2007/07/17

チョコレート展

小さな瞳 夢見るチョコレート... あ、おはようございます。

東京ミッドタウンの21_21 Design Sightで行われているチョコレート展に行ってきました。「チョコレート」をキーワードに、アーティストがチョコレートに関係があると思えば何でもあり、というコンセプトで行われている美術展です。素材としてのチョコレート、色としてのチョコレート、銀紙、カカオ農場で働く人達...

ちょっとフェティッシュの香りも。國村隼や市川実和子が出ている映像作品が面白かった (すみません、アーチストの名前は見たはずだけど思い出せません)。

市川実和子は、男性とレストランに来ている。出されるのは苺一個とかバナナ一本とか料理とは言えない代物。しかしカトラリーは銀紙で包んだチョコレートなのだ。フォークとナイフの銀紙をはがして、バナナを切って食べる。そしてチョコレートで出来たナイフも食べる。ワインゴブレットもチョコレート。飲み終えたら食べちゃう。皿ももちろんチョコレートで、バリバリバリバリ食べてしまう。チョコレートで汚れた口のアップ...

國村隼が出ているシーンは、チェスの駒がチョコレートで出来ていて、相手の駒をとるとそのままチョコレートを食べてしまうのだ。にやりとする男と悔しがる相手。お酒の入った杯になった駒もあって、やはり飲んで杯まで食べちゃう。最後は酔いつぶれる二人。

チョコレートを題材に遊んだというような小ネタ的な作品も並んでいました (もちろん作品は手をかけて作ってるんですが)。美術展にしては親子連れも多く、そのような作品を親子で楽しんでいました。

21_21 Design Sight外観。ミッドタウン・ガーデンの中にあって、入り口さえ目立たないような建物なんですが、展示室は地階にあって十分なスペースが確保されています。
21_21 Q。21_21 Design Sightのショップは、キューブをベースにした屋台です。一台はGOODS、もう一台はFOODSです。
ミッドタウン・ガーデンは広い芝生の庭で、ジョギングコースまで用意してくれています。贅沢だなー。これってリッツカールトンの宿泊客やショップのお客さんの財布から出ていくお金で運営されてるんだよなーと思った次第です。

次は昨日最終日だったヘンリー・ダーガー展について書く予定です。

追記: PingMag「深澤直人:頭の中のチョコレート」に深澤直人へのインタビューが載りました。ここには作品の写真も多数ありますよ。

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