2011/01/30

電子雑誌 fotgazet 創刊

先日メールかツイッターで知ったのですが、fotgazet というフォトジャーナリズムの雑誌の創刊のためのリクエストを募集していました。その時点では既に目標数を達成していて創刊されることは決まっていたのですが、価格等が決まって創刊準備が進んでいるようです。

http://www.fotgazet.com/

ここにサンプル版が置いてありますが、サンプル版でもボリュームがあります。創刊号は100ページ以上になるそうです。また、電子書籍なので、インターネットへのリンクやビデオもあります。これで年4回発行2,400円だったら安いんじゃないでしょうか。

一方の "DAYS Japan" も電子版の配信をするそうですね。
http://daysjapanblog.seesaa.net/article/180301031.html
これはまだ目標数に達してないのか ... 皆様、ぜひご協力をお願いします。
 

なお、fotgazetは、メルマガ「fotgazet通信」を出すそうです。 こちら → http://www.melma.com/backnumber_00189203/

2011/01/25

フォントのふしぎ

発売前にTwitterかメールかで知って、発売された直後に買いました。

フォントのふしぎ  ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?
フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見える...by 小林章¥ 2,100

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こんな表紙じゃないと思ったのだけど、写真をたっぷり使ったカバーの下はこうなっていました。

フォントの説明よりも、それがどこで使われ、どのような効果を出しているかを主に写真で紹介したもの。テキストが少ないので、読むよりも鑑賞するといった感じになります。

もともとレタリングが好きで、教科書や書体字典を買って描いたり、中学校の時は新聞の広告や、包装紙からロゴを切り抜いて集めたりしていたので、そのころを思い出しました。

この本の記述で、Xの交差部分は線を少し細くしている、とか、ゴシック体でも"O"の上下と左右の線の太さは同じではない、とか書いてあって、「そうそう」と嬉しくなりました。

2011/01/03

人生の戦略とプロトタイプとプロセス

計画とプロトタイプ


ずっと前から読んでたんだけど、年末から元旦にかけて読み終えた。
デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方 (ハヤカワ新書juice)デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方 (ハヤカワ新書juice)
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この中に「人生をデザインする」という項があって
人生を「計画」するのと、人生を「漂う」のと、人生を「デザイン」するのとでは、大きな違いがある。
と書かれている。「漂う」は論外として、「計画」と「デザイン」ではどう違うのだろうか。

ここでは「計画」を次のように捉えているのだ。
あらゆる道のりをあらかじめ計画して、人生を過ごす人々がいる。どの大学に入学すべきか、どのインターンシップが出世の近道か、何歳で退職するか、あらかじめ決めている。そして、行き詰まったら、両親、代理人、ライフ・コーチの力を借りるのだ。
そして次のように続ける。
しかし、残念ながら、この方法はうまくいかない。そもそも最初から勝者が分っていたら、ゲームをプレイする意味などないに等しいのだ。
だからといって、ダイスを振るようなものではなく、やっぱりゲームだったら勝つことを目指すんだろう。勝つということは人によっては適切ではないので言い換えると、目的意識をもつことだ。

ここでティム・ブラウンはデザイン思考で用いる概念「プロトタイプ」を持ち出す。
人生をプロトタイプと考えてみよう。実験を行い、発見をし、視点を変えることができる。
人生のような答えが分っていないものに対して「計画」は不適切で、それよりも、試してみて良ければ採用し、さらに改良を加えて行く、悪ければ別の視点から取り組むほうが良いということだろう。

勝間和代の人生戦略手帳


ツイッターでフォローを始めたのをきっかけに、勝間和代オフィシャルメールマガジン (有料版じゃないやつね) をとっている。1月1日に来た年賀状メールには、『勝間和代の人生戦略手帳』の宣伝ページへのリンクが書かれていた。

これは、目標実現のための行動・実践を、手帳に書いた計画と、勝間さんから来るメール (有料版) による後押しを組み合わせることで確実に実施していくもののようだ。

それでは自分は


勝間和代さんのいうように、目標を設定して戦略を立ててというのは大事なのは分るけど、正直なところそういうのに抵抗のある自分がいる。長期的な目標を設定すること自体に抵抗があるのは、歳をとったせいなのかとも思う。また、今までいろいろなところに首を突っ込んでいくような生き方をしてきていて、例えばそれはブログであったりツイッターだったりする訳だけど、そのような生き方を否定したくないという思いもあるのだろうと思う。

目標を設定してそれにまっしぐらに向かわないことの言い訳みたいなところもあるのは、自分自身で理解もしているのだけれど。

計画して実行して...というPDCAをまわすということと、人生をプロトタイプと考えて実験を重ねる、というのはある意味では同じなのだろうけど、プロトタイプのほうがしっくりいく。それは、そう考えると失敗を容認しやすい、ということは冒険がしやすい、ということかもしれない。

という訳で、自分としては、どのような実験にトライするのか考えたい。また、その実験の選択も間口を広げておきたいと思う。求められれば引き受けるというスタンスをとるということだ。

あまり大きなことは達成できないかもしれないと思うけれど、少しでもよくなることを目指す、そのプロセスに人生の充実を見いだして行きたい。

そういうことを考えていたところに宋文洲さんのツイートが目に入った。

sohbunshu: 結果の多少よりも、自分の努力と実力で結果を得るプロセスが楽しい。「稼ぐのが簡単、使うのは難しい」の本来の意味だ。 (Sun Jan 02 23:02:30 +0000 2011)

また、次のツイートもプロトタイプの考え「視点を変える」に近いかと思う。

sohbunshu: 「人生のやり直し」とはできなかったことに拘ることではなく、違うことに意味を見出すこと。 (Mon Jan 03 00:40:48 +0000 2011)

2011/01/01

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

今年の目標はブログ再開でしょうか。昨年8月にブログを中断して主にTwitter (@ryokan) にしか書いていなかったのですが、Twitterだとまとまったことを書けない以上に、残らないんですよね。書いた内容自体は別ブログに転送していて、読めるし検索もできるのですが (取りこぼしもあるようですが)、自分のなかで書いたことが残っていない感じ。一つの記事に複数の話題が混じっているし、一つの話題が複数の記事に渡って書かれている。整理されていない状態がそのまま残っていて、かたをつけずに先に行っている感が強いのです。

もちろんブログでも複数の記事に渡っている場合もあったし、結論は出せていないままのものも多いのですが、ブログでは投稿の時点でその時点の頭の整理は行っていて、その頭の整理を行ったということ自体が残っているということでしょう。

今後はTwitterで書き散らしたものをブログで整理するプロセスを定着させて行きたいと思います。いままでブログにもTwitterで書いた方がいい程度の記事も結構あった (「つぶやき」タグをつけています) のですが、そういうのは少なくなって全体に数は少なくなると思います。

場所に関しては、昨年8月からFC2、Typepad、VOXなどいろいろ試して見ているのですが、なにかしっくり来ないのですよね。exblog の使いやすさが忘れられないというか。そんな中、Microsoft Liveで提供されていたSpacesがWordPressに移行したので、これを機に新しいものに挑戦という意味を含めてこちらをメインにしていこうかと思います。

皆様、よろしくお願いします。