前の記事「一身上の都合で、って」のコメント欄で言及したのですが、中川財務相の酩酊問題、マスコミは以前から知っていたようですね。というかその直前には、G7昼食会抜け出した中川氏と会食してワインなんか飲んでいる。
中川財務相:G7昼食会抜け出し、同行記者とワイン (毎日新聞 2009年2月18日)
ここでは
中川氏はここでの飲酒について「本当に口をつけた程度」と話す。とあるが、同席した記者は本当はどれだけ飲んだかを知っているはずだし、どれだけお酒が回っているかも見ているはず。それに関してはそれが正しいともウソとも報道していない。
「中川大臣酩酊してませんか」 会見出席記者なぜ質問しない (J-CASTニュース 2009年2月18日)
では、実際に記者が会食に参加した読売新聞は、
「中川氏が飲酒しているところは確認していない」と弁明している。だって。
さてその理由だが、前の記事「一身上の都合で、って」のコメント欄で私は、「裏話が聞けなくなるからみたい」と書いた。実際ジャーナリストの上杉隆の話が上記記事に出ている。
ジャーナリストの上杉隆さんは、政治家との関係や記者クラブの存在が背景にあるとみる。
「マスコミの自主規制じゃないですか。大臣の機嫌が悪くなるからです。それがずっと続いていて、習慣になってしまっていますから」酩酊会見でもう隠せないとなって初めて大々的に叩くのだ。
以前「報道GOサイン」で書いたが、体質は何も変わっていないのだ。
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