... 消費は増えない、内需は拡大しない。
だって何かあったとき政府は助けてくれないし、ほかの国民からは甘えるなと叩かれる。
お金が余分にあるから使っちゃえというのは江戸っ子としては褒められても、現代の日本人としては感心できないよな。
年金がしっかりしていれば使いきっても安心だけど、どうなるか分らないもんな。これまでどれだけ消えたかまだ全貌が分ってないし、民間から迎え入れた長官だって、保険料を適切に集めるより、保険料の免除を増やして見かけの納付率を上げることを目標にした。401kだって自己責任だし。
医療費とか生活費だってこれからどれだけかかるようになるか分らない。
定額給付金がその足しになるとは思わないけど、少しでもお金は大事にしないとね。
使ってもらおうと思ったら、もっと金額をうんと増やして、一回きりでなくて定期的に配るようにする必要があると思う。ずっと入ることが分っていたら貯めててもしょうがないしな。
定額給付金:「さもしい」首相撤回「高額所得者も盛大に」 (毎日新聞 2009年1月13日)
「盛大に」って何だよ。そういうことは盛大に配ってから言えって。
こういうことを考えると、社会保障こそ最大の景気対策だと思う。というわけでこの話はベーシックインカムに続く。