2008/06/08

サウジ大使館でごちそう

こんばんは。なんかもう夏バテみたいなんだけど、夏やせはしないことに決めている私が嗅ぎ付けてきましたよ。

サウジ大使館:「留学生の代わりに献血して」と呼びかけ (毎日新聞 2008年6月7日)

大事なところだけ要約すると
「14日に六本木のサウジ大使館へ行くと高級食材を使ったサウジ料理が振る舞われる」
ということです。

え? 献血? サウジアラビア留学生の代わり? 人類を救うことはイスラムの教え?

枝葉末節ですなw

冗談はともかくとして、「サウジアラビア留学生の代わりとして」日本人が献血することに意味があるとは思えないですが (自主的にやれって)、サウジアラビアと日本の友好という点で意味があるのではないでしょうか。

さらにブロガーを優先させて、レポートを書いてもらうと良いと思います。

献血に関してですが、
日本は変異型クロイツフェルト・ヤコブ病への対応で、「80〜96年に1日以上英国に滞在した人は献血できない」との献血制限を実施しており
というのがあるのですね。

いろいろな点で厳しくなっているようで、以前は私も頻繁に献血していたのですが、常に飲んでいる薬が制限にひっかかって、それ以来献血していません。

2008/06/07

エコブームらしい

おはようございます。

なんか世の中エコブームみたいですね。

日テレエコ2008NHK SAVE THE FUTURE

流行には乗ってみないと。

日本テレビの「世界のエコファイター 地球を救う100の知恵 - 驚き!超テレビ大図鑑スペシャル」ってひどかったね。最後の方に人間が地球上にいなくなってからX年後というコンセプトの海外の番組を紹介するのが目玉だったんだろうけど、そこまでにいろんな海外番組の紹介を行ってて一貫性のないこと。干ばつで苦しむライオンの家族とか、紹介の仕方もセンチメンタルだし。コメンテーターも司会ももっとまともな人を集めろよといいたくなる。最後の「人間が地球上にいなくなって...」の話なんか、人間がいない方が地球に良いといわれているような気がしました、って何をいまさらって感じだった。

「人間が地球上にいなくなって...」っていうのを探してみました。
LIFE AFTER PEOPLE

追記: 6月は環境月間、6月5日は環境デーだったんですね。さらに、6月7日、8日は、エコライフ・フェア2008ってやってたんだ。って、8日の夜に追記しても意味なかったですね。

増山麗奈さんキュレーター+出展の「エコ@アジアニズム大阪展」が行われています。これは19日まで。エキブロ関連イベントカレンダーに載せました。

2008/06/05

快楽としての戦争、かあ

こんばんは。

毎日新聞紙面にあった記事をサイトで探そうと思って毎日jpを見ていたらこんな記事に行き当たりました。

平和をたずねて:快楽としての戦争/1 そこに「素敵!」もあった (毎日新聞 2008年6月4日 西部朝刊)

「西部朝刊」ということは東京版にはないということですね。「快楽としての戦争」ってゲームじゃないんだから... と思って読み始めたのですが、なかなか考えさせられる内容でした。

戦争体験を寄せた手記集から
《 ... 戦火の合間には町、或は民家へ巡視警備に出動致し、食料の徴発其の他支那人の女美人とも接し本当に楽しい事も有りました。本当に支那の婦女は美しいです。素敵!尚まだ色々と有りますが此の位にして置きます》
その手記集を編纂した北崎宗一さんの話
「暑かったこと、寒かったこと、きつかったこと、ひもじかったこと、そして、楽しかったこと。皆さん、例外なく戦争当時の思い出を、目を輝かせながら話してくださいましてね」
北崎宗一さんがショックを受けたのは、これらの言葉が、戦後普通に真面目に農業で働いている人の口から出てきているところだという。

また、これは別の聞き取りをしている人の話になるが、
92歳になる福岡の元戦車隊員も、「面白いことありましたか」との問いに、「ありましたなあ。当時は口にしてはいけないこととか。食料徴発に行って姑娘(クーニャン)を追いかけたり……」と、含み笑いをしながら語っていた。
という。

石坂啓の漫画「安穏族」にもそんな記述があった。善良な祖父が暴行を加えた中国人と一緒に写っている記念写真を見つけた衝撃。この漫画は、偽造写真と知らずに漫画の中で使ってしまっているところもあったはずだが、話そのもののベースは間違っていなかったと思っていた。

苦しいばかりでは人間やっていけないのはわかる。また、今「仕事の中に楽しみを見いだそう、作り出そう」と言っていることが、戦地では「戦いの中に楽しみを見いだそう」ということと同義なんだとも思う。しかしその心が一般の (善良とは言わないが) 我々のなかにあることは認めたくないが真実なのだろう。ただ戦争に期待する勇ましい人達に「あなた達は戦争の悲惨さを知らない平和ボケだ」(普通と反対の使い方をしています) と言うだけではダメな、「リアル」というものがそこにはあるのだろう。

エースコンバットで敵機を撃墜したり、敵基地をクラスター爆弾で一網打尽にすることに快楽を感じている自分は否定できない ( → 過去記事)。ゲームには出てこないが、姑娘を追いかける状況が生まれたら喜んでそうするのだろう。

ぶんさんの、「セクシーさに勝つ」という記事にそんなコメントをしたところだったので、この毎日新聞記事は偶然とは思えない。

戦争の中に快楽があれば、今快楽が得られないと感じている人は戦争が起こることを期待するのではないか。

小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」だったか「戦争論」だったかに、現役自衛隊隊員に話を聞く会で「戦争になったら誰を殺しますか」と質問する若者のエピソードが出てくる。自衛隊隊員は、質問の意図がわからずいぶかしげに「敵兵だが」と答える訳だが、この若者は戦争になったら自分が殺したい人を殺せると思っていた訳ですね。

そしてさらにこの話は、赤木智弘氏の「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」というのにつながっていると思うのだ。この文章はまだ読んでおらず、雨宮処凛さんのビッグイシューのコラムで知った、ということをまずお断りして先に進めたい。この主張は、現在の平和が続く世の中で階層、格差が固定化されてしまっているのをひっくり返すには戦争しかないというものだが、少なくとも今よりましというなかに、戦争の中にもある快楽に期待しているようにも思えるのだ。

私が平和を主張するのは、今安定した生活があるから、日常で快楽が得られているからに過ぎないとも思えてくる。いやそれは、そんなことないぞときっぱり否定したい。

そうそう、創刊された超左翼マガジンロスジェネに、雨宮処凛さん (右翼団体出身)、赤木智弘さん登場していますね。買いたいなーと思っているのですがまだ売ってる本屋が見つかっていないのですよ。

発散した文章で申し訳ありません。書き始めると日頃からつながっていると思っていたことが避けて通れなくなってしまいました。でもまだ十分ではない。ぶんさんの「セクシーさに勝つ」に出てくるヒロイズムの話ともつながっているはずなのだがうまくまとまっていない。また、まだ対策が手つかずなのだ。

最後に平和をたずねて  アーカイブにはたくさんの記事があり、全部東京版ではないようで、これから読まなくちゃいけませんね。

2008/05/30

クラスター爆弾全面禁止へ

おはようございます。

クラスター爆弾:日本、全面禁止条約案に同意 (毎日新聞 2008年5月30日 → 魚拓)

福田首相は調整型と言いながら結局流されるばっかりだったけど、たまには大事なところでリーダーシップを発揮するのですね。この点は素直に評価したいと思います。

クラスター爆弾なんか「防衛」戦略上必要ないだろと思っていました (→ 昨年の投稿)。むしろ米国に反対の立場を採れないだけと思っていましたが、それを考慮した上での合意は意味があると思います。ただここにも書いてあるように、結局はよそにあわせるということのようですが。
首相が同意を決断したのは、英仏独などの主要国が相次いで首脳の政治決断で条約案受け入れを表明したことが大きい。日本の国際的孤立を回避し、7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)議長国として、指導力をアピールする狙いもあるとみられる。
それでもそれは世界の流れにあわせるということで、米国一国追従よりずっと良いとは思いますが。

それよりも感動的なのは、合意形成のプロセスとそのスピードですね。

クラスター爆弾:「全面禁止」条約案で合意 ダブリン会 (毎日新聞 2008年5月29日)
 【ことば】オスロ・プロセス 有志国と非政府組織(NGO)が開始した軍縮交渉。米露中日など主要国が加盟する従来の軍縮交渉「特定通常兵器使用禁止制限条約」で規制が進まず、ノルウェーなどが独自の交渉を始めた。07年2月、「08年中に禁止条約を作る」とうたうオスロ宣言に46カ国が署名。計5回の会議で条約案を論議した。米露中は不参加。カナダやNGO主導で99年発効した対人地雷禁止条約がモデル。
日本もこういうところで「有志国」となることが理想なんだけどなあ。日本にはその資格があるはずなのだ。むしろ義務があると言ってもいい。あ、「義務」なんて言い出すと「有志国」じゃなくなっちゃうか。

■ トラックバック=合意を喜んでいる皆さん
瀬戸智子の枕草子 オスロ・プロセス
[公式] 天木直人のブログ クラスター爆弾禁止に同意した福田首相と毎日新聞の貢献
-- 毎日新聞だけが特に力を入れていたということは知りませんでした。

2008/05/29

渡辺直美

この人でビヨンセのことを知りました (半分本当)。

YouTube: 渡辺直美 - Beyonce


ジェニファー・ハドソンだったらさらにうまくできるんじゃない? (ボソッ)


2008/05/28

Wiki Wiki ウェークアップ

こんばんは。しまった、ウィッキーさんは既に挨拶してもらってたんだ。

だれでもWikiサイトを構築できる「Google Sites」が正式提供 (ZDNet Japan builder 2008/05/23)

だそうで。

誰でも作れるけど、せっかくWikiなんだったら、ひとりで作るよりみんなで共同編集した方が良いよね。

という訳で、僭越ながら作ってみました。→ exbloggers
工作員編集メンバー、管理者メンバー募集中 (→ メール)。

作ったのはいいけど、中身はどんなものを入れるか全然考えてないんですよ。

専門用語辞書にでもしますか。「肉ぅ」とか「総裁」とか「UFO」とか「テンフォーとテンテンの違い」とか...

追記: イベントカレンダー、トラックバック企画リストを作りました。Google Groupsを作り、Google Analyticsも仕掛けてみました。

2008/05/25

ルックスはともかくとして

こんばんは、青山テルマです (ウソ)。

先日、Superflyという歌手の"Hi-Five"という歌を聴きました。

最初出てきた時、何このファッション (写真は公式サイトより)、60年代のヒッピーってこんなカンジだったんでしょうか、教えて古い人 (ツッコミ覚悟)、って思ったのですが...

歌は、パワフルで良いです! 気に入りました。

Superfly公式サイトをみると、昨年デビューだったんですね。それから先日出したファーストアルバム"Superfly" (左画像はアマゾンのリンク) が1位だったそうです。そういえばレコード店の最も目立つところにたくさんディスプレイされていました。

YouTubeで探しました。
YouTube: Superfly - Hi-Five (削除されています)

関連動画にLISMO! CM (YouTube)というのがありました。それから、「愛をこめて花束を」 (YouTube)というのもありました。サビの部分聴いたことがあると思ったら、「エジソンの母」主題歌だったのですね。


それからこちらは歌のうまさにもっと驚いたのですが、Kanade (右写真はUniversal Musicより)という歌手の"Serenade (セレナーデ)"という歌。

YouTube: Kanade "Serenade" (リンク切れ)
画像と音声があってなくて、素人がエアボやってみたいだ。でも本当にこの人が歌ってるんですよ。

たぶん本人がUPしているPVがありました (本人は出て来ません)。


リンク -
kanade Official Web Site
Universal Music アーチストページ

こちらもドラマの主題歌だったんですね (「新・科捜研の女」)。

最後にmelody. こちらはルックスは良いのですが (いやそのこれまでの3人がどうということじゃなくて)、曲に恵まれてないような気がします。
YouTube: 田中ロウマ feat. melody. - Boyfriend / Girlfriend

m-floとのコラボはいい感じなんだけどな。
m-flo loves melody. & 山本領平 - miss you (Wikipediaに単独で項目が立ててあるw → 「miss you (m-floのシングル)」)

melody.はNHKが海外に向けて日本の音楽を紹介する番組 J-MELOで司会を務めています。笑顔が好感度高いです。あまり毒がなさ過ぎるのかな。

2008/05/24

Seesaaのフィードの広告が鬱陶しい

リベラル、平和を指向し、反格差とか訴えている人のフィードの中に、

「美容整形」とか
「キャッシング」とか
「中古マンション買取」とか
「ERP」とか

冗談ですか。

2008/05/22

友好への契機に

多くの人が亡くなっている中で、「うれしいニュース」なんて言うのもどうかとは思うが、日本人として誇らしく思う。

産經新聞 2008.5.17「対日感情が好転 国際緊急援助隊の派遣で」 (魚拓1, 2)
なぜか特集一覧の中にはいっておらず探すのに時間がかかった。

毎日新聞にも似たような記事があったんだけどネット上にはないようだ。毎日新聞のほうには、中国国民の中には以前から日本に対して好意をもっている人も多かったが、これまでは口に出しにくい状況にあった、という趣旨のことも書かれていた。

ちょっと心配していたんですよ。日本の救助隊が行っても、来るのが遅いとか (国民には本当のことが知らされないので)、生きて救出できない場合に批判されるんじゃないかって。

どんなに反日教育を受けていても、直接人間に接すると理解し合える。真摯に取り組んだ救助隊の皆さんにはその意味でも感謝したい。お疲れさまでした。

こんな記事もあるんだけどね。
産經新聞 2008.5.17 日本の緊急援助隊は煙たい? 住民歓迎も軍は「メンツが…」(魚拓 1, 2)
軍はどうであれ、多くの国民に支持されればそれでいいや。

これまで反日の姿勢や行動には閉口してきたけれど、今こそ日本の「お人好し」パワーを発揮すべきときだと思う。

2008/05/21

上原ひろみ - I Got Rhythm

名前は聞いたことがあったのですが、演奏するところは初めてみました。

YouTube: I've Got Rhythm

リンク切れなので別の動画を載せます。
https://youtu.be/6JfKY0K_NQk

楽しそうに弾いてるのもいいですね。

昔ハリーさんのところに書いてあったと思ったんだけど... 探したらこれでした。
世祓い 2004/11/16:徒然
もっとたくさん書いてあったと思ったのだけど気のせいだったようですね。それとも誰かのレビュー記事とごっちゃになってるのかなあ。

そうそう、「英語でしゃべらナイト」にゲスト出演してたそうなんだけど、見逃してました。再放送は木曜深夜。
追記: 見ました。"improvisation"がテーマ。危ういものの美しさ。昨日通った絶景の見える道、今日はなにもないところかも知れないけれど別の道を通りたい。人生は"improvisation"ですね。

こんな記事もありました。
産經新聞 2008.5.21 チック・コリア&上原ひろみ デュエット公演 鍵盤を跳ねる アクロバティックな響き  (リンク切れ)

2008/05/20

雨が激しい

会社あんのかな。

追記: 電車が止まっていましたね。私が乗る駅では2編成待機していて後にでる電車の方で座って待っていたのですが、待ちきれなくなって最初の電車が動き出すときにそちらに乗り換えました。会社につく頃にはもう雨はやんでいました。

沸騰都市ドバイ

こんばんは。私のアブラもお金に換えられないかな。それ油じゃなくて脂だというツッコミは無しの方向で。

昨日、NHKスペシャルで、「沸騰都市 第1回 ドバイ 砂漠にわき出た巨大マネー」ってやってましたね。

いや驚きました。

ドバイが凄いことになっているというのは知っていたのですが、単に余ったお金の使い道がなくていろんなもの (例えば椰子の木の形のリゾート分譲地) を建設しているんだと思っていましたよ。

最初に「ドバイは石油が枯渇して...」ってナレーションが入ったと思いましたが、Wikipediaなどを見るとどうもそうではないようですね (下記大前研一の記事も参照)。「石油枯渇に備えて...」って言ったのかな。[追記: 「ほぼ枯渇」って言っていました。]

石油があるうちに戦略的に経済の構造を変えて行ったということのようです。政治家のリーダーシップは重要ですね。
大前研一: 第97回「石油が出なくなる日」プロジェクト

でも金融はともかくとして観光は産業となりうるのか疑問です。自然遺産や文化遺産がないとつらいんじゃないかな。ラスベガスという例もあるから必ずしも失敗が運命づけられているというわけではなさそうですが。

もうひとつ心配なのは災害ですね。海の底から砂を吸い上げて、それで埋め立ててるの。日本人から見たらあり得ないと思いますよ。まさに砂上の楼閣。地震は少ないのかもしれませんが、温暖化で水没しちゃったり、海が割れたりするのではなかろうか。

番組中でも触れられていましたが、バブル景気という懸念も大きいそうです。今は投資がどんどん集まってきているようですが、投資を呼んでいるのが産業ではなく、投資が投資を呼んでいるという側面が大きいと感じました。

明日深夜に再放送があります。見逃した方は録画して見よう!

2008/05/14

今日は聖地に...



... 行ってきます。

いや仕事ですけどね。

右の写真は前回いった時に買ってきたもの。いやそのときも仕事でしたよ。

iPodのイヤホンがからまないようにする方法

誰かに聞かれたけど、知らないって答えたような気がします。

でもよく考えたら、昔どこかで見たような...

という訳で、検索してみました。

POP*POP 【図解】 イヤホンコードが絡まってイライラしない上手な巻き方

二つ方法が載っているのですが、最初の指を糸巻きに使う方法はパス。理由は聞かないように。

で、2番目の方法をやってみた。



なんかボディが相当痛んでますね。だって、ジョブズが
僕は、擦り傷のついたステンレスを美しいと思うけどね。
っていうんだもん。とはいえ、表面にはフィルム貼ってるけどね。ごめんなさい。

最後に2番目の方法を解説した動画を載せます。もうテキスト4行分くらい書いたかな。あまり短いとエキサイトRSSの表示が崩れちゃうんですよね。


2008/05/12

ビル・ゲイツの顔写真

こんばんは。"Touch My Body" (YouTube)に出てくる妄想カスタマーエンジニアです (ウソ、って長いよ)。

「ハッカーと画家」の中にビル・ゲイツの顔写真として右のような写真が使われていた。


なんでこんな写真?と思っていたのだが、「はじめに」の前に「読者への注」という文章があって、こう書かれている。
残念なことに、マイクロソフトのPR事務所は第5章を読んだ後で、彼らが保持するビル・ゲイツの写真の写真を使う許可を与えてくれなかった。代わりに92ページの写真を提供してくれたアルバカーキ警察に感謝する。
交通違反したときの写真らしい (出典 - 写真もここから引用していますが、検索するとたくさん出てきます)。

アッップル社が、何かの開発コードで「セーガン」というのを使っていたのを、カール・セーガンから抗議を受けて、「間抜けな天文学者」に変えたという話を思い出しました (注: Wikipediaによれば、"BHA" = "Butt-Head Astronomer" ということらしい)。

補足: 第5章には、今後ソフトウェアの主戦場が、Windows上のアプリケーションから、サーバアプリケーションに移って行くという観測が述べられている。

2008/05/11

脱出ゲーム

★脱出ゲーム【VISION】
隠されたアイテムを見つけ、様々な謎を解いて外へ脱出しましょう。
何度も挫折しそうになった。MYSTやRIVENが好きな人にとっては物足りないと思うけど。

そういえばMYSTは最後までいったけど、RIVENは挫折したままだったな。

Web Designingのメルマガで知りました。その他紹介されていたのをリンクだけならべますね。

TheHOUSE
Shift
Do You Have A Grudge?(呪怨)

2008/05/08

格差に関して

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち
ポール グレアム Paul Graham


「ハッカーと画家」を読んでいるのだけど、その中に格差を肯定する論を述べた章がある (補足: このポール・グレアム「ハッカーと画家」はすごく面白い本です。計算機オタクには特に)。

・格差がある社会の方が社会全体で豊かだ。格差のない国の上層は格差のある国の下の層より貧しい。

このベースには、富が一つのパイであって格差はその切り方で生じるものという考え方ではなく、富 (これはお金に限らない) は新たに産み出せるものであって、富を多く産み出した人が上に伸びることによって格差が生じているという考えかがある。さらに、新しく産み出された富の多くは世の中全体にもたらされるものという認識による。

例として出されたもののひとつにスティーブ・ジョブズがある。ジョブズは金持ちになるのに誰かのものを盗んだり誰かを貧乏にさせた訳ではない。生産性をあげたり無から富を紡ぎだせるコンピュータを世の中に提供することで、世の中を豊かにし、自分も豊かになった。

付け加えると雇用を創出したこともあげられるだろう。

それはそうかもしれない。鄧小平の考え方「先に豊かになれる人が豊かになり、豊かになった人は他の人も豊かになれるように助ける」もそうなんだろう。

しかしこれは、民主主義に裏打ちされた資本主義のもとで成り立つ話で、ナイーブに過ぎるといえるだろう。

鄧小平の考え方も後半部分は実現できていない。それは中国の経済成長が「安い労働力」を競争力にしている部分が大きいから。すなわち、国民に都市戸籍と農村戸籍の二重構造があり、農村が豊かになれないことを前提にして経済成長が成り立っているといえるのだ。

アメリカだって同じ。アメリカの戦争、特に冷戦後の戦争の意味を考えてみると分るだろう。二酸化炭素の排出も、排出権を買わずに排出しているということは、排出権という資源を搾取していると同じだろう。

コンピュータなどハイテク分野では他を貧しくすることなく富を作り出せると言うこともできるかもしれないが、何らかの資源がからむところでは、そしてそれはほとんどの経済活動がそうなのだが、どうしてもパイの奪い合いは避けられない。

そしてパイの奪い合いは分野を越えて発生する。バイオエタノールの生産への補助が食糧の価格の高騰を招き、貧困を拡大している。

最初の話から大きくなり、散漫にもなってしまったが、「格差」ということを言い出すと、いろいろな思いが生じてしまうのだ。

中島聡さんの『「少年よ大志を抱け!」よりも「若者よどん欲になれ!」の方が良くないか?』を読んでいて、特に後半に出てくる
 そもそも資本主義というのは、「企業や個人が自己の利益を最大にするためにする経済活動が社会全体に利益をもたらす」ように設計されている。社会主義の国ならいざ知らず、日本が資本主義の国である限り、人々の「利益を追求する」強い欲求があってこそ経済活動がさかんになり、それが国力につながる。
の部分で、このポール・グレアム「ハッカーと画家」の格差に関する記述を思い出した。同じナイーブさを感じるが、ひとつのブログ記事でそこまで言及していないからと言って批判するつもりはありません。

それからこれもちょっと関連する話題。
切込隊長BLOG: グローバリズムは何故、貧困を引き起こすか

パンダレンタル料1頭1億円 (→ 「2頭で1億円」の間違いでした)

... ってことニュースで言わなくなったね。

訂正: 「2頭で1億円」の間違いでした。
質問なるほドリ:中国の「パンダ外交」って?=回答・市川明代 (毎日新聞 2008年5月8日)
Q レンタル料の額は?

A 日本の場合を例に取りましょう。現在、中国籍のパンダは、神戸市立王子動物園に2頭、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドに6頭います。アドベンチャーワールドは公表していませんが、王子動物園では、2頭で年間100万ドル(約1億円)です。

2008/05/04

Walk This Way!

こんばんは。伊集院光です (ウソ、でも話題と遠すぎるか)。

先週、iTunes Storeのトップページに、Run-D.M.C.の"Walk This Way"のミュージックビデオが載っていました。なつかしいなあ。さくっと買っちゃいましたよ。iPod touch買ってからiTunes Storeでの購入額確実に増えてますね。

この"Walk This Way"のミュージックビデオ (最初はP.V. = プロモーションビデオ) からラップを聴くようになったんですよね。それまでもラップはカーラジオなどで聴いていたんでしょうが、きっと雑音と同化していたんでしょう。

この曲もビデオがなかったら注目していなかったかも。それだけこのビデオはかっこいい。まあ見てみて。

YouTube [MusicVideo] Run DMC ft. Aerosmith - Walk This Way

追記:正規のものではなかったのでしょう。無効になっていました。次のは投稿者が "RUNDMCVEVO" となっているのでたぶん大丈夫。
https://www.youtube.com/watch?v=4B_UYYPb-Gk

エアロスミスの演奏と邪魔し合いだったのが、最後はジャムセッションになって一緒に踊ってるの。

ちょうど2ちゃんねるまとめサイトで、「やる夫で学ぶクラブミュージック 」というのが出ていて、この曲のことも紹介されていました。「これにより一般層にも広く知られることとなった訳だね」って、あ、俺のことだ。

これもiPodでMTVのポッドキャスティングを視聴するようになって知ったんですが、メンバーの一人Jam Master Jayが2002年10月に殺害されたんですね。まだ犯人はわかってないらしい。
MTV News Jam Master Jay Archive
Wikipedia Jason Mizell (Jam Master Jayの本名)

2008/04/27

ナショジオ一冊まるごと中国大特集

こんばんは。聖火リレーは「大過なく」と言っていいんじゃないでしょうか。リレー時の受け渡しのときのフォーメーションチェンジはみごとでした。さすがに変形ロボットの国ですね!

ナショナルジオグラフィック2008年5月号は「一冊まるごと中国大特集」。おもしろくて一気に読んでしまいました。

まだサイトには予告しか出ていませんね。
ナショナルジオグラフィック2008年5月号

今の建設ラッシュも面白いのですが、今後のことがやはり気になりますね。エネルギー消費、水質汚染と水不足、高齢化と社会保障...

三門峡ダムの設計が悪いせいで、むしろ水害の原因になっているということです。大雨になると上流が洪水になる。

そういえば、COURRiER Japon 5月号にも、中国-チベット関連の記事が載っているのですが、こっちはまだ全部は読んでいませんでした。

こちらで記事全文が読めます。→ 「チベット騒乱から中国が学ぶべき三つの教訓」 (追記: 関連記事でした。)