2010/02/28

ジュリアン・オピーと小瀬村真美

おはようございます。

ケントリッジ展へいくと、所蔵作品展も同時に見ることが出来ます。早川良雄展はその一部分の企画でした。

時間があまりなくて、他の所蔵作品は駆け足でしか見ていないのですが、その中で目に留まったのが、「動く風景画」というような作品。外に面した休憩室のような部屋の窓とは反対側の壁に展示してあります。

説明を見ると、ジュリアン・オピーという人の作品で、「日本八景」シリーズの4作品。
国立美術館の所蔵作品データベースというのがあるんですね。ここでは作品自体は見ることができませんが。

「日本八景」より 国道百三十六号線から見る雨の松崎港
「日本八景」より 真鶴半島の上の月
「日本八景」より 国道三百号線からみる本栖湖の富士山
「日本八景」より 国道五十二号線から南部橋をのぞむ

「彫刻」という分類になるんですね。

「動く」と言っても、枝が風で揺れたり道路に車が通っていたりする程度で、風景そのものを見るように楽しむことができます。特に気に入ったのは、夜景が海に反射して、灯りが揺れているもの。
View of Moon over Manatsuru Peninsula. (かすかですが音が出ます)

この絵はフラットに色づけをしたイラスト風なのですが (カットアウト加工というらしい)、以前「日本×画展(にほんガテン!) しょく発する6人」で見た、小瀬村真美の動く屏風絵を思い出しました。小瀬村真美の作品は日本画なので和室に向いています。どちらも好きですが、どちらかというと小瀬村真美作品がより好きです。

小瀬村真美: 「四季草花図」 (小瀬村真美サイト > works > works_02 > 四季草花図)

同じような作品で、Lee Lee-Nam という人の作品 (→ YouTube "Digital Eight-fold Screen 2008, by Lee LeeNam") があるのですが、これはちょっと違和感がありました。小瀬村真美を見た後だったので、「おっ、いいかな」と思ったのですが、明るすぎるし、動きが派手すぎるように思ったのです。今回見たジュリアン・オピー作品は、そういう意味で抑制が利いていて良かったと思います。

ところでジュリアン・オピーに戻りますが、公式サイトには、動く風景画以外のタイプの作品も多く載せられています。その中で、人物画 (例えばArtwork > Painting > 2007) の感じはどこかで見たことがあります。

画像検索したら、以下の記事にありました。

SCRATCHBRAIN.BLOG 2009/10/25 「ジュリアン・オピー個展に行ってきた」

Blurというグループのアルバムのジャケットでした。私はこのグループは知らなかったのですが、アルバムのジャケットはどこかで見たことがあります。

The Best of Blur
Blur
B0000509DR

いろいろ脱線しましたが、所蔵作品展でジュリアン・オピー作品に出会ったのも脱線な訳で、それも一つの楽しみでしょう。行かないことにした「医学と芸術展」も、ダミアン・ハーストと松井冬子だけじゃない訳で、行くと何か新しい発見ができただろうと思います。
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