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2017/09/29

こんなシナリオ

安倍首相の対抗が、同じく改憲/ナショナリズム/民族差別ではどう投票してよいかわからない。よりましな選択肢はないものか。

という訳で次のようなシナリオ (期待) を考えた。

・民進党のリベラルは希望の党の公認を申請せず (ここ大事)、共産党との選挙協力を取り付けた上で、無所属で出る。
・希望の党は大幅に伸ばすものの過半数には届かない。
・与党も過半数に届かず、安倍首相は辞任。
・民進党リベラルはそこそこの議席を確保する。
・無所属リベラルと共産党は、自民党の新しいリーダーと協議し、首班指名では自民党側に回る。入閣は求めず、今後もキャスティングボートを握り続ける。

二番め以降は選挙結果次第だけれど、まずは一番めの動きを期待します。

追記:
  • 過半数に届かなかったら責任をとる、は安倍首相本人が設定した低い目標ですが、ギリギリ過半数を超えたとしてもこれまで2/3を維持していた訳ですから大敗北です。辞任せざるを得ないでしょうね。
  • 10/2 枝野氏が民進党リベラルを結集した新党「立憲民主党」を立ち上げることになり、ここで「無所属で出る」とした人たちの受け皿ができました。「そこそこの議席」と言わず全員当選の勢いを期待します。
  • 10/3 希望の党の第一次公認候補が発表になりました。民進出身は110名。「希望の党の公認を申請せず」と書きましたが、残りは立憲民主党に帰って来れば良いと思います。また、公認を得た人も蹴って立憲民主党に戻った方が良いと思います。
さらに追記 (選挙後):
  • 大外れですね。
  • 与党は再び 2/3 を確保。今のやりたい放題がまだ続く。
  • 希望の党は伸びるどころか改選議席割れ。この点は良かったかな。
  • 立憲民主党が大幅に伸びたことは良かったと思います。「まっとうな」がポイント。

2016/07/19

やっぱり民進党に期待するしか

参議院選挙から一週間、

国会で改憲勢力が2/3を超えても国民投票があるじゃないかと言うけど …

で書いた最初のステップ「改憲ライン 2/3 」は直前の予想通りクリアしてしまいました。次のステップは「国会での改憲の議論」です。

私は、
改憲の議論をすることは、本来ならば民主主義だから大いにやってよというところだが、こんな党利党略で決まる姿なんか見たくないんだよ。

と書きましたが、せめて「党利党略で決まる」のは避けてもらいたいです。

そのためには、野党が正々堂々と議論を受けて立つことが必要でしょう。首相は「選挙の結果を受け、どの条文を変えていくか議論を進めていきたい」(毎日新聞 2016/07/20 憲法改正: ネット党首討論 次期国会で議論 首相、参院選争点にせず  (魚拓)) と言っていましたが、そんな相手の土俵に乗ってはいけません。

岡田さんは、「条件付き」と言っていますが、条文での議論をやるというのは相手の土俵に乗っていることに変わりありません。

民進代表、改憲論議条件付き容認 9条以外で (共同通信 47NEWS 2016/7/14)

「9条以外で」と言っていますが、9条以外はもっと酷いものだというのを認識しているのでしょうか。自民党改憲案の基本は、権力者を縛るものという普通の憲法の位置付けではなく国民を縛るものになっている点、基本的人権に関しては人権天賦説を否定している点 (片山さつき氏「天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です」)、実際の条文でも第13 条などで「公共の福祉に反しない限り」が「公益及び公の秩序に反しない限り」に変更され、容易に法律により制約が加えられる余地を含ませた点など、問題が多いものになっています。

岡田代表が条件としてすべきは「条文の議論を行う前に『憲法とは何か/憲法の意味』を議論しましょう」ということでしょう。

  • 世界史的背景を踏まえ、憲法とは権力者を縛るものという共通の認識を教える。

  • 憲法で謳いたい国のビジョンを明らかにする。人権について語るなら、それが天賦のものであって侵すことのできないものであるという認識を明確にする。

  • 現在の日本国憲法にある「公共の福祉」の意味を教える。


そもそも選挙前から選挙期間中にできたはずですが、岡田さんは戦いに向いた人ではないのかもしれません。民進党の中にも山尾志桜里さんのように論の立つ人がいますから、そういう人を前面に立てると良いと思います。代表を出す必要も出てくるでしょうから、以前にも書いたことがありますが (「この際民主党代表は …」)、蓮舫氏を代表に立てた方が良いと思います。これは次の衆議院総選挙に向けての布石でもあります。

ここでは民進党のことだけを書きましたが、もちろん共産党他護憲勢力協調して進めるべきものと思います。ある党が出した議論での自民党の答弁の綻びを、別の党が突く。

そしてその議論を整理してわかりやすく国民に伝える。(後に述べる影の官房長官が) 毎日記者会見を開いても良いと思います。

最終的には強行採決で押し切られるかもしれません。しかし、この議論を整理したものをベースに改憲案の問題を国民に訴えていけば、第3ステップの国民投票で阻止することができるでしょう。その前に公明党など改憲派とされる党が、その先の選挙を視野に入れて、脱落するかもしれません。

改憲の阻止だけにとどまるのではなく、集団的自衛権に関する解釈改憲の見直し、「愛国」教育基本法の改正など、これまでに積み上げられてきた数々の戦前回帰的政策をもとに戻すことをやってもらいたいと思います。そのためには、野党共闘で政権を奪取する必要があります。

そのための戦略を立てて総選挙に備えて欲しいと思います。

毎日新聞社説でも厳しい指摘があります。

社説:敗北後の民進党 甘い総括ではいけない - 毎日新聞
 先の参院選で敗北した民進党には今、「善戦できた」といった安堵(あんど)感が広がっているようだ。しかし、それは自らに甘過ぎる見方ではないだろうか。同党は来月上旬に選挙総括をまとめる予定だが、ほっとしているだけでは次の展望は開けない。
...
選挙中、「旧民主党政権には失望した」「もう政権は任せられない」という有権者の声をどれだけ聞いただろう。党名を変更しても民進党への失望感はあまり変わらなかった。

経済政策など、結局アベノミクスの失敗を訴えるだけで、自らはどうするという対案は示していません。党内で議論を詰め、マニフェストを決め、常に発信していく必要があると思います。

以前も同じようなことを書きました。もう10年以上前だ。

衆院選’05雑感(1) がんばれ民主党
そこで備えが大事なんです。

そしてその備えが「影の内閣」だったはず。「影の内閣」は、政権を取ったらこの布陣でいくということを示している訳ですが、布陣だけでは不十分で、その場合どのような政策を行うかを示さなければいけません。そう、マニフェストですね。マニフェストは選挙前に用意すれば良いものではありません。

政権を取ったらどうするかを常に議論し、腹をくくっておく。
その状況と結果(マニフェスト)を常に発信し、国民に問う。
国政上の課題が起こるたびに、影の大臣は私だったらこうすると発表する。
国会では、議論の分野ごとに影の大臣が質問に立ち、論戦を仕掛ける。
これによって影の大臣を国民に認知されるスターにする。

民主党/民進党の不幸は、この準備がないまま政権を取ってしまったことでしょう。自民党やそのネットサポーターの宣伝もありますが、「何も成し遂げていない、失敗した政権」と国民には記憶されています。今の状況をそのまま続けていては「政権担当能力がない」という評価は変わりません。

しかし、強力なリーダーシップがあれば2年あれば立て直せるのではないでしょうか。党内のぐずぐず燻っている意見の不一致を除き、一貫性のあるマニフェストを作る、影の内閣を作る。2年後は蓮舫代表を前面に立てて戦えると思うのです。

民進党はやっぱりダメなんじゃないかという意見もあるでしょう。でも、私は国民主権の日本を諦めていないのです。共産党が大きく変わることは期待できないので、民進党に期待するしかないと思うのです。

以下の池田信夫氏の意見に同意します。

アゴラ 2016/7/12 無党派の若者はブルー・オーシャン  (池田信夫)
アゴラの夏の合宿で細野豪志氏と議論するのは民進党を応援するためではなく、野党が変わらないと選択肢がなくなり、日本の民主主義が死んでしまうからだ。多くのみなさんの参加をお待ちしています。

2010/04/18

在日外国人に対する子ども手当支給に関して

こんにちは。

毎日新聞と広瀬香美さんがツイッターを使った時事テーマの勉強会を毎週行っているのですが、先週 (4月7日) のテーマは「子ども手当」でした。この中にこんなやりとりがありました。

kohmi: 今日の毎日JPを読んでいたら、子ども手当と外国人の方の話。。。の記事がありました。が、よくわからなかったのです。コッコちゃん、あの記事の内容、簡単に言えばどういう事ですか? #kokkokokko   @mainichijpedit (Wed Apr 07 13:12:26 +0000 2010)

mainichijpedit: @kohmi 支給要件に「養育者の国内居住」というのがあって、つまり海外に住む日本人が対象外となる一方、国内に1年以上住む外国人は子どもを母国に残してきても支給されてしまうんです。ちょっとおかしいですよね #kokkokokko (Wed Apr 07 13:17:40 +0000 2010)

私は、これに対して、
民主党のもともとの意図なのか? 官僚がわざと仕込んだ穴なんじゃないか。穴を作っておいて、穴のあることを広めて、問題を大きくして、国民に騒いでもらって、民主党に去ってもらうというストーリーなのではないか。
ということを書いた。

これに対して教えてもらったのが、下記リンク。

"子ども手当について一問一答"
Q. 子ども手当は在日外国人の子どもが海外に居住する場合にも支給されるのですか。
A. 児童手当では、過去30年間にわたり、日本人の海外に居住する子どもと同様、在日外国人の子どもが海外に居住する場合にも支給されておりました。
平成22年度の子ども手当においては、その支給要件を踏襲しましたが、その確認の厳格化を図りました。
また、平成23年度以降の子ども手当については、子どもにも日本国内居住要件を課すことを検討します。
すなわち、もとからあった問題点で、民主党が入れた訳でも官僚が入れた訳でもないということです。

でもここで新たな疑問が生じます。「ではなぜ今になって問題視されているんでしょう?」

それに対しても答をいただきました。「児童手当が出来た当時はそれで良かったのですが、見直さず放置運用されてきたため、今になって政争の道具となったのです。」

政争の道具か。私もそのプロパガンダに乗せられていたのですね。反省したいと思います。

2009/08/30

総選挙で気になること

おはようございます。皆さん今日は投票に行きましょう、って投票を促したりしたら公職選挙法にひっかかるのかな (笑)。

今回政権交代は決まったようなものだけど、結果によってはいくつか気になることがあります。

民主党議員の増長がこわい

勝っても敵失みたいなもんだと思うんだけど、実力と勘違いする人が大勢いそうだ。きっとタイゾーみたいなのが出てくる。特に官僚を敵に回すような発言をすると、国民には受けが良いかもしれないけど、官僚の反発が心配だ (「公務員改革よりも」)。一議員だけの問題だったらまだいいかもしれないけど、幹部もやりそう。

それからもしかしたら2/3以上占めるなんてことになったら、次の参議院選挙で過半数をとれなくても衆議院での再議決が可能になる。自民党と同じように、4年先まで手放したくないだろう。

自民党の劣化が激しい

もう既に、「何でも反対」野党化しているような気がする。二大政党制って、次はひっくり返されるかもと言う緊張感が大事だと思うのだけれど。

ただ民主党はきっとしばらくは慣れないので、自民党がまともだったら、次は必ずひっくり返るという期待感が生じることになるだろう。「公務員改革よりも」で書いたように、そうすると官僚はその時を待つようになると思う。むしろ4年後も期待できないと思われるくらいの方が、官僚もあきらめて民主党政権のいうことを聞いて良いかもしれない。

幸福実現党大川隆法って当選するかも

最初はせいぜいがんばってください、供託金よろしくお願いします、くらいに思ってた。でも、よくみると大川隆法が出ている近畿比例区って定員が29もある。幸福の科学の信者が人口の3%もいるとは思えないけれど、好戦的な主張が、ネットのいさましい人々や、いちびりのみなさんに受けたりしないか心配。

一方で、国会議員にしておけば下手なことはできないなとも思う。松本智津夫も国会議員にしておけばテロは起こさなかっただろうとも思ったりする。

いやいや、やっぱり当選して言いたいことを言わせておくのは耐えられないか。

「仏陀の生まれ変わり」って経歴詐称じゃないの?

城内実って当選しそうなの?

国籍法改正で「合法的な人身売買・児童売春が可能と」なる (リンク - 注意!へどがでます) ってどんな法律認識なんだよ。でもこの人種差別的「信念」が人気だったりして鬱。眞鍋かをりポスター無断使用事件にしても、写真使用が無断かどうかじゃなくて、眞鍋かをりさんがひとつの人格であり思想信条の自由があることを忘れた (というよりそんなこと考えたことないんだろう) 人権意識の欠如が招いた結果だ。そしてその事に関してはいまだに反省がない。

2005/09/17

衆院選'05雑感 (1) がんばれ民主党

こんばんは。あきれてものが言えない状態から徐々に復活してきました。いや復活させないとね。

選挙はそれぞれ勝つこと、議席を増やすことを目的にみんな頑張る訳で、大勝したことを批判する訳にはいきません。選挙違反はもってのほかですが、ウソの公約だとしてもウソであることが分かるのは選挙後です。ウソである可能性が高い、政策として実現不可能な公約なら、それを指摘できていない対立党とそれを許してしまう選挙民の責任です。

前回投票前の記事「自民党をぶっつぶす...」では、「民主党が敵失を生かすことができす、むしろそのことが自民党にとっての敵失となっています」と書きました。そう、民主党が絶好のチャンスを生かしきれなかったのです。チャンスを生かす備えが足りなかったのです。

「郵政民営化」が争点の全てではないという主張は正しいでしょう。しかし、そこに穴があれば敵はそこを攻めて来るでしょう。ましてや最初から敵はそこを攻めると宣言しているのです。その戦場で堂々と戦った上で、またはそこは弱くてもなんとかしのげる作戦を立てた上で、敵の別の弱点を攻めなければなりません。

郵便貯金の限度額を段階的に半分にする、っていかにも間にあわせの対案です。小泉さんの「だって対案は出なかったじゃないですか」という指摘も当然です。郵政に関してどのようなビジョンを描いているのか明確に示す必要があったでしょう。別の民営化案が出ていれば、「改革を目指すなら自民党」なんていわれずにすんだ (与党に「革新」のラベルを取られてどうするの?)。郵便は公務員でないとダメだというのでも、それが筋が通っていればそれでもよいはず。

選挙の直前にそんなビジョンは出てきませんね。そこで備えが大事なんです。

そしてその備えが「影の内閣」だったはず。「影の内閣」は、政権を取ったらこの布陣でいくということを示している訳ですが、布陣だけでは不十分で、その場合どのような政策を行うかを示さなければいけません。そう、マニフェストですね。マニフェストは選挙前に用意すれば良いものではありません。

政権を取ったらどうするかを常に議論し、腹をくくっておく。
その状況と結果 (マニフェスト) を常に発信し、国民に問う。
国政上の課題が起こるたびに、影の大臣は私だったらこうすると発表する。
国会では、議論の分野ごとに影の大臣が質問に立ち、論戦を仕掛ける。
これによって影の大臣を国民に認知されるスターにする。

こんな政党であれば、「任せるのは不安だ」と思われることはないと思うのです。そしてそんな政党にできるのだったら、代表は誰だって良い。むしろ代表によってころころ変わらないところがアピールできると思います。

今回岡田さんは「政権を任せていただきたい」とアピールしていました。私はそれを見て、マドンナブームで参議院選挙で大勝した後の総選挙で「政権を下さい」と絶叫していたおたかさんを思い出して不安な気分になりました。もちろん何の根拠も示さずに社会党が政権をとれば日本が良くなると言っていた土井さんと、マニフェストを提示していた岡田さんでは違うことは分かります。岡田さんも政権を取ったらちゃんとやれると言う自信があったことと思います。しかし国民にそれが明確に伝わるかどうか。その差を作るのが、日頃の行動なのです。

その他考えたいことを列挙しておきます。

・投票率: 若い世代の投票率が上がると違う結果がでると思っていたんですが...
・小選挙区制の欠陥: っていうけど最初からそれが狙いだったはず。
・今後の国民の責務: 忘れっぽい日本人であってはだめ。監視がさらに重要になる。