国境なき医師団から、寄付の要請のダイレクトメールが来ました。そう言えば、どこかのポイント交換の際に特に欲しいものがなかったので寄付を選んだように思います。どこのクレジットカード会社だったかな。良い取り組みだと思います。
国境なき医師団は名前をときどきニュースで聞くくらいで、詳しく知らなかったのですが、結構大規模な組織なんですね。しっかりした内容のリーフレットで組織的な活動が着実に行われていることが分りました。ユニセフが定期的に送ってくるダイレクトメールに匹敵するくらい。でも知名度では比較にならないように思います。国連の一機関であるユニセフとは比較するのもおかしいですけど。
ユニセフは定期的にダイレクトメールを送ってくるので、それにあわせて募金をしていたんですが、このダイレクトメールもったいない気がするんですよね。住所名前が印刷されたシールのセットがついてくるんですよ。最初は「へー、すごいな」と思っていたんですが、手紙も書かないし、あまりまくり。こんなお金使わずにもっと支援に回せば良いのにと思っていました。
日本ユニセフ協会の収支・活動報告をみると、
ユニセフとの「協力協定」に基づき、当協会に寄せられた募金収入・グリーティングカード収入の最大25%までは当協会の国内での募金活動費、啓発宣伝費、管理費等の事業経費とさせていただいております。だって(実績は18%)。
日本ユニセフ協会というのは、ユニセフ本体の下部組織じゃないようで、ユニセフ本体とは協定という形でつながっているようですね。[追記: このことをもって日本ユニセフ協会を詐欺組織みたいな言い方をする人がいますが、それも間違い。]
「募金活動事業費」が、ダイレクトメールやその中のシールにあてられているものだと思うけど118億円。多すぎない? 拠出をもっと増やしてもよいと思う。協定の「25%」はもっと予算規模の小さい国を想定して設定したものじゃないかなあ。25%使い切れなくて頑張っても18%しかつかえませんでした、ってやかましいわ。
* 収支を見ると全体の支出が1679億円で、ユニセフ本体への拠出1468億円。87%は本体への拠出になっているのですが、私の計算の方法が間違ってるのかな?
一方の「国境なき医師団」の収支ですが、寄付金収入約20億円、そのうち救援活動に使われているお金が14億円。比率で言うと70%なんだけど、規模が違いますから。
という訳で、ユニセフから「国境なき医師団」に乗り換えようと思います。両方支援しろって? いや予算もありますから (って予算決めて動いている訳じゃないんだけど)。