毎日新聞に「安倍首相辞任 歴代首相の目」という記事が載っていました (リンク-魚拓)。
◆たくましさ足りず−−海部俊樹さん
うーん、海部さんも首相やって行くうちに、目のくまもひどくなって、どんどんやつれて行ったからなあ。この人に「たくましさ」と言われても、って感じ。本人は、それを耐えたって自負があるのかもしれないけれど。
◆引き際念頭になく−−細川護煕さん
あなた、テレビでは、「途中投げ出し型」パターンの代表として扱われていましたけど。
彼は出処進退を学んでいなかったんですね。それは首相になってにわかに勉強するようなものじゃない。日ごろから身につけておくべき事柄です。自分は最初から引き際を考えてきたように言っていますが、スキャンダル発覚をおそれて辞めたような見方をされていると思います。
自民党一党支配を終わらせ、そうした政治状況をつくり、それを制度として定着させていく。自民党と野党連合を天秤にかけて、美味しいご馳走 (=首相の座) を用意してくれた方を選んだんだよね。出自は殿様かもしれないけど、
卑しいよね。
もうひとつはコメの開放でした。それだけやったら、さっさと身を引く覚悟でいました。「コメの開放」は農政官僚が、もう開放せざるを得ないという状況をずっと隠してきて、自民党政権で無くなったタイミングで、これ幸いと細川に言わせたんだよね。
「消費税」を廃止して「福祉税」というのもあったな。
思い出は美しく彩られる、って感じだ。
◆悩み抜いたのかな−−村山富市さん
この人の場合は、爺表明、いや、辞意表明した時に既にお年だったので (でも今の福田さんとそう変わらないのか)、そんなに悪い印象を持っていない。それでも、やっぱり単に首相としてかつがれただけで、せっかくのチャンスに社会党としてのカラーを何も出せなかったのは情けないところだ。これも社会党凋落の一因だったことは確かだったと思う。
4 件のコメント:
あはは。まさにお前が言うなってwww
細川さん、自分の手腕に随分と自信があるんですねーーーー。ちょっとびっくり。
ホント・・・
ヒロさんのツッコミが面白いです。確かに。みんな忘れてるよね?言っちゃえ言っちゃえ!みたいな。
★ すぷりーさん、
細川さんは日本新党でブームを作ったと言う点では記憶にあるのですが、さて日本新党ってなにを目指していたのかっていうと、その存在当時から見えてなかったんですよね。国民も「新」という点だけに飢えていたのだと思います。
★ からーさん、
この記事自体が、読者に突っ込みネタを提供しているのかもしれませんね。なんといっても人選が...
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