2019/12/30

2019年に行った展覧会とアートイベント

日付順にまとめ、最後によかったものの感想をまとめます。
  • 2019/01/08 
    • オープン・スペース 2018 イン・トランジション @ NTTインターコミュニケーションセンター (LINK) # 《The Other in You》でVR体験してきた。
    • イン・ア・ゲームスケープ: ヴィデオ・ゲームの風景,リアリティ,物語,自我 @ NTTインターコミュニケーションセンター (LINK) #  こちらも《ZONE EATER》でVR体験してきた。
      → BizTechブログ「VR元年から3年」
    • 「眠らない手」エルメスのアーティスト・レジデンシー展 Vol. 2 @ メゾンエルメス(LINK
    • 続々 三澤 遥 @ ギンザ・グラフィック・ギャラリー (LINK
  • 2019/01/12
    • カタストロフと美術のちから展 @ 森美術館 (LINK)
  • 2019/01/16 
    • TARL ディスカッション4|物語から女性像をたどる―現在のイメージをとらえ直せるか
  • 2019/01/19
    • 「終わりのむこうへ - 廃墟の美術史 - 」展 @ 松涛美術館
  • 2019/01/22
    • Chim↑Pom グランドオープン @ ANOMALY (LINK)
  • 2019/02/01
    • Condition Report 連続トーク2「表象と参画の方法論―東南アジアのヴェネチア・ビエンナーレ国別参加」 (LINK)
  • 2019/02/03, 02/04
    • 第3回メディアアート国際シンポジウム 「インターネット以降の文化形成―創作、発信、ネットワーク―」 @ NTT-ICC (LINK)
  • 2019/02/05
    • 「発想はモノから生まれる - 循環型社会の実現へモノ:ファクトリーの施策と展示 - 」展 @ GOOD DESIGN Marunouchi
    • 高橋知子「見えない水」と打越君孝展 @ Oギャラリー
    • イイノナホ「時の花」展 @ Pola Museum Annex (LINK)
    • アントニ・タウレ 「INSULA LUX 光の島」@ CHANEL NEXUS HALL (LINK)
  • 2019/02/06
    • DOMANI・明日展 @ 国立新美術館
  • 2019/02/10
    • 美術館と国際展を巡る連続講座 第1回「美術館という箱はオルタナティヴな劇場になりうるか?」@ 横浜美術館 (LINK)
  • 2019/02/13
    • Inspire Talks 「バイオの想像力」 @ THE CORE (LINK)
  • 2019/02/18
    • イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの @ 横浜美術館 (LINK)
    • 横浜美術館コレクション展 「リズム、反響、ノイズ」@ 横浜美術館 (LINK)
  • 2019/02/20
    • 美術館と国際展を巡る連続講座 第2回「国際展をキュレーションすること」@ 横浜美術館 (LINK)
  • 2019/02/23
    • UENOYES バルーン DAYS #3 (LINK)
      • マーク・サルヴァトゥスによるサウンドインスタレーション『Whistles』および映像作品『Drawings』
      • 地主麻衣子の映像作品上映「わたしたちは(死んだら)どこへ行くのか」
      • 小沢剛とタイニイハウスアートセンター研究員によるプロジェクト 「タイニイハウスアートセンター」の成果報告展覧会 「やね・せん氏の美術仕事アーカイブ展。約百数十年の約百選」
    • 未来の学校祭 @ 東京ミッドタウン
      • ギリギリ・ラボラトリー (LINK)
      • ギリギリ・スクエア (LINK)
      • Talk Session 4 メディアアートはTOKYOを変えられるか? (LINK)
  • 2019/02/26
    • ソフィ・カル 「Parce que(なぜなら)」@ ギャラリー小柳 (LINK)
    • ポーラ ミュージアム アネックス展2019 -捨象と共感- @ ポーラ ミュージアム アネックス (LINK)
    • 山本瞳個展 @ 藤屋画廊 (LINK)
    • ポーラ・シェア:Serious Play @ ギンザ・グラフィック・ギャラリー (LINK)
    • 「それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio」展 @ 資生堂ギャラリー (LINK)
  • 2019/02/27
    • サポーターズサロン・エクストラ「行けばわかるさ、芸術祭。」@ ヨコハマ創造都市センター
  • 2019/03/02
    • 美術館と国際展を巡る連続講座 第3回「美術館という建築物と展覧会の関係」@ 横浜美術館 (LINK)
  • 2019/03/03
    • Media Ambition Tokyo @ 東京シティビュー
    • Roppongi Crossing 2019 @ 森美術館
  • 2019/03/10
    • AiPHT 2019
      • トークイベント「バック・トゥー・ザ・80年代美術」
      • 対話型鑑賞プログラム「アート作品と気軽に会話しましょう!」Vol.2
  • 2019/03/11
    • イケムラレイコ 土と星 Our Planet @ 国立新美術館
    • 語り合う色 よりそう形
  • 2019/03/18
    • 東京アートポイント計画 ことばと本の展覧会 @ アーツ千代田3331
    • VOCA展2019 @上野の森美術館
    • 内海聖史展「やわらかな絵画」@ 上野の森美術館
  • 2019/04/14
    • KYOTOGRAPHIE international photography festival (LINK)
  • 2019/04/15
    • 菅俊一 「正しくは、想像するしかない。」@ 松屋銀座
    • 湊茉莉 「うつろひ、たゆたひといとなみ」@ メゾンエルメス・フォーラム (LINK) # アーティスト自ら銀座エルメスビルの側面にゴンドラに乗ってペインティング。
    • TDC 2019 @ ギンザ・グラフィック・ギャラリー
  • 2019/04/23 
    • 「色彩の聖域 エルンスト・ハース ザ・クリエイション」@ FUJIFILM SQUARE
    • アージェント・トーク034:私たちのなかのオセアニア―日本と太平洋諸島の間にある芸術、文化、そして歴史の潮流 @ 森美術館 (LINK)
  • 2019/04/29
    • 『言葉からはじまるデザイン 栗の木プロジェクト』展 @ ATELIER MUJI GINZA (LINK)
    • 山本容子ポートレート展 @ 和光本店
    • テラウチマサト「フィンセント・ファン・ゴッホ -ほんとうのことは誰も知らない-」@ リコーイメージングスクエア銀座 ギャラリー A.W.P (LINK)
    • ヘスス・ラファエル・ソト《Pénétrable BBL Bleu》@ エスパス ルイ・ヴィトン東京
  • 2019/05/02
    • 国宝の殿堂 藤田美術館展 @ 奈良国立博物館  (LINK)
  • 2019/05/13
    • 魔法少女DESTROYERS(萌)@ DIESEL ART GALLERY (LINK)
  • 2019/05/14
    • 束芋 「透明な歪み」@ ポーラ ミュージアム アネックス (LINK)
    • 黒崎典子展 @ Oギャラリー
    • 越中谷壽展 @ Oギャラリー
    • 『変える。エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”』展 ―永井敬二コレクションより @ ATELIER MUJI GINZA (LINK)
    • 井上嗣也 「Beginnings」@ ギンザ・グラフィック・ギャラリー (LINK)
    • 荒木悠展 : LE SOUVENIR DU JAPON ニッポンノミヤゲ (LINK)
  • 2019/05/18
    • 横浜美術館開館30周年記念 Meet the Collection ―アートと人と、美術館 @ 横浜美術館 (LINK)
    • 束芋 アーティストトーク @ 横浜美術館
  • 2019/05/21
    • 百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術- @ 東京都現代美術館 (LINK)
  • 2019/05/24
    • 束芋:Ghost Running @ アーツ千代田3331 (LINK)
    • ミア・オー  "Present" @ アーツ千代田3331 (LINK)
    • 謝花翔陽展『状況"環/蛇、全て最良の未来のために。"』@ アーツ千代田3331 (LINK)
    • 片岡純也+岩竹理恵 個展「二つの心臓の大きな川」@ アーツ千代田3331 (LINK)
    • Enduring Nature / 自然は不朽か Miyuki Kasahara / Calum F Kerr @ Art Lab Tokyo (LINK)
  • 2019/05/29
    • The Nature Rules 自然国家:Dreaming of Earth Project @ 原美術館 (LINK)
  • 2019/06/01
    • 第22回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展 @ 日本科学未来館+フジテレビ湾岸スタジオ
      • アワードカンファレンス[アート部門]『特異点を超えて、ふたたび』
      • Japan Media Arts Festival x東京2020 NIPPONフェスティバル
      • Japan Media Arts Festival x  MUTEK.JP  DAY:1 【Art & The Intelligent Machine 】
  • 2019/06/02
    • 菅木志雄 上映&トーク @ 横浜美術館
    • 横浜美術館開館30周年記念 Meet the Collection ―アートと人と、美術館 @ 横浜美術館
  • 2019/06/04 
    • コア・ポア「Returnee」@ THE CORE (GINZA SIX) (LINK)
    • 品川亮展 -Nature's first green is gold.- @ ギャラリー広田美術 (LINK)
    • 藤倉久美子展 @ ギャラリー上田 (LINK)
    • Sony World Photography Awards 2019 @ Ginza Sony Park (LINK)
  • 2019/06/08
    • 大塚国際美術館
  • 2019/06/11
    • 中山英之展 ", and then" @ ギャラリー「間」(LINK)
    • リー・ミンウェイ「The Tourist」@ Perrotin Tokyo (LINK)
  • 2019/06/22
    • 塩田千春展アーティストトーク → ブログ「全身全霊塩田千春
    • 塩田千春展:魂がふるえる @ 森美術館 (LINK)
    • ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR @ 21_21 DESIGN SIGHT (LINK)
  • 2019/06/25
    • MAMスクリーン011:高田冬彦 @ 森美術館 (LINK)
  • 2019/07/06
    • ベネチアビエンナーレ報告会 @ Art Lab TOKYO
  • 2019/07/09
    • モーガン茉愛羅「HEY ME, how was it back then?」写真展 @ bookmarc
    • BOLTANSKI - ANIMITAS II @ エスパス ルイ・ヴィトン東京
  • 2019/07/16
    • 水野里奈 「思わず、たち止まざるをえない。」@ ポーラ ミュージアム アネックス (LINK)
    • 内山江里子 「八雲立つ彼方へ」 @ Oギャラリー
    • 波岸康幸展 @ Oギャラリー
    • 田名網敬一「田名網敬一の観光」@ ギンザ・グラフィック・ギャラリー (LINK)
    • ~次世代のアーティストたち~ recommend 2019 @ シルクランド画廊
    • 今村文 @ 資生堂ギャラリー
    • 菅木志雄 「測られた区体」 @ 小山登美夫ギャラリー
    • アージェント・トーク035:私たちのなかのオセアニア―日本と太平洋諸島の間にある芸術、文化、そして歴史の潮流 第二部 @ 森美術館 (LINK)
  • 2019/07/23
    • Open Space 2019 @ NTTインターコミュニケーションセンター (LINK)
  • 2019/07/27
    • 田凱「生きてそこにいて」@ Guardian Garden  (LINK)
    • ベルナール・ビュッフェ展 @ ギャルリー ためなが
    • 田名網敬一「田名網敬一の観光」@ ギンザ・グラフィック・ギャラリー (LINK)
    • ニコラス・ハットフル「Thermals of the Heart-こころの温度」@ THE CORE (LINK)
    • Hanabi展 @ Art Lab Tokyo
  • 2019/08/30
  • 2019/08/17
    • 小林 清乃 "Polyphony 1945"  @ 資生堂ギャラリー
    • 中村弘峰「SUMMER SPIRITS」@ ポーラ ミュージアム アネックス (LINK)
    • クリエイションの未来展 第19回
    • more than Reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE) 展 @ LIXIL ギャラリー (LINK)
    • 中田雅巳展 -SEN- @ LIXIL ギャラリー (LINK)
    • Kevin Jones展 「バックラッシュ」@ Art Lab Tokyo (LINK)
    • わらおびびし展 @ Art Lab Tokyo
  • 2019/08/23
    • 原三溪の美術 伝説の大コレクション @ 横浜美術館 (LINK)
  • 2019/08/25
    • 虫展トーク「建築家の巣」@ 21_21 DESIGN SIGHT
  • 2019/08/27
    • これもデザイン展 @ GOOD DESIGN Marunouchi
    • 石川愛子典 @ Oギャラリー
    • 澁澤久実子展 @ Oギャラリー # アーティストご本人がいらしてて「ペーパーリトグラフ」という技法のことを伺いました。
    • 有山達也展「音のかたち」@ クリエイションギャラリーG8 (LINK)
    • 今森光彦展 写真と切り絵の里山物語 @ 松屋銀座 (LINK) → ブログ「今森光彦展 写真と切り絵の里山物語
  • 2019/09/03
    • 「台南遊 - 疲れを癒す週末台南旅」展 @ GOOD DESIGN Marunouchi
    • コントラプンクト 「Sculptural Type」@ ギンザ・グラフィック・ギャラリー
    • shiseido art egg 遠藤薫「重力と虹霓」@ 資生堂ギャラリー (LINK)
  • 2019/09/15 ~ 09/16 あいちトリエンナーレ (LINK)
    • 2019/09/15 愛知県美術館、円頓寺地区、サナトリウム (加藤翼、毒山凡太郎を囲んだトーク)
    • 2019/09/16 名古屋市美術館、豊田市美術館、豊田市内
  • 2019/09/17
    • 井桁裕子展 @ ストライプハウスギャラリー
    • Emily Mae Smith @ Perotin Tokyo
    • シュテファン・バルケンホール展 @ 小山登美夫ギャラリー
  • 2019/09/22
    • 話しているのは誰? 現代美術に潜む文学 @ 国立新美術館 (LINK)
    • アーティストトーク:北島敬三 @ 国立新美術館
    • 井桁裕子展 トーク @ ストライプハウスギャラリー
  • 2019/09/25
    • 有山達也展「音のかたち」トーク @ クリエイションギャラリーG8
  • 2019/10/01
    • 椅子の神様 宮本茂紀の仕事 & 谷本景展 @ LIXIL gallery
    • 久保田昌代展 @ アートスペース羅針盤
    • 菅野由美子展 と 下平知明展 @ ギャルリー東京ユニマテ
    • 日比谷泰一郎個展 Survivors @ Gallery b. Tokyo
    • 内山睦展 @ ギャラリー檜B
    • 中西はるみ展 @ ギャラリー檜C
    • 小林健二「透質層と透明体」@ ギャラリー椿
    • たまびやき (石井あや子/王海倫/山崎真理恵) @ ギャラリーなつか
    • View's View 大橋朋美/チョン・ダウン @ ギャラリーなつか
    • 尾川和展と糸井二郎展 @ Oギャラリー
  • 2019/10/14
    • Tokyo 2021 美術展 un/real engine ―― 慰霊のエンジニアリング @ 戸田建設ビル
    • 岩清水さやか個展  ANOKO MALL @ Art Lab Tokyo
  • 2019/10/19
    • 森の学校2019「視点の採集」三澤 遥 先生 @ 東京ミッドタウン
    • 岩清水さやか個展  ANOKO MALL @ Art Lab Tokyo
  • 2019/10/20
    • 虫展トーク「センス・オブ・ワンダー <虫展編>」@ 21_21 DESIGN SIGHT
  • 2019/10/25 
    • スペシャルトークイベント『光とアートの感覚的空間』  岩間朝子 × 川上典李子 @ インテリアショップ LIVING MOTIF 
  • 2019/10/26
    • DESIGN TOUCH CONFERENCE @ 東京ミッドタウン
      • 六本木未来大学「クリエイティブ・カウンセリングルーム ~クリエイターの心を精神科医が解明!~」
      • JST CREST xDiversity シンポジウム
    • 塩田千春展:魂がふるえる @ 森美術館
    • 話しているのは誰? 現代美術に潜む文学 アーティストトーク: 小林エリカ @ 国立新美術館
  • 2019/10/27
    • DESIGN TOUCH CONFERENCE @ 東京ミッドタウン
      • 「デザインの森・六本木カラー渓谷」クリエイターズトーク
      • 「TOKYO2021–2020以降の東京–」
    • Comma - A Google Design Studio Exhibition @ 21_21 DESIGN SIGHT
  • 2019/11/03
    • 森村泰昌スペシャルトーク「生きている美術館、生きている芸術家ー実践的ミュゼオロジーについて」@ 横浜美術館
  • 2019/11/04
    • マルク・シャガール — 夢を綴る @ ポーラ ミュージアム アネックス (LINK)
    • グッドデザイン賞受賞展 @ 東京ミッドタウン  (LINK)
      • [TALK] フォーカス・イシュートーク#4 新ビジネス・デザイン
      • [TALK] グッドデザイン賞に見る『中国デザイン』の今
      • [TALK] 2019年度グッドデザイン賞 - 審査を振り返って〜正副委員長トーク
    • Audemars Piguet(オーデマ ピゲ)「時計以上の何か」@ 東京ミッドタウン 
  • 2019/11/09
    • イズマイル・バリー 「みえないかかわり」@ メゾンエルメス・フォーラム
    • 日本のアートディレクション展 2019 @ ギンザ・グラフィック・ギャラリー
    • 「Surface and Customジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダ、サーラ・ドゥラート、ピエール・ルギヨン、クララ・リーデン、カリッサ・ロドリゲス、竹岡雄二」展 @ 資生堂ギャラリー 
  • 2019/11/11
    • 小林 修 写真展 司馬遼太郎『街道をゆく』の視点 歩いた風土、見抜いた時代@ FUJIFILM SQUARE
    • 写真歴史博物館 企画写真展 「覚醒する写真たち」 今 道子 + 佐藤時啓 @ FUJIFILM SQUARE
    • 2019年度グッドデザイン賞審査報告会[ユニット18 - 取り組み・活動]@ 東京ミッドタウン・デザインハブ
    • 脱あおいうに展  @ Meets Gallery
    • 日本のアートディレクション展 2019 @ クリエイションギャラリーG8
    • ADC賞受賞「続々 三澤 遥」展 受賞者・制作スタッフトーク @ クリエイションギャラリーG8
  • 2019/12/03
    • 宮北裕美 個展「分身」@ アーツ千代田3331
    • nuranura展 @ DUB Gallery AKIHABARA & Art Lab TOKYO / AKIBA (LINK)
  • 2019/12/09
    • 未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか @ 森美術館 (LINK)
    • 東京ミッドタウン・デザインハブ第83回企画展「ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ」夜のギャラリーツアー
  • 2019/12/17
    • 未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか @ 森美術館
個人的によかったもの。
  • 続々 三澤 遥:磁石を使って動く小さな作品群が愛らしい。(末尾に動画を置きました)
  • 横浜美術館開館30周年記念 Meet the Collection ―アートと人と、美術館: ボリュームがすごいだけでなく、新たに作った特別展示が良かった。特に淺井裕介の「いのちの木」の部屋が素晴らしい。
  • 品川亮展:伝統を踏まえつつ新しい要素が入った日本画。5万円とか買いやすい価格で思わず欲しくなったが、初日に全部売れたとのこと。
  • 塩田千春展:圧倒的な空間。美術手帖「2019年展覧会入場者数TOP10。1位はフェルメール展の68万人」では第3位に入っている。
  • 小林 清乃 "Polyphony 1945":1945年に書かれた女性たちの文通の手紙の朗読。その中には広島原爆で亡くなった女性の姉もいる。最後に「会いたくて、会いたくて」「きっとお会いしましょう」 がシンクロするとこは胸に響く。
  • あいちトリエンナーレ:卑劣な脅迫や補助金の取り消しなどの政府からの圧力はあったものの、世界のアーティストたちが即座に抗議の姿勢をとったことに光が見いだせる。入場者数が過去最高になるなどイベント的には成功だったかもしれないが、補助金不交付の文化庁に対する訴訟に勝って、河村たかし名古屋市長が次の選挙で落選するまでが戦いだろう。



R. Yoshihiro Uedaさん(@ryokan)がシェアした投稿 -

2019/12/29

横浜トリエンナーレ「サポーター・イニシアティブ」提案その後

活動上のルール・注意点1の12項 「活動独自のWEBサイトやブログを制作・公開することはできません。」の部分に抵触する「次の横浜トリエンナーレサポーター活動の枠組み」で、自主活動「サポーター・イニシアティブ」の位置付けと、私自身が2つの「サポーター・イニシアティブ」の届け出を出したことを書いた。その後報告をしていなかったが、一応方向性が決まったので報告する。

「この枠組みの範囲で/逆手にとって改善を目指す。諦めるのはチャレンジしてダメだったらでも遅くない」としていましたが、結論から言えば「チャレンジしてダメだったので諦める」ことにしました。

最初の回答

届け出を出してから約2週間後 (9月23日)、回答が来た。内容は

・アーティスト勉強会
 活動独自のWEBサイトやブログを制作・公開することはできない。
 代わりに公式WEBサイトを提供することはできない。
 会場内にロボット等の設置はできない。
・サポーター互助会
 イニシアティブを実施する際に事前にサポーターに相談するか否かは、活動の主宰者(サポーター)の判断となる。

ということで、拒絶判定なのか、文言を修正すれば通るのかわからない。特に互助会に関しては元から「誰かが援助を求めた場合、何らかの力になれる人が自主的に相談に乗り、解決を目指す」と記載しており、相談を強制するものではないため、その点を明確にすれば問題なく通るはずである。

一旦「ご指摘の事項は満たしていると考えます。誤解を招くようでしたら修正して再提出します。」と返したが、事務局を通じてのやりとりだと伝わらないものもあると考え、直接説明する場をいただくよう申し込んだ。

直接説明

10月20日に説明の機会を得たので、11ページのPowerPoint資料を用意して説明に行った。説明では届け出に書いたことに加え、まず2つの提案に共通する上位目的として「サポーター活動の活性化」をあげ、それぞれ背景となる問題意識から活動内容につながるように説明を構成した。互助会での情報交換に使うツールの例としてSlackのスナップショット、勉強会の想定成果としてヨコトリ2017の時に作ったアーティストごとのまとめも持って行った。

組織委員会から2名の方がいらして、また組織委員会との窓口になっている事務局の方も同席された。

組織委員会の基本的なスタンスとして、イニシアティブの活動に関して組織委員会が責任をもつ必要があると考えているようだ。ネットを使うことで炎上することを怖がっているように見える。

互助会はクローズなコミュニケーションであることを事務局の方に補足していただいたが、組織委員会の方はどちらもTwitterもFacebookも見たことがないようで、どこまで理解いただけたか。

勉強会のWeb公開に関しては、新しくサイトを立ち上げるだけでなく、既存サイトを使って成果物を上げるのもダメだという見解であることが新たにわかった。しかしこれは、説明会での「活動報告は公式ブログに書いてもらいたいということで研究成果を公表してはいけないという意味ではない」という回答と矛盾する。ここで議論になったが、ここで話しても押し問答にしかならないのでとりあえず先に進める。

互助会に話を戻すと、相談やマッチングなどは、組織委員会が自分たちでやろうとしているとのこと。どうするのかというと、彼らの話をつなぎ合わせてみると、
・相談する内容があればまず組織委員会に相談会の届けを出す。
・相談会の日程が決まったら、組織委員会からメールニュースでアナウンスする。
・相談会で相談。
ということのようだ。メールニュースに載せるにはまだ十分検討されていないものに対しては心理的障壁が大きいので、そこをカバーするものだということは再三伝えたのだが、納得されていない感じだった。誤解がないように、「障壁が大きい」というのは、組織委員会が障壁だというのではなく、プロセスが障壁なのだということも伝えた。

「それはイニシアティブではなくてウエダさんの仲間内でやってはどうか」とも言われた。これに対しては「それでは私と親しいわけではない人がどうやって助けを求めるのか」ということを伝えた。

また、イニシアティブという形ではなく組織委員会の活動としてやってはどうかという話も出された。これに関しては「同じことができるのなら組織委員会でやってもらっても構わない、その時は協力する」というように答えた。

全体を通じて大事なことは、相互に助け合うことがコミュニティを強くする、そして強いコミュニティが100日前イベントや緑化フェアなどでのプロモーションでの一体感をもった活動につながる、ということを何回か繰り返し伝えた。

結局説明と質疑応答で2時間くらいかかった。伝えるべきことは全部伝えることができたと思う。

その場で結論が出るわけでなく、組織委員会側が持ち帰って検討するということになった。この場で結論が出なかったWebの扱いに関しても、統一見解を出してくれるよう後で依頼した。

最終回答

11月13日になって回答のスケジュール調整をしたいと連絡があり、11月26日に回答が得られることになった。スケジュール調整の中で、一方的にお話を伺うだけなら面会である必要もないので、事前に内容を知らせていただくようお願いした。「提案を実現の方向で行きたいけれども、メールの文章だけだと意見の食い違いや時間差なども心配なので、直接お話しして進めたい」という回答だったので、期待して行くことにした。「イニシアティブという形ではなく組織委員会の活動として行うので協力を要請する」ということと想像した。

当日1時間半以上かけて出かけて行ったが、「提案は受け入れられない」というゼロ回答で10分ちょっとで終わった。ただし組織委員会からは「ウエダさんの知見を皆に伝えるため、互助会を実際の会合形式で行うイニシアティブにしてはどうか」という逆に提案さがあった。持ち帰って検討してほしいということだったが、その場で断った。繰り返し「私がサポートするのではなく誰もがお互いにサポートすること」、「いつでも気軽な相談ができることを目指していること」という主旨を伝えたつもりだったが、何も伝わっていなくて徒労感が大きい。

まあでもやるだけのことはやった。「諦めるのはチャレンジしてダメだったらでも遅くない」という当初の計画通りだ。

Webサイトを新規立ち上げるだけでなく、既存サイトに公開することも許されないということは、サポーターサイトにあるルール (PDF) や FAQ で明確化しアナウンスしてほしいということは伝えた。そうでないと誤解を与える。成果の公開を制限するということは、著作権 (著作者人格権ではなく財産権としての著作権) を制約することになるので、その点も明確にする必要がある、そうでないトラブルの原因になるということも伝えた。

また、互助会に関しては、どのルールに抵触しているのか公式な回答を依頼した。

さて本日12月29日の状況だが、
・Web既存サイトへのアップロード禁止に関してはまだアナウンスは出ておらず、公式サイトのルール、FAQもそのまま
・どのルールに抵触しているのか公式な回答はまだ
となっている。もう仕事納めなので今年中の回答はないだろう。

横浜トリエンナーレのサポーター活動には「ガイドサポーター」がある。2014年、2017年とこちらの活動もしてきたが、次回はもういいかなという気になっていた。リンク先を見ると募集人員が集まり、締め切られたようで、おめでたいことです。組織委員会としてはガイドサポーターさえ集まれば成功なんだろうなと思うと、これまで頑張ってきたのはなんだったんだろうとむなしい限りです。

追記 2020/1/14 

2020/1/9 付けのサポーター向けニュースメールでは他のサポーター・イニシアティブが成果を公開するというアナウンスがあった。Googleドライブでの公開で、これもWeb既存サイトへのアップロードには変わらない。とすれば私の提案も受け入れられる余地があるわけで、先の回答の依頼に、どういう条件で認められるのかという質問を追加した。引き続き回答を待ちたい。

追記 2020/2/2

1月24日、上記質問に回答が来た。
  • 互助会が認められないというのはどのルールに抵触しているのか。
    → サポーター・イニシアティブの活動はオンライン上ではなく、参加メンバーと場を設け、集まっていただき活動して頂くことが必要となります
  • Web既存サイトへのアップロード禁止に関してアナウンス
    → 近日中に実施します (1/24 時点ですでに変更済み)
  • Web公開はどういう条件で認められるのか
    → サポーターブログやメールニュースでお知らせできます。ダウンロード専用Googleドライブでの公開は一般公開でない。
ということで、
  • 互助会 → オフラインの活動があればOK (事前にオンラインで相談の概要を確認し、オフラインで実際の相談に関して議論する)
  • 勉強会 → 成果物 (Word文書など) をGoogleドライブにおき、サポーターブログやメールニュースでお知らせすればOK
ということになるので、この理解があっているか確認を求めており、その結果により再提出を検討したい。なお、元の質問が「サポーター・イニシアティブの活動はオンライン上ではなく、参加メンバーと場を設け、集まっていただき活動して頂くことが必要となります」がどのルールに抵触しているかだったので、再度問い合わせを行った。

追記 2020/2/10

2月10日、再度の問い合わせに回答が来た。

  • オンライン上での活動が認められない根拠
    → 活動上のルール・注意点1の12項 「活動独自のWEBサイトやブログを制作・公開することはできません。」の部分に抵触する。
    # 何の意味かわからないと思いますが、Slackでの書き込みが、「独自のWEBサイト」で、「公開」にあたると考えられているようです。10月20日の直接説明で「クローズなコミュニケーションである」ということは説明したのですが。
  • オンライン上で自主活動を行う上で連絡、質問、相談のために、メンバー内で、オンライン上で連絡を取り合うことも禁止されているか
    → 組織委員会としては禁止していない
2月9日にサポーターの集まりがあったので、これまでの経緯を報告してきた。今後の方針として以下のことを検討中で、皆さんのご意見をいただきたいということを表明した。
  • 互助会 → 相談会を定期的に開く組織委員会提案をベースに再提出
  • 勉強会 → 勉強会成果をWordで作成、PDF化し、Googleドライブでの公開


2019/12/08

恋人がサンタクロース

ユーミンの「恋人がサンタクロース」という曲があります。なぜ「は」ではなく「が」なんだろういうと、「誰がサンタクロースなの?」の質問の答えになるからです。

「あなたの恋人はどんな人?」→「恋人はサンタクロース」
「サンタクロースってどんな人かな?」→「恋人がサンタクロース」

新情報、旧情報という概念があって、旧情報はこれまでの文脈にでている概念、新情報は新しく加えられる概念です。例文の前者では旧情報は「恋人」、新情報は「サンタクロース」になります。一方後者では旧情報は「サンタクロース」、新情報は「恋人」です。

というように「が」は新情報を導入する役割があります (これはひとつの機能での見方で、他の説明が間違っているわけではありません)。

「今日天気はどう?」→「空は明るいよ」
「部屋が明るくなってきたね」→「空が明るいから」

というような文脈が想定されます。

なお、「は」は動詞に対する役割を示す「格助詞」ではなく、語に付加的な特別な意味を与えるものです。「は」は「とりたて」で、話題を設定する機能があります。ですから主格や目的格など何にでもつきます。もとの格助詞が省略される場合もあります。

「その本を読んだ」 →「その本は読んだ」
「学校へ行った」→「学校は行った」/「学校へは行った」
「太郎くんにお年玉をあげた」→「太郎くんにはお年玉をあげた」

「とりたて」は他のことには言及していない宣言でもあります。有名になった「ご飯論法」はこれですね。「ご飯は食べていない」(パンは食べたけどこのことは言及しない)。

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以上、Quora "日本語の「は」と「が」の使い分けの基準、例えば「空は明るい」「空が明るい」での「は」と「が」使い分け基準は、何なのでしょうか?" への回答でした。

以前"*? 空が飛べたら" で、
新情報と旧情報を区別するとか (「恋人がサンタクロース」)、対比 (「(他の飲み物ではなく) コーヒーが飲みたい」) などの役割がある。
と書いたのの補足でもあります。


恋人がサンタクロース、手の早いサンタクロース …