先日「デザイン言語2.0」のことを書いたのですが、やっと全部読みましたよ。途中別のものを読んでたんですけどね。
この中の一章、アストリッド・クラインさんの”We Love What We Do"の中で、
「日本で一番好きなのは何か?」と聞かれたら、「日本人が『新発売』という文句に弱いところですね」と私は答えます。という一節がありました。日本人としてうれしくなっちゃいますね!
このメンタリティが日本の産業、文化を支えてきたのだと思います。ちょっとした改良の積み重ねが重なって、しばらくすると大きくラインナップが変わる。改良しないと置いていかれる。そういう意味では本当の市場経済があるのだと思います。
一方では不要な機能追加競争で疲弊するという側面もあるのですけどね。ケータイも日本市場内の競争は厳しいけど、コストダウンにつながらないから世界市場では全然ダメだし。
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