オバマ当選はもう揺るぎないものと思っていたので、そのニュース自体には感慨を受けなかったのですが、下記を読んで当初の期待を思い出しました。
404 Blog Not Found:惰訳 - Barack Obama's acceptance speech in full
"Yes We Can"の"We"は、オバマ支持者、民主党支持者から、アメリカ全国民の意味になったんだね。みんなでアメリカを作って行こうという。
オバマ自体は最初からそのつもりだったのに私が気がつかなかっただけかもしれないけれど。
ケネディの
あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか。という言葉を思い出した。
成果はすぐには出ないだろう。
しかし、姿勢は変えられる。
アメリカの安全、繁栄のために世界の犠牲は仕方がないという考え方も改まって行くのではないか。
そう期待したい。
らふぃさんの記事を見て、マケインの敗北宣言も見ておかねばならないと思っています。
→ 追記: これも弾訳で読みました。負けても崇高です。皆さんが言われていることですが、これがマケインの本来の人格なんでしょうね。
追記: オバマのスピーチに対する感動を述べている皆さん
ハリーさん: なかなかのもんだ世に倦む日日: オバマ勝利プロス・アンド・コンス - 歴史的演説と「最後の将軍」
-- 感動的な演説は歴史に残るものと評価しながらも、選挙人獲得数では圧勝だが得票数はそれほど差がないことには懸念されています。
スポンタ通信2.2: 日本人は、オバマ大統領の勝利宣言に感動してはいけない…。
-- 感動してはいけないと言いながら感動してるんだけどね。これはアメリカ人に向けたメッセージであることを忘れてはいけないということ。
おまけ: Twitter - BarackObamaより
We just made history. All of this happened because you gave your time, talent and passion. All of this happened because of you. Thanks
4 件のコメント:
うちの母親でさえも、オバマ氏の演説には感動したと言ってました。アメリカ国民自体が変わりたいと望んでいるのでしょうね。インドネシアで暮らした経験というのも、アジアの現実を知っているという意味で期待したいです。
★ すぷりーさん、こういう演説が求められて評価される国はいいと思いますね。日本は首相がやめても「あーあ」だし、誰がなっても同じというあきらめムードですから。今後のアメリカには本当に期待したいです。今の熱狂をただの熱狂で終らせないで欲しいと思います。
TBありがとうございます。マケインはひたすら共和党主流派(ブッシュ政権を支持したグループ)に足をとられていたと思います。本人の政策は決して悪くはなかったし(イラク戦争については、治安維持の責任を果たす意味ではマケイン案の方に現実味を感じます)、ようやく最後のこの演説で見られたような高潔な人物なのですが、ともかく共和党内部の一本化における表に見えてこない苛立ちがそこここにあるのだろうと感じていました。本当はいやいや組んだのでしょうに(党内主流派を納得させるために)、ペイリン氏のこともよくかばいました。マケイン氏にもまだまだ活躍して欲しいです。
★ らふぃさん、
選挙戦の終わりになって、もう勝てないという感じになってから、アメリカ人のヒーローであるマケインというような扱いになっていましたね。私はベトナム戦争へ行ったことしか知らなかったのですが、長年捕虜として耐えたんですね。
マケインは予備選のころは、おもしろいことをいうおっさん扱いだったですよね。
http://video.aol.com/video-detail/mccains-secret-weapon-is-humor/493153364
今後は塩爺みたいな敬愛されるおじいちゃんになれるのではないかと思います。
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