2007/03/21

実はね…

こんばんは。可愛いアイシャです... ごめん。

Raphieさんの"From the Bottom of My Heart by Stevie Wonder"をみた瞬間、
"I Just Called to Say I Love You" を思い出したんです。ここで、"from the bottom of my heart"という表現がでてきます。
I just called to say I love you
And I mean it from the bottom of my heart
らふぃさんが紹介されていたのは新しい曲だったんですね。この曲の存在自体は先週のSMAPの番組で知っていたのですが。

3/15NHK 「ジュークボックス英会話」は 「実はね…の気持ち」。Stevie Wonderのこの曲 ("I Just Called to Say I Love You"のほう) がとりあげられていました。

この曲は、Stevie Wonderの曲の中でも好きなものの一つで、やはりらふぃさんが"You are the Sunshine of My Life"を取り上げた時に、コメント欄にそう書いたのでした。そこから抜き出してみますね (一部誤字脱字修正)。
新年って訳でもないし、チョコレートを贈る日でもない。
結婚式のある6月の土曜日でもない。
...
なんの変哲もない普通の日だけど、
君に "I love you"って言いたくて電話したんだ。
君のことをどんなに思っているか伝えたくて。
先に出した"I meant it from the bottom of my heart"を含むフレーズはこの続きです。訳としては「心の底からそう思う」くらいにまとめたほうがいいんでしょうけど、意図的には、「いや、ただの美辞麗句じゃなくて、心の底から思ったことを言ったんです」という感じでしょうか。

「ジュークボックス英会話」では、ここであげたような、歌詞の構図 (= 特別な日を列挙して、どれもあてはまらない普通の日だけど、"I love you"と言いたい) を中心に据えた説明で、マーティ・フリードマンも絶賛していました。

それ以外にもいくつか特徴的な表現をとりあげていました。

what it is is something true
"is"が重なってへんなんだけど、最初の"is"は”what it is”の一部で、「それは何かというと...」という形。実は今回の番組のタイトル「実はね…の気持ち」の「実はね…」という意味あいです。

Made up of these three words that I must say to you
君に言わなくちゃいけない、3語からできたもの... "I love you"ですね。番組では「言わなくちゃいけない」の部分も、「義務」ではなく、「内面から動かす力」みたいな説明をしていました。

この3語はあとでも出てきますね。
To fill your heart like no three words could ever do
これ以外のものでは決して君の心を満たすことができない3語

どうです。前にも書いたと思いますが、こういうのが分かりたくて英語を勉強した、というのは言いすぎですが、こういうフレーズが一部になっているんだと実感します。
覚えても使えてないじゃん、というご指摘は要りません。

ところで「ジュークボックス英会話」再放送は明日3/21 午前6:50〜7:10 と 午後 0:10 〜 0:30、教育テレビです。明日は祝日なので、お昼は見れますね。この「ジュークボックス英会話」は3月で終わりなんですよね。残念。サラリーマンNEOみたいな小芝居が面白かったのに。次はOlivia Newton-Johnの"Physical"、最後はQueenの"I Was Born to Love You"ですよ。

2 件のコメント:

raphie さんのコメント...

大事なところを訳していなかったとは…!どうもすみませんm(_._)m。「ジュークボックス英会話」終わってしまうんですね。切り口としては、色々な世代の方に英語にもう一度興味と親しみを感じてもらえる良い番組だったのではないかと思うのですが…。残念。学校で習った英語のテキストには堅苦しいものが多かったのですが、でもそんな中にも日常の心の動きを表すために使える表現も多く含まれていた気がします。仮定法なんて難しく習いましたが、実は英語の敬語表現の基本で、日常的に人間関係を円滑にするために使いまくりです。歌の世界にあらわれる心の機微にも使われますし…。言葉というのは、気持ちや思いを表す道具という意味では形を問わないですね。歌というのはそれを気づかせてくれる大切な切り口だと思います。特にスティービー氏のように場所や文化を問わずに共感を呼ぶ人の気持ちを描いたものには、なおさらその思いが深まります^^。TBありがとうございました!

yoshihiroueda さんのコメント...

★ らふぃさん、私は"I Just to Call to Say I Love You"のことしか書いてないので、らふぃさんが訳していないところを書いている訳じゃありません。分かりにくい表現を少し直しました。学校で習った英語は、基本的に文法が中心だったような気がします。授業ではそこに含まれた感情も教えていたのだけど私がそういうふうに受け止めていなかっただけかもしれません。その意味で洋楽ポップスはいい勉強のマテリアルだったのですが、今は音楽的にJ-POPで足りていて洋楽を聴く人も少なくなって残念という気がします。