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2007/12/22

牛丼一杯、水2000リットル

こんにちは。冬至より湯治がいいよね。

先週K市オフ会へ行ってまいりました。その感想は他の参加者に任せたいと思います (レポートはともかく感想までって手抜きもいいとこ) が、めめんさん、小霞さん、ゆきさん、まみこさん、すぷりーさんの娘さんはじめまして。今後もよろしくおねがいします。[追記: ゆりりんさんを忘れていました。申し訳ありません。]

遠くまでいくし、オフ会まで時間もあるので、水の展覧会 (21_21 DESIGN SIGHT 佐藤 卓ディレクション「water」) へ行ってきました。本当はこの展覧会はまだ会期もあるし、次の日に終る「鳥獣戯画がやってきた」に行こうかと思っていたのですが、あまりの行列の長さに断念したのです。

超撒水素材を用いた作品というのは、細い棒の上に様々なパターンの凹凸がつけられた超撒水加工の紙皿が載せてあって、観覧者自身が傍に用意してあるスポイトで水をたらし、紙皿をゆらすことができるもの。パターンによって水玉のいろいろな動きが楽しめます。市松模様のパターンだと凸部分と凸部分の間に同じ大きさの水玉が並びます。

「牛丼一杯、水2000リットル」というのは、牛丼に使われるバーチャルウォーター(「ビッグイシュー」参照)の量です。まずいろいろな料理のサンプルが展示してあって、横に食券販売機がおいてあります。その食券販売機のボタンを押すと、食券が出てくるのですが、お金ではなくその食品に用いられているバーチャルウォーターの量が印刷してあるのです。

入り口には逆さの状態でつられた傘がいくつかおいてあって、ポスターのようなポーズで記念写真をとることができます。そしてその写真を送信するとウェブサイトに載せてもらえます。実際にそこでもウェブサイトがみることができるのですが、残念ながらURLがわかりません。どこかにリンクがあると思うのだけど...

展覧会会場を出たら、イルミネーションが点灯されていました。5時前でまだそんなに暗くなかったですが、イルミネーションは十分映えます。無駄に広い贅沢な芝生だなとは思っていたのですが、こうやって芝生にイルミネーションをしきつめると幻想的な世界が広がります。このために用意してたんですね。


手ぶれがめだたないようにその他の写真は小さく...

 

2007/10/16

水の展覧会 2

こんばんは。waterboyです (ウソ)。

以前水の展覧会に関して書きましたが、また水をテーマにした展覧会が行われます。

21_21 DESIGN SIGHT 佐藤 卓ディレクション「water」

TBS「世界遺産」をとるつもりで録画予約していたら、半分「情熱大陸」が入っていて、そこで佐藤 卓が取り上げられていたので知ったのでした。

前回の「チョコレート展」がチョコレートに関係あればなんでもありだったので、今回は「水」をテーマにしていればなんでもありなのかも。「超撥水」素材を利用した作品もあるそうで、楽しみです。

ポスターに使われている逆さにした傘のマークは、「雨水利用を呼びかける世界共通のマークとして提案」しているものだそうで、ルールに従えば自由に使って良いそうですよ。このブログおよびこの記事は「雨水利用活動」ではないのでルールからはずれますが (ポスターのイメージの中には入っていますけどね)。

「雨水利用活動」という意味で、Blog Action Dayのテーマとしてもあいますね、ってもう15日過ぎてましたよ。

2007/07/17

チョコレート展

小さな瞳 夢見るチョコレート... あ、おはようございます。

東京ミッドタウンの21_21 Design Sightで行われているチョコレート展に行ってきました。「チョコレート」をキーワードに、アーティストがチョコレートに関係があると思えば何でもあり、というコンセプトで行われている美術展です。素材としてのチョコレート、色としてのチョコレート、銀紙、カカオ農場で働く人達...

ちょっとフェティッシュの香りも。國村隼や市川実和子が出ている映像作品が面白かった (すみません、アーチストの名前は見たはずだけど思い出せません)。

市川実和子は、男性とレストランに来ている。出されるのは苺一個とかバナナ一本とか料理とは言えない代物。しかしカトラリーは銀紙で包んだチョコレートなのだ。フォークとナイフの銀紙をはがして、バナナを切って食べる。そしてチョコレートで出来たナイフも食べる。ワインゴブレットもチョコレート。飲み終えたら食べちゃう。皿ももちろんチョコレートで、バリバリバリバリ食べてしまう。チョコレートで汚れた口のアップ...

國村隼が出ているシーンは、チェスの駒がチョコレートで出来ていて、相手の駒をとるとそのままチョコレートを食べてしまうのだ。にやりとする男と悔しがる相手。お酒の入った杯になった駒もあって、やはり飲んで杯まで食べちゃう。最後は酔いつぶれる二人。

チョコレートを題材に遊んだというような小ネタ的な作品も並んでいました (もちろん作品は手をかけて作ってるんですが)。美術展にしては親子連れも多く、そのような作品を親子で楽しんでいました。

21_21 Design Sight外観。ミッドタウン・ガーデンの中にあって、入り口さえ目立たないような建物なんですが、展示室は地階にあって十分なスペースが確保されています。
21_21 Q。21_21 Design Sightのショップは、キューブをベースにした屋台です。一台はGOODS、もう一台はFOODSです。
ミッドタウン・ガーデンは広い芝生の庭で、ジョギングコースまで用意してくれています。贅沢だなー。これってリッツカールトンの宿泊客やショップのお客さんの財布から出ていくお金で運営されてるんだよなーと思った次第です。

次は昨日最終日だったヘンリー・ダーガー展について書く予定です。

追記: PingMag「深澤直人:頭の中のチョコレート」に深澤直人へのインタビューが載りました。ここには作品の写真も多数ありますよ。