森美術館で展示が行われているのですが、先日アーチストトークを聴きに行ってきました。
MORI ART MUSEUM [MAM PROJECT] 田口行弘
ベルリンを拠点に活躍する田口行弘(1980年生まれ)は、ドローイング、パフォーマンス、アニメーション、インスタレーションが混然一体となった「パフォーマティブ・インスタレーション」で近年注目を浴びています。日用品や家具、スタジオの床板までが命を吹き込まれたように踊りだす映像は、静止画像を繋げる古典的なアニメーションでありながら、現代にも何らかの可能性を示唆してくれます。ここには「パフォーマティブ・インスタレーション」とありますね。 森美術館の壁の一部を使って同じようなインスタレーションを作っています。上記のビデオの最後にあるものですが、会期中に今後も少しずつ変わるんじゃないかな。 会場の中で制作風景のビデオも流していました。上記のビデオの2番目の畳を使ったものなんですが、畳を持っている人たちに、川の対岸からメガホンで指示している風景が面白い。「次、最後尾の人、畳をもって先頭へ移動してください」なんて。
トークでは、これらのインスタレーション以外に、香港で行った街を駆け抜けるパフォーマンスの話がありました。固定ビデオカメラをセットして、その前を全力で駆け抜けて行くのです。海に飛び込むところまであって、警察から不審尋問されているところの写真もありました。 インスタレーションをアニメーションにするというと石田尚志の作品もありました。これは「アブストラクトアニメーションの源流」で見たのでした。 石田尚志 作品
そうそう、ストップモーションアニメと言うとこれも思い出しました。