2005/07/17

Podcastingで英語の勉強

こんばんは。英語力が落ちているのを確認するのが恐くてTOEIC受けられないウエダです。しかも出題形式がかわるそうで...

それはともかくとして

Podcastingという言葉は昨年から話題になっていましたが (Wired News 2004年10月8日「ネット音声をiPodで聴く『ポッドキャスティング』」)、iTunesが4.9で対応したことと、その段階で配信局が豊富にある (3,000以上あるそうです) ことで、急にホットになりましたね。

どんな局があるかまだよく分からないので、iTunes についているポッドキャストディレクトリをみると、お勧めの局がトップに載っているので、有名なものをいくつかsubscribeしてみました。ABCNews.com, ESPN.com, Disney Insider, iTunes New Music Tuesday ...

まだ英語の局ばかりのようです。聴いてもさっぱり分かりません。愕然。ABC NewsではSteve Jobsのインタビューがあって、Podcastingについて語っているようなんですが...
しかーし、私にはiPod shuffleがある。iPod shuffleにコピーして、通勤時に繰り返し聴いていれば少しは分かるようになるんじゃないかなあ。

と思って実行しはじめたんですが、通勤時に座れると寝ちゃうのでした ..._| ̄|○

ところで、「PodcastをiPodにシンクする」とあるんですが、その方法がよく分かりません。結局マニュアルでコピーしています。誰か教えてちょーだい。iPod shuffleは対象外なのかなあ。

2005/07/15

テレビにぶろぐ

こんばんは。拙者根っからのTVっ子でございます (ウソとも言い切れない)。

あざらしサラダさんで、めずらしく「息抜き」カテゴリの投稿がありました (「♪テレビ欄占いは愉快だね」)。あ、あざらしサラダさんでは「無駄話」ってカテゴリなのか。それに珍しいというのも私の気のせいのようでした。

テレビ欄占い、私も早速やってみました。名前と生年月日入れるだけですよ。

地味ーなTVKになることを心配したのですが、...

2005/07/13

やばい日本語力 (この「やばい」は正しい使い方)

こんばんは。金田一秀穂です (ウソ)。

昨年「言語は生き物、だけど...」で話題にした「国語に関する世論調査」。毎年やっているんですね。

毎日新聞 2005年7月12日
国語世論調査:慣用句は20代以下の方が正しく使う!?

まだ文化庁のホームページに発表が出ていないので詳しいことは分かりませんが、今年は私が分からないのは入っていないように思います。

でもちょっとびっくりなのが、「汚名挽回」(正しくは「汚名返上」)、「枯れ木も山のにぎわい」などで間違えている人の多さ。これって間違いをネタに楽しむもの (誤用辞典によく載ってます) で自分で間違っていてはしゃれにならない。さらには、中高年のほうが正解率低いというのはどゆこと?

NHKテレビでは、「ビートルズ世代が今の50代、60代になっている」という解説がなされていました。うーん、ビートルズよりもマンガ世代、全共闘世代と言ったほうがいいかもしれませんね。大学ではバリケードの中で少年マガジン読んで投石していた人達。まあ大学で慣用句は教えないと思いますが、慣用句なんて受験のために学ぶのではなく、大人になってからも少しずつ身に付けていくものですよね。

「やばい」の今の使い方を知ったのは、V6が「おいしい」という意味で使っていてびっくりしたのが最初でした。でもこのときは「やばいくらいにうまい」(= 「こんなにうまいもの食べちゃあ、これから普通のもの食べられなくなるよ」) という意味で使ってるんだろうなあと好意的に解釈していました。違うのね。「かわいい」と同じくらい何でも使うんですね。

やはりNHKの解説では「すごい」も昔は「ぞっとするほど恐ろしい」という意味だったが今は「すばらしい」の意味になった、と言っていました。そうかな。まだプラスにしてもマイナスにしても「程度が飛びぬけて高い」という意味のように思うのですが。そういう意味では「やばい」が何でも使えると言うのは、程度がとびぬけている様をあらわしているようにおもいます。

それから「微妙」。「本来は、言い表せないような細かい複雑な様子を示す」のならば、「いいか悪いかの判断がつかないときに使う」のは誤用とは言えないと思うぞ。でも実際の使用のされ方は「悪いと言いたいんだけれども、断定するほどでもないし断定するとまずいので、なんかいいところも探さなきゃ」って感じですか。

ところで、PRESIDENT2005年8.1号は、特集:実証「話し方」。なんか「頭がいい人、悪い人の話し方」みたいで、ちょっとやな感じですが、「知らずに恥かく「間違いやすい日本語」辞典」なんてページもあります。ここにはちょっと惹かれた。明日買ってみようかな。うちには校正の天才がいて、間違いがあったらすぐに目に飛び込んでくるのだ。私もときどき恥ずかしい間違いをしてますし、気をつけないと。とくにこういう夜中に書いているのはやばいのだ (この「やばい」は正しい使い方、ってしつこい)。

コメント
 Commented by sofia_ss at 2005-07-15 18:29 x
日本語は変化していく言葉ですけど(よく言えば活きてるってことかしらん)どう考えても、それは使い方違うでしょ?ってのも、ときにはありますね。言葉自体もそうだけど、表現の選び方も・・・。最初から敬語で日本語習ってる外国の方のほうが、綺麗な日本語を使ってますねぇ。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-16 02:31 x
★そふぃあさん、
言語はコミュニケーションの道具ですから、使い方が違うことによってコミュニケーションがとれなかったり、逆の意味に取られてしまったりしては役に立ちませんよね。一方で、(若者同士を含め)ムラ社会ではその中で通じる符牒などで通じることも多い。ムラ社会に篭って生きてきた人よりも、日本語習ってる外国人のほうが、綺麗な日本語を使うようになるのは当然かもしれません。

2005/07/11

Live 8

おはようございます。4時ごろ目を覚ましてふとテレビをつけてみたらLive 8をやっていました。

でも4:10までで、最後の"Long And Winding Road" (Paul McCartney) しか見ることができませんでした... トホホ。

もっと大々的に告知しておいてくれよ〜。

その後ふて寝ですよ (追記: いや別に早起きした訳では無いのですけどね)。

追記リンク:
Live 8
ほっとけない世界のまずしさキャンペーン

2005/07/10

それは劣った特徴なのか

こんばんは。まっくろくろすけです (ウソ)。

先日「ちびくろさんぼ」の復刻に関して、何人かのブロガーの皆さんが記事にしていましたね (パイルダーオン!rkyaさん食べる・聴く n_ayadaさん)。

その後、こんな記事も出ていました。

毎日新聞 2005年7月3日
黒人差別:黒人少年の切手で火花 メキシコ、発行に支持多数/米「差別助長する」

以前には、カルピスのロゴが槍玉にあがって、結局カルピスがロゴを変更するということもありました。カルピスのロゴは、シルクハットなんかかぶっておしゃれな黒人を描いていたのにね。会社側も差別的な意識はないのにと困惑していたと思います。

これらで思うことは、
・これを差別だという人は、黒い肌は劣った特徴だと考えているのではないか
・黒人自体はどう考えているのだろうか
ということです。

「ちびくろさんぼ」は、「サンボ」という名前が差別的だという観点もありました (rkyaさんの記事でも指摘されています)。しかしそれも黒人自体がどう思っているか伝わってこないのです。瑞雲舎サイトに復刊の経緯が載っていますが、その中には「検討に検討を重ねた」とはあるのですが、黒人がその検討に関与した様子がうかがえません。

ただ今回のメキシコの切手に関しては黒人活動家から批判があがっているようですね (CNN.co.jp 2005.06.30)。
切手に描かれているのは登場人物の黒人少年で、誇張された分厚い唇と大きく見開いた目をした、人なつっこい性格の持ち主。作中では白人たちが少年の容姿やしゃべり方や振る舞いをからかって、笑いのタネにしている。
切手に出てくるのは分厚い唇と大きく見開いた目なので、彼らはこれらを劣った特徴と考えられているのかなあ。それとも元の作品の内容を問題にしているのか。

一方で、黒人ミュージシャンらが "Black is beautiful" というメッセージを出していたときもありましたね。わざわざそういわなければならないところにも、差別の歴史の影響が現れているのだと思います。

彼らがどう考えているのか、どのような変化を望むのか、そこから議論は始まるのだと思います。

コメント
 Commented by cosicosi3 at 2005-07-11 10:48 x
黒人少年を主人公にするのは、可愛いからであって
決して差別的な意味合いではないと思います。
やっぱりどこかに白人優位主義みたいなものを感じますね。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-12 01:36 x
★cosicosi3さん、
ただね、こちらが可愛いと思っても、言われるほうは傷ついているかもしれないとも思うのです。極端な話、足に障害があってびっこ引いている人に(これも差別的表現なんだっけ?)、歩き方が可愛いなんて言えないですよね。やはり相手がどう感じるのかも考慮する必要があると思うのです。これも絶対ではない。金正日が「独裁者てゆーな、傷つく」と言っても通らないわけで。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-12 01:40 x
それから白人優位主義を感じるということには同感です。白人の肌の色を白く、鼻を高く、あごを割れているように描いても、誰も差別だと言わないでしょう。

 Commented by rkya at 2005-07-12 14:48 x
きゃっ、本文に登場してるわ(照照)恐れ入ります~w
結局、問題なのは、このポストのタイトルそのまま、
白人優位主義ですよね。民族とか宗教とかに
誇りを持つのは大切なことだと思うけど、
一歩間違うと諸悪の根源。難しいな、と思います。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-13 01:51 x
★はるかさん、
確かに誇りを持つということはそれ以外を低く見るということにつながりますね。日本人の勤勉さ、繊細さを誇ると言うことは、他は怠惰、粗雑と言っているようなものかもしれません。ただ肌の色など外面的な差異を優劣につなげることがないようにしないといけませんね。

スパイウェアに気をつけろ

こんにちは。ジョニー・イングリッシュです (ウソ)。

昨日、みずほ銀行から [みずほ銀行からの重要 なお知らせ] というメールが来ていました。
「スパイウェア」にご注意ください
だそうです。

詳しい内容はウェブサイトにあります (「スパイウェアによる不正取引について」)。オンラインバンキングで勝手に振込みがなされるそうです。

自動引き落としは毎月いくつもやっていますが、銀行口座からの振込みってあまり使いませんよね (皆さんはどうなのかな)。履歴をチェックすればすぐわかると思いますが、スパイウェアに感染している場合、パソコンでチェックするとそのときにパスワードが盗まれるのでかえって危ないです。上記サイトでも電話で確認するよう注意を求めています。

「心当たりのない電子メールや不審なフリーソフトにご注意」など一般的な注意事項のほかに、「振込限度額の見直し」のことが書いてあります。これって設定できたんですね。
それからはじめて知りましたが、クレジットと違って事故は全部利用者の責任になると理解していましたが、インターネットバンキングには保険がかけられているそうです。でも限度額50万円。これでは全然足りませんね。新聞によると最大の被害は500万円だそうですから (毎日新聞 2005年7月9日)。

はやくキャッシュカードの限度額設定ができるようにして欲しいです。

2005/07/07

ロンドン同時テロ - 他人事ではない

こんばんは。帰ってのんびり「電車男」なんぞをみながら夕食をいただいていたのですが...チャンネルを変えるとこんなニュースが...

ロンドン同時テロ:出勤時の地下鉄、バス狙う 死傷者多数 (毎日新聞 2005年7月7日)
ロンドン各地で爆発、死傷者多数 (TBS News-i 2005年7月7日19:35)

アルカイダから犯行声明が出ているらしい。「イラクとアフガニスタンでの虐殺への報復だ」と主張しているとのことです。それが正しければ、イギリスに次ぐアメリカの支援国である日本は他人事とはいえません。

「覚悟が足りない」で、私は、
(政府は、日本国民に対して)日本はアメリカの同盟国であり、最大の支援国のひとつであり、イラク武装組織の敵なのだということを伝えなければならない。
と述べました。これはイラクに入国する時の覚悟に関して書いたものですが、日本にいてもその脅威は現実のものになったことを認識し、覚悟を新たにする必要があると思います。

本当は「ロンドン2012年オリンピック開催決定おめでとう。でも2008年の代替開催地はどうするんだ?」と書こうと思っていたのですが、もしかしたら2012年の開催地も見直しという議論が出るかもしれません。ここは先進国一致協力して開催を死守する方向で進めてもらいたいと思います。

この事件では、もっと事情が明らかになった時点で投稿すると思います。

トラックバック先:
週刊!Tomorrow's Way (yodaway2さん) 「ロンドンで爆破テロ。アルカイダが犯行声明—と、BBC。(速報+追記)」
Continental Breakfast (yamarikuさん) 「ロンドンで同時多発テロ...」

コメント
Commented by yamariku at 2005-07-08 01:27 x
TBありがとうございます。日本は島国根性が抜けないためか、イラク戦争でも何でもどこか「他人事」でしたが、このテロでそれが幾分かでも自分たちの事として認識されればよいとは思います。
東京がテロにあわない限りムリかな?東京でテロが起こって何人も犠牲者が出れば、日本も「覚悟」できるでしょうね(-_-;)

 Commented by ma_cocotte at 2005-07-08 03:26 x
私も昨日「パリよ,建設準備の手を緩めるな。2008年の代替地になる可能性がある」と書いたところです(笑。
昨日ロンドンが決まった直後,大英帝國はイラク参戦しているのに開催地なんておかしい!と意見が流れた翌朝にテロだったので本当に驚いています。G8開幕に加えオリンピック開催地決定で彼らにとって「機が熟した」日が今日だったのでしょうね。いろいろ考えさせられました。

 Commented by yodaway2 at 2005-07-08 10:36 x
>ここは先進国一致協力して開催を死守する方向で……、同意です。強いて付け足せば、先進国+世界中の国々、人々で、と。まだ時間はありますが、このままの情勢が続くのであれば、選手も観客も命が時代なのでしょうか。けで参加する大会になってしまうかもしれません。また、フツーの人々、つまり私たちのレベルにおいても、覚悟して生きていかなければならない時代なのでしょうか。(-_-;)

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-08 23:59 x
★yamarikuさん、
日本が標的にならないとやっぱり気が付かないのかなあ、でもやっぱり日本で起きて欲しくない、じゃあ日本じゃなきゃいいのか、とか複雑な思いです。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-09 00:06 x
★ma_cocotteさん、
そちらのブログも拝見してました。2008年に関しては中国人にははやく目を覚まして資格を得られるよう襟をただして欲しいところです。
ロンドンのオリンピック開催地の決定は彼らの計画には入ってなかったとはおもいますが、タイミングよくお土産を与える結果となってしまいました。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-09 00:13 x
★yodaway2さん、
確かに全てのテロを許さないという姿勢を持たなければならないのは全世界の人々でしょうね。そうでないと先進国対発展途上国という対立軸になってしまいますので。
アメリカの支援者という道を小泉首相がではなく我々が選んだことを、認識し覚悟しなければいけないのだと思います。

2005/07/06

ほっとけない、だけど...

先週末、テレビか新聞だったかで、hottokenai.jpという文字列が目に入ってきました。アフリカの困窮を訴えているようでした。そのサイトを見てみよう、何か協力をしたいとおもいました。毎年UNICEFの募金にも応じていますしね、金額は少ないけど。

しかし、その傍に「7月6日」という文字列もありました。これはサミットが行われる日ですね。今回のサミットの議題の一つにアフリカ支援があるので、それを指しているのだと思います。その瞬間、なにかしなければ、という気持ちがしぼんでしまいました。

アフリカには支援は必要なのでしょうが、ただ借金を棒引きにしたり、お金や食糧の供与に何の意味があるのでしょうか。 「お金は有効に使おう」で触れましたが、支援を受ける側が、その支援をてこにして幸せになる意志がないといけない。汚職、内戦、収奪、レイプ、... これらが蔓延しているところで幸せが築ける訳がないと思う。

もちろん全員が幸せを放棄している訳ではない。特に女性と子ども達。もちろん男性にだっているだろう。そういう人たちに幸せになってもらうにはどうしたらいいのだろうか。

まとまったアイデアではないですが、キーは「隔離」かと思っています。病気の隔離と違って、幸せになりたい人たちが入る大きな駆け込み寺。サンクチュアリといっても良い。日本の昔の植民地で評価されている部分もあるが、そういうところを抜き出したようなものを相手国に求められて作ることをイメージしています。そこで食糧、医療、教育を与える。もちろん与えるだけではだめで、自立のために労働してもらう。労働できる環境を整備する。

そこに入りたければ「幸せになるためのルール」に従ってもらう。入りたい人が増えればだんだんその範囲を広げる。自治能力を育てる。一つの国で成功すれば、きっと他の国からも要望がでるにちがいない。

ああ、また夢想が広がってしまいました。でも理想を描かないと何も変わらない。

そういえば、hottokenai.jpのことを忘れていました。ただ金銭的支援を求めているのかという先入観をもっていたのですが、サイトにいってみると、「この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。」というメッセージが出されていました。これならば私も納得できます。

ただ、方法論として「貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。」というのはどうかと思う。実効性あるのかな。たとえ偽善であっても、困っている人の役に立てばいいと思うのですが。誰か私を説得してください。納得させて下さい。

コメント
 Commented by berangkat8 at 2005-07-06 03:57 x
TBさせていただきました。
私は今回のこのキャンペーンは、今の現実を知らない人が多く、まず知る事を第一歩としてる点が、すごく入りやすいのでいいなと賛同できました。
自分が賛同し参加している印として今回このバンドがあって、それを身に付けている事で人に聞かれたら話しやすいし、話すきっかけとなる術でもあるのかなあ〜と。
あとサイトで紹介されている有名人の人達がつけていることで、やっぱり興味もたれることがすごく認知度をあげる手助けとなってると思うので、そういう意味でもシンボルとしているのではと。
と、私は思ったので身に付けることに抵抗ないですが、yoshihirouedaさん納得できない何かがあるのであれば、押し付けられるものではないので、バンドをつけるつけない関係なく、ただ事実としてこの世界の貧困の現実を知っているだけでも参加してるのと同じだと思いますよ。
それこそこのキャンペーンの主旨でもあるのですから。

 Commented by panchan1121 at 2005-07-06 10:30 x
これ、難しいところです。
なんか、ファッションの一部の様に流されていくのかという抵抗感がありますね。
購入して、ある期間だけ付けるのでなく、みんなで、「ほっとけない」ことを話会うことができれば、このキャンペーンもさらに意義深いものになりますね。
ちょうど昨日、郵政民営化法案の陰でという特集レポートをテレビで見て、「障害者自立支援法案」の修正が可決されそうな今、周囲にそんな方がいて、身につまされる私自身もこんなことを思った限りです。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-08 00:06 x
★berangkat8さん、はじめまして。
確かにきっかけにはなると思いますが、私は貧困について語るだけの知識を持っていないと自認しています。その意味で白いバンドをつける資格がないように思うのです。私は天の邪鬼なので、白いバンドをつけている人に「どれくらい貧困なのか、どれくらいの人が貧困で亡くなっているのか、貧困をなくすためにどれだけの援助が必要になるのか」聞いてみたくなると思います。
すみません、せっかくみんなで盛り上げようとしているところに水を注すようなことをいって。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-08 00:12 x
★panchan1121さん、
私もファッションで終わってしまうことを懸念しています。そのためには、これだけではなくて、皆が語り合える材料が必要だと思います。
すみません、「障害者自立支援法案」に関しては私不勉強で知りませんでした。修正といいながら、改悪になっている、と主張されているのですよね。

新しければいいってもんじゃない

こんばんは。♪僕の名前を知ってるかい。朝刊太郎と... え? 知らない?

新聞記事を題材に書きたいことがあったので、毎日新聞ニュースサイトに行ってみたら、なんかちょっと違う。

MSN毎日インタラクティブ 7月4日からリニューアル

だそうな。いろいろいいことが書いてあるけど、違和感あるー。Macではそんなに気にならないけど、Windowsではなんか揃うべきところが揃ってない感じ。

前の方が良かったと思ったのは私だけ〜?と思っていたら、アンケートやってるのに気付きました。現在の状況はどうかな...

前の方が良かった... 66%

... ってやっぱだめじゃん...

2005/07/02

中華五輪スローガン

こんにちは。

北京五輪のスローガンが、「一つの世界 一つの夢(同一個世界 同一個夢想)」に決まったそうだ (毎日新聞 2005年6月27日, サーチナ 2005/06/27)。

なにもこんなところで世界征服の夢を語らなくても...

被害者の救済を第一に

こんにちは。罪を憎んで人を憎まず。憎んでいるのはあなたではなく、あなたの心根にある次の罪の種なのだ。

多くの方が言われていることですが、日本は犯罪の被害者の救済よりも加害者の利益を優先させていると思います。人権の名のもとに元犯罪者の情報が隠されたり、裁判所で決めた刑期が刑務所の判断で軽減されたりしています。社会復帰の支援も必要なこととは思いますが、一方で被害者への支援の少なさはバランスを欠いているように思えます。大黒柱を無くして一生悲しみと生活苦を遺族に対して、刑期を終えれば犯罪を忘れて普通の生活ができる (元) 犯罪者 (全部が全部そうだと言っているわけではないのでご注意)。

被害者の支援に取り組む人たちもいるのでしょうが、聞こえてくるのは加害者側の支援団体の活動ばかり。ああ、そうか、それらの団体の人々は、自分達がひっそり支援するのではなく、行政に支援しろと圧力をかけているからニュースになるわけね。

そんな中、この取り組みは評価できますね。

毎日新聞 2005年6月29日
犯罪被害財産: 国が没収、被害者分配へ 法務省、関連法案を今秋提出

私は刑事事件で有罪が確定したら、被害の補償は自動的になされるものと思っていました。もちろん加害者に返済能力がない場合が多いことは知っていましたが、返済能力があっても別途民事訴訟を起こさないといけないのですね。そういえば確かに刑事で無罪になっても、民事で (有罪と同義の) 賠償を負わせた判決があり、それは刑事と民事が独立していたことを意味します。

今度の取り組みも一歩進めて、一旦被害者の賠償を国が肩代わりするようにしてもらいたいと思います。そしてその分を国が加害者から差し押さえる。

足りない分は払い終わるまで税金に上乗せする (生きていける範囲で)。そして払い終わるまで国外へは出さないようにする。

これはお金の問題ではなく、贖罪意識の持続という意味で効果があると思うのです。

オウム真理教の事件では、以前国は賠償権を放棄しました。これは他の被害者の賠償を優先させるためだったのですが、それだったら国が優先度最低でよいと宣言するだけでよかったんじゃないかなあ。今でもオウム真理教 (アレフと改名) の信者=松本智津夫の信者は多くいるので、それら信者の皆さんにこつこつ働いてもらって (出家なんて儲からないことはやらなくてよろしい)、質素な生活をして、一所懸命寄進してもらって返してもらえばいいと思う。

2005/06/30

バックログ 2005年上半期レビュー


*バックログの上半期達成状況: 最初の段階で宿題は25個。結果は... 〇 2 △ 2 × 21
*2004年の結果はここ


2005/06/28

今日の先端研のテーマは「タバコ」

こんばんは。尖端恐怖症のウエダです (弱点を晒してどーする)。

NTVで月曜深夜にやっている「先端研」、第1回のテーマがApple iPodだったので、技術の先端を紹介する番組だと思っていましたが、技術に限らないようでした。おたく、ゲイ、少女ファッション雑誌等、カルチャーの現状を伝える番組のようですね。

それぞれのテーマで対象にどっぷりつかるのではなく、冷めた目でもみており、ひねたおじさんは結構はまる。

例えば、雑誌LEONの回では、くらたま (倉田真由美) をゲストにつれてきて、「40過ぎたら自分のスタイルが確立していないとおかしい」と一刀両断。また、在日朝鮮人の回では、日本にいて「金正日を信頼・尊敬できるのか」をずばり在日朝鮮人にインタビューしており、なかなかチャレンジしていると思いました。結果としてNoという答えは聞き出せていないものの、揺れる信念があぶり出されて良かったと思う。

さて、今日のテーマは「タバコ」。どういう話になるのかな(ってもう始まっているのだけど、録画してるから気にしない)。

・ 先日、健康被害でJTを訴えた人たちがいましたが、敗訴になったみたいですね。これこそ自己責任だと思いますし、アメリカみたいに他人に責任を押し付ける社会になるのを防ぐ意味でよかったと思います。

・ 私これまで40年以上生きてきて、隣り合わせた人から一度も「タバコすって良いですか」と聞かれたことありません。以前子どもを連れて公園へ行った時、ベンチで隣に座ったおじいさんが、自分よりも風上に座っているおばあさんたちに「タバコすって良いですか」と聞いていましたよ。おばあさんたちに「どうぞ」と言われて、「最近はマナーが大事ですからな、面倒くさい時代になりましたよ」といいながらタバコを吸い始めました。あのー、こっちは風下に座っているんですけど。こっちにちは聞いてくれないんですか。聞いてくれたら満面の笑顔で、「ありがとうございます。ご好意ありがたくお受けします」っていうつもりなのに。

・ 健康保険も別会計にして欲しいですね。また、生命保険も「非喫煙者特約」なんてあれば喜んで乗り換えるのに (生命保険をリスク細分型にするのは、遺伝子診断等で保険に入れない人が出る可能性も真剣に考える必要が出てくるので、諸手で賛成する訳ではありませんが)。

・ タバコのポイ捨てや中高生の喫煙もなんとかしたい問題ですね。1本ごとに100円くらいのデポジットを設けたらどうかと思います。フィルタを返すと1本当たり80円くらい返ってくるようにする (20円は手数料 + 駅等の清掃費用) と、みんなポイ捨てをしなくなるんじゃないかなあ。返す時に身分証明書の提示を求めて中高生を排除すると、中高生の喫煙も減らせるのではないかと思います。

追記: しまったー。録画しているから後でみようと思ったら、時間が10分ずれてたのに気付いてませんでした。

追加トラックバック
ぼちぼち行こうよ (cosicosi3さん): 「たばこ吸ってもいいですか?」
  -- そうかー。否定されることを念頭に置いてない言い方なんですね。私はその上をいって、気がつかないふりで対抗しようと思っているんですが、なんといっても機会がないんですよね。

2005/06/27

沖縄戦終結メモ

おはようございます。例年夏になると新聞、テレビで平和を考える特集が組まれます。だんだん縮小傾向にあったのですが、今年は戦後60年ということで例年より多いような気がします。

6月23日は沖縄戦終結60年でした。何か書いておくべきだと思いながらできずにいました。関連リンクをメモとして残しておきたいと思います (少しずつ追加したいと思います)。

なお、6月23日を沖縄慰霊の日とするのはふさわしくないと、brotherjinさんが指摘されています (「沖縄慰霊の日に」)。6月23日以降も多くの民間人が亡くなっている。「(補稿)沖縄慰霊の日に」も含めて、深い考察があります。

毎日新聞 2005年6月22日
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その1) 「捨て石」苦難今も
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その2) 「本土並み」は遠く
  -- 「沖縄県民斯(か)く戦へり」で有名な大田中将の電文もあります。
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その3) 米海兵隊の沖縄
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その4止) 沖縄の進む方向
戦後60年の原点: 沖縄・2005年 慰霊の日・60年 消えゆく記憶

感想はうまく書けません。これらの文章で伝えられることを薄めてしまうだけのような気がします。

最も強く感じることは、沖縄を「本土」と分けて考えているということ。

沖縄を「本土」と分ける意識は今でも続いている。沖縄には在日米軍専用施設の約75%が集中している。そしてその負担を国全体で負う意志のある人、具体的には沖縄から基地を移転させたときに自分の住む地域に受け入れる覚悟がある人は少ない。自分自身もその覚悟はできていないので、差別に加担しているともいえるのだ。

戦後60年の原点: 在沖米軍基地は「不要」、沖縄70%・全国45%−−世論調査


その他の関連リンク
沖縄慰霊の日: 稲嶺恵一・沖縄知事の平和宣言(要旨) (毎日新聞 2005年6月23日)
沖縄慰霊の日:小泉純一郎首相あいさつ(要旨) (毎日新聞 2005年6月23日)
  -- 以前「語り継ぐ意志」でも書きましたが、表層的という印象です。

2005/06/23

顔写真やICが入っても...

... 名前とカード番号と有効期限さえ分かれば買い物できるんだったら意味ないよな。

こんばんは。中井貴一です (ウソ)。カッパでもタヌキでもないので間違えないように。

クレジットカードは保険がかけられていますので、その点ではまだ安心です。利用明細でおかしなところがあったらすぐに電話しましょう。チェックは毎月きちんとしてくださいね。さかのぼっての検証は困難になりますので。カード枚数が多くなるとチェックも大変ですので、絞り込みましょう。

心配なのは銀行預金のほうですね。キャッシュカードのスキミングはこれまで完全に顧客の責任となっていました。補償に関して検討されているようですが、顧客の責任も勘案されるようですので。3月頃までにWebで下ろす金額を設定できるようにすると言っていたのですが、その後全然連絡ありませんね。これができるようになると、下ろすとき以外は0円に設定しておくことができて安心なのですが。

また通帳+印鑑 (というか印影でOK) で下ろせるのは変わってないんじゃないかな。本人よりも印鑑のほうが信用されているのはどうかと思いますよね。

ペイオフなどは関係ない庶民にとっては、こういうリスクのほうが大問題ですね。お金をもっておくと不安なのでぱあーっと使っちゃいましょう。うそうそ。

必要最低限を残して証券会社に移すのも手だと思いますよ。現金化にちょっと手間が増えるかもしれませんが、それも無駄遣いの抑止力になっていいんじゃないでしょうか。

2005/06/22

ジャーナリズムの役割

こんばんは。

昨日「長崎原爆投下1ヵ月後のルポ」に関して感想を書いたのですが、その中で、「(毎日新聞は) 情報操作に結果的に (または積極的に) 協力していることを自己反省も含め書いています」と書いた。具体的には、「クローズアップ2005: 長崎原爆ルポ(その2止) 米の戦争報道規制、今も」(毎日新聞2005年6月17日)の
米軍の動きを直接取材し、戦況を伝える上で極めて限られた機会なので従軍した。だが、制約が多い中、当局が提供する取材の場を利用せざるを得ない。開戦前のガスマスク装着訓練の記事は、実際には存在しなかった化学兵器の脅威を強調する効果をもたらしたはずだ。 
横須賀を母港とするキティホークには複数の日本メディアが「配属」された。新聞やテレビへの登場機会を増やし、日本に家族を残す乗員の士気高揚につなげる狙いがうかがえた。戦場の現実を伝えるという本来の責務とは別に、「国際的な反戦世論の中での戦争遂行」という米国の国益に沿った「宣伝役」として使われた側面も否定できない。
の部分を指している。

これについて書き忘れていたことがある。それは「今はどうなの?」ということだ。

サマワに駐留する自衛隊、最初こそ各社から派遣されていたが、早い段階で各報道機関は撤退していると聞いている。自衛隊宿舎への砲撃等のニュースがあったが、それは自衛隊から送られてくる情報をイラク国外で受け、「サマワ発」として送っていたはず。いわば大本営発表だ。

その後抵抗がはげしくなると、自衛隊は宿舎に籠りっきりであるとか、ハローワークにイラクでの給水活動と思われる求人があったとかいう情報も流れている (噂と切り捨てるつもりもないが、真実と鵜呑みにするつもりもありません)。これらに関してはマスコミによる検証はなされていないように思う。そんな中で1年間の派遣延長も何事もなく決められた。

このように、口で反省してもなー、今後、それから今、どのように取り組むのか明らかにしてもらいたい、と思っていたところに、きっこさんのブログにこんなことが書かれていました。

きっこのブログ 2005.06.18 「サマワで被爆した自衛隊員たち」(「被曝」ですね)

帰国した自衛隊員の奥さんにできた赤ちゃんに生まれながらにして障害って悲惨すぎる。これも鵜呑みにするつもりはないのだが、信頼できる情報が他にある訳ではない。報道機関は帰国自衛隊員の調査を行ってもよいのではないか。そういうことを行うことが、「反省」を示すことではないのか。もちろん自衛隊から拒否される可能性は高いと思う。しかしそれならば、自衛隊が隠そうとしている事実を報道すれば良い。その事実が真実を語っているといえるだろう。

ライブドアの堀江社長の既存ジャーナリストを軽視する発言に対して、多くの既存ジャーナリズムが、プロのジャーナリストでないとできないことがあるということを主張していたとおもう。我々はそれを見せていただくことに期待している。

追記: トラックバックが来ていて、「噂の一人歩き」って書いてあるので事実を示して否定してくれていると思ったのですが、そうではありませんでした...
私の記事はむしろ「噂の一人歩き」を抑え事実を追求することをジャーナリズムに期待する内容なのに、愛・蔵太ももうすこし調べて (というかちゃんと読むだけなので) ものを書いてほしい。

コメント
 Commented by ネオ筑摩屋松坊堂 at 2005-07-15 11:11 x
>事実を示して否定してくれている
「無い」ことを証明するのは「悪魔の証明」なのでできません.
まあ,声が大きくなれば問題の期間に生まれた自衛官の子女を
政府が片っ端から調査したりするかも知れませんが.

しかしわたしがMedlineで検索した限りでは,催奇形性が「ある」とは認められませんでした.
「研究が政府に握りつぶされている」? 学術研究というのは,特に西側諸国においては,報道よりも何よりも自由なものです.

そう言えば,「劣化ウランで白血病が起きる」と主張する論文は,わたしが探した限り1本しかありませんでした.それが,フセイン政権下で行われた学会の会議録w

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-16 02:22 x
★ネオ筑摩屋松坊堂さん、
確かに一般には列挙による「無い」ことの証明は困難ですね。ただ私が欲しいのは「現在までにイラクに派兵された自衛隊員」と範囲が限定されるので全員健康診断+問診は可能と考えています。もちろんブロガーがそれをできる訳ではないので、「噂の一人歩き」を嘆いているのは、列挙ではなく論理的帰結から否定してくれることを期待したのです。
ネオ筑摩屋松坊堂さんがMedlineをサーベイされた上での結論ですので今のところ信頼性あるのだと思います。日本政府が全世界の研究を監視し握りつぶすなんてことも考えていませんしね。

2005/06/20

長崎原爆投下1ヵ月後のルポ

こんばんは。「平和への祈り」のカテゴリはひさしぶりになります。

先日毎日新聞に「原爆ルポ 60年ぶり発見」という記事が1面トップになっていました。

毎日新聞2005年6月17日
速報
長崎原爆:米記者のルポ原稿、60年ぶり発見 検閲で没収(写真付)
長崎原爆ルポ:ジョージ・ウェラー記者原稿全文 その1その2その3

毎日新聞2005年6月17日朝刊
1面 長崎原爆: ルポ、60年ぶり発見 米記者「放射線障害」詳述−−GHQ、公表許さず
2面 クローズアップ2005: 長崎原爆ルポ(その1) 当時、公表されていたら…
3面 クローズアップ2005: 長崎原爆ルポ(その2止) 米の戦争報道規制、今も
12面 戦後60年の原点: シリーズ特別編 長崎原爆、幻のルポ(その1) 奪われたペン
13面 戦後60年の原点: シリーズ特別編 長崎原爆、幻のルポ(その2止) 隠された地獄
30面 長崎原爆ルポ: 投下1カ月後に取材受けた元米兵捕虜、記者の忠告鮮明に(その2止)
31面 長崎原爆ルポ: 未知の症状、闘う医師 60年前の凄惨、今に(その1)

毎日新聞2005年6月17日夕刊
長崎原爆ルポ: 反響 「60年の空白」に怒り

長崎に生まれ育って、原爆資料館は何度も行きましたが、外傷がほとんどない状態で人が死んでいくことの悲惨さに関してはあまり伝えられていないように思います。「ガラスびんと一緒に溶けた手」など他の展示の凄惨さに隠れて印象が薄くなっているだけかもしれませんが。むしろ「はだしのゲン」(これも通して読んだことはないのですが) から先に知ったような印象が強い。このウェラー記者のルポは、1ヶ月後であることから、そのなんだか分からない死因の恐怖が伝わってきます。

毎日新聞では報道機関として、戦争報道、検閲に関しても多くの言及があります。
・これが当時アメリカ、全世界の人々の目に触れていたら、核規制の声が強まっていたはず
・ベトナム、湾岸戦争、イラク戦争でどのような規制/検閲が行われたのか

検閲は戦前のことのような印象を受けますが、イラク戦争が行われている (終わったことになってるんでしたっけ) 現在も続いていることが分かります。情報操作に結果的に (または積極的に) 協力していることを自己反省も含め書いています。

原爆に関しては、今も無知と知らせることの拒絶が続いています。米国ではスミソニアン航空宇宙博物館で原爆展を行うことになっていたのが中止に追い込まれたことがありました。「原爆が戦争の終結を早めた」という「意見」をいうのはいい(毎日新聞 2005年6月18日 「原爆開発60年: 米テネシー州で記念行事 譲らぬ「正当化」−−“終結”一役が誇り」)。しかしその前に、原爆投下で起こった「事実」を知ってもらいたい、知った上でその意見言えよ、と思います。

NPT会議が先日何の成果もなく終わりました。核兵器を持つことが特権であって、特権は先進国だけで十分だ、いや開発途上国でも持っているところがあり、先に持ったもの勝ちというのはおかしい、という論点だけが議論されているように見えます。ここで議論している人々にも長崎、広島の原爆資料館に行ってもらいたい (NPT会議にあわせて訪米されたKEN-NYEさんのレポートによると、国連内で原爆展が行われたそうですね)。

また、日本政府自らが核兵器の悲惨さを積極的に伝えてもらいたいと思います。別に日本人が唯一の被害者だということを強調しなくてよいです。人類にとって破滅の恐怖の元であることを伝えてもらいたいと思うのです。

コメント
 Commented by rkya at 2005-06-20 15:31 x
ほんとですね。今回のルポのように闇に葬られた記録があるのは
以前から言われていたことで驚きもしないけれど、どんな国も
核兵器なんて持っていいわけないんだって、ばしっ!と
言えないもんでしょうかねぇ日本政府は。・・・言えないか(-_-)

 Commented by yoshihiroueda at 2005-06-20 23:15 x
★はるかさん、
ばしっ!と言えないかもしれませんが、おずおずとでいいので、「あのー、ちょっと言わせてもらうと(いや断られてもいうつもりなんですけどね)、こんな結果になりますけど」って言うべきなんじゃないかと思います。

2005/06/19

Musical Batonを受け取って

こんにちは。ジェンソン・バトンです (ウソ)。

@HOMEのfumi-oさんから「バックログ」にトラックバックをいただきました。ここには宿題のリクエストもひっそり募集していたのですが、実際にもらったのは初めてですね。

Musical Baton
という数珠つなぎ企画です。さっそくこたえましょう。

■Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

iTunesには、8.38GB (2408曲) 入っています。FreePlay Musicという、ムービーの背景音楽用のものも含めてですけどね。まだ入れてないCDもあるんですけどね。LPレコードはどうしましょ。

■Song playing right now
(今聞いている曲)

パーティーシャッフルで刻々変わっていくんですが、その最初にかかっていたのは、

海の道 / 上々颱風 アルバム「上々颱風

■The last CD I bought (最後に買った CD)

中原めいこ 「ツインベスト」

これ2月なんですが、もしかしたら在庫処分セールで 「Carry On my way」 (SPEED) と「ぜんぶ! プッチモニ」(爆) を買ったのがそのあとだったような気がする。

■Five songs (tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)

そんな人の逆鱗にふれる、じゃなかった、琴線に触れる質問をされても ...

ここは変化球でかえしましょう。バックログにあげている「My セツナ Compilation」です(後から選曲変えています)。

Blue Bayou / Linda Ronstadt
  -- Blue Bayouに残してきた赤ちゃん。働いてお金をためて早く戻って幸せに暮らしたい。

Jolene / Olivia Newton-John
  -- 魅力的なあなただったら相手を自由に選べるじゃない。だから私の彼をとらないで。

Friends / REBECCA
  -- どこで壊れたのOh, Firends. 他人よりも遠く見えて

セカンド・ラブ / 須藤 薫
  -- ありがとう 何もきかないわ / みがきたての車に 乗せたかったのは / 私じゃなかったはず

Sara / Starship
  -- No time is a good time for goodbyes.
  -- I’ll never find another girl like you.

ほかに、九月の雨 (太田裕美)、愛が止まらない 〜TURN IT INTO LOVE〜 (Wink)、Time goes by (Every Little Thing) ... など女性シンガーばっかりですね。

■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)
私に音楽関連でトラックバックをくれた人たちを選べば、自業自得とあきらめてくれると思ったのですが、それでは足りなさそう。音楽関係の記事を書いている人も追加します。

食べる・聴く (n_ayadaさん)

反米嫌日戦線 LIVE and LET DIE (死ぬのはやつらださん)
平和はお好きですか? KEN-NYE's essey (KEN-NYEさん)
■designcafe-blog (ひらさわさん)
サンドマンがやってきた!(サンドマンさん)

ネズミ算で増えていってしまっては破綻しますし、不幸の手紙でもないので、気が乗らなかったら無視して下さい (不幸の手紙は無視しちゃいけないのかって? いやそっちは絶対に無視して下さい)。

2005/06/15

ラララミーナさんの個展に行ってきました

みなさん、こんばんは。ラララ ラブソング、久保田利伸です (ウソ)。

ラララミーナの絵日記のラララミーナさんの個展 (おしらせはこちら) に行ってきたのでした (下の絵はラララミーナさんのブログから。ほかにもこんなタッチの絵がたくさんありますよ)。



どうです、行きたくなったでしょ。絵だけでなく、布で作ったもの (なんていうんだっけ? 刺繍? アップリケ?) もあります。

絵を鑑賞しただけでなく、ミーナさんに絵の制作方法などお話を聞いたりして、楽しい時間を過ごしました。とはいえ、外出の途中のお昼の時間によっただけなので、あまり時間が取れず残念でした。

ミーナさんの絵が魅力的だと思った人はいってみると良いと思いますよ。土日を含んで6月19日までです。

みんなソニーが大好き

こんばんは。早稲田大学に「井深大ホール」というのがあるのですが、「いぶか・だいほーる」なのでしょうか、「いぶかまさる・ほーる」なんでしょうか。

日経BizTech No. 007の第1特集は「勝手に考えるソニー再生計画」。7人の論者がそれぞれ提案を行っています。切込隊長山本一郎氏も寄稿しています。またOBの皆さんの意見(1ページ以内)を集め、整理している記事もあります。

特集の前書きにも書いてあるのですが、みんな言うことが違います。正反対もある。

■ ものづくりは原点なんですが...

自身の役割を問い直しものづくりに回帰を: 常盤文克氏
ものづくりに「退行」することなかれ: ヘンリー・チェスブロー氏
ナンバー1と素材にこだわり、家具まで手掛ける: 成毛真氏
-- 素材を生かした製品の提案を

■ エンターテインメントへの関与

エンタメの王様復活は「第4の娯楽」の確立から: 西和彦氏
-- 「お金を使ったエンターテインメント... カジノ、ネット株取引
エンターテインメントを切り捨て業務用機器に特化せよ: ピーター・シーリー氏

■ 企業の大きさは適正なのか

サムスンに買われる手も: 越智大蔵氏(OB)
-- 小さな企業に分社化を勧める
M&Aで業界再編を先導し、「成熟市場」の覇者となれ: 山本一郎氏

特集の前書きでは、これらの共通点を「変わりなさい」ということとまとめています。「そこそこの収益を上げている現状を捨てろ」、その「リスクをとれ」ということとまとめています。

私の全体を読んだ感想は、「みんなに愛されているんだな」ということ。自分の得になる訳じゃないのに一所懸命対策を考えてくれるひとがたくさんいて、幸せだと思う。その点では、勝手に製品のデザインをやってくれる人がいるアップルと通じるものがあると思います。

あ、そろそろメンテナンスの時間。一旦投稿しますが、あとで追加するかも。
→ 明日 (16日)でしたね...