毎日新聞2020年7月18日 5000年に1度 奇跡の尾
今日7月19日は、ヨコハマトリエンナーレ2020の市民参加作品 岩井優《彗星たち》の「オンライン・マスク制作」に参加しました。マスクをかぶって清掃するというパフォーマンスを行うのですが、そのためのマスク製作です。このパフォーマンスはマスクなしで作業を行ってはいけない除染作業のメタファーとなっています。清掃に使うのは箒、ほうき星からタイトルの「彗星」に繋がっています。
マスクのベースとなるのは表面に黒鉛 (グラファイト) が塗布された紙袋。最初の原発は黒鉛を使っていたということで、これも原発のメタファーになっています。このベースに商品パッケージなどを材料に飾り付け、自分なりのマスクにカスタマイズしていきます。
私の作品は右。あまりパッケージがなかったので、マスキングテープやビニールテープを使いました。放射状に配置したので、放射性物質のメタファーになっているでしょ。また星も使っていて、彗星に繋がっていると言えると思います。
Zoomで説明を聞いた後、黙々と作業する、そのあとは今後のアクションのお話や質疑応答です。この後のアクションとして、
- このマスクをつけて清掃作業を行うところを写真にとり、皆さんの写真を集めます。
- 今日から1週間後、またオンラインで集まって感想を交換します。
- 8月9日、横浜美術館で清掃アクションを行います。
なお、これは今回で終わりでなく、会期中3セット行われます。まだ参加者募集中ですので、興味を持たれた方は上記リンクからどうぞ。