2005/02/19

相続税払ってから言ってね

こんばんは。宮本信子です (ウソ)。

いずれ出るだろうなとは思っていましたが、

毎日新聞 2005年2月19日
コクド株問題: 堤義明氏の弟・康弘氏が会見 (リンク切れ)

帰属不明の株は自分達が相続すべきものらしいです。で、その帰属不明の株というのは何かと言うと
関係者によると、有価証券報告書の虚偽記載が問題になった西武鉄道株は当初、康次郎氏が保有していたが、相続税対策のため57年ごろ、元従業員らの個人名義に分散した。株は大量の印鑑とともにコクド総務部で保管され、堤前会長に引き継がれたという。
のことですよね。

「相続税対策」って「脱税」というのじゃないでしょうか。まずこのときの相続税を払って、残りを相続してもらえばいいんじゃないでしょうか。もちろん40年分の重加算税も。どれだけ残るか知りませんが。あ、株はほとんど流通してないので当時の株価で計算しても意味がないかもしれませんね。その場合は会社の総資産で計算すればよいかと思います。

時効?

たとえ国税庁が許してもこのuedaが許しません。

2 件のコメント:

KEN-NYE さんのコメント...

こんにちは。ご無沙汰してます。厳密には法律違反でないなら「脱税」ではなく「節税」ですね。相続税は大資産の世襲を防ぐためにあるはず(と私は思っている)のに、それを逃れてもらっちゃ困りますね。消費税なんか逃げられないんだから(しかも大企業とかは払ってない)。まあその前の「元社員らの個人名義に分散した」って時点で策略的だな。名義貸しした元社員らってのは「これはワシのもんだ〜」って文句言ったりしてないんでしょうか?

yoshihiroueda さんのコメント...

★KEN-NYEさん、まきこさんのところでよくお会いしますよね(笑)。私これを「節税」のレベルではないと思っています。名義貸しした元社員にもそう主張してほしいですよね。所得税を払って(これに重加算税をかけるのは可哀想ですが)、その人たちの所有にするという選択肢もありますね。いずれにせよ堤家のものじゃなくなるだけで西武自体はつぶれないので、他の個人株主にとってもいいことなのではないでしょうか。