こんばんは。昨晩は鉄板少女も見ずに寝ちゃいました (つまり10時前)。
そうしたら、こんな時間に目が覚めて、考えだしたら眠れなくなったので、メモ。消化できていない話でごめんなさい。
どこに書いてあったのか忘れたのですが、こんなことが書いてあった。
政治問題は、つまるところ個人の問題である。
社会問題の中で、それは個人の問題であろうと思えることにあたることがあるが、政治はつきつめれば個人の問題に対処することである、ということ。雇用も福祉も教育もそう。
例えば、自殺の問題も、借金が原因の場合があって、その中でも身の丈にあわない生活が原因であったりする。それは個人的な問題に思えるけれど、「身の丈にあった生活」を十分教育してこなっかたせいでもあるし、借金してでも海外旅行にいくことを要求するCMが規制されていないせいでもあると言える。
なんでも政治で解決すべきである、と言っている訳ではない。
何年前かに受けた研修で、「問題と課題の違いは何か」という問いが出された。私はそれらを区別していなかったし、他の人もうまく答えられなかったが、講師が提示した答えは、
課題とは、解決すると決めた問題である。
というもの。問題のうち何を解決するのかという意志の話なのだ。問題を原因にさかのぼって分解していって、どの部分問題から手をつけるか決めることが必要だ。
政治も同じことで、何を解決するのか決めていく必要がある。
もうひとつそこで考えないといけないのは、ルタバガの法則。
一番大きな問題を取り除くと、二番目が一番目に昇格する。
今手もとにないのだが、これはG.M.ワインバーグの本に書かれてあった話。
若き日のワインバーグはデパートの食品売り場でアルバイトをしていた。フロアマネージャーが、多すぎる商品をどのように陳列するか悩んでいる。ルタバガが全く売れていないことに気付いていたワインバーグは、それを陳列棚から除くことを提案する。早速それを採用するフロアマネージャー。しかしそれでもまだ陳列棚は足りない。フロアマネージャーは聞く。
「で、次に売れていないのはどれかね。」
この教訓のひとつは、取り除くことでは解決にならない、ということで、問題は構造から取り組まなければいけないということだ。もう一つは、常に問題は残るのであって、我々はそれを受入れ問題とつきあっていかねばならないということだろう。
という訳で、申し訳ありませんが、ここには問題を解決するヒントはありません。
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