2010/03/27

Windows on Mac 続き

おはようございます。

メモリはMacBook Proが 4GB * 2で 8GBまで対応しており、4GB一枚刺しでも大丈夫だと分ったので、4GBを発注。Windows は 32bit 版だと4GBまでしか対応していないけれど互換性などを考えたらこちらのほうが安心かと思い32bit 版にしました。

ところが買いに行ったらMacBook Proの在庫がなくて、MacBook のほうが1万5千円安かった。CPUパワーは変わらないし、HDDはMacBook のほうが大きい。

しかし、MacBookは、2GB * 2 = 4GBまでしか対応していない。

うーん、そこで悩む。

悩んだ結果、iMac の2GB * 2 = 4GB を MacBook に刺し、買った4GB を iMac に刺すことにして、MacBook を買いました。メモリは同じものということは調べていたのですが、4GB 1枚に対応しているかは調べておらず、まあ対応してなかったらもう1枚 4GB を買えばいいかと思って。

実際やってみたら動きました。で、知らなかったんですが、iMacってスロット 4つあったんですね。さらに MacBook から出て来た 1GB メモリ2枚も刺してみました。結果、6GB メモリ で動いています。

2010/03/21

長谷川等伯展、平日午前中で40分待ち

おはようございます。夜中の暴風雨がウソのようにすっかり晴れましたね。

18日午後にシンポジウムがあるので休みを取っていたのですが、午前中があいているので、急遽長谷川等伯展へ行って来ました。「平日午前中でも2時間待ち」という情報を得ていたのですが、9時半の開館時間に行けば大丈夫だろうとふんで。でも朝急遽決めたので、結局ついたのは10時前になっちゃいました。



で、こんな感じ。入場制限で40分待ちだそうです。まあまだ容認できるかな。北斎のときは2時間待ちで断念したので。

中に入っても人が多いので作品の全体を一度に見ることができるポジションを得ることはできませんが、人の移動もあるのでそれにあわせてポジションをとっていけばそれなりに楽しめました。

出展作品は以下のように時系列に分かれています。

第1章 能登の絵仏師・長谷川信春
第2章 転機のとき—上洛、等伯の誕生—
第3章 等伯をめぐる人々—肖像画—
第4章 桃山謳歌—金碧画—
第5章 信仰のあかし—本法寺と等伯—
第6章 墨の魔術師—水墨画への傾倒—
第7章 松林図の世界

第1章のあたりは、仏教画として決まった構図の作品ばかりなので面白いものではなかったですが、それに比較する第2章、それから豪華な第4章、水墨画の第6章が興味深い作品が多いです。水墨画に描かれた人物は中国の水墨画の真似で雑な感じがしますが、風景画の構図、墨の濃淡を使った遠近表現が素晴らしい。竹林猿猴図屏風のサルはかわいい。

12時くらいまでいたのですが、そのころ待ち時間は80分になっていました。明日までなので混雑が予想されますが、9時半の開館前に行くようにすればなんとかなるんじゃないでしょうか。

2010/03/13

Windows on Mac 検討ちう

こんばんは。

大学生になったら個人用のPCもいるだろということで購入を検討しているのだけど、やっぱMacだろ、でもWindowsもないとな、ということでBootcampを使ってWindows on Macにすることを検討中。

しかーし、Windowsのことは良く知らないんですよね。会社では使っているのだけどメールは秘書に印刷させて読んでるし (大ウソ)。

今だとWindows 7なんだろうけど、どれなん?

価格.com マイクロソフト(Microsoft)のOSソフト 製品一覧
PC本体構成部品 (CPUとかメモリとか) と一緒に購入する場合に使えるDSP版というのがまだ用意されているのだけど、製品版になかった 32 bit / 64 bit の分類がある。

act2.com 製品情報 / Windows 7 DSP版
なんか64bitのほうが強そうだけど、そもそもMacに使えないなんてことがありそうだ。

それからVMware Fusionというのも合わせて買っておくといいかも。

みなさん、アドバイスお願いしま〜す。

2010/03/03

iPhone投稿テスト from カメラロール



基本的にTiltShift Generatorと変わらないけれど,元の写真サイ
ズが大きい。

iPhoneから送信

追記: 同じものを別のアドレスに送ったら写真の前のテキストは保存されてた。エキブロの仕様ということかな。それともiPhoneから送った場合だけだろうか。

注: エキサイトブログへの投稿です。

iPhone投稿テスト by TiltShift Generator



iPhoneから送信

追記: 写真の前に書いたテキストが消えているな。これはiPhoneのメールの仕様だろうか、それともエキブロ携帯投稿の仕様だろうか。

注: エキサイトブログのときの投稿です。

2010/03/01

言葉が専門家と一般人をつなぐ

こんばんは。

先日24日に休みをとって、第1回産業日本語研究会・シンポジウムに行って来ました。大雑把にいえば、人間にもコンピュータにも分りやすい日本語を作ることを目指した研究会です。

その中で、「理解しやすい日本語を作る先行的な取り組み」として、司法の分野と医療の分野が紹介されていました。これらの場合、「専門家にしか分らないような日本語を一般人にも分るようにする」ことを目的とした取り組みです。

興味深かったのは、その取り組みの構造が恐ろしく似ていたことです。

まず目的が、「必要に迫られて」ということです。司法の分野は裁判員制度の導入で、医療の場合は「インフォームドコンセント」です。

これまで裁判は、検索、弁護士、裁判官という、いずれも司法試験を通った人で行われてきました。そこに司法の素人である裁判員が加わることになります。正しい判断をするためには、正しく理解しなければ行けません。そのために、専門用語で構成された法律、冒頭陳述や求刑など裁判で作成される文章を理解できるようにしなければならないということです。

医療の分野の「インフォームドコンセント」も同様に、治療の方針を患者側が納得した上で進めないといけないので、納得する前に理解できる必要があります。それまでは「先生にお任せ」であったので、説明の必要すらなかった場合もあるのですが、これからそういう訳にもいきません。
その改革のプロセスも似通っています。その専門家と、専門外の人 (その中で特にNHKなど日本語で伝えるという意味では専門家) でタスクを作ります。数ある専門用語の中から重要なものをピックアップし、ひとつひとつ専門家が意味を説明し、非専門家が分らないところを聞いて、それからどういう言葉なら理解できるのかを議論します。

またこのプロセス自体も手探りで作って行ったと言うことです。

タスクメンバーの関与の仕方が変わって行ったというのも共通しています。最初はやり方がわからないことによる試行錯誤もあるし、専門用語をどうやって簡単にするのかが難しいこともあって、それほど皆さん乗り気ではなかったようですが、次第にこの議論が面白くなって来たと言うことだそうです。みなさん素人と言っても別の分野では専門家な訳で、知的好奇心を刺激するのでしょう。また何でも真剣にやれば次第に面白くなって来るものです。

面白かった例は「冒頭陳述」を「検察が考えるストーリー」 (すみません今資料がなくてうろ覚え) に言い換えるときに、検察側の反発が大きかったということです。「ストーリー」というと、如何にも作り話に聞こえ、検察側が誘導しようとしているみたいに聞こえてしまいます。しかし、本来裁判はこの冒頭陳述が証明付けられるかを争うプロセスです。有罪率が高かったり、推理ドラマでは裁判前に犯人が参りましたと言うところを見せられて来ていますから、日本人は検察のいうことは正しいものと捉えがちです。またマスコミも、冒頭陳述のそういう位置づけを説明せず、あたかもそれが実際にあったことをそのまま報道しているかのような書き方をしています。

結局この「ストーリー」でいくことにしたそうですが、この名前の変更だけでも、これまで常識と思っていたことを考え直すきっかけになるでしょう。それは検察にとっても同様じゃないかと思います。これまで正しいものとして受け止められて来たものが、そうでないかもという目で見られるのですから、自ずと説得力のある書き方に変わってくるのではないでしょうか。

ただ本当は単語の意味の問題だけではないのですけどね。そういう意味で、次のイベントは気になります。

2010年3月7日 裁判員裁判におけるコミュニケーション・デザインの学際的研究

携帯投稿

(エキサイトブログの話です)

初めてiPhoneでメールによるブログ投稿をやってみたけど一定文字数で勝手に改行が入るのな。
みんなどうしてんの?

それからゆきさんにはiPhoneからも写真付メールが送れるって言ったんだけど、先に文章を書いて後で写真を添付するって出来ないみたい。最初に写真を指定してそれから書き出すようですね。

以上後で改行を取り除きました。

束芋展に行って来た

こんにちは。

津波警報が出ている中、湾岸の埋め立て地に行って来ました。地下鉄のみ
なとみらい線は避け、横浜駅から歩くことにしました。日産のグローバル
本社の中、吹抜けの二階が一般の人も通れる通路になっていて、新高島の
ジャックモール方面へそのままつながっています。吹抜けの一階が日産の
ショールームになっているので、ついつい衝動買いしたくなるようになっ
ています (しないしない)。

束芋は、線画中心のドローイングと、そのアニメーションをメインとした
アーチスト。アニメーションも部屋の両壁と床に投影する作品や円筒の内
側に投影する作品もあり、むしろビデオインスタレーションですね。

モチーフは、指や足など人体の一部、髪、自動車電車自転車、花、昆虫、
イカやタコ、液体、抱き合う男女など。道だと思っていたものの先が足
だったり、指の付け根にまた指が生えていたり。

こういうとグロテスクなのかと思われるかもしれないけど、そんな感じは
しません。私が鈍感になっているのかもしれないですが。エロチックとい
う感じもほとんどしない。ただ不思議とか面白いという感じでした。

束芋 - 断面の世代 | 横浜美術館 3月3日まで。



2010/02/28

ジュリアン・オピーと小瀬村真美

おはようございます。

ケントリッジ展へいくと、所蔵作品展も同時に見ることが出来ます。早川良雄展はその一部分の企画でした。

時間があまりなくて、他の所蔵作品は駆け足でしか見ていないのですが、その中で目に留まったのが、「動く風景画」というような作品。外に面した休憩室のような部屋の窓とは反対側の壁に展示してあります。

説明を見ると、ジュリアン・オピーという人の作品で、「日本八景」シリーズの4作品。
国立美術館の所蔵作品データベースというのがあるんですね。ここでは作品自体は見ることができませんが。

「日本八景」より 国道百三十六号線から見る雨の松崎港
「日本八景」より 真鶴半島の上の月
「日本八景」より 国道三百号線からみる本栖湖の富士山
「日本八景」より 国道五十二号線から南部橋をのぞむ

「彫刻」という分類になるんですね。

「動く」と言っても、枝が風で揺れたり道路に車が通っていたりする程度で、風景そのものを見るように楽しむことができます。特に気に入ったのは、夜景が海に反射して、灯りが揺れているもの。
View of Moon over Manatsuru Peninsula. (かすかですが音が出ます)

この絵はフラットに色づけをしたイラスト風なのですが (カットアウト加工というらしい)、以前「日本×画展(にほんガテン!) しょく発する6人」で見た、小瀬村真美の動く屏風絵を思い出しました。小瀬村真美の作品は日本画なので和室に向いています。どちらも好きですが、どちらかというと小瀬村真美作品がより好きです。

小瀬村真美: 「四季草花図」 (小瀬村真美サイト > works > works_02 > 四季草花図)

同じような作品で、Lee Lee-Nam という人の作品 (→ YouTube "Digital Eight-fold Screen 2008, by Lee LeeNam") があるのですが、これはちょっと違和感がありました。小瀬村真美を見た後だったので、「おっ、いいかな」と思ったのですが、明るすぎるし、動きが派手すぎるように思ったのです。今回見たジュリアン・オピー作品は、そういう意味で抑制が利いていて良かったと思います。

ところでジュリアン・オピーに戻りますが、公式サイトには、動く風景画以外のタイプの作品も多く載せられています。その中で、人物画 (例えばArtwork > Painting > 2007) の感じはどこかで見たことがあります。

画像検索したら、以下の記事にありました。

SCRATCHBRAIN.BLOG 2009/10/25 「ジュリアン・オピー個展に行ってきた」

Blurというグループのアルバムのジャケットでした。私はこのグループは知らなかったのですが、アルバムのジャケットはどこかで見たことがあります。

The Best of Blur
Blur
B0000509DR

いろいろ脱線しましたが、所蔵作品展でジュリアン・オピー作品に出会ったのも脱線な訳で、それも一つの楽しみでしょう。行かないことにした「医学と芸術展」も、ダミアン・ハーストと松井冬子だけじゃない訳で、行くと何か新しい発見ができただろうと思います。

終ってから盛り上がるケントリッジ展

いや私が気がついてなかっただけかもしれないですが。

こんにちは。

先日、メディア芸術祭の後に、東京国立近代美術館で行われていた、ウィリアム・ケントリッジ展へ行って来ました。

ウィリアム・ケントリッジ 歩きながら歴史を考える
そしてドローイングは動き始めた……


最初に京都国立近代美術館で行われ、東京に来ています。その後は広島に行くそうです。

もともとこのアーチストの存在を知らず、計画には入れていなかったのですが、チケットを譲ってもらったので行ってみることにしたのです。同じ場所で開催されている早川良雄展は行ってみようかと思っていて、会期も同じく14日までだったので、併せて見にいけると思って。

ケントリッジ作品は、ドローイングのコマ撮りで作るアニメーションが中心です。原画を複数用意して順に撮影するのではなく、原画を一部消しながら書き加えて行きます。明確なストーリーがある訳ではなく、そういう意味では石田尚志と同様、抽象画のアニメーションです。

一つの大きな部屋の複数の壁を使って複数の作品を展示というか上映しています。音声はその部屋ではレシーバーを借りてチャンネルを合わせて聴くのですが、金曜日ですが建国記念日と土日の間ということもあって、結構込んでおり、すぐには借りることが出来ませんでした。一旦残りの作品を一通り見てからその部屋に戻って来て、レシーバーを返す人を待ってやっと借りてみることができました。

ケントリッジ展自体は好みが分かれると思いました。全体的に暗いトーンの作品なので、私も最初はちょっと自分に合わないかなと思いながら見ていました。ユーモラスではあるんですけどね。

私が興味を引かれたものは、ドローイング2枚を使って鏡を使って立体視できる作品などがあります。それから、真ん中に立てた鏡面円筒に反射させるとちゃんとみえる不思議絵がありますよね。上からテーブルに投影することで、それを動画にしている作品も面白い試みと思いました。







[追記: 京都国立近代美術館の中の人 (@MoMAKyoto) が、この作品の解説のありかを教えてくれました。
キュレトリアル・スタディズ 03 ウィリアム・ケントリッジ???Part II: 新収蔵作品研究《やがて来たるもの(それはすでに来た)》]

これ以外にもあります。→ 京都国立近代美術館 (MoMAK) MoMAKJapan さんのチャンネル

前評判はよく分らないのですが、金曜日でも結構混雑していたので、話題のアーチストなんだなと分りました。ちょうど京都国立近代美術館がツイッターを使っていることが分り (@MoMAKyoto) 、フォローを始めたら、「もっと早く行くんだった」とか「2時間じゃ足りなかった」とか「見逃したー」という声に対してひとつひとつコメントを返しており、やはり後になってからじわじわ盛り上がって来たのだと思います。特に「見逃して残念」と言う声には、3月から始まる広島展を勧めていました。

広島近辺の人は一度行かれると良いと思います。本人によるレクチャー/パフォーマンスが、4月16日に行われますのでこの日は狙い目です。

さて、明日は森美術館で行われている「医学と芸術展」の最終日なんですが、どうしようかな。東京マラソンのコースのそばじゃないのですが、東京の主要駅は混雑しそうです。横浜美術館で行われている束芋だけにしようかな。

2010/02/23

誰もが最終着地点を目指す

こんばんは。スキージャンプもフィギュアスケートも着地は大事だよね〜。

FriendFeedには、ブログやFlickr, Picasaへの写真の投稿、FacebookやTwitterの投稿、はてななどブックマークの登録を集める機能がある。みんながFriendFeedを使ってくれるのなら、いろいろ巡回しなくてもここだけ見てれば大丈夫。

だけどFriend FeedからTwitterに投稿を流す機能もある。それぞれがTwitterに流してくれるのなら、Twitterだけ見てればいいか。Twitterだけ使っている人もいるし。Foursquareなど、Twitterと連携して投稿をTwitterに流せるものもある。

ユーザが集まるところだからそこにFeedを集めるのか、そこにFeedが集まってくるからユーザが集まるのか。

さてそこにGoogle Buzzの登場ですよ。Twitterの投稿をGoogle Buzzに流すことはできる。逆方向はFeedTweetというサービスがベータテストを行っているけれど、そんなにメジャーになっていない。

そうするとGoogle Buzzが最終地になるのかな。そのポテンシャルはあると思う。Gmailユーザは何もしなくても使うことができるので、最初からユーザが揃っているといえる。

しかしまだ実際にはGoogle メールを使っている人でもBuzzに投稿している人はあまりいないような感じ。私もBuzzに書き込みはしたけれども自分でもたまにしか見ないしな。最初はTwitterからBuzzに流す設定をしていて、私の投稿が最後に集まるところをBuzzにしたこともあったのだけど、自分でも見に行かないところを最終集約知にしてもあまり意味がないしな。で、結局それはやめちゃった。

Google Buzzのようにコメントが続くかぎり最初の投稿が何度も上がってくるものよりも、どんどん流れて見えなくなっちゃうTwitterのほうが心地いいように思える。

2010/02/14

Google Buzz は Google Wave の布石か

おはようございます。バズー!とかみんなで言ってもTwitterは落ちないから大丈夫! (「バルス!」とそんなに似てなかったか ...)

先日Google Buzzが公開されて、早速使って見ている。

地図情報との連携があるのでfourspace対抗かと思ったんですが、一般的にはTwitter対抗と見られていますね。

ユーザーを探すのが苦労するね。アドレスを知ってないといけない。いやもちろんTwitterだって同じなんだけど、メールアドレス公開することになるからみんなそこで躊躇してるんだろう。またメールを公開するということは、一緒に記述されている姓、名も公開されることになる。これは盲点で、私も以前エキブロ仲間のイベント用Googleカレンダーを共有するという時に初めて気付いた (→ Exbloggers カレンダー - 昨年9月以来新規投入イベントはありませんが)。

そんななか、フォロー数を一気に80まで増やしてみた。フォローされると、相互フォローを促すような表示が出るんだもの。なんかmixiのマイミク申請みたいで、相互フォローしないといけないような気になる。

で、その結果、カオスです。興味のない情報が並んで、その中に興味を引かれるものがあるのだけど探すのに一苦労。

また、投稿にコメントができるという点も、一つの投稿がとる縦幅を広げていて、一覧性を悪くしている。コメントは閉じられていれば良いのだけど、前回見た以降にコメントがあるとそれらは展開されて表示される。そして新しいコメントが加わると元記事の並びがまた上の方に上がって来て、何度も同じ記事を見ることになる。

これは鬱陶しいと思ってたが、それを評価する意見もある。

Yuuka Lingさんの"twitterでは「1200人も」フォロワーがいるのに、つぶやいても何の反応もない件。 "へのコメント
高橋伸行 - twitterの場合は@で返すと、どの発言に対する返事か分からないことがあるし、
時間が経過すればするほどこの問題は拡大していく。
だけどbuzzの場合はどんなに古い話題でも的確に繋がるから返事がしやすい。
投稿ごとにミュートすればいいみたいではあるが、ミュートすると新しいコメントがあったことが分らなくてミュートした効果が分らないかも?

確かにツイートは何に対するリプライか分りにくいけど、分らないもので特に興味が持てなければスルーすれば良い。こちらは元の投稿に興味がなくとも見せられるからなあ。フォローしていない人のコメントも入るというところも違いが生じるところ。

同じ発言でも、フォローしている人の発言とそうでない人の発言では、重みが異なるし意味が異なる。と思っていたら、ちょうど昨日やってた津田大介と坂本龍一の対談ライブストリームでたまたま聴いた部分で同じことを言っていた。

Twitterではフォローしている人のリプライ発言が、自分のフォローしていない人に対するものだった場合にはタイムラインに上がって来ないという仕様も、今考えてみるとなかなか良い。自分で、このリプライはみんなに見て欲しいと思ったら、@マーク付きIDが先頭にならないように、さらに他の人も話題が分るようにキーワードを含めた形で文章を書いて、投稿すればよい。コミュニケーションを意識しつつそれなりのコントロールができる。

Twitterではタイムラインでは上がって来ないけど、その人の場所へ行けばその日との発言は全部見ることが出来て、その人が誰と対話しているかを知ることができる。その人の考え方を知ることができる。一方、Google Buzzではその人がどこにコメントしているか分らない。それは旧来のブログやSNSでも同じだけど。

こういうと、やはりTwitterは、人に視点をおいて、人と人をつなぐメディアなんだと分る。
一方、Google Buzz は? 先程のYuuka Lingさんのコメントにこんなのがあった。
KOZO HIRATA - 今はTwitterよりBuzzのほうが、ゆるくていいし、古い話題でも過去の経緯が分かりやすいです。
フォロワーが多ければ多いほどTwitterでは、発言に気を使いますが、こちらは、テーマが決まっている分、発言はスレッドの中身のみを考えればいいので楽です。

掲示板のスレッドなんだね。人よりも「話題」に視点をおいている。

2チャンネルの掲示板のスレッドは誰でも立てられるけど、それは誰でも見られる場に課題提起をすることだ。一方 Google Buzz なら自分をフォローしてくれている人しか見ていないだろうから、話題を切り出すハードルが低い。そういう意味では、その話題もその人にリンクした側面が強くなるため、旧来の掲示板よりは「人」に重心を移しているとは言えるのだけど。

で、ようやく表題に書いた話題にたどり着く。

このような半分閉じて半分開いたような話題空間は、今までなかったんじゃないかな。いやもちろん掲示板を作るサービスはいくつもあって、それを使って参加したい人にだけ知らせるという方法はあったのだけど、参加したい人に知らせるのも強制しているようで気が引ける。自分の周りで、参加したい人にだけ参加してもらいたい、そういうニーズにぴったりあったものはなかった。

本来そこは Google Wave が狙っていたところではないかと思う。でも Google Wave は、招待制をとったことで参加者が少ないし、誰が参加しているかも分りにくい状況が続いている。また、どこで話題が立ち上がっているかも把握できない。私もいろいろ試してみたが、最近放置状態だ。

そこで GMail のアカウントを持っている人なら誰でも使えて、GMail でのつながりのある人は自動的にフォロー関係を持つように設定して始めたのではないかと思う。機能面でもGoogle Waveのような多機能からおとしているのではないかと思う。今はGoogle Waveのような履歴は残らないが、自分が書いたコメントは書き換えできる。きっと今後は、議論が荒れるような事態が起こるようになって、履歴が必要になる。そうしたら満を持してGoogle Waveのお出ましだ。

というストーリー。穿ち過ぎ?

サイバーアーツジャパンとメディア芸術祭

こんばんは。オリンピックの開会式はでっかいメディアアートだよね。

先週6日には、石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流展 (→ 記事)、レベッカ・ホルン展 (→ 記事 ) の後、レベッカ・ホルン展と同じ東京都現代美術館で行われている「サイバーアーツジャパン アルスエレクトロニカの30年」を鑑賞して、サイバーアーツジャパン展 シンポジウムも聴いてきました。

文化庁メディア芸術祭協賛事業「サイバーアーツジャパン-アルスエレクトロニカの30年」 公式ホームページ

この展覧会は、文化庁メディア芸術祭の協賛事業という位置づけになっています。文化庁メディア芸術祭は14日で終るというので、12日に行ってきました。あわせて同じく14日に終るウィリアム・ケントリッジ展にも行って来たのですが、それはまた別の機会に。

「第13回文化庁メディア芸術祭」

サイバーアーツと行っているのは、 東京都現代美術館 HPの記述
アルスエレクトロニカとは?
1979年にドナウ河畔のオーストリア・リンツ市で創始された、世界最大の電子芸術フェスティバルです。2009年で30周年を迎え、アルスエレクトロニカ・センター(美術館)/フェスティバル/グランプリ/フューチャーラボという4つの柱を通じて、デジタルアートとメディアカルチャーの国際的拠点を形成しています。
で対象とされているものを指しているようですね。メディアと言っても漫画などのように産業化された形態のものは入らないようです。いや、ポストペットや明和電機のオタマトーン、TENORI-ONも出展されていたので、ビジネスになっているか否かは関係なく先端的かどうかの差なんでしょう。

逆にメディア芸術祭では、漫画やアニメーション、ゲームなども扱っており、それぞれの部門で賞を出しています。

サイバーアーツジャパン展では、TENORI-ONと、風船につけたカメラからの視点から会場を見る作品を体験してきました。また、展覧会とは別の部屋で行われていたロボットタイルも体験してきました。下記映像とはちょっと違いますが、5つのタイルが動いて、常に上に乗っている人の動きをキャッチして常に移動する方向に進めるようにします。







シンポジウムでは、アルスエレクトロニカの発展の歴史や日本との関わりについて話されました。炭坑の街リンツ市が、斜陽産業の石炭に依存する体質の脱却を図るために始めたことなどは興味深い。また、継続させるためにはビジネス的な視点も重要で、アルスエレクトロニカは国営放送との協業で、ファンドを得ると同時に国内外での宣伝活動になり集客上も益があったことが話された。ビジネス視点はようやく日本でも意識されて来ているが、重要だと思います。

メディア芸術祭では、Memo Observatorium という作品を体験してきました。円筒形の透明ブースの真ん中に座ると、発泡スチロールのビーズが風に乗って壁面を高速で回ります。ある程度長く入っていると、だんだんビーズの回転の流れが変わって来ます。たくさん並んでいるからちょっと申し訳ない気になりますが。

ベアリング・ブロッケン IIという作品も面白かった。大量のベアリングを順次重力で射出して、鉄琴にあて、その跳ね返った次の鉄琴にあたって ... というのを繰り返して音楽を作るもの。すごく正確なコントロールが必要なものだと思います。今回の映像じゃないですが、 ベアリング・ブロッケン II の映像がありました。→ ベアリング・ブロッケンⅡ

これからいくとしたら最終日しかないのですが、「第13回文化庁メディア芸術祭」のHP の下の方にあるPDF会場案内図やスケジュールをチェックしておいた方が良いと思います。ちなみに、最終日14日は午前中シーグラフ2009、午後はテーマシンポジウム、15:40から「サマーウォーズ」だそうで、全てが魅力ですね。

2010/02/12

レベッカ・ホルン展

こんにちは。

6日は、レベッカ・ホルン展にも行って来ました。これは14日までなんですが、同じ東京都現代美術館で、アルス・エレクトロニカに関するシンポジウムがあるということで行って来たのです。

東京都現代美術館
レベッカ・ホルン展
−静かな叛乱 鴉と鯨の対話


この人はTVで初めて知りました。TVに出ていたのは、顔に鳥の羽根が外向きについたマスクをつけて、その羽根で相手の顔をなでるというパフォーマンスの映像でした。他にも鉛筆を外向きにつけたマスクで壁をなぞり壁にドローするというのがありました。下記映像の前半部分は指に鉛筆をつけて両壁に同時にドローしています。







これは自分の感覚器官の拡張と言う意味があるそうです。このように道具を自分の身体の先端につけると、その道具の先端が自分の身体の先端であるという感覚を持つらしいです。以前ソニーのコンピュータサイエンス研究所のオープンハウスへ行ったことがあるのですが、そのときに茂木さんがそう説明していました。

このような映像作品がたくさんあって、全部あわせると1日では見きれないそうです。上記 "Berlin" も42分の作品です。私は展示室にオープンにある作品だけで、映写のための部屋で上映されている作品は見ることが出来ませんでした。特に「ダンス・パートナー」はリンク先に出ている画像が魅力的で見てみたかったのですが。

映像作品のスケジュールもリンク先に出ているので、これから行く人は予め計画を立てて行くと良いと思います。

それから土日には午後3時から学芸員による解説のツアーがあります。これもたっぷり1時間あります。これも含めて計画しておいた方が良いでしょう。

これは展示室の作品、ほとんどが動く彫刻、というか機械なのですが、これらの作品の解説です。私は一通り見た後にこのツアーに参加したので、ほとんどの作品を二回見ているのですが、話を聞きながら見るのも、それはそれで良かったです。

この動く彫刻の一部は下記で出てきます。







ツアーの後も時間があったのですが、その後「サイバーアーツジャパン—アルスエレクトロニカの30年」も見たかったので、ここはこれで切り上げました。ちょっと詰め込み過ぎました。

2010/02/11

石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流展

こんにちは。



会期末ぎりぎりの6日に行ってきました。

東京都写真美術館
躍動するイメージ。
石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流


第1部 アニメーションの原理、第2部 抽象アニメーションの源流、第3部 <特集展示>石田尚志、の3部構成になっています。

第1部 アニメーションの原理は、覗き窓から見るパラパラ漫画 フェナキストスコープ (→ Wikipedia) など、プリミティブなアニメーション装置が展示されていました。手回し式で自分で操作するのもありました。フェナキスティスコープは日本語で「驚き盤」っていうんですね。

第2部 抽象アニメーションの源流は、フィルムに直接処理をするような実験的なものがありましたが、正直できたものにどういう価値があるか分りませんでした。カンディンスキーなどアニメーションじゃないものも展示されていました。アニメーションに興味があっただったか、アニメーションに影響を与えただったか、とにかくそういうものもあわせて展示されていました。

第3部の石田尚志の作品がやはり一番興味を惹かれる存在です。すっかり忘れていましたが、横浜美術館で滞在制作 (→ アーティスト・イン・ミュージアム横浜AIMY+NAPブログ: 石田尚志・映像制作プロジェクト アーカイブ) を行っていた人でした。そこで作られた作品も上映されていました。壁、床にペインティングを行い、また、映写機で壁に写したものを少しずつコマ撮りしていってアニメーションにしています。石田尚志独特のムニュムニュがムニュムニュ伸びて行く姿が面白い。横浜では見る機会を逃していたので、ここで見ることができて良かったです。



恵比寿ガーデンプレイスは初めて行きました。JR駅の発車時の音楽がビールのCMで使われているやつなんですね。

2010/02/01

Heart Art in TOKYO 2010

こんにちは。

実は、DOMANI・明日展2009に行った後、同じく国立新美術館で行われていた、Heart Art in TOKYO 2010 も見てきました。ハートアートコミュニケーション (展覧会全体のページ) というNPOが厚生労働省やエイズ予防財団行っているAIDS啓発キャンペーンです。
開催会期:2010年1月21日(木) 〜2月1日(月) ※1月26日(火) 休館
開催会場:国立新美術館 (東京都港区六本木7-22-2)
主  催:Heart Art Communication
後援 (予定):厚生労働省、文化庁、財団法人 エイズ予防財団、東京都、港区、港区教育委員会、社団法人 東京都医師会、フジテレビ、産経新聞社、ニッポン放送
協  賛:オカモト株式会社、共栄印刷株式会社、株式会社 遊美堂
協  力:日本エイズストップ基金、HIVと人権情報センター
出品点数:合計約500点
出品作品:洋画、日本画、水墨画、彫刻、工芸、写真、書道、文藝等

無料なので軽い気持ちで入ったのですが、500点もあるので、ひとつひとつじっくり見る気になれず申し訳ありませんでした。書道は全部飛ばしたし。

基本的に公募展なので、一人一人の出展者は有名な人ではないのも、ひとつひとつに時間をかけてみなかったことにつながっていると思います。この作品が、DOMANI展のほうに置かれていたらありがたがって見ていただろうなと、自分で思いながら見ていました。その一方で純粋に作品として訴えかけるものがないような気もしますし、じゃあその訴えかけるものがどこから来るのかというと答を持っている訳でもない。

その中でも興味深く見たのは、革工芸、手織、和紙、押し花などの作品。その手法自体に意味があるからだと思いますが、奇を衒わずとも平凡な作品にならないかもしれません。

そう思いながら見て行ったら最後に日比野克彦の作品がありました。最後においてあると言うだけで特別な扱いがされている訳でもなく、作品自体も一般のみなさんの作品の中に溶け込んでいました。もしかして他にも一流アーチストが紛れていたのを私が見逃していたのかもしれません。

No Man's Landのフランス政府の鷹揚さのこと、DOMANI展における文化庁の在外研修制度のこととあわせて、何を選んで育てるのか、選ばれるのは何かなど、答えはないけど考えていたのでした。

2010/01/31

No Man's Land 続き

こんにちは。

前の記事で作品のことを触れていなかったので、とってきた写真をあげておきたいと思います。個々の作品と作者のメモもちゃんとできていないので、あまりコメントできないです。申し訳ない。



外の様子。車も作品の一部です。右の写真は不要になったオフィス什器にペイント等を施してガレージセールをやっていたもの。もう全部売り切れたそうです。



企業もブースを出していました。左はエールフランス。右はプジョー。ここは作品がというよりロゴの変遷が面白かったので撮影してきました。シトロエンもありました。



参加型の作品。切り絵で作った街のシルエットを映し出します。



サビーヌ・ピガール。化粧品と食事のマッチングはエロチックです。



廊下も壁も庭も作品の場です。トリコロールとフランスパンはよくモチーフに使われていました。うちのブログの検索キーワードランキングで松井冬子と並んで上位に来る松井えり菜も出展していました。あんまりきれいなものでもないので小さく載せておきます。



最後のはDANDANSから。それぞれ制作過程を伺ったアーチストさんの作品をあげています。多くの方が来られていて、年齢も近いのでお互いよく話をしていました。卒業制作展どうすんのとか。
No Man's Land は今回限りなんですが、DANDANSはこれからも定期的に行われると思いますので、機会があれば是非また見に行きたいと思います。

これらを含め撮って来た写真を起きました。→ Picasa Web Album No Man's Land 10/01/29

2010/01/30

No Man's Land

こんばんは。

先日Twitterに流れて来た情報。
これも行かないと。創造と破壊@フランス大使館 − 最初で最後の一般公開 http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article3719
リンク先 (No Man’s Land 【ノーマンズ ランド】) 見てみました。
創造と破壊@フランス大使館 − 最初で最後の一般公開
フランス大使館新庁舎オープンに伴い、旧庁舎では日仏のアーティスト70人が参加するアートイベント『No Man’s Land』が開催されています。一般公開は2009年11月26日から2010年2月18日まで。入場無料。解体前のフランス大使館旧庁舎を訪れる唯一のチャンスをお見逃しなく!
開催期間延長決定!
今は「2月18日まで」って書いてありますが、先日見た時は1月31 日までって書いてありました。今週末までじゃん! 会期末に行くと混雑しそうです。今日もともと休みをとっていたので、行って来ました。



とはいえ、今日も結構な人が来ていました。ダーガー展のときの原美術館ほどじゃなかったけど。

これにあわせて別館では日本の若手作家の集団 DANDANS の作品展も行われていました。作家が傍にいて、制作方法など聞くことができます。こちらは本当に31日までのようです。

全部見たら3時間以上かかってしまいました。ついでにどこか別の展覧会に行こうかなと思っていたのですが、断念。いや残念でなくて、このイベントだけで十分満足しました。

ところで感心するのはフランス政府の理解の良さと言うか度量の広さですね。現代アートなので、これって芸術なん?と思える作品ばっかりなのですが、それをそのまま出している。日本政府が漫画、アニメに対する態度が、世界で受入れられたから利用しようというようにみえるのと対照的です。

注意: このイベントは、月曜日〜水曜日が休館日になっています。ちゃんと調べずに行ったのだけど休館日にあたらずによかったです。

2010/01/25

DOMANI・明日展2009

こんばんは。

国立新美術館で行われていたDOMANI・明日展2009に、最終日に行って来ました。

副題は「未来を担う美術家たち」で 〈文化庁芸術家在外研修の成果〉です。上記ページから引用します。
「DOMANI・明日展」は、文化庁の在外研修制度(新進芸術家海外研修制度)により、海外派遣された若手芸術家の成果発表の場として1998年より毎年開催され、今年で12回を数えることになりました。昨年より、会場を国立新美術館に移したことで、スケールアップした2回目の本展は、美術部門の様々なジャンルより12名の実力作家を選出し、現代日本の美術の一断面を切り取って紹介するものです。
全然知らなかったのですが、もう12回目だということでもっと早く知っておけば良かったです。

以下特に面白いと思った作品の感想。

栗本夏樹の漆の作品が面白い。「上杉の胴服II」は自動車のボンネットに漆を加工したもの。栗本は日本と他の文化の融合を目指しており、パレスチナ、韓国の文化との融合は明確に示しているのだが、ボンネットはイギリス文化だろうか。

伊庭靖子の作品は油彩なのだが、陶器の表面の透明感、柔らかいクッションの上の刺繍の立体感が感じられる。

吉田暁子の作品は壁を含めた部屋全体を用いたインスタレーション。糸を張った中に紙で鳥を表現していたり、蜘蛛の巣を表現していたりして、ステッチ・バイ・ステッチ展の手塚愛子作品を思い出した。

呉亜沙の作品は可愛い。特に自分のニューヨークの体験を日記風の巻物にして英語でテキストを書いているのが気に入った。出口のショップで薄いパンフレットが売られていて、1100円もしたのだけど買っちゃった。

藤原彩人の陶器で作ったレリーフ作品の大きさには圧倒される。こんな大きなものが陶器で作れるのだと思った。大きいものはいくつかに分けて焼いて組み合わせているのだが、その組み合わせ部分もきれいにあっている。

浅見貴子の墨の作品は、最初はなんだ白黒かよと思ったが、その墨の色にも表情があって (墨より黒い絵の具をあわせて使った作品もある)、立体を感じさせる。

ほかの作品も楽しめた。それぞれに個性があって。

全体の感想としては、今更なんだよと思われるかもしれないが、大きいのはいい!ということ。藤原彩人の作品だけでなく絵画もそう。伊庭靖子の作品も大きいからディテールが生き透明感が出せるんだと思った。浅見貴子の作品も印刷してみると良さが分らない (って久々にカタログ買っちゃったけど)。

そういえば、秋野不矩とか鴻池朋子とかアイウェイウェイとかの作品も大きいものだったな。そういうものか。

同じ展覧会に行った人のブログを事前には見ていなかったのですが、この記事を書くにあたって検索した中で次のブログ記事が目に留まりました。

はろるど・わーど (2009-12-22) 「DOMANI・明日展2009」 国立新美術館

展覧会の写真があります。承認を得れば撮影することができたんですね。それからショップに伊庭靖子作品のハンカチがあったのに気付きませんでした。行く前に見ておけば良かった。ショップは展覧会に入らなくても買えるのですが、それも今日までだし。

いただいたトラックバック

Tracked from はろるど・わーど at 2010-01-27 21:48
タイトル : 「DOMANI・明日展2009」 国立新美術館
国立新美術館(港区六本木7-22-2)「DOMANI・明日展2009」2009/12/12-2010/1/24国立新美術館で開催中の「DOMANI・明日展2009」へ行ってきました。新美術館で2度、それ以前の損保ジャパン時代を含めると、今年で12回を数えるに至った展示ですが、一応、DOMANIとは何ぞやということで、その概要を公式HPから転載しておきます。「DOMANI・明日展」は、文化庁の在外研修制度(新進芸術家海外研修制度)により、海外派遣された若手芸術家の成果発表の場として1......more

2010/01/24

The Beatles Remastered

買ったよ!



直接The Official Beatles Storeから買ったのが届きました。受け取る時に、地方消費税700円と通関料200円が必要だったそうです。関税は無料。本当は19日に届けられたのですが、私が奥さんに話してなかった (私もいつ届くとか知らされていなかった) ので、一旦持ち帰ってもらい次の日に受け取りました。



じゃーん。



林檎型USBセットでしたー。

ITmedia News (2009年11月04日) ビートルズのリマスターアルバム、「リンゴUSB」バージョンが登場

この記事の時点では、日本の公式ストアには掲載されていないとあったのですが、私が見た時 (11月7日) にはありました。→ BEATLES STORE JAPAN ザ・ビートルズ BOX USB

ただ米国価格が279.99ドルなのに対して、38,740 円。という訳で米国のThe Official Beatles Storeで予約したのです。送料 $36 加えてもたぶん安い。

しかし、時間がかかりました。最初の記事に12月8日に発売とあって、発送は日本時間2009年12月17日朝 (米国では16日)。すっかり発売日のことは忘れていました。

しかしまたそこからが長いです。船便でも10日もあれば届くだろうと思っていたので、年末に問い合わせメールをしたくらいです。その回答もさらに10日かかり、問い合せが多くて遅れました、まだ解決していないなら電話下さい、だって。お金かけて電話するのもばかばかしいと思ってメールで連絡したら、通常6日から24日かかるそうですよ。結局1ヶ月以上かかりました。

届いてからもう一度検索かけてみたら、アマゾンで輸入版を扱っていました。
The Beatles [USB] [Best of] [Box set] [Limited Edition] [Import] [from US]

31,653円で、待つ必要も、来るのか来ないのかやきもきする必要もなかったのなら、こちらの方が良かったな。でも限定版だからそのときは早めに注文しないといけないと思ってたんです。

で、今iTunesに入れて聴いているのですが、iPodで聞いても良さが良く分らないですね。CDじゃないので家のステレオでも聴けないし。ただ、CD用の音源も入っているから後でCDに焼けないか調べようと思っています。



付属ソフトの起動画面です。

ここから音楽、映像 (ミニドキュメンタリー)、ライナーノーツが選べます。



付属ソフトで音楽を聴いているところ。