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2019/04/09

不審メール

朝からこんなメールが来てて慌てました。


Apple アカウントにモザンビークからログインがあったので、アカウントをロックしているとのこと。早速この「検証」というところに行きました。


早速対応しようとしたのですが、URL を見たら
https://yaelah-tumang-susahbener-verifycation5533.jp/account/... (上記はID消去済み)
と、全然アップルと関係ないじゃないですか。危うく引っかかるところでした。

ちなみにAppleの本物のサイトは、


全く同じですね。ただこちらは普段使っているところなので、IDがあらかじめ入っています。

元のメールを見ると、@yahoo.co.jp のアドレスに来ているし、また送信者 (Appleと青反転で示されているところ) もアップルとは関係ないアドレスでした。

よく考えたら2ファクタ認証も導入しているので、パスワードが破られても自分のiPhoneに認証コードが表示されるはずでした。慌てているとそれも思い至らなかったのでした。

皆さんご注意ください。2ファクタ認証は必須ですね。

2005/07/10

スパイウェアに気をつけろ

こんにちは。ジョニー・イングリッシュです (ウソ)。

昨日、みずほ銀行から [みずほ銀行からの重要 なお知らせ] というメールが来ていました。
「スパイウェア」にご注意ください
だそうです。

詳しい内容はウェブサイトにあります (「スパイウェアによる不正取引について」)。オンラインバンキングで勝手に振込みがなされるそうです。

自動引き落としは毎月いくつもやっていますが、銀行口座からの振込みってあまり使いませんよね (皆さんはどうなのかな)。履歴をチェックすればすぐわかると思いますが、スパイウェアに感染している場合、パソコンでチェックするとそのときにパスワードが盗まれるのでかえって危ないです。上記サイトでも電話で確認するよう注意を求めています。

「心当たりのない電子メールや不審なフリーソフトにご注意」など一般的な注意事項のほかに、「振込限度額の見直し」のことが書いてあります。これって設定できたんですね。
それからはじめて知りましたが、クレジットと違って事故は全部利用者の責任になると理解していましたが、インターネットバンキングには保険がかけられているそうです。でも限度額50万円。これでは全然足りませんね。新聞によると最大の被害は500万円だそうですから (毎日新聞 2005年7月9日)。

はやくキャッシュカードの限度額設定ができるようにして欲しいです。

2005/06/23

顔写真やICが入っても...

... 名前とカード番号と有効期限さえ分かれば買い物できるんだったら意味ないよな。

こんばんは。中井貴一です (ウソ)。カッパでもタヌキでもないので間違えないように。

クレジットカードは保険がかけられていますので、その点ではまだ安心です。利用明細でおかしなところがあったらすぐに電話しましょう。チェックは毎月きちんとしてくださいね。さかのぼっての検証は困難になりますので。カード枚数が多くなるとチェックも大変ですので、絞り込みましょう。

心配なのは銀行預金のほうですね。キャッシュカードのスキミングはこれまで完全に顧客の責任となっていました。補償に関して検討されているようですが、顧客の責任も勘案されるようですので。3月頃までにWebで下ろす金額を設定できるようにすると言っていたのですが、その後全然連絡ありませんね。これができるようになると、下ろすとき以外は0円に設定しておくことができて安心なのですが。

また通帳+印鑑 (というか印影でOK) で下ろせるのは変わってないんじゃないかな。本人よりも印鑑のほうが信用されているのはどうかと思いますよね。

ペイオフなどは関係ない庶民にとっては、こういうリスクのほうが大問題ですね。お金をもっておくと不安なのでぱあーっと使っちゃいましょう。うそうそ。

必要最低限を残して証券会社に移すのも手だと思いますよ。現金化にちょっと手間が増えるかもしれませんが、それも無駄遣いの抑止力になっていいんじゃないでしょうか。

2005/02/23

学校の安全管理

大阪寝屋川の小学校教職員殺傷事件は痛ましい事件でした。犠牲となった鴨崎先生のご冥福をお祈りします。

こういう事件がおきると常に安全対策が議論されます。この小学校でも、池田小の事件などをうけ、安全対策を講じていた中でおきたそうですね。一方で「開かれた学校」という要請もあり、簡単に解決できる問題ではないことが分かります。

学校でさすまたが導入されていることに関しても、テレビでコメンテーターが、「一般企業で一般職員が不審者を押さえる訓練をすることなんてありえない」といっていました。ほんとうにそうだと思います。先生だって教職を選ぶときにそういう危険な仕事があることを覚悟していたわけではないはずです (もちろんどんな職場でも純粋な業務だけではなく雑用があるのは分かっていても、です)。また、女性職員も多い中で、どれだけ実効力があるかも懸念されます (ジェンダー論をするつもりでないのでここには突っ込まないでね)。

専門家を導入するというのは仕方ないことなのだろうと思います。
毎日新聞 2005年2月19日
大阪府: 公立小に警備員 大阪市除く全733校に配置−−小学校教職員殺傷受け

ここで気になるのがそのコストです。特に現在三位一体改革がすすめられていますが、教育はその対象に入っていて、地方自治体に任せたときに真っ先に削減される対象になるのではないかと懸念されています。このような状況下で安全対策にどれだけ予算が回されるか懸念されるところだと思います。のどもと過ぎれば、ということになりかねないと思います。国レベルで考えないといけないのではないかと思うのです。

ところでうちの奥さんが、小学校の子供に忘れ物を届けに行った際、職員室の中から事務職員が教室 (授業時間中) に直接持っていくよう指示したそうです。今回の寝屋川の事件の前ではありますが、池田小の事件の後なのに。地域によって温度差があるのですね、では済まされない問題だと思います。