのか (ただの「昔は良かった」年寄りというのではない理由がある)。いろいろ考えさせられる本であることは間違いないと思う。

それ以外にも、「日本の政治家が英語でちゃんと主張できないのは英語力の問題とは違う」とか、「読むことと書くことの違い」とか、考えることは多い。バラバラに書いてあるから、あるテーマに沿ってピックアップしながら再度読む必要があるだろう。

それからこの本に関して書いている人がたくさんいるので、それらも読まないといけないね。読まないといけないと言うより、それぞれ違った観点から書いてあってよむと面白そうだ。

追記:

毎日新聞 書評 今週の本棚:池澤夏樹・評 『日本語が亡びるとき…』=水村美苗・著 (魚拓)
-- この評自体は手放しでの賞賛でどうかとは思うが、確かに現在の日本の独立が保たれ日本語が国語として成立したのが僥倖であったという部分の記述は面白かった。

2008/11/18

わんこCam

人気らしいです。こんばんは。西山喜久恵です (ウソ)。

Ustream.TV: Shiba Inu Puppy Cam

柴犬のライブカメラ。オス3匹、メス3匹。11月11日で5週目だそうです。


もふもふ。

大画面はこちら



NBC Nightly News, CNET Buzz Report (上)で紹介されていました。

そうそう、話は変わるけどCNETのこの日のメインニュースは、火星探査機がTwitterで最後のメッセージを送ってきたということでした。

MarsPhoenixさんのTwitter: http://twitter.com/Marsphoenix

最後のメッセージ
01010100 01110010 01101001 01110101 01101101 01110000 01101000 <3 6:12 AM Nov 11th from web

このメッセージを解読するプログラムに挑戦している人がたくさんいるみたいですね。それまでは英語のメッセージを送ってきてるような気がするんですが、どういう仕組みだったんだろ。

2008/11/16

Google Earth で古代ローマにトリップ

おはようございます。老婆は一日にしてならず、って言うんだっけ?

先日、Google Earthでみる地球の歴史 (岩波科学ライブラリー 149)を注文して、昨日届きました。これだけだったらすぐに発送されるのだけれど、話題の「日本語が亡びるとき」のついでに買ったので時間がかかっちゃった。

Google Earthの本の話題に戻ります。この本は、見開きを使って、左にGoogle Earthのスナップショット (または実風景の写真) を、右に解説が書かれています。緯度経度が載っていて、これをGoogle Earthの検索窓に入れるとその場へジャンプします。

例えば"39 40 51 N, 105 11 32 W"でナイアガラの滝に行けます。



上記のようなビューを得るには、方向や見下ろす角度を調整する必要がありますが、それもヘリコプターで空中散策のような感じで楽しめます。

ちょうど Google Japan Blogで
「Google Earth で古代ローマの世界をお楽しみください」
という記事が出ていたのでこれもやってみました。

こんなことができるはず...


... だったのですが、うちのiMac G5ではパワー不足で、思うように散策できません。推奨構成よりも上のはずなんですが。これはNVIDIA GeForce 9600M GTディスクリートプロセッサが載ったMacBook Proを買えというお告げか。

それとも現在のイタリアのストリートビューで我慢しとけってことか。ますますローマ旅行に行く人がうらやましくなります。コロッセオの周辺はドライブしたことあるんですけどね。グランツーリスモだけど。

2008/11/13

Google風邪前線予報

こんばんは。急に寒くなりましたね。昨日はセーターを今季初めて着ました。

Google 急上昇ワードのトップに、"flu tracker"ってあった。

これね。

Google.org Flu Trends (Google.orgってのもあるんだね)

検索語の動向から、インフルエンザの流行が分るそうだ。通常の予測よりも2週間早く流行を予測できるらしい。

詳しい説明はここ → How does this work?

きっと、みんな「発熱」とか「悪寒」とか「咳」とか「タマゴ酒」とか「バナナ」とか検索するんだろうね (英語で)。

ん、まてよ。こうやってみんなが"flu tracker"のことをブログに書いて、関連語を記事中に記載して、ついでに検索で調べてみるか... なんてやってみたりすると、今年の予想に狂いが出たりするのではなかろうか。

タイトルつけるのに困る

まあ見てみ
[追記: 見ない方がいいかも (もう遅いか)。うちで悪評だった。]

定額給付金って冗談じゃなかったんだ ...

こんばんは。

どこを見ても反対意見しかないので、そのうち立ち消えになるかと思っていたのだけど、いつの間にかずいぶん具体的になってるんだ。

定額給付金:口座振り込み有力 09年3月以降支給 (毎日新聞 2008年11月12日 → 魚拓)

貯金に回さなくても、政府が最初から銀行に入れてくれるらしい。地域振興券のときと違って、来たことも分んないんじゃないの。

この記事には書いていないけど、消費税も3年後にあげる予定なんだよね。

「朝三暮四」って言葉を思い出している人多いと思う。

一人当たり1万2000円だって。3%上げるとしたら、40万円分の消費税にしかならない。

「朝三暮四」で喜ぶサルだって、こんな計算しなくても気付くと思うぞ。

追記: 世に倦む日日「給付金問題と田母神問題 - 自民党と民主党の結託と世論誘導」の推測が面白かった。
定額給付金そのものを自ら葬る狙いがある。この政策は、もともと公明党から要求された選挙対策の措置で、自民党も財務省も本心では消極的だった。金融危機が起き、これを選挙回避の神風として巧みに利用できた後は、解散先送りが成功するとともに、定額給付金策をマスコミにバッシングさせて、給付金に対する国民の支持率を下げ、給付金反対を国民世論として固め、言わば給付金を死に体の政策にして、引っ込めた方が国民の支持が上がる方向に仕向けたのである。

これで引っかかったら、これこそ「朝三暮四」だな。

いや待てよ、公明党をコケにしたという一点で大喜びする人も多そうだ。

2008/11/12

勝間和代の日本を変えよう

読みました。

『「勝間和代の日本」を変えよう』じゃなくて『勝間和代の「日本を変えよう』。

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
勝間 和代


歯切れの良い文体、ロジカルで説得力があって気に入りました。

ただ男性にとっては、耳の痛い部分も多いです。家事育児にかける時間が先進諸国に中でも圧倒的に少ないとか、仕事面で女性に対して甘いのは結局差別をしていることだ、とか。

勝間さんの本は、気にはなっていたけど、「年収10倍アップ勉強法」とか、読んでいること自体がちょっと恥ずかしい感じがして、避けていましたが、ほかのも読んでみようかな。

2008/11/10

ワインバーグの文章読本

ワインバーグの本は久しぶり。金曜日に本屋に行ったらあったので買ってしまいました。

ワインバーグの文章読本
伊豆原 弓

翔泳社 2007-11-20
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副題は「自然石構築法」。本を書くのを自然石で壁を構築するのに喩えている。統一感のある美しい壁を作るためには、色や風合いの揃った自然石を集めなければならない。不足しているところにちょうどはまる大きさも必要だ。

ひとつの壁を作るために自然石を揃える (ひとつのテーマの本を書くために材料を揃える) のはたいへんだ。特に最後が埋まらず苦労する。

しかし複数の壁を同時並行に作っているならば、そしてその後にも別の壁を作るつもりならば話は違ってくる。良い自然石を見つけたら全部持って帰り、どの壁にあうかを決めて行けば良い。文章も同じで、日常生活で気になったものはとっておき、どの作品に使うか分類していく。どこにも入らないものは次回用の分類に入れる。

もちろん素材があるだけではだめでその取捨選択、組み合わせ方が重要になる。この本もページ数で言えば多くをそこに割いている訳だが、この本の根幹にこの「自然石構築法」のコンセプトがある。

実はもっと重要なポイントがある。それが

興味のないことについて書こうと思うな。

というルールだ。

でも書きたくないものを書かないといけないことがある。そのときはどうするの?
与えられた課題を受入れ、知性と想像力を使ってそれを変える
と言っている。

ここにはそれ以上のことは書かれていないが、与えられた「課題」に逸脱しない範囲で、明示的に示されていない期待を裏切るということだろうな。レポートにサスペンスタッチを入れてみたり、例示に古典を引用 (本歌取り) したりとか。さじ加減は難しいと思うが、その工夫がただのお仕事をワクワクするものに変える。

なるほどと思わせるところは色々あるのだが、そのなかで「使えない石を捨てる」という章でおもしろい概念があった。まず、あるレシピから「タマネギをバターでキツネ色になるまで炒め、タマネギは捨て、バターをとっておく」という部分をとりだし、
わたしの書くバターには、捨てたたまねぎの風味がとじこめられている。
と書いているのだ。1語につき少なくとも5語を検討した上で選んで残りを捨てるという自分のルールを示し、
不思議なことに残した言葉の中には、もうそこにない言葉の風味がとじこめられているのだ。
と書いている。

これはすごく分る。自分でもそういう書き方をする部分がある。その時に選んだ言葉には、採用しなかった言葉の思いが込められていて、使わなかったけど言いたいことを汲み取ってねと思うことがある。もちろん気付かれないことが多いけど、気付いてくれると本当に嬉しいものだ。自分でも後で読んで気付かないことがあるのでもっともな話ではあるのだけれど。以前書いたものを後で読んで思い出すと、それ以外の書きようがなかったんだと思うこともある。単に成長してないだけかもね。

ワインバーグの本は、プログラミング、ソフトウェア開発プロセス、問題発見/問題解決、コンサルティングというコンテキストで大学時代から読んできた。この本はそれらとはちょっと毛色が違うが、これまで多くの本を書いてベストセラーも出してきた著者のものなのでそれなりの期待を持って読んだし、それは裏切られなかったと思う。しかしこれまでの本よりも内容は薄めとは言えるだろう。

11月3日は文化の日

という訳で行ってきました、メサジェ展 (最終日) とEN博2 (11月10日まで)。

すみません、今頃になって。EN博2はもう少し早く書いてたらこのウィークエンドの動員に少しは貢献できたのに。オバマのせいだ (濡れ衣)。

「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」。開催されていることは知っていたのですが、最初はまあいいかと思っていたのです。でも、インスタレーション作品が「森美術館のスペースだからできた展示」と聞くと、いかなくちゃという思いが強くなって、結局最終日に行ってきました。

編み物、ぬいぐるみの断片、写真に直接ペインティングなど、様々な素材を用います。また、機械仕掛けも使います。BSEで処分されてしまう家畜をモチーフにした作品など、生命を思い起こさせる作品が印象的でした。

右の作品 (六本木ヒルズイベント情報より) は、布で作ったぬいぐるみの外回りというか袋に、定期的に空気を入れたり抜いたりするもの。ハート型とか花とか、ふくらむとエッチな感じになるものとか。

展示の準備を記録した映像も流していたのですが、その中でメサジェ自身の言葉があって、昔はメサジェのようにいろいろなものを組み合わせた作品というのは評価されず、アーチストの友人からも、ジャンルを固定しないと売れないわよと言われた、ということを言っておりました。

森ビルの屋上を開放するようになったんですね。せっかくなので行ってきました。
それから、囲碁を普及させるためのイベントをやってましたよ。でもこれはスルー。

EN博は、もうすでに皆さん書かれていますが、駅から近いのに静かな住宅街で、古い家を改造したギャラリーで開かれています。私はくれまむさんのブログしか訪問したことはなかったのですが、いろいろなジャンルの方が集まっていて、多才というか多彩というか。タクシーさん (ブログ:「 マイ・ファニー・タクシー」) は山崎さんのブログでお名前を拝見していたので、探して訪問しておけば良かったと思いました。鉄のアートは気にいったもののひとつです。破格のお値段で出ていたので購入すれば良かったな。

くれまむさんはもちろん、そふぃあさんミナさんにお会いできました。それから29さんももうすぐ来られるはず、好男子なんですよと言われるので、少し帰る時間を遅らせてお会いしてきました。うんうん好男子。私の若い頃に... (+_+;)\(-_-;)バシッ!

昨年行けなかったので今年は行けて良かった。きっと来年もあると思うので、また行きたいと思います。

あっ、まだ横浜トリエンナーレの記事書いてなかったよ。[追記 (11/16): → 書きました。]

2008/11/09

高品質ビデオのダウンロード

こんにちは。Natali Del Conteです(ウソ)。

英語の勉強にと思ってアメリカのニュースのポッドキャスティングを通勤時に見ているのだけど、本を読む時間が激減という罠。

先日のMTV MusicCNET TVのポッドキャスティングで知ったのですが、こんなのもありましたよ。

Quick Tips Download High-quality YouTube Files

1) YouTubeのURLを
2) File2HD.comのURL欄に入れて、
3) FilterでMoviesを選択して、"Get Files"ボタン
4) リストからmp4を選んで保存。

名前はVideo.mp4となるから変えた方がいいね。
MTV Musicから直接ダウンロードできるのないかな。

2008/11/08

日本でもやってくれないかな

投票に行ったらスターバックストールサイズ無料。

Ideas In Action Blog Free Starbucks Coffee on Election Day!

ロイヤルティの高いスターバックスファンのアイデアなのかな? 賛同者が多く実現されたようだ。



2008/11/06付 麻生内閣メルマガ

麻生内閣メールマガジン第5号 2008/11/06 朝配信

●麻生太郎の「強く明るく」
[「生活対策」]

国民のための経済対策、「生活対策」を決定しました。

...

世界経済が百年に一度の暴風雨に見舞われているからといって、萎縮してはなりません。台風が通り過ぎるまでじっとしているだけでもいけません。

世界各国が、この困難な状況に対して協調していこう、自らできる限りの対策を進めていこうとしています。難しい舵取りですが、日本も、政府の総力を挙げて取り組んでいきます。

●「太郎ちゃんねる」

http://www.kantei.go.jp/jp/asovideo/2008/11/1224/normal_play1224.html

かの国は熱く、こちらはなんという生暖かさ。悲しいほどノー天気。

予め (誰かが) 用意してなきゃ朝から一斉配信できないのは分るよ。でもね、どちらが当選するかは分らないにしろ、結果が出ている時間帯なんだから、なんか言いようあるだろ。

本当は、ぶんさんが「どこまで主体性が無いのか?」で述べている
彼は対話外交を進めようとしている。ブッシュ政権が世界に与えたアメリカのネガティブなイメージを払拭しようと思っている。平和憲法を持ち、60年も戦争で人を殺さずに来て、世界で唯一の被爆国の日本が、手を差し伸べて有意義な協力関係を作る絶好の機会だと何故思わないのか。アジア的ものの捉え方というのもアメリカはもっと理解するべきだ。日本が日本だからこそ出来ることが沢山あると何故気付かないのか。

という言葉を彼にこそ聞いて欲しい。

しかしまあなんだな、この人の演説が2ちゃんねるでは感動したって評価されてたんだものな。


トラックバック

Tracked from about ・ぶん at 2008-11-08 07:15
タイトル : 瀬戸際の対話外交
いつもよく拙い私の記事をご紹介下さっているヒロさんが、私のごく最近のどやし記事どこまで主体性が無いのかをまたまた取り上げて下さったので、嬉しさの余り調子に乗ってしまった。(汗) 重複する部分もあるし、コメントやレスでは既に触れたことなのだが、ヒロさんの記事へのTB記事として改めて書いておこうと思う。ヒロさん、いつもいつも有り難うございます。すぐ調子に乗ってすみません。(汗) 次期大統領として正式に選出されたオバマは、対話外交を掲げている。選挙中は敵と対話なんて何を考えているんだというような......more

2008/11/06

そして"We"は"アメリカ全国民"の意味になった

おはようございます。

オバマ当選はもう揺るぎないものと思っていたので、そのニュース自体には感慨を受けなかったのですが、下記を読んで当初の期待を思い出しました。

404 Blog Not Found:惰訳 - Barack Obama's acceptance speech in full

"Yes We Can"の"We"は、オバマ支持者、民主党支持者から、アメリカ全国民の意味になったんだね。みんなでアメリカを作って行こうという。

オバマ自体は最初からそのつもりだったのに私が気がつかなかっただけかもしれないけれど。

ケネディの
あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか。
という言葉を思い出した。

成果はすぐには出ないだろう。
しかし、姿勢は変えられる。
アメリカの安全、繁栄のために世界の犠牲は仕方がないという考え方も改まって行くのではないか。

そう期待したい。

らふぃさんの記事を見て、マケインの敗北宣言も見ておかねばならないと思っています。
→ 追記: これも弾訳で読みました。負けても崇高です。皆さんが言われていることですが、これがマケインの本来の人格なんでしょうね。

追記: オバマのスピーチに対する感動を述べている皆さん

ハリーさん: なかなかのもんだ世に倦む日日: オバマ勝利プロス・アンド・コンス - 歴史的演説と「最後の将軍」
-- 感動的な演説は歴史に残るものと評価しながらも、選挙人獲得数では圧勝だが得票数はそれほど差がないことには懸念されています。
スポンタ通信2.2: 日本人は、オバマ大統領の勝利宣言に感動してはいけない…。
-- 感動してはいけないと言いながら感動してるんだけどね。これはアメリカ人に向けたメッセージであることを忘れてはいけないということ。

おまけ: Twitter - BarackObamaより
We just made history. All of this happened because you gave your time, talent and passion. All of this happened because of you. Thanks

2008/11/05

期待された内容の論文

こんばんは。

田母神俊雄と

 田岡俊次って


なんか似てね?

田母神俊雄前航空幕僚長の受賞論文って、立場がどうこう言う前に、歴史事実認識からしてもうダメダメっていうもっぱらの評価なんですね。

しかしそれを最優秀賞に選ぶ側も、歴史事実認識はダメダメなんではなかろうか。

懸賞論文を募集したのはアパグループ。そこの受賞者発表ページ
アパグループ第一回「真の近現代史観」懸賞論文募集
...
「真の」といった時点で、「一般に定説となっている歴史認識は間違っている」ということを言っている訳ですね。それで審査委員長は渡部昇一。俺の著作リストを見て、勉強して、俺が気に入るものを持って来いと。

論文作成マニュアルでもあるのかな。

これか。

APA論文作成マニュアル
↑これはウソです、ごめんなさい。

追記: 石破さんはいつもロジカルでいいね。日本の政治家の中では貴重な存在だ。

石破茂(いしばしげる)ブログ: 田母神・前空幕長の論文から思うこと

ただ「そんなの関係ねえ」発言のときの防衛大臣なんだからそのときに適切に処分しておくべきだったのではなかろうか。