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2019/01/06

Evernote 2アカウント体制

Evernote プレミアムを使っていて、Web記事のクリップも論文や雑誌記事のPDFもなんでもEvernoteに入れていたら、ノート数も4万を超え、どんどん遅くなってくる。ノートの切り替えも遅いし、一時期は入力にも追いつかない状態。

いよいよ耐えられなくなって、乗り換え先を探していたのだが、
  • テキストに添付ファイルがつけられる
  • テキストだけプレーンにもてる (OneNoteはノートにテキスト枠が複数置かれる)
  • Webから簡単にクリップできる
というのがなかなかなくて、困っていた。このまま課金に応じるのも癪なので無料版に戻し、遅いMacクライアントはやめて、Webだけで使っていた。

ただ問題はアップロード容量。以前はFreeで100MB/月だったのが、60MB/月になっている。でもまあいつもそれくらいで済んでいると思ったのだが、年末にパンフレットなどを整理するため数MB程度のスキャンデータを複数入れていたら、3日くらいで限度になってしまった。やっぱり有料版にしないとダメか。

そんな中、こんな記事があった。

Lifehacking.jp (2019/01/03) Evernoteをもう一度ゼロから始めよう
Evernoteは非常に便利なメモツールであり、ファイルの置き場であり、作業環境ですが、時間がたつほどにデータのノイズが多くなりすぎて利用しづらくなるという難点があります。
そこで今回とった荒療治が「アカウントを2つ用意して、作業用とアーカイブ用に情報の流れを分ける」というものです。
なるほど!

ただよく見るとLifehacking.jpの堀さんは両方とも有料版にしているのね。
わたしは大した出費ではないので、両方ともにプレミアムで運用しています。
一つだけでももったいないと思っていた私には真似ができない。どちらか一方だけ有料版にすると、作業用とアーカイブ用のどちらを有料版にするかな。

それから堀さんは
メインアカウントからアーカイブアカウントへは、定期的にノートを移動します。基本的には「必要のないものをざっと消してから、全部移動」という作業になります。
というやり方を取っているのだが、移動ではなくて共有にしようと思う。そうすればアーカイブの方に全部あることになるので、検索するときはどちらにあるか悩まずにアーカイブの方だけで検索すれば良い。

こんな感じ。

アカウント ノート 普段使う場所メモ
作業用 = 無料版 作業用 (共有) クライアント 軽いままを保つ
アーカイブ用 = 有料版 作業用 (共有)
アーカイブ用
Webブラウザファイルの添付はここから
検索もここから

  • クライアントでは軽くしておきたいので、作業用にする。
  • もう一方はWebブラウザで使うようにすることで、ユーザー切り替えを頻繁にしなくてすむようにする。
  • ファイルの添付を行うときは有料版から。すなわちアーカイブ用アカウントでWebブラウザから。
  • Web記事のクリップは、アーカイブ用アカウントから作業用 (共有) ノートに。
  • 読んだらタグをつけてアーカイブへ。
方針が固まったので、早速再度プレミアム登録する。今40%引きで、年間費用が3,120円。そのまま更新していたら$45だったのでこれだけでもラッキー。というか毎回継続せずに一旦Freeに戻した方がお得かもね。

今までクライアントでは新しくする作業用アカウントで使うので、これまで使っていたファイルを一旦全部消す。次のようになった。

ディスク空き容量 285.85GB → 313.8GB // 28GB か。案外少ないな。
削除数 40万項目以上 (ノート数は41400ちょっとなのに)

しばらく運用してどうなるかみてみます。

2009/11/30

スキャナ導入

こんにちは。

定期購読している雑誌は、定期的に処分しないとどんどんたまって行きます。また、あとで参照したい記事はページを抜いて紙のフォルダにいれてボックスに入れて保存するということやっていたのだけどそれも最近はずっとやっていませんでした。で、雑誌を床に平積みにしだすとそれがどんどん積みあがっていく。



という訳でスキャナを導入しました。富士通 (PFU) のScanSnap S300M。S1500 (M) というのがよく使われているようなんですが、小さいのが気に入りました。これだと持ち運べ ... いやすみません、持ち運びする気はありません。それから価格が安いのももちろん理由のひとつです。キヤノンにも小さいのがあるのですが、Macに対応してないようです。

フラットベッドスキャナは持っているのですが、ADFで両面同時に連続スキャンできるので、スピードはS1500ほど速くはなくても、とにかくスキャン中に手がかからないのが良い。

特にEvernoteとの連携が導入の決め手になりました。

Lifehacking.jp (2009/05/11) ScanSnap から直接 Evernote へ読み込み

実際にやってこれは面白いとおもって Evernote へ突っ込んでいたのですが、毎月の無料ユーザのアップロード量40MBというのもあって、現在はやめています。もちろんそれも大きい理由なので、有料会員になることも検討しているのですが、それでもEvernoteへ直接投入するのはやらないだろうと思います。

それは雑誌などで記事の最初や最後に別の記事が入ることがあることです。不要なページを削除するのにアップロードした状態ではできないからです。

PDF文書から不要なページを抜くためには、AcrobatのReaderではなくて有償版を使わないといけないのかと思っていましたが、調べたらMac標準にあるアプリ「プレビュー」でできるんですね。
わかばマークのMacの備忘録 (2009/03/14) プレビュー.app で PDFファイル を編集する

これはすばらしい。ページの並び替えや、文書の分割合成もこれでできます。

で、現在は、スキャンしたらあるローカルフォルダに入りこの「プレビュー」が自動的に立ち上がるように設定しています。自動で立ち上がったらスキャンのミスがないかをざっとページ送りで見て、不要なページがあったら削除して保存。その後Evernoteなどに移動させます。Evernoteに入れる時には、あわせて雑誌のバックナンバーのWebページから記事の紹介をコピーしてノートをつくり、それにスキャンで得られたPDFページを添付します。こうするとさらに良いのは、コピーした元記事のURLが自動で入ります。で、できたノートは、PDF文書に、その概要がテキストでついて、もとの雑誌のページへのリンクがつく! すばらしい。

Evernoteだけでなく、Dropbox、ZumoDrive、iDiskにも突っ込めるようですね。これらだとネットに上げたあとにそのままページ削除などができるのは利点ですね。ただその場合は、ファイル名を分りやすいものにする必要があるでしょうね。これらはテキストや元記事のURLがつかないので、スキャンするものによって使い分けが必要だと思います。

これら全てに共通する利点は、iPhoneでいつでも読める!というところです。まあもちろん拡大しながらみないといけないのですが。

あとEvernoteの有料会員になるかどうかが検討事項ですね。初めの方に書いたように、Evernoteの課金体系は、現在使っているディスク容量じゃなく、有料会員になると月単位のアップロード量が増やせるというもの。しばらくのあいだ有料会員になってたくさんアップして、それから一般会員にもどるなんてことできるのかな。ケチ臭いこと考えるなって?すみません。

[追記: これ買ってすぐ後に新型機出た。グレースケールでのスキャンができるのは良い。はやまったな。]