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2016/07/15

ジブリの大博覧会

こちらも7月6日に行われた内覧会に申し込んで行ったのでした。

ジブリの大博覧会

展覧会名:ジブリの大博覧会 ~ナウシカから最新作「レッドタートル」まで~
開催期間:2016年7月7日(木)~9月11日(日)
営業時間:10:00~22:00(最終入場21:30)
会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリー
主催:東京シティビュー

今回はブロガー内覧会ではなく一般向けに案内が行っていたようです。また、1名同伴可ということで、カップルや子供連れが多くいました。

ジブリ作品の制作や宣伝に関わる資料が大量に展示されています。そういう意味でよくある原画展とは異なります。

DSC_0046

内覧会ということで一般公開より写真撮影可能な範囲が広くなっているそうですので、上のような写真は今後撮れないかもしれません。ご確認ください。

猫バスのレプリカがありました。実際に入って窓から顔を出して写真がとれます。一組ずつ交代で入っていましたが、本番が始まって入場者が多くなるとそうはいかないかもしれません。

DSC_0051

私は最後のコーナー「空飛ぶ機械」が一番気に入りました。

R. Yoshihiro Uedaさん(@ryokan)が投稿した動画 -


巨大な模型がプロペラを回しながら降りてきます。これは夜になるとまた違う様相を呈するようです。

奥の方にあるのが、「空飛ぶ機械」の歴史。技術と都市の歴史もあわせて示してあります。戦争との関係の深さがわかります。

会場を出た後は別の階に物販コーナーがあります。内覧会でも結構人がいましたので、一般公開された今は混雑しているのではないかと思います。

まだ時間が早かったので、もう一度六本木クロッシング展を見てから帰りました。

2011/05/01

田口行弘のインスタレーションアニメーション

インスタレーションアニメーションという言い方は本人はしていないかもしれません。インスタレーションを少しずつ動かしてそれをコマ撮りしてひとつの映像作品にしたもの。


森美術館で展示が行われているのですが、先日アーチストトークを聴きに行ってきました。

MORI ART MUSEUM [MAM PROJECT] 田口行弘
ベルリンを拠点に活躍する田口行弘(1980年生まれ)は、ドローイング、パフォーマンス、アニメーション、インスタレーションが混然一体となった「パフォーマティブ・インスタレーション」で近年注目を浴びています。日用品や家具、スタジオの床板までが命を吹き込まれたように踊りだす映像は、静止画像を繋げる古典的なアニメーションでありながら、現代にも何らかの可能性を示唆してくれます。
ここには「パフォーマティブ・インスタレーション」とありますね。 森美術館の壁の一部を使って同じようなインスタレーションを作っています。上記のビデオの最後にあるものですが、会期中に今後も少しずつ変わるんじゃないかな。 会場の中で制作風景のビデオも流していました。上記のビデオの2番目の畳を使ったものなんですが、畳を持っている人たちに、川の対岸からメガホンで指示している風景が面白い。「次、最後尾の人、畳をもって先頭へ移動してください」なんて。

トークでは、これらのインスタレーション以外に、香港で行った街を駆け抜けるパフォーマンスの話がありました。固定ビデオカメラをセットして、その前を全力で駆け抜けて行くのです。海に飛び込むところまであって、警察から不審尋問されているところの写真もありました。 インスタレーションをアニメーションにするというと石田尚志の作品もありました。これは「アブストラクトアニメーションの源流」で見たのでした。 石田尚志 作品

そうそう、ストップモーションアニメと言うとこれも思い出しました。


2010/03/01

束芋展に行って来た

こんにちは。

津波警報が出ている中、湾岸の埋め立て地に行って来ました。地下鉄のみ
なとみらい線は避け、横浜駅から歩くことにしました。日産のグローバル
本社の中、吹抜けの二階が一般の人も通れる通路になっていて、新高島の
ジャックモール方面へそのままつながっています。吹抜けの一階が日産の
ショールームになっているので、ついつい衝動買いしたくなるようになっ
ています (しないしない)。

束芋は、線画中心のドローイングと、そのアニメーションをメインとした
アーチスト。アニメーションも部屋の両壁と床に投影する作品や円筒の内
側に投影する作品もあり、むしろビデオインスタレーションですね。

モチーフは、指や足など人体の一部、髪、自動車電車自転車、花、昆虫、
イカやタコ、液体、抱き合う男女など。道だと思っていたものの先が足
だったり、指の付け根にまた指が生えていたり。

こういうとグロテスクなのかと思われるかもしれないけど、そんな感じは
しません。私が鈍感になっているのかもしれないですが。エロチックとい
う感じもほとんどしない。ただ不思議とか面白いという感じでした。

束芋 - 断面の世代 | 横浜美術館 3月3日まで。



2010/02/28

終ってから盛り上がるケントリッジ展

いや私が気がついてなかっただけかもしれないですが。

こんにちは。

先日、メディア芸術祭の後に、東京国立近代美術館で行われていた、ウィリアム・ケントリッジ展へ行って来ました。

ウィリアム・ケントリッジ 歩きながら歴史を考える
そしてドローイングは動き始めた……


最初に京都国立近代美術館で行われ、東京に来ています。その後は広島に行くそうです。

もともとこのアーチストの存在を知らず、計画には入れていなかったのですが、チケットを譲ってもらったので行ってみることにしたのです。同じ場所で開催されている早川良雄展は行ってみようかと思っていて、会期も同じく14日までだったので、併せて見にいけると思って。

ケントリッジ作品は、ドローイングのコマ撮りで作るアニメーションが中心です。原画を複数用意して順に撮影するのではなく、原画を一部消しながら書き加えて行きます。明確なストーリーがある訳ではなく、そういう意味では石田尚志と同様、抽象画のアニメーションです。

一つの大きな部屋の複数の壁を使って複数の作品を展示というか上映しています。音声はその部屋ではレシーバーを借りてチャンネルを合わせて聴くのですが、金曜日ですが建国記念日と土日の間ということもあって、結構込んでおり、すぐには借りることが出来ませんでした。一旦残りの作品を一通り見てからその部屋に戻って来て、レシーバーを返す人を待ってやっと借りてみることができました。

ケントリッジ展自体は好みが分かれると思いました。全体的に暗いトーンの作品なので、私も最初はちょっと自分に合わないかなと思いながら見ていました。ユーモラスではあるんですけどね。

私が興味を引かれたものは、ドローイング2枚を使って鏡を使って立体視できる作品などがあります。それから、真ん中に立てた鏡面円筒に反射させるとちゃんとみえる不思議絵がありますよね。上からテーブルに投影することで、それを動画にしている作品も面白い試みと思いました。







[追記: 京都国立近代美術館の中の人 (@MoMAKyoto) が、この作品の解説のありかを教えてくれました。
キュレトリアル・スタディズ 03 ウィリアム・ケントリッジ???Part II: 新収蔵作品研究《やがて来たるもの(それはすでに来た)》]

これ以外にもあります。→ 京都国立近代美術館 (MoMAK) MoMAKJapan さんのチャンネル

前評判はよく分らないのですが、金曜日でも結構混雑していたので、話題のアーチストなんだなと分りました。ちょうど京都国立近代美術館がツイッターを使っていることが分り (@MoMAKyoto) 、フォローを始めたら、「もっと早く行くんだった」とか「2時間じゃ足りなかった」とか「見逃したー」という声に対してひとつひとつコメントを返しており、やはり後になってからじわじわ盛り上がって来たのだと思います。特に「見逃して残念」と言う声には、3月から始まる広島展を勧めていました。

広島近辺の人は一度行かれると良いと思います。本人によるレクチャー/パフォーマンスが、4月16日に行われますのでこの日は狙い目です。

さて、明日は森美術館で行われている「医学と芸術展」の最終日なんですが、どうしようかな。東京マラソンのコースのそばじゃないのですが、東京の主要駅は混雑しそうです。横浜美術館で行われている束芋だけにしようかな。

2010/02/11

石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流展

こんにちは。



会期末ぎりぎりの6日に行ってきました。

東京都写真美術館
躍動するイメージ。
石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流


第1部 アニメーションの原理、第2部 抽象アニメーションの源流、第3部 <特集展示>石田尚志、の3部構成になっています。

第1部 アニメーションの原理は、覗き窓から見るパラパラ漫画 フェナキストスコープ (→ Wikipedia) など、プリミティブなアニメーション装置が展示されていました。手回し式で自分で操作するのもありました。フェナキスティスコープは日本語で「驚き盤」っていうんですね。

第2部 抽象アニメーションの源流は、フィルムに直接処理をするような実験的なものがありましたが、正直できたものにどういう価値があるか分りませんでした。カンディンスキーなどアニメーションじゃないものも展示されていました。アニメーションに興味があっただったか、アニメーションに影響を与えただったか、とにかくそういうものもあわせて展示されていました。

第3部の石田尚志の作品がやはり一番興味を惹かれる存在です。すっかり忘れていましたが、横浜美術館で滞在制作 (→ アーティスト・イン・ミュージアム横浜AIMY+NAPブログ: 石田尚志・映像制作プロジェクト アーカイブ) を行っていた人でした。そこで作られた作品も上映されていました。壁、床にペインティングを行い、また、映写機で壁に写したものを少しずつコマ撮りしていってアニメーションにしています。石田尚志独特のムニュムニュがムニュムニュ伸びて行く姿が面白い。横浜では見る機会を逃していたので、ここで見ることができて良かったです。



恵比寿ガーデンプレイスは初めて行きました。JR駅の発車時の音楽がビールのCMで使われているやつなんですね。

2009/09/06

GA 芸術科アートデザインクラス

こんにちは。

HDDレコーダーの推薦番組録画機能で、「GA 芸術科アートデザインクラス」という番組が録画されていた。デザイン技法やトレンドなどを伝える情報番組かと思ってみたら、アニメだった。

「GA 芸術科アートデザインクラス」アニメ公式サイト

しかし、その中にちょっとだけ、画材や絵画の技法に関する知識が含まれていたりする。アニメ自体も結構面白いので (って他と比較できるほど最近は見ていませんが)、その後もずっと見ています。だんだん知識コーナーが長くなって来た感じかな。

のだめカンタービレもそうだったけど、主人公が少しずつ成長して行くのを見るのが好きだというのもあります。同じように推薦で録画されていた「夏目友人帳」も、主人公が少しずつ周りの人と触れて溶け込んで行く話で、結局続編も含めて全部見たのでした。

2007/03/06

時かけ

こんばんは。ケン・ソゴルです (って、知らない?)。

アニメ映画「時をかける少女」の評判がいい (ただしネット限定)、でも上映館は少ないというので、いつか見たいなーと思っていました。最近「DVDになった」というのを誰か言ってたような気がする (めちゃくちゃあいまい)、というのでレンタルビデオ屋に行ってきました。

ありませんでした... それもそのはずで、後で調べたら、まだ発売されていませんでした (→ 「時をかける少女」サイト)。というか、「絶賛上映中」って。3月30日まで凱旋ロードショーですって。

仕方がないので、レンタル屋では、大林宣彦監督の「時をかける少女」を借りてきました。見たことがあるシーンは多かったんですが、全体としてストーリーはすっかり忘れていました。演技もこんなもんだったけ。それともこの時代の映画ってこれが普通だったっけ? と思いながら見てたんですが、結構楽しんで見れたと思います。

つぎは「さびしんぼ」借りてこようかな。