2008/05/24

Seesaaのフィードの広告が鬱陶しい

リベラル、平和を指向し、反格差とか訴えている人のフィードの中に、

「美容整形」とか
「キャッシング」とか
「中古マンション買取」とか
「ERP」とか

冗談ですか。

2008/05/22

友好への契機に

多くの人が亡くなっている中で、「うれしいニュース」なんて言うのもどうかとは思うが、日本人として誇らしく思う。

産經新聞 2008.5.17「対日感情が好転 国際緊急援助隊の派遣で」 (魚拓1, 2)
なぜか特集一覧の中にはいっておらず探すのに時間がかかった。

毎日新聞にも似たような記事があったんだけどネット上にはないようだ。毎日新聞のほうには、中国国民の中には以前から日本に対して好意をもっている人も多かったが、これまでは口に出しにくい状況にあった、という趣旨のことも書かれていた。

ちょっと心配していたんですよ。日本の救助隊が行っても、来るのが遅いとか (国民には本当のことが知らされないので)、生きて救出できない場合に批判されるんじゃないかって。

どんなに反日教育を受けていても、直接人間に接すると理解し合える。真摯に取り組んだ救助隊の皆さんにはその意味でも感謝したい。お疲れさまでした。

こんな記事もあるんだけどね。
産經新聞 2008.5.17 日本の緊急援助隊は煙たい? 住民歓迎も軍は「メンツが…」(魚拓 1, 2)
軍はどうであれ、多くの国民に支持されればそれでいいや。

これまで反日の姿勢や行動には閉口してきたけれど、今こそ日本の「お人好し」パワーを発揮すべきときだと思う。

2008/05/21

上原ひろみ - I Got Rhythm

名前は聞いたことがあったのですが、演奏するところは初めてみました。

YouTube: I've Got Rhythm

リンク切れなので別の動画を載せます。
https://youtu.be/6JfKY0K_NQk

楽しそうに弾いてるのもいいですね。

昔ハリーさんのところに書いてあったと思ったんだけど... 探したらこれでした。
世祓い 2004/11/16:徒然
もっとたくさん書いてあったと思ったのだけど気のせいだったようですね。それとも誰かのレビュー記事とごっちゃになってるのかなあ。

そうそう、「英語でしゃべらナイト」にゲスト出演してたそうなんだけど、見逃してました。再放送は木曜深夜。
追記: 見ました。"improvisation"がテーマ。危ういものの美しさ。昨日通った絶景の見える道、今日はなにもないところかも知れないけれど別の道を通りたい。人生は"improvisation"ですね。

こんな記事もありました。
産經新聞 2008.5.21 チック・コリア&上原ひろみ デュエット公演 鍵盤を跳ねる アクロバティックな響き  (リンク切れ)

2008/05/20

雨が激しい

会社あんのかな。

追記: 電車が止まっていましたね。私が乗る駅では2編成待機していて後にでる電車の方で座って待っていたのですが、待ちきれなくなって最初の電車が動き出すときにそちらに乗り換えました。会社につく頃にはもう雨はやんでいました。

沸騰都市ドバイ

こんばんは。私のアブラもお金に換えられないかな。それ油じゃなくて脂だというツッコミは無しの方向で。

昨日、NHKスペシャルで、「沸騰都市 第1回 ドバイ 砂漠にわき出た巨大マネー」ってやってましたね。

いや驚きました。

ドバイが凄いことになっているというのは知っていたのですが、単に余ったお金の使い道がなくていろんなもの (例えば椰子の木の形のリゾート分譲地) を建設しているんだと思っていましたよ。

最初に「ドバイは石油が枯渇して...」ってナレーションが入ったと思いましたが、Wikipediaなどを見るとどうもそうではないようですね (下記大前研一の記事も参照)。「石油枯渇に備えて...」って言ったのかな。[追記: 「ほぼ枯渇」って言っていました。]

石油があるうちに戦略的に経済の構造を変えて行ったということのようです。政治家のリーダーシップは重要ですね。
大前研一: 第97回「石油が出なくなる日」プロジェクト

でも金融はともかくとして観光は産業となりうるのか疑問です。自然遺産や文化遺産がないとつらいんじゃないかな。ラスベガスという例もあるから必ずしも失敗が運命づけられているというわけではなさそうですが。

もうひとつ心配なのは災害ですね。海の底から砂を吸い上げて、それで埋め立ててるの。日本人から見たらあり得ないと思いますよ。まさに砂上の楼閣。地震は少ないのかもしれませんが、温暖化で水没しちゃったり、海が割れたりするのではなかろうか。

番組中でも触れられていましたが、バブル景気という懸念も大きいそうです。今は投資がどんどん集まってきているようですが、投資を呼んでいるのが産業ではなく、投資が投資を呼んでいるという側面が大きいと感じました。

明日深夜に再放送があります。見逃した方は録画して見よう!

2008/05/14

今日は聖地に...



... 行ってきます。

いや仕事ですけどね。

右の写真は前回いった時に買ってきたもの。いやそのときも仕事でしたよ。

iPodのイヤホンがからまないようにする方法

誰かに聞かれたけど、知らないって答えたような気がします。

でもよく考えたら、昔どこかで見たような...

という訳で、検索してみました。

POP*POP 【図解】 イヤホンコードが絡まってイライラしない上手な巻き方

二つ方法が載っているのですが、最初の指を糸巻きに使う方法はパス。理由は聞かないように。

で、2番目の方法をやってみた。



なんかボディが相当痛んでますね。だって、ジョブズが
僕は、擦り傷のついたステンレスを美しいと思うけどね。
っていうんだもん。とはいえ、表面にはフィルム貼ってるけどね。ごめんなさい。

最後に2番目の方法を解説した動画を載せます。もうテキスト4行分くらい書いたかな。あまり短いとエキサイトRSSの表示が崩れちゃうんですよね。


2008/05/12

ビル・ゲイツの顔写真

こんばんは。"Touch My Body" (YouTube)に出てくる妄想カスタマーエンジニアです (ウソ、って長いよ)。

「ハッカーと画家」の中にビル・ゲイツの顔写真として右のような写真が使われていた。


なんでこんな写真?と思っていたのだが、「はじめに」の前に「読者への注」という文章があって、こう書かれている。
残念なことに、マイクロソフトのPR事務所は第5章を読んだ後で、彼らが保持するビル・ゲイツの写真の写真を使う許可を与えてくれなかった。代わりに92ページの写真を提供してくれたアルバカーキ警察に感謝する。
交通違反したときの写真らしい (出典 - 写真もここから引用していますが、検索するとたくさん出てきます)。

アッップル社が、何かの開発コードで「セーガン」というのを使っていたのを、カール・セーガンから抗議を受けて、「間抜けな天文学者」に変えたという話を思い出しました (注: Wikipediaによれば、"BHA" = "Butt-Head Astronomer" ということらしい)。

補足: 第5章には、今後ソフトウェアの主戦場が、Windows上のアプリケーションから、サーバアプリケーションに移って行くという観測が述べられている。

2008/05/11

脱出ゲーム

★脱出ゲーム【VISION】
隠されたアイテムを見つけ、様々な謎を解いて外へ脱出しましょう。
何度も挫折しそうになった。MYSTやRIVENが好きな人にとっては物足りないと思うけど。

そういえばMYSTは最後までいったけど、RIVENは挫折したままだったな。

Web Designingのメルマガで知りました。その他紹介されていたのをリンクだけならべますね。

TheHOUSE
Shift
Do You Have A Grudge?(呪怨)

2008/05/08

格差に関して

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち
ポール グレアム Paul Graham


「ハッカーと画家」を読んでいるのだけど、その中に格差を肯定する論を述べた章がある (補足: このポール・グレアム「ハッカーと画家」はすごく面白い本です。計算機オタクには特に)。

・格差がある社会の方が社会全体で豊かだ。格差のない国の上層は格差のある国の下の層より貧しい。

このベースには、富が一つのパイであって格差はその切り方で生じるものという考え方ではなく、富 (これはお金に限らない) は新たに産み出せるものであって、富を多く産み出した人が上に伸びることによって格差が生じているという考えかがある。さらに、新しく産み出された富の多くは世の中全体にもたらされるものという認識による。

例として出されたもののひとつにスティーブ・ジョブズがある。ジョブズは金持ちになるのに誰かのものを盗んだり誰かを貧乏にさせた訳ではない。生産性をあげたり無から富を紡ぎだせるコンピュータを世の中に提供することで、世の中を豊かにし、自分も豊かになった。

付け加えると雇用を創出したこともあげられるだろう。

それはそうかもしれない。鄧小平の考え方「先に豊かになれる人が豊かになり、豊かになった人は他の人も豊かになれるように助ける」もそうなんだろう。

しかしこれは、民主主義に裏打ちされた資本主義のもとで成り立つ話で、ナイーブに過ぎるといえるだろう。

鄧小平の考え方も後半部分は実現できていない。それは中国の経済成長が「安い労働力」を競争力にしている部分が大きいから。すなわち、国民に都市戸籍と農村戸籍の二重構造があり、農村が豊かになれないことを前提にして経済成長が成り立っているといえるのだ。

アメリカだって同じ。アメリカの戦争、特に冷戦後の戦争の意味を考えてみると分るだろう。二酸化炭素の排出も、排出権を買わずに排出しているということは、排出権という資源を搾取していると同じだろう。

コンピュータなどハイテク分野では他を貧しくすることなく富を作り出せると言うこともできるかもしれないが、何らかの資源がからむところでは、そしてそれはほとんどの経済活動がそうなのだが、どうしてもパイの奪い合いは避けられない。

そしてパイの奪い合いは分野を越えて発生する。バイオエタノールの生産への補助が食糧の価格の高騰を招き、貧困を拡大している。

最初の話から大きくなり、散漫にもなってしまったが、「格差」ということを言い出すと、いろいろな思いが生じてしまうのだ。

中島聡さんの『「少年よ大志を抱け!」よりも「若者よどん欲になれ!」の方が良くないか?』を読んでいて、特に後半に出てくる
 そもそも資本主義というのは、「企業や個人が自己の利益を最大にするためにする経済活動が社会全体に利益をもたらす」ように設計されている。社会主義の国ならいざ知らず、日本が資本主義の国である限り、人々の「利益を追求する」強い欲求があってこそ経済活動がさかんになり、それが国力につながる。
の部分で、このポール・グレアム「ハッカーと画家」の格差に関する記述を思い出した。同じナイーブさを感じるが、ひとつのブログ記事でそこまで言及していないからと言って批判するつもりはありません。

それからこれもちょっと関連する話題。
切込隊長BLOG: グローバリズムは何故、貧困を引き起こすか

パンダレンタル料1頭1億円 (→ 「2頭で1億円」の間違いでした)

... ってことニュースで言わなくなったね。

訂正: 「2頭で1億円」の間違いでした。
質問なるほドリ:中国の「パンダ外交」って?=回答・市川明代 (毎日新聞 2008年5月8日)
Q レンタル料の額は?

A 日本の場合を例に取りましょう。現在、中国籍のパンダは、神戸市立王子動物園に2頭、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドに6頭います。アドベンチャーワールドは公表していませんが、王子動物園では、2頭で年間100万ドル(約1億円)です。

2008/05/04

Walk This Way!

こんばんは。伊集院光です (ウソ、でも話題と遠すぎるか)。

先週、iTunes Storeのトップページに、Run-D.M.C.の"Walk This Way"のミュージックビデオが載っていました。なつかしいなあ。さくっと買っちゃいましたよ。iPod touch買ってからiTunes Storeでの購入額確実に増えてますね。

この"Walk This Way"のミュージックビデオ (最初はP.V. = プロモーションビデオ) からラップを聴くようになったんですよね。それまでもラップはカーラジオなどで聴いていたんでしょうが、きっと雑音と同化していたんでしょう。

この曲もビデオがなかったら注目していなかったかも。それだけこのビデオはかっこいい。まあ見てみて。

YouTube [MusicVideo] Run DMC ft. Aerosmith - Walk This Way

追記:正規のものではなかったのでしょう。無効になっていました。次のは投稿者が "RUNDMCVEVO" となっているのでたぶん大丈夫。
https://www.youtube.com/watch?v=4B_UYYPb-Gk

エアロスミスの演奏と邪魔し合いだったのが、最後はジャムセッションになって一緒に踊ってるの。

ちょうど2ちゃんねるまとめサイトで、「やる夫で学ぶクラブミュージック 」というのが出ていて、この曲のことも紹介されていました。「これにより一般層にも広く知られることとなった訳だね」って、あ、俺のことだ。

これもiPodでMTVのポッドキャスティングを視聴するようになって知ったんですが、メンバーの一人Jam Master Jayが2002年10月に殺害されたんですね。まだ犯人はわかってないらしい。
MTV News Jam Master Jay Archive
Wikipedia Jason Mizell (Jam Master Jayの本名)

2008/04/27

ナショジオ一冊まるごと中国大特集

こんばんは。聖火リレーは「大過なく」と言っていいんじゃないでしょうか。リレー時の受け渡しのときのフォーメーションチェンジはみごとでした。さすがに変形ロボットの国ですね!

ナショナルジオグラフィック2008年5月号は「一冊まるごと中国大特集」。おもしろくて一気に読んでしまいました。

まだサイトには予告しか出ていませんね。
ナショナルジオグラフィック2008年5月号

今の建設ラッシュも面白いのですが、今後のことがやはり気になりますね。エネルギー消費、水質汚染と水不足、高齢化と社会保障...

三門峡ダムの設計が悪いせいで、むしろ水害の原因になっているということです。大雨になると上流が洪水になる。

そういえば、COURRiER Japon 5月号にも、中国-チベット関連の記事が載っているのですが、こっちはまだ全部は読んでいませんでした。

こちらで記事全文が読めます。→ 「チベット騒乱から中国が学ぶべき三つの教訓」 (追記: 関連記事でした。)

2008/04/26

こんどは指名手配書だそうだ

yoshihirouedaの指名手配書



ナイスバディってこのおなかのことでしょうかね。

死刑って無力だよな

許せないという思いと、それでも死刑はなくすべきという思いが、ぐるぐる交錯する。その中に「死刑よりもつらい刑」という考えも混じる。

死刑を歓迎する人の多いのはわかる。「正義感」の強い人達なんだろう。国家による、力による「正義」の実現に重きをおく人達。それとともに自分がその「正義」の側にあることを再確認できる。

その対極にあると思っていた人からも今回の死刑を歓迎する言説があって、これには違和感を覚える。とはいえ、私も今回被告から新たに出てきた主張を聞くと、もうこのようなことを二度といえないようにしてしまえとも思う。

冤罪の可能性を考えると取り返しのつかない死刑は避けるべきというのには同意する。また、法務大臣に最終的な執行の決断をさせるのもどうかと思う。その意味で鳩山邦夫のいうことには一理あると思う。法務大臣の仕事がそれだけだったらロボットかサルか鳩山邦夫でも法務大臣にしておけばよいのだけれど。執行役の人だってやりたくてやっている訳ではなかろう。

死刑でなく無期懲役または終身刑(名前は違うがどちらも同じようなものらしい)にするということは、税金を使って彼等を養うことだという主張もあった。しかし、その刑が社会にとって効果があるなら (犯罪の抑止力とヒューマニズムの実現)、社会が負担すべきコストだと思う。

宅間守以来、抑止力という意味も揺らいでいる。死刑になりたいから人を殺したという事件も最近何回か聞いている。しかしこれは昔からあるのかもしれない。

今回新たに出てきた (というより私が気づいた) 意見がいくつかあって、それぞれ考えさせられる。

ひとつには、今回の判決が、純粋な法律、判例からでなく、世論に影響を受けていることを問題視しているものがあった。さらには厳罰化の流れを進めるために、世論を誘導する情報の出し方をしていると言う指摘もあった。弁護側は検察側よりも筋の通った主張をしているというコメントを前回戴いたが、その部分は全くと言っていいほどニュースに載らず、被告の馬鹿げた主張が大きく報じられた。

そしてこの動きは、ネット規制、児童ポルノ規制、自衛隊官舎ビラ配り事件など、それぞれをとってみると文句のいいにくい規制の積み重ねで、少しずつ国民に対しての縛りを強化していく意志がみえるとする意見もあり、それも怖いことだと思う。

「死刑制度のパラドックスについて」 (In its right place)も考えさせられる意見。人間の生命が最も尊いから殺人に対して死刑をもって償う、死刑をもって抑止するということであるならば、(死刑を受ける)人間の生命よりも大事なものがあることを示唆している(それは「秩序」や「正義」) があるというのだ。

「人間の生命が最も尊い」というのも絶対的なものとはいえず、単なる合意なのかもしれない。秩序を守り、自分たち自身の正義感を満足させるための。

そして、「社会正義の臨界??光市母子殺害事件高裁判決」(地を這う難破船) では、
所謂快楽殺人者は、被害者の殺害を前提とする性犯罪者は、死刑台に送られて然るべき、あるいは、死刑台に送らないことには仕方がない。そうした認識と見解に私は同意せざるをえない。 
彼らを終身刑に処したとき。獄中において生き続ける彼らは、延々と自身の犯行を想起して、ひとり愉しむだろう。愉しみ続けるだろう。死ぬまで。直裁に言うなら、マスターベーションし続ける、ということ。自身の犯行を繰り返し繰り返し想起することによって。
これでは罰を与えたことにならないし、抑止力にもならないだろう。

また、「快楽殺人者は根本的に反省しない」とも述べられている。そうすると反省を待っての死刑はあり得ないのではないか。結局宅間のときと同様に、死刑が執行されても無力感しか残らないのではないか。

ここで一旦死刑からはなれる。毎年自殺者が3万人以上いる (平成10年から - 警察庁資料PDF)。うつによるところは大きいとはいえ、死ぬことよりもつらいことがあるということだろう。自殺を実行してしまった3万人以外にも苦しみ続けている人が大勢いる。ギャンブルによる借金など本人に責任がある場合もあるが、それだって死に値する責任か? そしてそれ以外の多くの人はむしろ他の人よりも自分の責任を強く感じる、いわば「良い人」だから死を選ぶのだろう。

自殺者と犯罪者の苦痛を同じ軸に載せるのは不適切であることは認めるが、納得がいかないでしょ?

といろいろ考えが交錯する中で、ベストだとは思っていないが自分の中で残っている考えがある。それは「終身刑よりもつらい刑」。何がつらいのかは人によって違うので複数の意見を取り入れる必要があるだろうが、私が前回出したのは「ガレー船の漕ぎ手」だった。ほかにも考えればいろいろだせるのだろうけど、自粛しておきます。

■ 追加トラックバック

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊): 「殺人」の嘆願をした32万人の方へ〜あなたは自殺する3万人のことを考えたことはありますか?
-- 自殺者との対比は同じ視点。ただ、 "「殺人」の嘆願をした" ... という書き方をしても何も響かないだろうな。これって執行命令を下す法務大臣を「殺人者」と非難するのと根は同じ。EUを基準にしても響かない。むしろ比較するなら中国か韓国だろう。

梟通信〜ホンの戯言: 死刑についてどれだけ知っているか 読売新聞社会部「死刑」
-- この人も死刑反対の立場。

2008/04/22

今日はアースデイ

ということでGoogleのロゴもこんなことに。しかし「アースデイ」じゃなくて「地球の日」で検索するのかね。

検索してみたらこんなサイトがありました。EARHDAY.JP

テーマソングもあって、聴くだけかと思ったらクリックしたらMP3がダウンロードされるようになっています。

不覚にもアースデイって今年初めて知ったのですが、ずいぶん前からあるんですね。

4月22日 今日は何の日〜毎日が記念日〜

今日のめざましテレビで、CO2削減量の目標が-6%なのに逆に6%増えていると言っていました。現在の一人当たり年間排出量1.5tに対して、1tの削減量が必要だそうだ。1/3にしなきゃいけないってことでっせ。こまめに電灯を消すとか、そんなレベルの話ではありません。結局排出量取引でロシアなんかにお金を出すことになるのかと思うと気が滅入りますね。

トラックバック:
mamico_aさん - ロゴがかわいい
-- 同じ番組見てたんだ... カーボンオフセットを取り上げられています。

美人なだけじゃない

昨日放送された松井冬子の番組、録画もしていたのですが、ほとんどリアルタイムで見ていました。

これまで松井冬子に関しては、作品の評価以上に美人だから評価されているんだろうと思っていました。ファッション雑誌でモデルやったこともあるしね。

ごめんなさい。

昨日の放送をみて、芸術的指向、努力、意志の強さ、集中力など、アーティストとしての松井冬子のすばらしさが分りました。

そう言えば私も最初は作品に惹かれたのでした。その作品を探したら、ブログで紹介しているところがありましたのでリンクしておきます。

オンナだってクラシコイタリア: 見に行きたかった美術展
(あれ、ALTACIAって平澤さんが関わったところでは? 後で調べる → この記事「イタリアンクラシコのセレクトショップ:ALTACIA@自由が丘」)

「この疾患を治癒させるために破壊する」という作品名なんですね。巨大な作品でかつ細部まで描かれていて圧倒されます。

これ以外の作品はグロテスクなモチーフが多くて、そしてそれが松井冬子の特徴として取り上げられるので、作品としてはそんなに評価をしていなかったのですよ。評価していないというと評価できるような審美眼をもっているような言い草なので、「好きとはいえない」と思っていました。松井えり菜ほどの嫌悪感はもたなかったのですけど。

昨日の番組は放送前に気がついていて本当に良かったと思います。教育テレビなんて普段だったら番組表もそこだけ避けて見ていることが多いですものね。

反響も大きかったようで、私のところでも急にアクセスが上昇し、今日もまだ続いています。

Googleの急上昇ワードも朝になっても1位を続けていたようです(右は朝6時半ころのスナップショット)。

ブログの反応も「見直した」というのが多いですね。

増山麗奈さん (反戦アーチスト) 増穂の登り釜にて、陶芸初挑戦
昨日の松井冬子さんのNHKに衝撃を受けました。あのストイックに作品に向かう姿は美しい!!同じ女で画家だけど嫉妬通り越して、賞賛!
rucci bibourokuさん 松井冬子と上野千鶴子 -- 「あわせて読みたい」つながりw
結果としてものすごい番組だった。非常なる感銘を受けました。
ただ「上野千鶴子のツッコミ手厳しかったけどね。松井さんひきつってたもんね。」という部分はちょっと私の感想と違います。松井さんも人の作品をダシにして自分の主張するんじゃねえと思っていたんじゃないかな。

最後に、作品制作中もいつもあんなにばっちりお化粧しているのであろうか。それともテレビ用に特別?

2008/04/20

松井冬子

松井えり菜のリンクを踏むんじゃなかったと思っている皆さん、申し訳ありませんでした。こちらのリンクでご機嫌をうかがいましょう。

4月20日(日)午後10時00分〜11時00分 NHK教育
ETV特集「痛みが美に変わる時〜画家・松井冬子の世界〜」 (下記画像もNHKサイトより)


上野千鶴子との対談もあるようですが、下記Vogueでのインタビューで、2006年に会っていちばん感激した人として上野千鶴子を、最も感動した本として上野千鶴子の『脱アイデンティティ』をあげているんですよね。

「松井冬子」で検索して訪問される方が相変わらず多いのに、情報が少なくて申し訳ないので、せめてこうやってリンクを追加していきたいと思います。

これまで松井冬子に言及した記事
2007-05-26 松井冬子のインタビューが...

関連リンク
読売新聞大手小町インタビュー(2005年12月8日)
対談: 松井冬子 VS 佐々木 豊 (芸術新聞社)
Vogue Women of the year 2006 インタビュー (動画あり/音声に注意)
女子美広報誌バックナンバー (No. 156 に卒業生講演会の報告が載っています)

松井えりな

メモ: 松井絵里奈松井えり菜とは別人。ちなみにもちろん松木里菜も別人。
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