同じ9月23日は、「アイ・ウェイウェイ展 - 何に因って?」も見てきました。
森美術館 アイ・ウェイウェイ展
2009年7月25日(土)〜11月8日(日)
すみません。今日が最終日です。近くの人はまだ間に合います。めずらしく写真が撮れる美術展なので、カメラを持って行きましょう。
実は前日の7月24日にプレス発表会があって、ブロガーへの招待もあったのですが、そのアナウンスがさらにその前日Twitterで行われて、夜10時くらいまでは受け付けていたようなのですが、連絡したのですが間に合いませんでした。プレス発表の雰囲気を味わいたかったのに、残念。
プーアール茶を固めて作ったTea House。床にも茶葉が敷き詰めてあります。お茶の香りはその場でしか楽しめません。
巨大な集積木材のオブジェ。ここからだと何を示しているか分りませんが ...
カメラをもって、上にかざして撮った写真。中国大陸の形になっているのです。
こちらは逆にくりぬかれた部分が中国大陸の形になっています。
巨大なタンスみたいな直方体がならんでいます。実際にタンスと同じように作っているんだったかな。実際のタンスとは違って、丸いあなが開いていますが、その位置が少しずつずれています。覗くと...
月の満ち欠けみたいなイメージが現れます。
壁、床、前面が写真で埋め尽くされています。それぞれの写真は、北京オリンピックを前に、これまであった建物がいっせいに取り壊され現れた巨大な空間を撮ったものです。土地は原則国家のものであった中国では、こういう開発が一気にできるのです。
一方で、アイ・ウェイウェイはあの、北京オリンピックのメーン会場である鳥の巣の設計にも大きく関わっています。
中国の伝統を壊し新しいものに置き換えて行く過程、そういうものに疑問を抱きながらも、新しい中国を築いて行くのに関わる自分。そういうジレンマを作品の中に込めているのかもしれません。
追記: そうだ、広瀬香美さんもこの展覧会に行ったって書いてました。
夜ブログ)「トリの巣スタジアム」の人 (2009.10.20 18:00)
2 件のコメント:
この方も、知りませんでした。というか、自分の無知さがよくわかります。広い分野で活躍されているんですね。せめて北京五輪とか、建築分野では、知っていなければいけなかったかも>自分^^中国では、いま、たくさんの前衛芸術家が活躍しているようですね。
★ pacer3さん、私も中国のアーチストに関してはあまり関心を持っていなかったので、この人の存在は私も初めて知りました。知っていたのは、北京オリンピック開会式で花火を担当した蔡國強くらいかな。中国のアーチストでは、NHKで放送されたドキュメンタリー「チャン・イーモウ 北京オリンピックを語る」で開会式全体をプロデュースしたチャン・イーモウという人も知りました。この番組はすごく面白かったです。
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