ご無沙汰しております。
まとまった時間がとれず放置しておいた題材を少しずつ書いて行こうと思います。
まず、9月23日に行って来た鴻池朋子 「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」 (オペラシティアートギャラリー)。
全体が大きなストーリーになっているような展示方法が面白かった。ひとつひとつの展示室が、マントル層とか外核、内核のようにテーマ付けられていて、地球の中心に向かって進むような感じになっています。その展示室間は狭い入り口で結ばれています。
モチーフは、人間とオオカミの合体、超と人間の合体、羽根の生えた球体など不思議な生き物。オオカミの毛皮を吊るした部屋もあって、最初にアレルギーがないか訊かれます。
巨大な赤ちゃんの頭の形をしたミラーボールが中心に置かれた部屋もあって、光がぐるぐる廻っています。私はなんとか大丈夫でしたが、一緒に行った人は耐え難いようでした。止まっている時もあるので移動するならそのときがチャンス。
この展覧会は終ったものですが、同じ作品を使った展覧会が鹿児島で行われています。
霧島アートの森: 「鴻池朋子展 インタートラベラー 12匹の詩人」
2009年10月09日(金)〜2009年12月06日(日)
これは美術館外のアートの森などを使った展示がなされるようで、作品としては同じでも展覧会として面白そうですね。とても行けませんが。
Tokyo Art Beatによるインタビュー
先に示した オペラシティアートギャラリーの展示会情報の「展示会について」というところにも、本人が作品を語るビデオがあります。
2 件のコメント:
HPの展覧会についての、動画もみました。初めて聞く作家さんで、作品群も初めて見ました。表現の手法もいろいろで、有機的なもの同士、あるいは無機的なものとの融合など、展開におもしろさを感じました。展覧会全部をこの目で見たわけではないので、こんなことを書くなんて大変失礼かもしれませんが、インタビューの内容を聞く限り、まだ表現し切れていない部分もあるのかなとも思いました。裏を返せば、これから先、すごく楽しみな方だと思いました。
★ pacer3さん、
ここには書けていませんが、鴻池さんが親しんだ絵本が、彼女の書いた図書カードともに展示されているスペースもありました。http://www.operacity.jp/ag/topics/090729.phpどれも大作なので新しい作品の制作には時間がかかるでしょうが、おっしゃるように今後も面白い作品を発表してくれると思います。
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