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2010/01/07

みかこさん

こんばんは。JKと言ったら女子高生のことだろJK (→ 参照)。

みかこさんのことは昨年末この記事で知りました。

毎日新聞 2009年12月25日 はじめの1巻:「みかこさん」(講談社) 女子高生の日常を淡々と (→ 魚拓)

そのときは最新の回しか見なかったのだけど、前の回のリンクもあったので、たどってみていたら第1回まで読んでしまいました。

みかこさん
みかこさん #01 リップバーム

なんか「勝間和代を目指さない生き方」って感じ?

そいういえば、「今日の早川さん」は最近読んでなかったな。

2009/12/31

2009年に行った美術展

おはようございます。今年もモウすぐ終わりですね。New Year is jusト aラund the corner. 苦しい ...

今年は美術展にたくさん行ったような気がしますので、まとめてみました。

2/28 テオ・ヤンセン展
5/16 オードリー・カワサキ展
6/7 国立トレチャコフ美術館展 - 忘れえぬロシア
同 日本の美・発見II やまと絵の譜 → 「お腹いっぱい」(レビューはありません)
7/5 森美術館 「万華鏡の視覚」展
同 国立新美術館 野村仁「変化する相 -時・場・身体」
同 国立新美術館 国際墨画会展
同 たばこと塩の博物館 イラストレーター170人が描く「わたしの句読点」 → 以上、「今日行った展覧会」
8/28 Good Design Expo 2009 (美術展じゃなくてデザインだけど)
9/3 「ステッチ・バイ・ステッチ:針と糸で描くわたし」展
9/22 アンリ・リヴィエール展
9/23 鴻池朋子 「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」
同 「アイ・ウェイウェイ展 - 何に因って?」
9/26 光 松本陽子/野口里佳
10/25 東京国立博物館 特別展「皇室の名宝−日本美の華」
10/31 ワタリウム美術館「ルイス・バラガン邸をたずねる」
同 『THE OUTLINE 見えていない輪郭』オープニングトーク「2人に見えている輪郭」
同 Tokyo Designers Week 2009 → 以上、「今日じゃないけど文化の日」
11/1 エッシャー展
11/22 DAYSの5年 戦争と混乱の時代、触れる地球、DAYSの5年 戦争と混乱の時代
「フォトジャーナリズムの今」
12/5 隈 研吾展 Kengo Kuma Studies in Organic
12/20 清方ノスタルジア
12/26 ヴェルナー・パントン 展

レビューを書いてないのもありますね。Twitterでは断片的に書いているのだけど。

2009/12/23

清方ノスタルジア

こんばんは。

日曜日に、サントリー美術館で行われている鏑木清方の展覧会「清方ノスタルジア」に行って来ました。



サントリー美術館のある東京ミッドタウンはさまざまなクリスマスの飾りで彩られていました。これはサンタクロースの人形が満載のツリーです。11時前に行ったのですが、もうちょっと待つとイルミネーションがついたみたい。

MIDTOWN CHRISTMAS

美術展を見て、東京ミッドタウンのデザインショップ巡りをして、食事して、六本木ヒルズにも行ってみました。

六本木ヒルズって分りにくいですね。普段は美術館へ行ってそのまま途中のお店をスルーして帰るのですが、その帰り道以外にもお店はたくさんあるだろうと思うのです。でもどう行っていいか分らない。マップももらったのだけどその読み方がすぐには分らない。普段スルーするとは言っても少なくともお店が集まっているところに一度は行ったことがあるはずなのですが、どこだったか思い出せない。

結局それは4階より上だったようで、3階まではうろうろしてあきらめた私たちは、もうちょっとちゃんと探せば良かったのかもしれません。しかし賑やかなところへ到達するのに、お店が少ないところを通過して行かなければいけないというのは設計がまずいんじゃないかと思います。

東京ミッドタウンや表参道ヒルズ、横浜ランドマークプラザのように、下から上が分る吹き抜けが必要なんじゃないかなあ。

うちにお土産を買って帰るのに結局また東京ミッドタウンに戻ってしまいました。昼間は結構すいていたのに午後3時頃になると結構混雑していました。なぜかと考えたのですが、イルミネーションが点灯される夕方を待っていたんですね。それを待っていると帰るのが遅くなるので、我々は点灯前に帰って来てしまいました。

そうそう、鏑木清方でしたね。明治時代の人と思っていたのですが、第二次世界大戦後も作品を発表していたんですね。戦時と言うことで美人画が規制される中、それに反発し、発表することをやめ自宅で美人画の制作に打ち込んだ反骨の精神の持ち主。土門拳など同時代のフォトジャーナリストが政府の宣伝機関としての役割を果たすようになって行った中で、その精神は特筆すべきものと思います。

2009/12/01

これでいいのだ!

こんばんは。おでかけですか? いやもう夜だから ...

もうだいぶ前のになるのだけど、THE BIG ISSUE 10/1号に手塚るみ子と赤塚りえ子の対談が載っている。同時期に生きた二人の異なったタイプの漫画家の、同じ世代の娘二人。なかなか面白かったですね。
赤塚「でも、やっぱり父が描いた漫画が一番好きだったよね?」
手塚「いや、ファンではなかったと思う(笑)。... やっぱり10代の頃は少女漫画の作家さんがすごく好きだった」

とか、そんな会話も面白い。手塚るみ子は、「少女漫画家のサインをもらって来て」と父手塚治虫によく頼んでいたらしい。

でもやはり同じ感覚が共有されているのが発見されると面白いかな。
手塚治虫の言葉「親や先生にまっすぐ生きなさいと言われ、自分がそうしたいのか分らないまま突き進んで、結局思った方向に到達できなかった時、今まで何をしてきたんだと自分を見失う。そして親や学校や社会のせいにする。真っすぐに進めなくていいから自分で納得できるゴールに着ければそれが一番」

赤塚不二夫の言葉 (酔っぱらっている時)「最後につじつまがあってりゃ、何やってもいいんだよ!」

今の時代ではなかなか得られない精神の自由さだよね。

最後に対談はこう結ばれている。
手塚るみ子:自由って「自らを由 (よし) とする」と書く。自分が納得できた時に初めて、いろんな意味から開放され、自由が得られる。

赤塚えり子:野次馬やって、自分で納得して、最後に「これでいいのだ!」になればいい。

今「就活」という言葉を聞くと、今の若い人達が可哀想になってくる。我々の時代にも「リクルートスーツ」という言葉くらいはあったけどね。その「就活」も、自分を見つめ直し鍛え直す良い機会ととらえる前向きに捉える若い人達。その健気さに対して、この二人の大漫画家の言葉を贈りたくなる。しかし、そう思う自分も彼等にとっては傍観者にしか過ぎない。彼等も自分の人生を必死に生きている。

いただいたトラックバック

Tracked from 流れゆくままに at 2009-12-02 22:45
タイトル : 「ジンクス男の恐怖」なのだ
これでいいのだ!とyoshihiroueda さんがおっしゃってるので、思い出しました。 こどもの頃、天才バカボンの読者でした。単行本あつめてました。赤塚不二夫氏の、ナンセンスギャグ、実験的作品には、正直、ついていけてなかった部分もあるのですが、今になってわかる作品もあります。 作品タイトル「ジンクス男の恐怖」は、しっかり記憶に残ってます。この作品に出てくるのある男は、朝起きると、「朝日新聞、毎日新聞、、、、」と、毎朝、七つの新聞を破くのです。そして、朝食は生卵。かならず、毎朝おなじ行動を......more

2009/11/11

皇室の名宝展 [11月12日は入館無料]

こんばんは。

10月25日は、東京国立博物館で行われている特別展「皇室の名宝−日本美の華」へ行って来ました。



11月3日までの第1期と、11月12日から29日までの第2期に分かれていて第1期は江戸時代から明治時代までの絵画と工芸品が中心、第2期の方はそれよりそれより古いもの。絵画的には新しい方が好みなので、第1期に行くことにしたのです。

2期に分けても、出展数がとにかく多い。対決展とはまた別の意味でおなかいっぱいです。人も多く疲れました。

特に若冲の作品がセットで出されていて、展示室全体が若冲で埋め尽くされていました。セットと言うのは、もともと相国寺というお寺に若冲が寄進した「動植綵絵」全30幅 (→ Wikipedia)。これと旭日鳳凰図の計31作品です。「動植綵絵」はおなじみのモチーフである鶏もふくめ、様々な動植物、魚介類や昆虫などが、鶏と同様の精密さで描かれたものです。魚介類などは全てが観察で描かれてはいないと思われ、むしろユーモラスな描き方がなされていました。

ほかの日に行った人も言っていたけど、客層は中高年が多かったですね。おばさんの二人連れが、「わたし若冲結構みているけど今日のは見たことないのが多かった、オウムとか」って言ってました。いやみんな初めての出品だと思うぞ。

若冲のことしか書いていませんが、他にも素晴らしい作品が多くありました。
「皇室の名宝—日本美の華」 展示品リスト

図録は買って来なかったので作品名は分らなくなっているのですが、「七宝月夜深林図額」かな、水墨画と思っていたのが七宝焼というのがあって驚きました。

川島織物の巨大タピストリー「春郊鷹狩・秋庭観楓図壁掛」も驚きました。その説明に「断機の戒め」というのがあって、途中で止めて間をおいて再開して完成させたなんて書いてあったのですが、なんで途中で止めちゃったのか、日本語の説明はよく意味が分かりませんでした。英語の方はまだ文章的にはましだったのですが、それでも分りませんでした。

あとで調べたら、こういう話でした。→ 繊維ニュース Web編集局:「断機の戒め〜妥協許さぬモノ作り〜」

調べた中に「母断機の教え」というのがあったのですが、正反対の方向で面白い。

ところで、第2期の初日12日は、天皇陛下御即位20年を記念して入館無料ということです (最初のリンク先にあります)。ますます込みそう。

一方、東京都も対抗して (?)、さまざまな施設を無料開放するとのことです。→ 天皇陛下御在位二十年記念事業の実施について

2009/11/03

今日じゃないけど文化の日

おはようございます。

今日は文化の日。でもやることがあって休日出勤です。連休最後の日の人にむけて、10月31日に行って来たいくつかのイベントに関して書いておこうと思います。



神宮外苑で行われているTokyo Designers Week。開園前に行ったのですが、既にずいぶん並んでいました。

当初は午前中ここへ行って、次に東京ミッドタウンで行われている『THE OUTLINE 見えていない輪郭』オープニングトーク「2人に見えている輪郭」に行って、またここへ戻って来るつもりだったのですが、一旦出たら再入場できないんですね。ここまで来て初めて知りました、というか気がついていませんでした。


急遽予定を変更して東京ミッドタウンへ向かうことにしたのですが、オープニングトークまで時間があるので、一度行ってみたかったワタリウム美術館へ行きました。「ルイス・バラガン邸をたずねる」という展示会が行われています。

建築は昔はそれほど興味はなかったのですが、最近少しずつ面白いと思うようになりました。建築もプロダクトデザインと同様に、生活に密着したデザインですしね。

ワタリウム美術館では、「15人の建築家と15人の表現者による対話実験」という企画もやっているんですね。11月12日は武井誠x諏訪綾子『腹の底のさらに奥』

「ルイス・バラガン邸をたずねる」は来年1月24日までで、一度切符を買うと期間中何度も見ることができます。

その後東京ミッドタウンへ。

21_21 Design Sightへつながる遊歩道に沿って流れる小川の中には、アーチストと瓦業者のコラボによる作品が展示されていました。関連イベントの3番目、JAGDA KAWARA EXHIBITIONです。瓦と河原をかけているのかな。2番目のINADA STONE EXHIBITIONには気づかなかったな。

深澤直人と藤井保のトークは予約でいっぱいでしたが、隙間の床に座り込んで聴いてきました。会場が吹き抜けの地下1階なので、そこを見下ろす階段も鈴なりのオーディエンス。充実した2時間でした。


またTokyo Designers Weekへ戻り駆け足でいろいろみてきました。Tokyo Designers Weekは今日が最終日です。

東京ミッドタウンで行われているDESIGNTIDEも今日が最終日。また、東京ミッドタウンではデザイン会社IDEOに関する展示も行われているそうで、これも今日が最終日。これはちょっと行きたくなっています。

リンクも示そうと思いましたが、そろそろ出勤なので、詳しい情報に関して検索してください。個別のイベントに関してはまた別に感想を書く予定です。

2009/10/30

今日からTokyo Designers Week

Tokyo Designers Week 2009 10月30日(金)〜11月3日(火・祝)

いつ行こうかな。

同時期にこちらも開催される。→ DESIGNTIDE TOKYO 2009

こちらのほうは一度も行ったことがない。Tokyo Designers Weekへ行ったらそれだけでおなか一杯になるから。

しかしこれだけじゃないぞ。

クンスト・オクトーバーフェスト'09 2009年10月31日(土)11:00 〜19:30
-- 東京・中央区の現代アートギャラリーを20分〜25分間隔でバスが巡回するツアー
-- ビールも乗車も無料!

しかし31日はこちらもある。

『THE OUTLINE 見えていない輪郭』オープニングトーク「2人に見えている輪郭」
-- 深澤直人と藤井 保のトークセッション。

悩むなあ。

過去の記事:
2005年 - Tokyo Designer's Weekに行って来た
2007年 - Tokyo Designer's Week 2007
2008年 - Katrin Olina
-- メイングラフィックを担当したアイスランドのイラストレーター。この年はTDW自体の記事は書いてなかった。

2009/10/03

光 松本陽子/野口里佳

こんばんは。

先週は国立新美術館で開かれている

光 松本陽子/野口里佳

に行って来ました。ハプスブルグ展が始まったばかりで多くの人がそちらに行ってたけど。

松本陽子の抽象画は、同じようなものばかりでちょっとうんざりした。いつもならば、抽象画や現代美術は、その訳の分らなさを楽しむ姿勢で臨むのだけれど、これだけ同じようなものが続くとそんな気にもなれない。

展示室の中にカタログが置いてあったので、本人の文章を読んだ。それを読んで自分の不満の理由がわかったような気がする。

・抽象画は凡庸になりがち。独自性が必要になる。
・世の中には、赤の抽象画、青の抽象画が多い。その中で自分はピンクを選んだ。
・奇を衒った訳ではない。自分のものにして行った。それは自分にとって約束された色だ。
・変わらなければいけないし、変わってはいけない。

最後の項目はよく分る。自分の個性というものは同じスタイルを続けて初めて認識される。それは「作風」といわれ、それがなければ個性が確立されていない、発展途上と呼ばれてしまうのだ。一方で、その個性はマンネリとも同義だ。

松本の作品は、色だけがマンネリというだけでなく、形もないので、作品の差が見えない。作品を作る際に、制作意図がそれぞれあるのだろうかとさえ思う。個々の作品に対する内面から生まれてくる情熱ではなく、アーチストとしてのマーケティングが見えるような気がするのだ。そこがうんざりした理由なんだろうと思う。

一方、もう一人の 野口里佳は写真家で、こちらの作品は、アート的な良さは分らないのだけど、松本作品のような嫌悪感を感じることはなかった。

ところで、それより前に、鴻池朋子展とアイ・ウェイウェイ展にもいたのだけど、こちらは感想をまだ書いてなかったな。

2009/09/23

アンリ・リヴィエール展

おはようございます。敬老ウィークももう終わりですね。私明日も休み取ってるけど。

昨日は神奈川県立近代美術館 葉山で行われているアンリ・リヴィエール展へ行って来ました。名前も知らないアーチストだったのだけど、展覧会がすばらしく充実していて、良かったです。

リヴィエールは浮世絵に心酔し、フランスにいながら (日本には一度も来たことがない)、独学で浮世絵を作るための木版画の技法を開発したそうです。そして自分でも浮世絵風の多色刷り木版画を制作しています。構図や色使いにも影響をうけているのがよく分ります。

日本の浮世絵が、絵師、彫り師、刷り師の分業体制で作品を制作したのに対して、リヴィエールはそれを一人でこなしたので、恐ろしく時間がかかる。彼の習熟度では、細い線などを出すことができなかったのでしょう、浮世絵としては我々から見るとかわいい感じの作品になっています。でも当時の洋画界 (っていう言い方もおかしいけど) では新鮮な作風だったんだろうなと思います。

そのため、やがて、彫りと刷りを工房に任せられるリトグラフに移って行きます。工房と一緒にリトグラフのぼかし技法を開発し、浮世絵の作風をリトグラフで再現するようになったそうです。

私としては、このリトグラフ作品が一番気に入りました。木版画の時代よりも特に色使いの面で格段に進歩していると思います。また、ここでも研究熱心なところが出ていて、季節による違い、明け方から夜までの違い、天候による違いを出すことを試みた連作を多く発表しています。そのバラティも気に入った理由の一つでもあります。

«建築中のエッフェル塔 トロカデロからの眺め»
今回の展示が素晴らしかったのは、リヴィエールの作品と、構図の似ている浮世絵作品と並べたり、彼自身がとった写真と版画を並べて、比較できるようにしたところです。

また、リヴィエールに影響を受けた日本の版画家の作品も展示していました。この中には同じ版木を使って異なった時間帯のその場を表現した連作もありました。こういう他との関連も分る展示がただの回顧展と違うところだと思います。今回は作品も良かったのですが、この展示方法に、ただ借りて来て並べましたというのではない、意欲が感じられました。

アンリ・リヴィエールって今回初めて知ったのだけど、そもそも作品が出回っていなかったように思います。今回、これだけ大量の作品が出た背景には、所有していた人がフランス国家に相続税の物納として納めたということがあるらしいです。

湘南はやっぱり渋滞していました。午前中は江ノ島から鎌倉方面は+15分くらいの込み方ですんだけど、午後になって逆方向は+1時間かかりました。

今日はこれから鴻池朋子 「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」にいってきます。

2009/09/21

芸術の秋!

こんばんは。シルバーウィークって敬老ウィークってことか。今週は電車の全席がシルバーシートです、っていうのはウソ。

世間は呑気なもんだな。私先週金曜日休みを取って今度の木曜日も用事で休む。

昨年はこの時期、湘南の美術館めぐりへ行ったのだった。今年は横浜美術館はパウル・クレー、神奈川県立近代美術館 葉山はアンリ・リヴィエールか。これはちょっと魅力的。

それより、会期末が間近の鴻池朋子 「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」に行かなくっちゃ。明日月曜日か火曜日にしよう。それからこれはまだ会期はあるけれど、森美術館で行われているアイ・ウェイウェイ 「何に因って?」にも行こうと思う。

2009/09/19

横浜開国博

昨日休みをとって行って来ました。閉幕前の連休というと恐ろしいことになりそうなので。
しかし、学校の授業の一環で来ている小学生が多く、これは失敗したと思いました。



最大の呼び物のLa Machineも、小中学生優先ということで前に陣取っています。まあこれはこれで、小学生達が水を浴びて喜んでいるところが見れて楽しかったですけど。

それ以外はすいていたんだと思います。ステージでバンド演奏をやっていたんですが、お客さんが少なくて可哀想でした。



La Machineのトップの操縦席。それぞれの足に一人ずつ操縦者 (パイロットと言っていました) がついています。パイロットは10人以上いました。EXILEみたいなあんちゃんたち (女性もいたけど)。結構お客さんの近くまでよって来るのですが、その時やオブジェに覆いかぶさるような動きをするときあたらないようにするのに、訓練を積んだんだと思います。

開国博全体としては、会場が分散していることもあって、非日常感に欠けているように思います。全体のテーマの統一という概念がないのか全体に散漫な印象でした。

チケットがオークションで投げ売りされているそうなんですけど、分る気がします。そうそう、La Machineは、会場外の歩道橋から見ている人もいました。それでも十分な気も ...

2009/09/13

レイアウトテスト

前の記事で用いたツールは、やっぱりまだレイアウトが変だった。この記事ではレイアウトの方法をいろいろ試してみてみる。という訳でここは単なる実験場ですので、読み飛ばして下さい。

基本方針は、[写真]、[リンク]、[本文]の3つの構成要素を、DIV要素で包んで並べる。DIV要素が2つあるとき、全体のDIV要素を作りその中にこのDIV要素二つを入れる。二つのうち一つ最初の要素にはfloat属性で右または左を指定し、必ず幅を指定する。

#1 現段階のもの。[写真] DIV要素と [リンク] DIV要素でDIV要素を構成し、これと[本文]DIV要素でまたDIV要素を構成する。

構造は、<<1:250px <1-1:60px 写真> <1-2:リンク> > <2:本文> >

このまえここに入ってるシングル買っちゃったしなー。Superfly - Box Emotions - http://bit.ly/4vjuUC #iTunes


本文が長いと、[写真] + [リンク] DIV要素の下の空白に置かれることになる。

#2 では長いのを先にレイアウトすればよいだろう。本文を右にレイアウトする。
< <1:60px 写真>  <3: リンク> <2: 50% 本文> >


このまえここに入ってるシングル買っちゃったしなー。Superfly - Box Emotions - http://bit.ly/4vjuUC #iTunes


これは良さそうに見える。しかし、本文が短い場合は、本文の下にリンク部分がくる。ここでは本文の領域をわざと大きくしている。


このまえここに入ってるシングル買っちゃった。


#3 ここまでやったら次の形式も結果が見えているようなものだ。
< <1:60px 写真>  <2 : <2-1: 200px リンク> <3: 本文> >>



このまえここに入ってるシングル買っちゃったしなー。Superfly - Box Emotions - http://bit.ly/4vjuUC #iTunes

#4: 3要素はやめて、リンクを本文に付加する形にする。[本文短くしています。]


ryokan: このまえここに入ってるシングル買っちゃったしなー。Superfly - Box Emotions - http://bit.ly/4vjuUC (Sat Sep 12 01:37:57 +0000 2009)

これはうまく行っているように見える。ただ文字数をもっと長くしたらどうだろう。


ryokan: このまえここに入ってるシングル買っちゃったしなー。Superfly - Box Emotions - http://bit.ly/4vjuUC #iTunes Superfly! Superfly! Superfly! Superfly! Superfly! Superfly! (Sat Sep 12 01:37:57 +0000 2009)

確かに写真の下に余った分が流し込まれるのだけど、この場合はそれほど変な感じもしない。

最後の方法をとろうかと思います。

記: 実際に変換して作った結果。http://tweether.appspot.com/ (今は動きません )


ryokan: 毎日新聞にはこんな記事も http://bit.ly/8M3nY (> @hoshibay) RT @mainichijpedit: 岡田外相、外務省での記者会見を全メディアに開放です。 http://bit.ly/15HHCM (Sat Sep 19 04:12:00 +0000 2009)

2009/09/12

iTunes 9 調査中

こんにちは。iTunes ももう9か。次は"X"なのかな。

先日出たiTunes 9 を試してみています。え? nano? なに?

TwitterやFacebookとの連携はいいですね。iTunes Store の個々のページにはURLがあるのですが、それは表示されていません。で、iTunes Store のページを紹介するのに、以前は「友だちに紹介する」という機能を使って、自分宛にメールを送って、そこから切り出して使っていたのです。 最初その機能がどこにあるか分らなかったんですが、ありました。

「購入」ボタンの横の▼にあった。Black Eyed Peas - Boom Boom Pow - http://bit.ly/VW0IW #iTunes




このまえここに入ってるシングル買っちゃったしなー。Superfly - Box Emotions - http://bit.ly/4vjuUC #iTunes


上記では短縮URLはリンクになっていませんが、Webではリンクになっていて、ここをクリックすると一旦ブラウザの新しいページができて、その後iTunesのほうに移って、対応ページが開きます。 次にGenius Mix。これまでも曲を指定すると類似曲を集めて来てプレイリストを作って作ってくれるGeniusという機能はあったのですが、これは予め12種類作ってくれています。



ああ、ちょっと恥ずかしいジャケットも入ってますな。それぞれにロックとかジャズなどのラベルがつきます。ひとつだけ4分割されていないセクションがありますが、これが現在演奏中のもの。 iTunes LPというのはアルバムにライナーノーツや歌詞カードを加えたもの。これはアルバムで買うとついて来るのかな? いきなり全部揃っているのだろうか。いずれにせよ買わないといけないので、何にするかしばらく迷ってみたいと思います。

追記: もしかして5作品しかないの?



ところでこれはiTunesと関係ない話なんですが、今Twitterの記事を引用するためのツールを作っています。上のはそれで作ったのですが、まだうまくレイアウトできてないですねー。テーブルを使うといいんでしょうが、エキブロで使えないしなー。なにかいい方法はないかな。

2009/09/06

GA 芸術科アートデザインクラス

こんにちは。

HDDレコーダーの推薦番組録画機能で、「GA 芸術科アートデザインクラス」という番組が録画されていた。デザイン技法やトレンドなどを伝える情報番組かと思ってみたら、アニメだった。

「GA 芸術科アートデザインクラス」アニメ公式サイト

しかし、その中にちょっとだけ、画材や絵画の技法に関する知識が含まれていたりする。アニメ自体も結構面白いので (って他と比較できるほど最近は見ていませんが)、その後もずっと見ています。だんだん知識コーナーが長くなって来た感じかな。

のだめカンタービレもそうだったけど、主人公が少しずつ成長して行くのを見るのが好きだというのもあります。同じように推薦で録画されていた「夏目友人帳」も、主人公が少しずつ周りの人と触れて溶け込んで行く話で、結局続編も含めて全部見たのでした。

2009/09/05

ステッチ・バイ・ステッチ展に行って来た

こんにちは。リロです (ベタでごめん)。

アップルストアだけのために遠くまで出掛けるのもばかばかしいので、あわせて行って来ました。


ただしくは、「ステッチ・バイ・ステッチ:針と糸で描くわたし」展 (Tokyo Art Beat, 東京都庭園美術館 展覧会情報)

東京都庭園美術館は、原美術館と同様、邸宅を美術館として使っている。この展覧会はその特徴を生かしたものになっていた。

最初に手塚愛子の作品が目に入る。右にはホールの天井から部屋を二分するように垂らした作品。正面奥には床一面を作品が覆っている。

右手の作品は、全体は大きいクリーム色の布地の作品なのだが、30個くらいの区画それぞれが赤い糸一色で線画のような刺繍をしたもの。解説に裏も意味があるといったことが書かれていなければただ大きいだけの作品かと思った。というかこちらが裏で反対側にはもっと壮大な作品になっているのかと思った。

それはある意味であたっていた。裏に回ると、息を呑んだ。それぞれの部分から無数の処理されていない赤い糸が出ており、それが束ねられて天井でまとめられ、そこから今度は真下に糸が垂らしてあり、その先は床に広げられている。


言葉ではうまく説明できない。画像を探したら、model-styleの記事"『Stitch by Stitch ;Traces I Made with Needle and Thread』針と糸で描くわたし"にあったので引用する。一つの区画からこれだけの糸が出ていて、これが30個くらいまとまったものがホールの半分の空間に渡されている。

追記: 西新宿ケンジタキギャラリーで手塚愛子展「落ちる絵 - あやとり」が行われている。やはり裏側も意味のある作品になっている。 9月9日終了。

刺繍によるアートというというと、伊藤存の金魚が思い出される。というかそれしか知らなかった。今回伊藤存も入っているのだけど、金魚のモチーフはなかった。それはそれでいいのだけど、ちょっと他の作品に比べてインパクトは弱いかなと思った。

メインビジュアルになっている清川あさみのComplexシリーズは、写真に刺繍をしていったもの。"Complex-Hair"だったかな、髪を強調したものにどっきりさせられた。

清川あさみは、ルックスがいいし、ミュージアムショップにあった作品集などでも結構それを前面に出している (といううか他のアーチストがあまり出したがらないだけだと思うけど) と思ったら、元モデルなんだね。

Spiral Online Store
ものかたり vol.4:清川あさみ

Woman.excite (2007年7月23日)清川あさみ『人魚姫』 テキスタイル原画作品展
http://www.asamikiyokawa.com/ (音が出ます)


庭園美術館はその名の通り庭園がセールスポイントで、和風庭園と洋風庭園が含まれている。ここから一歩外へ出ると首都高速が通っていて、その音は聞こえて来るのだけど、隔絶された空間のような感じがする。写真を何枚かおきます。

2009/09/01

珍しいキノコ舞踊団

今回Good Design Expoで初めて見たけど、面白かった。

今回のパフォーマンスは
[ moonbell × 珍しいキノコ舞踊団 × d.v.d ] ライブパフォーマンス
と銘うたれています。


オープニングトークが終って、パフォーマンスの準備中。広いスペースを確保しています。

こちらはかぶりつきの位置を確保して待機中。



なかなかはじまらない、と思っていたら実は始まっていました。

この映し出された映像が、moonbell。左記リンク先によれば「moonbell は月面の地形情報を音で聴くプロジェクト」だそうです。



そして、d.v.d = drums, visuals,drums。「2台のドラムと映像を同期させ生まれるのは、“楽器が映像を操作し、映像が曲を奏でる”音楽を超えたライヴインスタレーション!」... すみません、映像とリンクされていたのに気付きませんでした。



そして、珍しいキノコ舞踊団の皆さんも出て来た ...



... と思ったらいなくなりました。ステージではなく、展示会場のほうへ行っちゃったようです。モニターには会場の様子が映し出されていました。



待っていれば戻って来るのでしょうが、展示会場のほうが気になって、確保したかぶりつきの位置を放棄して会場に行って来ました。



こんなこともやっています。



ステージの方に戻ってきました。これは人の頭越しに撮ったものだけど、やっぱかぶり付きで待ってた方がよかったかな。



この後は最後まで見ずに離れちゃったのだけど、モニターをみると、オブジェを抱えたり、観客に近寄ったりしていたようです。結構長いこと続いていたので、見てたとしても最後までいれなかった気がします。

という訳で続きはWebで。→ ビデオ (音が出ます): オープニングセレモニーライブログ2
(グッドデザインエキスポ:ムービーアーカイブより)

それからこのビデオはカメラの切り替えやエフェクトが多く、パフォーマンスの把握がしづらいと思いますので、YouTubeにあった別のパフォーマンスを載せておきます。





2009/08/31

Good Design Expo 2009

こんにちは。みんな選挙へは行ったかな? うちの投票所は別に並んでなかったよ。

昨年に引き続き初日にGood Design Expoに行って来ました。すみません、もっと早く記事を書けば良かったのだけど。

初日は18:00からで、これは開場を待つ人の列。去年より多いような気がします。








エントランスに掲げられているバナー。Welcome Installationと名付けられていたんだ。フラッシュムービーのようになっていて、この写真は文字が上から落ちて来るところ。もしかしたら中村勇吾作品かも。

今年は「デザインを語る」ということがコンセプトにあるそうで、いたるところで吹き出しがモチーフに使われている。





もう一つのポイントは「赤」で、この経済状況を表し ... いや、この経済状況の中で、みんなにエネルギーを与える色として選んだ。

... と審査委員長の内藤廣氏がオープニングトークで述べられていました。











この後、[ moonbell × 珍しいキノコ舞踊団 × d.v.d ] の3組のジョイントというか融合によるライブパフォーマンスがありました。

これはこれで良かったけれど、やっぱり昨年のように、デザインを語るトークショウのようなものがあると良かったと思います。→ 「珍しいキノコ舞踊団」

その他の写真は下記に置きました。
PicasaWeb: Good Design Expo 09/08/28

追記: 同じく参加された方

言壺。さん: グッドデザインエキスポ2009 [トラックバックもいただいています]

2009/08/15

ウッドストックから40年 - 歴史の証言者

こんにちは。スヌーピーです (ウソ)。

先日「ウッドストックから40年」でファッションのことをとりあげたのだけど、今日がちょうど40周年なんですね。

ウッドストック・フェスティバル - Wikipedia
ウッドストック・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)は1969年8月15日(金)から17日(日)までの3日間、アメリカ合衆国ニューヨーク州サリバン郡ベセルで開かれた、ロックを中心とした大規模な野外コンサート。

NBCニュースで関連の話題を取り上げていました。

NBC News (video) - Looking back at Woodstock

サウンドトラックアルバムのジャケットを飾ったカップルとその写真を撮った写真家が初めてあう話。ウッドストックに思い入れはないけれど、こういう歴史的イベントに参加したというだけでうらやましい気がする。写真が時代のシンボルとして残って、その後結婚して、今 "still married" なんて祝福されている (笑) っていいじゃないですか。

ニュースに出てくる観客の映像も興味深いですね。当時の熱気が伝わってきます。今こんなに熱くなれるものってないような気がします。自分が若い頃もそうだったような気もするけど、それはそれなりに楽しかったけど。

過去記事: 歴史の証言者
2004-09-19 - 江夏の21球
2005-03-15 - ロック編
2005-03-16 - マンガ編
2005-09-20 - 万博編
2006-06-21 - ドイツ統一編

追記: やっぱり参加したことがいばれることなんだね。

NBC News (video) - Many still proclaim, 'I was at Woodstock'
from NBC News (text) - Across festival circuit, Woodstock's legacy felt
-- 興行的には成功だったが兵站は悪夢。今の夏フェスでは教訓が生かされている。

Siegfried and Roy: The Magic Returns.

Story 2009.02.04Siegfried & Roy: 'The Magic Returns'

Video 2009.03.06
Part 1: Siegfried and Roy: The Magic Returns.
Part 2: Siegfried: Roy 'Was Clinically Dead'
Part 3: Roy's Recovery, Siegfried's Despair
Part 4: 'The Spirit of Siegfried and Roy'
Part 5: Siegfried and Roy's Triumphant Finale

追記: ビデオはリンク切れですね。

Guitar Hero

Les Paul氏のご冥福をお祈りします。

訃報:レス・ポールさん 94歳=米ギタリスト、エレキギター「レスポール」生みの親 (毎日新聞 2009年8月14日 魚拓)

NBCのニュースに出ていて、生涯の紹介とともに、90歳を過ぎてクラブで演奏する姿が映し出されていた。その姿が魅力的だったのでサイトに行ってみた。

下記はAP配信によるテキスト。ビデオは文中にあります。

MSNBC 2009.8.13 Guitar legend Les Paul has died at 94

ギターのモデルとしてしか名前を知らなかったのだけれど、多重録音とかも含めて音楽シーンを変えた人だったんですね。ミュージシャンであったことも知りませんでした。

さらに1ページめの最後の方に、5年前のインタビューのビデオがあります。ケイティ・クーリックがNBCにいたときのだ (インタビューは別の人)。

最後にYouTubeから"How High The Moon"。関連動画のところに奥さんとの共演もあるよ。







やはり上記の関連動画で知ったのですが、"Les Paul - Chasing Sound!"というドキュメンタリーフィルムもあるんですね。
Les Paul - Chasing Sound! - trailer