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2005/07/20

利用される人の命

こんばんは。

先日のロンドンの同時多発テロは、自爆テロではなく、騙された可能性もあるそうですね。騙されたといっても、多くの人を殺そうとした、実際に多くの人を殺したことには変わりはないのですが。

こちらも利用された女性の話が出ています。

毎日新聞 2005年7月19日
現場発:女テロリスト、自爆失敗 起爆装置不発、哀しい結末−−パレスチナ

テロが未然に防がれたのはよかったというべきなんですが、この女性の動機、この女性の今後の運命、背後にいるこの女性を利用した人たち... これらのことを考えると複雑な思いが交錯する。

人の心を利用する宗教、その宗教を利用して人の命を利用する人々 ... 「多神教礼賛(アニミズム礼賛)」の繰り返しになってしまうのだが、そんな宗教は何のために存在しているのだろうか、という思いが募る。

2005/07/07

ロンドン同時テロ - 他人事ではない

こんばんは。帰ってのんびり「電車男」なんぞをみながら夕食をいただいていたのですが...チャンネルを変えるとこんなニュースが...

ロンドン同時テロ:出勤時の地下鉄、バス狙う 死傷者多数 (毎日新聞 2005年7月7日)
ロンドン各地で爆発、死傷者多数 (TBS News-i 2005年7月7日19:35)

アルカイダから犯行声明が出ているらしい。「イラクとアフガニスタンでの虐殺への報復だ」と主張しているとのことです。それが正しければ、イギリスに次ぐアメリカの支援国である日本は他人事とはいえません。

「覚悟が足りない」で、私は、
(政府は、日本国民に対して)日本はアメリカの同盟国であり、最大の支援国のひとつであり、イラク武装組織の敵なのだということを伝えなければならない。
と述べました。これはイラクに入国する時の覚悟に関して書いたものですが、日本にいてもその脅威は現実のものになったことを認識し、覚悟を新たにする必要があると思います。

本当は「ロンドン2012年オリンピック開催決定おめでとう。でも2008年の代替開催地はどうするんだ?」と書こうと思っていたのですが、もしかしたら2012年の開催地も見直しという議論が出るかもしれません。ここは先進国一致協力して開催を死守する方向で進めてもらいたいと思います。

この事件では、もっと事情が明らかになった時点で投稿すると思います。

トラックバック先:
週刊!Tomorrow's Way (yodaway2さん) 「ロンドンで爆破テロ。アルカイダが犯行声明—と、BBC。(速報+追記)」
Continental Breakfast (yamarikuさん) 「ロンドンで同時多発テロ...」

コメント
Commented by yamariku at 2005-07-08 01:27 x
TBありがとうございます。日本は島国根性が抜けないためか、イラク戦争でも何でもどこか「他人事」でしたが、このテロでそれが幾分かでも自分たちの事として認識されればよいとは思います。
東京がテロにあわない限りムリかな?東京でテロが起こって何人も犠牲者が出れば、日本も「覚悟」できるでしょうね(-_-;)

 Commented by ma_cocotte at 2005-07-08 03:26 x
私も昨日「パリよ,建設準備の手を緩めるな。2008年の代替地になる可能性がある」と書いたところです(笑。
昨日ロンドンが決まった直後,大英帝國はイラク参戦しているのに開催地なんておかしい!と意見が流れた翌朝にテロだったので本当に驚いています。G8開幕に加えオリンピック開催地決定で彼らにとって「機が熟した」日が今日だったのでしょうね。いろいろ考えさせられました。

 Commented by yodaway2 at 2005-07-08 10:36 x
>ここは先進国一致協力して開催を死守する方向で……、同意です。強いて付け足せば、先進国+世界中の国々、人々で、と。まだ時間はありますが、このままの情勢が続くのであれば、選手も観客も命が時代なのでしょうか。けで参加する大会になってしまうかもしれません。また、フツーの人々、つまり私たちのレベルにおいても、覚悟して生きていかなければならない時代なのでしょうか。(-_-;)

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-08 23:59 x
★yamarikuさん、
日本が標的にならないとやっぱり気が付かないのかなあ、でもやっぱり日本で起きて欲しくない、じゃあ日本じゃなきゃいいのか、とか複雑な思いです。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-09 00:06 x
★ma_cocotteさん、
そちらのブログも拝見してました。2008年に関しては中国人にははやく目を覚まして資格を得られるよう襟をただして欲しいところです。
ロンドンのオリンピック開催地の決定は彼らの計画には入ってなかったとはおもいますが、タイミングよくお土産を与える結果となってしまいました。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-09 00:13 x
★yodaway2さん、
確かに全てのテロを許さないという姿勢を持たなければならないのは全世界の人々でしょうね。そうでないと先進国対発展途上国という対立軸になってしまいますので。
アメリカの支援者という道を小泉首相がではなく我々が選んだことを、認識し覚悟しなければいけないのだと思います。

2004/11/03

命の軽重 (1) テロに屈しないということ

「命の軽重」で書きたかったことの一部だけまず書きます。

香田君の事件がおきて、小泉首相はすぐに「自衛隊は撤退しない。テロに屈することはできない」と発言した(毎日新聞 2004年10月27日)。テロに屈しないというのは世界の共通認識といえるだろう。自衛隊を撤退させないというのはこのタイミングでは正しい選択だ。

「ブッシュとケリー: 同じ穴のムジナ」で紹介している記事「大詰めの選択: 米大統領選の焦点/中 小泉首相、過度の“親ブッシュ”」 (毎日新聞 2004年11月2日)に以下のような記述がある。
「人命は地球より重い」と言ってダッカ・ハイジャック事件(77年)で超法規的措置に応じたのは当時の福田赳夫首相だ。その福田氏の書生をしていた小泉純一郎首相が、イラク武装勢力による「自衛隊の撤退要求」を即座にはねつけ、帰結として香田証生さんは無残な姿で発見された。 
この27年間で人の命が軽くなったわけではない。変わったのは、テロリストと取引してはならないという原則が、米同時多発テロ以降、各国の指導者にとっての戒律になったことだ。「テロに屈しない」は、テロとの戦いを最優先とするブッシュ米政権への政治的な同調宣言でもある。
ここでは、「テロリストと取引してはならないという原則が、米同時多発テロ以降、各国の指導者にとっての戒律になった」とあるが、ハイジャック事件の時点で「原則」というものではなくすでに「戒律」になっていたように思う。日本の決定が世界から大きな批判をうけ、はじめて私はそれが世界のルールであることを知った。その後、それで解放された日本赤軍のメンバーが国際テロリストになり犠牲者が多く出たこと、その後発生した事件では他国政府は人質に犠牲が出ても突入するという対応をとったことで、「テロに屈しない」ということが世界の常識であるということを再認識していったと思う。

しかし、「テロに屈しない」ということには2つの意味がある。
・取り引きをしない
・犠牲者が出てもテロリスト=犯罪者を逮捕する (場合によってはその場で射殺する)。

今回、小泉首相は「取り引きをしない」という点では正しい対応をとったといえる。身代金の交渉があったということだが、それは相手の要求が自衛隊撤退ということであれば代案を出したことであって納得のいく対応と言って良いと思う。

だが、香田君の殺害という犯罪に対しての対応はどうか。最悪の結末を迎えたみたいな言われ方をしているが、これでこの事件は終わったと認識してはいまいか。テロと戦う決意を示すと言うならば、犯人の居所をつきとめ犯人を拘束するということまでやってはじめてテロと戦ったといえる。

このためには、イラク政府と協力して行わなければならない。イラク政府が許すならば日本から特殊部隊を投入してもよい (現段階では外国での行動までは法整備と訓練ができてないと思いますのでこれは理想論)。これはアフガン戦争の手法=そこに住む民間人の犠牲を厭わないということをいっている訳ではない。あくまでも犯罪として扱うということだ。

自衛隊の撤退に関しては「覚悟が足りない」で述べたが、別の文脈で行うべきであろう。自衛隊は米軍の支援に行っている訳ではなく、イラクの復興支援に行っているのだから、
・まだ戦争は終わっていないという現実を再確認する
・アメリカの意志でなくイラク政府の求めに応じて行う
・求められる支援を行う (雇用や景気回復が求めていることならば自衛隊でなく民間の力をつかって行う)
ことが必要になる。これらから得られる帰結は、「現段階ではひとまず撤退」ということになる。

これ以上に自衛隊の撤退の意味で重要なことは、「イラク戦争は間違っていたことが分かった」ということだ(もともとそうだったと思うのですが現在言うべきこととして)。これはただの侵略戦争であることが明らかになった。我々は侵略者に与しないというメッセージを発する。

ぶち総研さんの「社説比較。武器輸出三原則見直しへの反応」へのコメントで私は
組んでいる相手が尊敬される存在ならば良いのですが、ギャング団だとしたらその一味とみなされる訳で、直接攻撃を受ける可能性は低くなるかもしれませんが、テロを受ける可能性は格段に大きくなるでしょう。今はまだ発生していませんが、テロによる揺さぶりの効果を考えると、打たれ弱そうな (戦力ではなく覚悟ができていないという意味です) 日本が狙われる可能性は、米国本土よりも高いのではないかと思います。
と書いた。この点は、愛のまぜご飯さんの主張(「妄想」)、冬瓜茶さんの主張(「理解ができれば許せるというものでもあるまい」)と同じと思う。

これで議論が進めば、香田君の死は無駄にならず、ヒーローになりえるのではないか。派兵の意味がこれまで十分に議論されていないといことがなさけないことなのだが。

ただ、小泉首相には「これまで間違っていました」と自らいう勇気はないだろうな。

コメント
 Commented by n_ayada at 2004-11-03 23:58 x
はじめまして、ちょくちょく読ませていただいています。
こんなに冷静で、論理的な文章に感心し、尊敬してしまいます。私なぞ未熟者で、つい感情的に走ってしまうもので。日々反省。
これからも、よろしくお願いします。

ブルース・ブラザーズ、私も大好きです。

 Commented by yoshihiroueda at 2004-11-04 22:16 x
★n_ayadaさん、はじめまして。ブログは、自分の考えを書き留めておきたいということと、人にメッセージを伝える訓練ともとらえていて、論理的だと評価していただいて素直にうれしいです。ただ、もう少し短くまとめたいとも思うこのごろ。「食べる・聴く」拝見しましたが、多彩なジャンルがカバーされていて、それぞれの紹介文で聴いたことのない音楽も聴きたくなりました。こちらこそよろしくお願いします。

2004/10/28

覚悟が足りない

この件に関しては自分の中でいろいろな想いがからみあう。まとまった文章にならず、また、ひとつひとつの文も皮肉っぽい表現だったり反語だったりして読みにくいと思います。申し訳ありません。

「またか」入国なぜ 日本人人質 (産経新聞 2004年10月27日)
イラク邦人人質:「なぜこの時期に…」 (毎日新聞 2004年10月28日)

4月の人質事件では「自己責任論」というのがあった。ビリヤード&サッカー&ニュースコラムさんが「日本人拘束事件 再発」で書かれているように、最初人質の家族の対応に対する反発もあって、人質になった皆さんへの批難も多かった。その後この「自己責任論」は、政府の責任逃れであって、我々がまんまとそれに乗ってしまったという反省がなされるようになってきたと思う。それがぶち壊しになることを怖れる。

Tomorrow's Wayさんが「イラク日本人拘束、アルジャジーラが伝える。」で述べているように、政府は全力を尽くしているように思える。「撤退こそが最善の策」という声もあがるだろうが、テロに屈する姿勢を見せるわけにはいかない (イラク人によるアメリカへの攻撃はレジスタンスと言うべきと思いますが、民間人を人質に取るのはテロ)。私も本音では撤退すべきと思うが別のタイミングで行う必要があるだろう (後述)。

政府はイラクには入らないように呼びかけているが、呼びかけ方が間違っているのではないか。ただ危険だから入るなではなく、日本はアメリカの同盟国であり、最大の支援国のひとつであり、イラク武装組織の敵なのだということを伝えなければならない。国民に対して参戦する (自衛隊が交戦するという意味ではない) 覚悟を求めていない。だから香田君も観光気分で敵対国に入っちゃうのだ。覚悟を求めなかったつけが今回ってきているのだ。

この件で、参戦の覚悟が認識されるようになったら、香田君は身を賭してそれを国民に知らしめたことになり、ヒーローだね (助かったとしても)。だからヒーローらしく毅然としろ。

さて、その後で議論が必要だ。我々は参戦の覚悟があるのか、と。私には (この戦争では) その覚悟はない。あの国の子分になる意志もない。宗教的な寛容さを持っている我々が中東の和平には貢献できるポテンシャルを持っているはずだが、それを捨てたくない。
撤退しよう。我々は間違っていましたと言うんだ。テロとの戦いという言葉に騙されました。復興支援をしてきたつもりでしたが、イラクの人々に望まれてもいないようです (愛のまぜご飯さん「嗚呼、自衛隊」)。

10/29追記 (コメントに書いたことですが、私の心の中の悪魔の囁きは聞こえないようにして書きます):
こんな彼でも (っていっちゃいけないとは思いますが)、助かってもらいたいと思います。命は何ものにも換えられないというメッセージを、政府が行動で伝えてもらいたいと思います。

追加トラックバック
ぷち総研さん: 「クールな世論の覚悟を問う——邦人人質事件」
-- 国民の覚悟に関して書かれています。

コメント
 Commented by yodaway2 at 2004-10-28 08:39 x
女優の岸恵子さんが「やはりイラクに自衛隊は行くべきでなかった」と述懐してしている文章を読みました。かなり前ですが。彼女は国連人口基金大使をしていますし、日本エッセイスト大賞も受賞していて、かなり幅広い活動をしている方です。5年位前に、あることでごいっしょし、それから彼女の言動が気になっていました。それで「やはり……」にひっかかってきています。私も「やはり」――の気持ちなのですが、今は撤退の時期ではないとも考えます。その「今は撤退の時期では……」については、ちょうど同じような言い方を加藤紘一氏がしています。「撤退すれば、国際政治の枠組みを日本が変えてしまうことになる」と。これもかなり前の発言ではあるのですが。みんな迷い、苦しんでいる……、これが今の、この国の姿であるのかもしれません。香田さんは無辜の一旅行者ですし、かくなるうえは救出されるよう祈るばかりですが、彼の行動についても残念に思わざるを得ません。

 Commented by ssnostalgia at 2004-10-28 12:45 x
日本人の男性が捕虜になったことを知りました。危険なエリアに向かった個人の判断と国際社会に生きる日本という国の対応が語られるようですね。中途半端な国際貢献は中途半端な結果しかもたらさないと感じるのが、僕の感想です。人命は尊い、これも付け加えたいです。

 Commented by yoshihiroueda at 2004-10-28 21:40 x
★yodaway2さん、ssnostalgiaさん、コメントありがとうございます。こんな彼でも (っていっちゃいけないとは思いますが)、助かってもらいたいと思います。命は何ものにも換えられないというメッセージを、政府が行動で伝えてもらいたいと思います。

 Commented by priestk at 2004-10-30 02:24 x
政府としては、戦争や占領ではなく、復興支援の為に自衛隊を派兵していると説明している以上、「国民の皆さん、参戦の覚悟を!」なんて口が裂けても言えないのではないですか。この政府にしてこの国民あり。と言ったら言いすぎでしょうか。

 Commented by yoshihiroueda at 2004-10-30 03:44 x
★priestkさん、ちょっと私の論点が整理されていませんでした。参戦は、アメリカのイラク攻撃 (本当は「侵略」なんですが) を支持・支援した段階で始まっています。自衛隊の派遣は復興支援という位置付けで良いと思いますが、まだ戦争は終わっていないので撤退すべきと考えています。戦争が終わってイラクの人から請われた段階で初めていけば良いと思うのです。

2004/09/11

9.11

9月11日ですね。

私はそのとき、正直なところ、アメリカにも「反省」という概念が出てくるかと思っていました。たしかに甘い考え方かもしれません。しかし、犯行の主体がビンラーディンにしろ誰にしろ、その全容解明には相当な時間がかかると思っていましたし、その間には、なぜそうなったかという議論も起こるだろうと考えていました。また、たとえ唯一無二のスーパーパワーであるアメリカにどの国も逆らえない状況とはいえ、アメリカにはいない犯人を見つけだすのに他国との協調も必要になります。

しかし、そうはならなかった。「テロに対する戦争」という概念が発明され、アフガニスタンにいると思われる犯人を見つけだすのに、アフガニスタンに住む人々はどれだけ犠牲になってもよいことになってしまいました。もしビンラーディンが東京にいたらどうなっていたでしょうか。東京は攻撃できませんか? 沖縄だったらどうですか?

国連は機能しませんでした。アメリカが攻撃したいと思ったら、国連にわざわざ承認を求める必要はないことを示したのです。証拠も要りません。ただ「テロリストにつくか、われわれにつくか」という選択肢が提示されただけ。「我々」というのがどういうものかということを吟味もせず、日本はこのジャイアン側につくことにしたのです。

ソ連が崩壊して、アメリカのみがスーパーパワーになったとき、一瞬暗い未来を予見しました。しかしすぐに、いやいやアメリカは違う、これまで正義の旗のもとに行動してきたのに、その舌の根も乾かないうちに悪の帝国になれる訳がない、と自分の中で否定しました。それも甘い期待でしかありませんでした。

今後期待はあるのでしょうか。アメリカはアメリカ国民しか変えることはできません。マイケル・ムーアが反ブッシュの運動を行っています。これはかなり効果は持っていると思いますが、ブッシュの代わりはケリーです。同じ穴のムジナです。「戦争をしたいからするのではなく、必要だからする」って、2つの間に違いはありません。

まだ夢想的なことをいうと、日本こそ世界を平和に導けるポジションと資格と力を持ち合わせていると考えています。日本が世界のリーダーになるビジョンを掲げ、日本人の誇りを訴える指導者が出てくると、世の中を変えられると思うのです。

論理の飛躍のある荒っぽい文章ですね。また少しずつ補足して行くかもしれません。

トラックバック先です。

瀬戸智子の枕草子 (瀬戸智子さん) あれから僕たちは何かを信じて来れたかな?
Sofia_SS (ソフィアさん) 911

コメント
 Commented by jinsei1 at 2004-09-11 19:17 x
奇しくも今日9.11、ジェンキンス氏家族伴い、司法取引へ、米軍管轄下に。

 Commented by rkya at 2004-09-12 23:25 x
先日はコメントありがとうございました♪
そうなんですよね、反ブッシュはいいけど、反小泉もいいけれど
じゃあ誰だったらいいの?誰ならどうよくしてくれるの?ってことになると、、、。
ジェンキンスさんの問題、どうか穏便に解決されますようにと祈る様な気持ちです。

 Commented by rakurakuonsen at 2004-09-13 00:02 x
こんばんは。TBさせていただきました。交渉のテーブルにつかせる「度量」が、国際社会の側に求められている…そんな気がします。

 Commented by yoshihiroueda at 2004-09-14 07:12 x
皆さん、コメントありがとうございます。返信遅れ申し訳ありません。
ジェンキンス氏に関しては解決が規定路線で心配することはないと思っています。でもまだまだ他の人が残っていますからね。

 Commented by yoshihiroueda at 2004-09-14 07:21 x
★rakurakuonsenさん、TB、コメントありがとうございます。アメリカに度量を求めるのは相当困難な状況だとは思いますが、親米国日本こそ、その役割を担わなければならないのだと思います。家来としてではなく率直な意見を交し合える友人として。

 Commented by bra-net at 2004-10-06 14:06 x
TBしました。大変なことになってきました。産業界がとうとう軍事政権の表舞台へと上がろうとしています。

2004/09/10

「テロ」と「戦争」

北オセチアの学校占拠事件、これまで何か書こうと思いつつ書けずにいました (04.09.11追記: この点yodaway2さんに近いかもしれません)。いや、今も直接このことに関して書けません。

愛のまぜご飯 (by heteheeteさん) 「テロと戦争」
日日光進 (by jinsei1さん)「オイオイッ!」

これらの記事にトラックバックして記事を書いています。愛のまぜご飯さんのコメントに書いたものをちょっと変えています。タイトルも愛のまぜご飯さんと同じですが、ちょっとだけ変えています。

昔は「テロ」という言葉は明白だったと思います。憎むべき犯罪でした。無関係な人の命の犠牲も厭わない卑怯な犯罪です。一方、「戦争」。これは「避けたいものではあるが、やむにやまれぬもの」というニュアンスがあります。さて、この時点で既に「テロ」は便利な言葉になっています。「テロ」というラベルがついたものは「悪」、「戦争」は理由があれば「義」、「正義」となります。

「テロ」は犯罪です。それも卑怯な犯罪です。絶対に阻止しなければなりません。そのためには人質に犠牲が出てもかまわないというのが国際的なコンセンサスでした。福田さんが「人命は地球より重い」といって、テロリストの要求をのんで犯罪者を解放したとき、日本は大きな批判にさらされることになりました。

「テロ」は犯罪です。「犯罪」に対しては「犯人」を見つけ出し、証拠を見つけ出し、裁判にかけないといけません。捜査の段階で、違法捜査があってはいけません。また、民間人に犠牲が出るような無茶なことはできません。正義のためだったら公正な手続きが必要になります。面倒くさいですね。不便ですね。

そこで便利な概念が発明されました。「テロに対する戦争」です。「戦争」は面倒な手続きは要りません。テロリストの近くに住んでいる無関係な人が巻き添えになってもかまいません。だって戦争なんですから。「無関係な人を巻き添えに」ってどこかで聞いたことがあったような... あ、「テロ」の定義のところでしたね。

相手に対して「テロ」のレッテルを貼りましょう。国際社会がみんな同情、支持してくれますよ。自分のやることは「(正義の) 戦争」と言いましょう。戦争はやっぱり嫌だというところもありますが、支持してくれるところもありますよ。なにせ「正義」なんですから。日本の首相も「仮定の質問には答えられない」と言っていますが、大丈夫、始まったら容認してくれます。支持してくれます。支援してくれます。

さあ、声の大きいところは真似しましょう。ロシアさん? ああ、あなたのところはマスコミもあなたのいうとおり動いてくれるので、うまくいきますよ。うちだと批判を抑える雰囲気作りが大変なので、あなたのところがうらやましい。

途中から文体が変わってきた? 賢くなったって言っていただきたいですね。

[04.09.11 トラックバック追加しました]
Tomorrow's Way (by yodaway2さん) 「露学校人質事件、テロに立ち上がって抗議した少年は……。」
あたしの青春返してよ (by とびげりさん) 「憎しみの連鎖」

[その後の追加トラックバック - 「テロ」という言葉の使い方を問題にされているみなさん、「戦争」の犯罪性を問題視するみなさん]
=社説は語る= (by ko-bar-berさん) 「ウズベキスタン暴動を武力制圧」
浮世風呂 (by rakurakuonsenさん) 「ウズベクでの中露vs英米?:構図は簡単ではない」
designcafe-blog (by design-lifeさん) 「何が正しいのか。」

コメント
 Commented by heteheete at 2004-09-10 09:07 x
おはようございます。heteです。
トラックバックどうもありがとうございました。
『ロシア、海外の武装勢力拠点への先制攻撃を示唆』などという
ニュースを見て、ロシアもアメリカのように戦争を始める大義が出来て
喜んでいるように見えてしまい、恐ろしいです。

(私事で恐縮なのですが、今朝自分のブログにログインが出来ません。
yoshihirouedaさんはそんなことないですよね?)

 Commented by yodaway2 at 2004-09-11 01:18 x
何が正義で、何が正義でないか……。それは拠って立つ国家、民族、宗教によって拘束を受けがちだと思います。しかも、その拠って立つものは、多くが生まれながらにして決まってしまっていることが少なくありません。子どもの頃……、私は戦争のニュースを聞くたびに、神様はとても意地が悪くて、人間が対立するように、対立するようにと世界をつくったのじゃないかと疑っていました。これからの時代、個人であっても国家のレベルであっても、生き残っていくだけでも、けっこう大変になっていくのかもしれません。人間に対して、ちょっと厳しすぎる感想になったかナ?

 Commented by yoshihiroueda at 2004-09-12 04:42 x
★heteさん、返信が遅くなりました。強いロシア、拡大するロシアはロシア国民が望んでいることで、暗澹たる気持ちになります。でも外にまで出て行く体力あるのかな。

 Commented by yoshihiroueda at 2004-09-12 04:47 x
★yodaway2さん、返信が遅くなりました。価値観の違いはありますが、共通の価値観として人命、人権、幸福というのがあると思いますし、どの文化であってもそこを認識しなければならないと思います。そしてその次に、それ以外は寛容であることが共通の価値観であってもらいたいものです。

 Commented by rakurakuonsen at 2005-05-19 23:42 x
こんばんは。コメント&トラバ、ありがとうございました!
僕の記事を追加していただいたんですね。感謝感謝です。
yodaway2さんへのコメントのなかで
>寛容であることが共通の価値観であってもらいたい
とおっしゃってますよね。
「あぁ、揺らいでいるのはそこかも。」と感じました。まだ、うまくはいえないんですが・・・
じっくり考えていくと、哲学や倫理学の領域に行きそうなテーマですね。(僕は、あまり得意じゃないんですが・・・)
落ち着いて考えてみたいですね。

 Commented by rakurakuonsen at 2005-05-19 23:50 x
蛇足ですが・・・
uedaさんのところにきているトラックバックスパム、僕のところにきていたのと同じものです!撃退法あります。浮世風呂に「ワイルドカードでトラックバックスパム対策」(5/15付)という記事を書いてますので、よろしければご覧下さいませ。

蛇足2
yodaway2さん、400本達成、すごいですね。あそこは、本当にいいコミュニティになってて、いつも素晴らしいと思います。yodawayまつり、やってみます?(笑)。どうするといいかな・・・ blog名の最後に「's way」ってつけてみるとか。 ・・・わくわく。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-05-21 14:18 x
★rakurakuonsenさん、
アメリカの「民主主義の輸出」、コンセプト自体は崇高だと思いますが、手段や本音はちゃんと見据えないといけないと思っています。キーは、その国の人々にとって本当の幸せはなにかということかなと思います。

 Commented by soliton_xyz at 2005-06-11 18:24 x
「テロに対する戦争」というのは、実のところ、アメリカを統合し強化するために必要な「神話」だそうです。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-06-11 22:06 x
★soliton_xyzさん、「テロに対する戦争」って、9.11以降ナショナリズムの強化に使われましたね。びっくりするくらい言論の自由もなくなって、太平洋戦争時の日本みたいと思いました。中国の反日デモ・暴動も同じようなものなんでしょうね。