NTT インターコミュニケーションセンターで行われている ひかり*くうかん じっけんしつ に行って来ました。展示会タイトルに "ICC キッズ・プログラム2012" とつけられているように、子供向けのプログラムではあります。
いくつかの小部屋に分けられていて、それぞれの小部屋では光と影の関係を見せてくれます。
実験ですから、参加できます。模型鉄道をゆっくり走る電車には、小さな光源が載せられていて、鉄道の周辺におかれたものの影が周囲の壁、天井に映ります。周辺のものを自由に置き替えて影の出来方の違い、電車が動く効果を確認できます。ざるのような網状のものは特に面白い。
これどこかで見たなーと思ったので、帰って検索してみました。
必見!鉄道模型による光と影のアート (元気!本気!勇気!)
The Tenth Sentiment / 10番目の感傷(点・線・面)という作品で、第14回文化庁メディア芸術祭のアート部門優秀賞・受賞作品でした。メディア芸術祭には2010年と2012年には見に行っているが、2011年第14回には行っていないので、ここオープンスペース2010で見たのでしょう。
その制作者のクワクボリョウタが、今回パーフェクトロンというユニットとして出展しているのですね。
当日は閉館19:00からアーチスト・トークがあったのですが、そこまで待つ元気がなくて帰って来ました。
8月26日には小学生対象のワークショップがあります。もう事前締め切りは過ぎてますが。
2012/08/20
2009/12/29
ヴェルナー・パントン 展
こんばんは。
26日、ヴェルナー・パントン 展 (→ Tokyo Art Beat情報、東京オペラシティ アートギャラリー情報) へ行って来ました。行ったのが最終日前日でしたので、この展覧会自体はもう終っています。申し訳ない。
下の写真 (リンク先からの引用) にあるような不思議空間に惹かれて行きました。
インスタレーションと言うより基本的には住居のインテリアデザインなので、このでこぼこはすわったりごろごろしたりするようにできています。あんまり楽しんでいると寝ちゃいそうなのでそんなに長いこと居座った訳ではないですが、不思議空間で不思議な体験と言ったところです。
彼自身の言葉として、固定的なインテリアで長時間居るのは耐えられないといったことが書かれていました。このコンセプトを実現するものとして、天井から吊り下げて高さが変えられる椅子などがありました。
とはいえ、基本的には日常で使える家具であり、工業製品なので、不思議空間のようなものは全体からしてみればほんの一部です。そういう意味では、ディーター・ラムスと同じ視点で見に行くべきものだったと思います。私自身が奇抜なものを期待しすぎでした。
会場でパントンのインタビューや、パントン作品に関するニュース映像が上映されていました。第二次世界大戦後、ヨーロッパがアメリカの大量生産品に押される中で、デザインを武器に高級ブランドに力を注いで行く、そんな時代のリーダーだったんだと言うことが分ります。その点では、ドイツのシンプルさを基調としたディーター・ラムスとは違った代表なんだと思います。
あわせて、同じオペラシティにある、NTTインターコミュニケーション・センターに行って来ました。
ここでは以前行ったオープンスペース展 (→ 「Sensing The Earth」) が続いているのですが、新しい展示 - エキソニモ《ゴットは、存在する。》 がめあてでした。ただ、この作品は、制作意図がというか何を見せたいのかがいまいち分らず、せっかく来たから前に見たものをもう一度見るかと回ってみました。
その中に、今まで見ていなかった、「メトロノームと無響室のための作品」(前川明次) 」というのがありました。真っ暗な中、様々な方向から日常の音が聞こえるというもので、パントン展不思議体験ができました。
もう一つ、voice.zero《super-ultra-great-media-art.org》というのも初めて見た作品です。
ということでやってきました。名前と作品名を入れるというところで、ちょっと試しにTwitter IDに@マークをつけたものを名前にしてみていれたら、
という投稿がTwitterに流れました。作品は、www.media-art-warez.com で、ダウンロード可能な形式で入手可能です。残念なことにダウンロードしてもWindows環境でしか見ることができません。あくまで、『「メディア・アート」的作品』ですので、ダウンロードしてまで再生する価値のあるものではありません。
また、東京オペラシティ アートギャラリーに話をもどしますが、次回の展示会「エレメント 構造デザイナー セシル・バルモンドの世界」も興味深いです。
追記: やはりパントン展を見た人のブログ
vivid design thinking: ヴェルナー・パントン展に行ってきました
26日、ヴェルナー・パントン 展 (→ Tokyo Art Beat情報、東京オペラシティ アートギャラリー情報) へ行って来ました。行ったのが最終日前日でしたので、この展覧会自体はもう終っています。申し訳ない。
下の写真 (リンク先からの引用) にあるような不思議空間に惹かれて行きました。
インスタレーションと言うより基本的には住居のインテリアデザインなので、このでこぼこはすわったりごろごろしたりするようにできています。あんまり楽しんでいると寝ちゃいそうなのでそんなに長いこと居座った訳ではないですが、不思議空間で不思議な体験と言ったところです。
彼自身の言葉として、固定的なインテリアで長時間居るのは耐えられないといったことが書かれていました。このコンセプトを実現するものとして、天井から吊り下げて高さが変えられる椅子などがありました。
とはいえ、基本的には日常で使える家具であり、工業製品なので、不思議空間のようなものは全体からしてみればほんの一部です。そういう意味では、ディーター・ラムスと同じ視点で見に行くべきものだったと思います。私自身が奇抜なものを期待しすぎでした。
会場でパントンのインタビューや、パントン作品に関するニュース映像が上映されていました。第二次世界大戦後、ヨーロッパがアメリカの大量生産品に押される中で、デザインを武器に高級ブランドに力を注いで行く、そんな時代のリーダーだったんだと言うことが分ります。その点では、ドイツのシンプルさを基調としたディーター・ラムスとは違った代表なんだと思います。
あわせて、同じオペラシティにある、NTTインターコミュニケーション・センターに行って来ました。
ここでは以前行ったオープンスペース展 (→ 「Sensing The Earth」) が続いているのですが、新しい展示 - エキソニモ《ゴットは、存在する。》 がめあてでした。ただ、この作品は、制作意図がというか何を見せたいのかがいまいち分らず、せっかく来たから前に見たものをもう一度見るかと回ってみました。
その中に、今まで見ていなかった、「メトロノームと無響室のための作品」(前川明次) 」というのがありました。真っ暗な中、様々な方向から日常の音が聞こえるというもので、パントン展不思議体験ができました。
もう一つ、voice.zero《super-ultra-great-media-art.org》というのも初めて見た作品です。
来場者が選択を行なうことで「メディア・アート」的作品を自動的に作成することができるインスタレーションです.
ということでやってきました。名前と作品名を入れるというところで、ちょっと試しにTwitter IDに@マークをつけたものを名前にしてみていれたら、
という投稿がTwitterに流れました。作品は、www.media-art-warez.com で、ダウンロード可能な形式で入手可能です。残念なことにダウンロードしてもWindows環境でしか見ることができません。あくまで、『「メディア・アート」的作品』ですので、ダウンロードしてまで再生する価値のあるものではありません。
また、東京オペラシティ アートギャラリーに話をもどしますが、次回の展示会「エレメント 構造デザイナー セシル・バルモンドの世界」も興味深いです。
追記: やはりパントン展を見た人のブログ
vivid design thinking: ヴェルナー・パントン展に行ってきました
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