2007/08/01

反省していると言うんだったら...

... 強行採決で成立させた法案は全部もう一度やりなおせって。

小泉にもらった絶対多数をそんなふうに使う人間には危なくて任せられない、というのが国民の声だと思う。

内閣改造で済ますというのは、結局「閣僚の選択」に関してだけ反省しているということだろう。失言大臣とか汚い金に手を染めている人間とか多くて、さんざん「任命責任」を問われたから、それが強く印象に残ってるんだろう。僕悪くないもん、って感じか。

もう一度最初の主張に戻る。強行採決で成立させた法律をやりなおす (勝手に廃案にできる訳じゃないから、教育基本法再改正案などを出して行くということ) ことによって、民主主義を大事にすること、「美しい国」のあり方の実践を提示できると思うのだ。国民はその姿に感銘を受けるだろう。

逆にそうでなければ、次の総選挙まで内閣改造で誤摩化す今のイメージを引きずったままだろう。

というのは正論過ぎて... 実はもうひとつ方法がある。もう下手なことはせず、徹底的にみんなからいじめられて同情票を集めるという方法。出す法案はことどとく参議院で否決されるようにしむけ、小沢民主党に対する不信感、嫌悪感を醸成する。やっぱり反対するしか能のない政党だというイメージを焼き付ける。

どっちも難しいか。

2 件のコメント:

nsudou さんのコメント...

うーむ。難しいと思いますよ。強硬だろうが採決した法案は、少なくとも現法に則っているわけでしょ。これが民主主義でしょ。それを否定するなら、参院の野党多数だって何の意味も無いでしょ。法案は通らんよ。

yoshihiroueda さんのコメント...

★ nsudouさん、私は強行採決された法案は無効だ、と言っている訳ではないんです。「反省しているというんだったら」という条件付きで、何を反省しているのか分るような態度で示す方法を提案しているのです。どうも「反省している」と言うこと自体が「反省」そのものという風潮が気になります。「反省だけだったらサルでもできる」って言葉のせいでそういう風潮ができあがっちゃったのかも。