おはようございます。夜中の暴風雨がウソのようにすっかり晴れましたね。
18日午後にシンポジウムがあるので休みを取っていたのですが、午前中があいているので、急遽長谷川等伯展へ行って来ました。「平日午前中でも2時間待ち」という情報を得ていたのですが、9時半の開館時間に行けば大丈夫だろうとふんで。でも朝急遽決めたので、結局ついたのは10時前になっちゃいました。
で、こんな感じ。入場制限で40分待ちだそうです。まあまだ容認できるかな。北斎のときは2時間待ちで断念したので。
中に入っても人が多いので作品の全体を一度に見ることができるポジションを得ることはできませんが、人の移動もあるのでそれにあわせてポジションをとっていけばそれなりに楽しめました。
出展作品は以下のように時系列に分かれています。
第1章 能登の絵仏師・長谷川信春
第2章 転機のとき—上洛、等伯の誕生—
第3章 等伯をめぐる人々—肖像画—
第4章 桃山謳歌—金碧画—
第5章 信仰のあかし—本法寺と等伯—
第6章 墨の魔術師—水墨画への傾倒—
第7章 松林図の世界
第1章のあたりは、仏教画として決まった構図の作品ばかりなので面白いものではなかったですが、それに比較する第2章、それから豪華な第4章、水墨画の第6章が興味深い作品が多いです。水墨画に描かれた人物は中国の水墨画の真似で雑な感じがしますが、風景画の構図、墨の濃淡を使った遠近表現が素晴らしい。竹林猿猴図屏風のサルはかわいい。
12時くらいまでいたのですが、そのころ待ち時間は80分になっていました。明日までなので混雑が予想されますが、9時半の開館前に行くようにすればなんとかなるんじゃないでしょうか。
2 件のコメント:
「秀吉・利休を魅了した絵師」ですか。日本の画って、あまり知らないのです。日本人として、恥ずかしいですね。機会があったら、いろいろ勉強したいです。
★ pacer3さん、
日本人として恥ずかしいなんてそこまで思う必要はないと思いますよ。私も知っているかと聞かれたら何も答えられない程度ですし、「そういえば見たことある」位で十分でしょう。そういえば、歌舞伎とか能とか見たことないなー。雅楽も聴いたことない。
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