おはようございます。"Water Business"って最近はどっちの意味が優勢なんだ?
タイトルはビッグイシュー 73号の特集のタイトル。
水が豊富な日本で、「水」が赤字、ってどういうこと? と思いますよね。水が輸入超過という意味です。それは、エビアンやコントレックスの輸入は多いけど、日本の天然水が輸出されていないという意味でもありません。
問題にしているのは「ヴァーチャルウォーター (間接水)」。輸入される農作物、食肉などを育てるのに使われた水を示す言葉です。つまり、農作物を輸入しているということは、輸出国の水を使っており、間接的にその水を日本で消費しているという意味になります。
この言葉を聞いたのは実は今回が初めてではないのですが、最初に聞いた時は、そのための代金を払っており、それらが輸出国の収入、生活向上に役立っている訳で、問題はないんじゃないのと思っていました。アメリカがCO2の排出権を買わずにCO2を排出することで、実質的に搾取を行っているのとは全く違うと思っていました。
確かにそれは間違っていないのだけれど、地球全体を考えてみると、利用可能な水が減少している訳で、そのうち間接水として輸入出来る水も少なくなってくるということを意味します。間接水として輸入出来なくなるというとそんなに逼迫感はないですが、食糧が輸入出来なくなるということを意味する訳で。
海外で「水を育てる」という視点が必要なのだと思います。
「水」に関してはもう少し続けます。
2 件のコメント:
地球全体で利用可能な水が減少していることと、【海外】で「水を育てる」という視点がボクには難しすぎてワガンナイでつ^^;
★ 104hitoさん、本文ははしょり過ぎでしたね。日本には水は十分ありますが、海外には砂漠化が進行しているところが多いです。そういうところで日本の技術と資金援助で砂漠化を食い止め、耕作ができるようにし、その国の人々が生活できるところまでいって余裕が出るようになったら日本向けの食糧に回して行く。こういうことを順次拡大して平和な世界を広げて行く... というようないつもの夢想です。
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