SOTOKOTOって雑誌、環境問題に関心のあるウエダさんとしては以前から気になっていたんですが、売っているところがあまりないのと、なんか「ただのファッション」という懸念と抵抗感があって、今まで手にすることがありませんでした。先日技術雑誌を買おうと思って本屋に行ったら、売ってありました。
特集は「読めばゼッタイ実践できる ロハス的生活100のヒント!」
実はLOHASという言葉も気になっていながら知りませんでした。"Low なんとか" で環境負荷が低いか健康によい食品かなにかと思っていました。なんだろう、という訳でついでに買ってみました。
表紙をめくると、最初に「世界初のエコ・ファッション・マガジン」って書いてありましたよ...
ところで、LOHASという言葉は同誌によると
世の中、ロハス一直線! アメリカ西海岸からやってきたLOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability=健康と環境を愛する生活)という考え方は、日本で「ロハス」と親しみやすいカタカナになり、敏感なヒトたちが、どんどん、そのスタイルを取り入れている。「ロハスを始めたい、でもどうしていいか分からない」。焦らなくても大丈夫、そこで今月のソトコト。というわけで、こんな人達が語っています。
... みんな自分の好きなことを語っているだけのような気が... 「健康」はまだ分かるけど「環境」はどこ? 「旅」担当ロハスピープル高城剛なんて、行く場所によって携帯を使い分けるとか、iPodとノイズキャンセリング・ヘッドホンで音楽を聴いていたほうが旅先の風景も雰囲気も満喫できる... って。なんだかなー。
ロハスという言葉に戻ります。"Sustainability"は本来「(環境を破壊しないで資源開発が) 継続できる」で、その意味では「環境 (を愛する)」という訳でもいいんですが...
だいたいロハスがアメリカで始まったと言うこと自体がうさんくさい。アメリカ人が言ったとたんに、「持続可能性」は「子孫もこの地球環境を享受できる」という意味ではなく、自分が「実行を持続できる程度のことしかやんない」と言っているように聞こえる。って偏見ですか。
雑誌自体は「環境保護」という先入観をもたなければ楽しめると思います。800円でハワイアンのCDもついてる。
「食べることの大切さを学ぶことを保育時間に上手に取り入れている」八王子ふたば保育園の記事は興味深かった。「最近は親のほうが料理しなかったり、ということもありますので、子供たちを通して、食べることの大切さを伝えたい」という園長先生の話がおもしろい。でもそんな親がここに子供をいれるのかなあ。
2 件のコメント:
いつも興味深い雑誌の紹介、楽しみにしております。:-)(NYに移住してから?)環境コンシャスな坂本龍一氏が当然のことながら登場してますね。ハリウッドの俳優やロック・ミュージシャンも、セレブになった途端に環境コンシャスになるなーなんて、つい穿った見方をしてしまいます。(^^;
★fumi_oさん、環境問題を解決するためのキーワードが「文化」=「共通の価値観」だと考えているので、有名人が良い影響力を与えるならばそれはそれでいいと思うんですけどね。私のグリーン購入リストなんて発表して、私はこういう理由でこの会社の製品は使いません、この会社のCMは出ません、なんていうと影響力強いと思います。でもできないよねえ。スティング(私は好きなんですが)も自然破壊の無用の長物シーガイアのCMに出ていたことで批判されましたね。
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