「国立新美術館 開館10周年記念ウィーク」のお知らせ
特別展示はEmanuelle Moureaux の 《Forest of Numbers》。
2007 - 2017 の数字の森の中に、子どもと犬が紛れ込んでいるらしい。探せなかったけど。
外周の壁は、これまでの美術展のポスターのピックアップ、様々なワークショップの記録映像、ARTIST FILEの資料など。
今回のDomani・明日展で良かったのは折笠良。《水準原点》は粘土で波を表現したストップモーションアニメーション。だんだん波が大きくなり、当然2011年東日本大震災の津波を思い起こさせる。後半は渦の中に詩の断片が少しずつ表される。
石田尚志もそうだけど、この手法は膨大な時間がかかることに素直に圧倒されてしまう。
折笠良の作品でもうひとつアニメーションを作成する作品があった。大きなターンテーブルに皆が囲んで人形を作っている。一人分ずつ動かして写真を撮る。他の人の写真を撮っている間次の回用に人形の姿勢を変える。この写真をつなげると動画になる。
池内晶子の作品は床が黒っぽいため最初は存在がよくわからなかった。しゃがんで白い壁を背景にしてわかった。
昨年の横浜市民ギャラリー「新・今日の作家展2016 創造の場所-もの派から現代へ」の時の方が展示としては良かったな。
あと以前横浜市役所で展示されていたのを見に行けなかった曽谷朝絵を見ることができて良かった。
その後21_21 Design Sightで行われている「デザインの解剖」展と、TOTO ギャラリー「間」で行われている堀部安嗣展を見に行った。
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