おはようございます。みなさん、水に「ありがとう」って言ってますか?
今回もビッグイシュー 73号の特集「"水"赤字国、日本」から。
水の豊富な中国南部に対して、北京を含む中国北部では水不足に悩まされており、人工降雨が盛んだと言う。雨雲に対して沃化銀を地上から大砲で撃ち込んだり、飛行機で撒いたりする。
雨雲があったら自分の周辺に雨を降らせるということで、川の水や地下水の争奪戦だけでなく、雲まで争奪戦が繰り広げられているという。お金の大小によって水を確保出来るかどうかが決まる、ということであると指摘している。
これは中国国内の争奪戦だが、国土の狭い国が集まっているところでは国同士の争奪戦が起きる可能性があるということになる。そうなってくると本当の戦争に発展する可能性だってあるだろう。
以前聞いた話だが、アスワンハイダムなどの大規模開発では、気候さえ変えてしまう恐れがあるという。あからさまな収奪ではないので、環境に悪影響を受けた国にとっては正面切っての批判はしにくいだろうが、特に小国が影響を受けた場合には死活問題であろう。
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