2007/11/30

どぉぞ

IATテスト
意識的に他者から何かを隠していることと、意識せずにあなた自身から何かが隠されていることの違い ... この両タイプの隠蔽を見破ることを可能にします。
だって。

Via Wired Vision 2007年11月29日「隠された偏見をチェックできる」と謳うオンライン・テスト

で、テストを受けるにあたって、心構えが書いてある。
私は、IATテストを受けることによって、自分自身では納得ができないような結果を得る可能性があることを認識しています。そのうえで、
次に進みます
今は回答をする元気も結果に耐える元気もなさそうなので、あとで ... とも思ったのだけど、みんなにやらせて自分はみてるだけというのも卑怯だし面白くもないので、やってみた。

ジェンダー・IAT
あなたの結果は、女性と科学ならびに男性と人文学という結びつきよりも、男性と科学ならびに女性と人文学という結びつきに対してわずかな連合を示しました。 
上で報告されたあなたの結果は、あなたが受けたIATでの順序効果に関して既に補正がなされています。 
女性の名前と科学に関するトピックを同じキーに分類する時よりも、女性の名前と人文学に関するトピックを同じキーに分類する課題の時の方があなたの反応が速かった場合、「女性と人文学との間の強い自動的連合」と判定されています。逆に、男性の名前と科学に関するトピックを同じキーに分類する時よりも、男性の名前と人文学に関するトピックを同じキーに分類する課題の時の方があなたの反応が速かった場合、「男性と人文学との間の強い自動的連合」と判定されています。 あなたの結果が示した反応の差異の大きさに応じて、「強い」「中程度の」「わずかな」もしくは「ほとんど無い、あるいは、無い」のいずれかとして記されます。
日本語としてこなれていないけど、要は「男性は科学、女性は人文学」という偏見がちょっとだけあるということですね。

でも「男性と人文学、女性と科学」の相関を図るテストがあとにあって、というのは先に行った「男性と科学、女性と人文学」の相関を図るテストで慣れたものの反対になるので、正解率が下がって時間が余計かかったのも当然ではないかと思った。しかし第2段落は「それは織り込み済み」っていうことなんだろうな。

人種的偏見のテストは怖くてできない。というかやってもたぶん公表できない。
カテゴリは「息抜き」にしたけど「息抜き」になりませんでした。

2 件のコメント:

raphie さんのコメント...

対象の両者間には自分の偏見度合いに隔たりはないと信じて、人種的偏見テストを試しました。1度目の結果に疑問を感じて、もう一度やってみました。1度目と2度目で、それぞれの対象に「わずかな自動的な選好を示した」と出たのですが、どうもテスト慣れの問題もあるようで。1度目と2度目で、条件と対象を組み合わせて出てくる順番が逆になっていたのです。テスト紹介のリンク先の方と同じで、後半の方に時間がかかりました。私の場合は、このテストの順番に結果が左右されたのかなぁという気がしてなりませんでした。

yoshihiroueda さんのコメント...

★ らふぃさん、本文で慣れに対する補正はなされているんだろうなとは書きましたが、らふぃさんのように同じテストを複数回やったり、別のテストをやったたととか、慣れの影響は補正しきれないんじゃないかと感じます。また、私は「天文学」を「人文」のほうに選択しちゃうというのが何回かあって、言語の影響もあるだろうなと思います。むしろ言語から概念にマッピングして概念間の相関をとるよりも、言語表層の影響の方が大きいかもしれないと思います。