2009/03/20

天才シェフが作るマクドナルドのメニュー

誕生日おめでとうございます。

COURRiER Japon Vol.054 (2009年4月号)の特集は『世界の「食欲」大研究』。キャッチコピーは「100年に一度の大不況でも… 世界は食べずにいられない!」。そりゃそうだw

その中でも『 2700万人が喜ぶメニューを作れ! マクドナルド「地上最強のシェフ」』という記事が面白かった。で、紹介しようと思ったのだけど、ネットで公開されているんだね。いつからネットで読めるようになってたんだろう。

2700万人が喜ぶメニューを作れ! マクドナルド「地上最強のシェフ」

米国調理学院 (CIA) を首席で卒業し、トップシェフ50人の一人に選ばれり、フォーシーズンズホテルで料理長を務めた経歴もある料理人ダン・クードロー。そんな人がマクドナルドにいるということからして驚きだが、2004年に入社してから1日あたりの来客数は200万人増え、株価は3倍近くに跳ね上がっているという、その影響力もすごい。ヘルシーでおいしいメニューがどんどんできているそうだ。日本にいるとメガマックとかクォーターパウンダーとかそういう迫力系ばっかり話題になるので気付かなかった。一方、ビッグマックやポテトはマクドナルドの強みだという認識を持っていて、味を変えるつもりはないそうだ。

なるほどと思ったのは、マクドナルドのような大規模チェーンになると、ただおいしいものを作れば良いというだけじゃないというところ。
彼がサラダにアップルスライスを加えただけで、マクドナルドは05年に世界最大のリンゴの買い手になった──2万5000t以上のリンゴを仕入れたのだ。
さらに、
「アボカドはダンにとって当然使いたい食材だろう」と、CIA校長のティム・ライアンは言う。「だが(マクドナルドがアボカドを仕入れれば)ほかの人々はもうグアカモレ(アボカドのディップ)を作れなくなってしまう」
だって。

それから作り方も簡単でないといけない。入社試験は「料理の鉄人」形式で他の候補者と争ったのだけれど、このときに独創性だけでなく、その調理のシンプルさが評価されたという。

久しぶりにマクドナルドに行ってみたくなりました。クォーターパウンダーもまだ食べたことないし。

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