柳沢厚労相の発言
15〜50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない確かに普段からそう思っているから出た発言なんだろう。
「産む機械」発言の厚労相、与党にも辞任論 (2007年1月31日 読売新聞)
しかし、笹川尭党紀委員長のいう辞任すべき理由が「国会答弁のたびに頭を下げ続けることになる。内閣支持率も下がるばかりだ」というのは、どういうこと? 結局この人も本音では同じ考えをもっているってことじゃないの?
しかし、「産む機械」と考えている点では、この人も同じだろう。さらには「生きているってのは無駄で罪」とまで言っているのだ。
石原都知事発言、地裁が批判 女性べっ視 「憲法と相いれない」 (2005年2月25日(金)「しんぶん赤旗」)
この人に対して辞任の要求が出なかった (出ても強い声にならなかった) のは、結局選挙が近いか、その選挙で票がとれるかどうかしか頭に無いということだと思う。
ホワイトカラーエグゼンプションも引っ込めたのは選挙前だからであって、選挙後にまた出てくるんだろう。共謀罪もずっとくすぶったままだし、選挙が終ればOKというのは本当に国民を蔑ろにされていると思う。
4 件のコメント:
少子化対策=産めよ増やせよって思ってる議員は多いのでしょうね。頭悪すぎます。
男性も育てる社会にならないと出生率は格段に改善することはないでしょうね。実は自分がいなくても、会社も社会も何とかして動く。だから、自分は自分のその時生きるべき場所に生きて行こうということを、男性も女性も思うことができるようにならないと難しいですね。自分がいないと仕事が回らないような仕事をしているのも、そうさせている組織も、実は非常に考えものだと感じます。この大臣にこういう発想の一片でも理解できるかと言えば、そう想像するのはとても難しいとも思いました。
★ そふぃあさん、頭悪いっていう以前に、「頑張ってもらうしかない」って、対策を考える姿勢を放棄していますよね。少子化は、福祉問題であって、労働問題でもあるのに、その担当大臣の資格が問われると思います。
★ らふぃさん、男は(人間は、なのかもしれないけど)自分がいないと仕事がまわらないと思いたい生き物なのかもしれないです。自分を振り返ってそう思います。男性も育てる社会は、むしろ、男性も家庭に必要とされているという認識のほうが効果があるかもしれません。いずれにせよ、この大臣にはそういうところから考える能力も姿勢も欠けているのではなかろうかと思います。
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