2005/03/13

サラリーマン社長のプライド

おはようございます。野田義治です(ウソ)。

エキサイト山村社長のブログを見るとお腹が空いちゃうのであまり見ないようにしていたのですが、パイルダーオン!(rkyaさん) の「頑張ってる男はかっこいい」やdesigncafe-blog (design-lifeさん) の「同感です。。」で紹介されているので見てみました。

頑張れ「サラリーマン!!」 3月8日

全体はサラリーマンとして働く人たちへの讃歌なのだが、私は以下の部分に感動した。
 小生は雇われ社長に誇りを持っている。日本一の雇われ社長、雇われ社長のプロを目指している。よっていまだかつて、自分で会社を起こそうと思った事はない。こんな言い方は乱暴だと思われるかも知れないが、会社は、少しのお金と印鑑で作ることができる。まあいえば能力がなくても会社を作って社長になる事はできる。しかし雇われ社長は違う。能力とスキル、バックグラウンド、パッション、リーダーシップ、ビジョンがなければ雇ってもらえない。雇われる能力がなければ、なれないのである。 
 伊藤忠商事の社長になるには印鑑とお金ではなれない。日々、それも何十年もかけて信用を積み上げて、毎日同じワークを繰り返し立身して、そして大きな運にめぐり合わなければなる事ができない。芸能人で1,2年スポットライトを浴びる事も人生だと思うが、サラリーマンとして何十年もかけて信用を積み上げて立身するという事は、実は大変なスキルと努力と忍耐力が必要なのである。
自分の仕事に対する矜持、それが評価されているという自負が感じられる。

もちろんdesign-lifeさんが書かれているように、起業家であっても永続させるためには総合的な能力が必要になる。その能力には人から信頼を得られることも含まれるだろう。それには仕事への真摯な取り組みが必要になる。

その意味では、起業家社長との違いだけでなく、親から会社を引き継いで最初から社長であることを約束されていたあの前会長や、サラリーマン社長であったことを忘れてしまっているマスコミのあの主筆やあの会長とも違うという主張もあるだろう。

私も別に社長になりたいと思っている訳ではないしその器でもないと思っているが、自分の仕事に自信をもってへこたれず真摯な取り組みを続けたいと思う。rkyaさんが書かれているように頑張ってる人はかっこいいと私も思うし、自分もそうありたいと思う。そしてそれはサラリーマンだけでなく、うちで家事に取り組む専業主婦も同じなのだ。熱があってもがんばっているうちの奥さんを見ていてそう思う (家事代わってやれよって? そう申し出ているのだけど)。

山村さんの記事はサラリーマンだけでなく多くの人に読んでもらいたいものだ。

4 件のコメント:

rkya さんのコメント...

どうも〜♪ビジネスの世界なんてはたから見ているだけだけど、社長の言ってることすごくわかるような・・響いてきたんですよね心に。私は私の世界で、誇れるくらい努力していたいと思いました。しかし奥様、あまり無理せず、、、お大事に^^;

yoshihiroueda さんのコメント...

★はるかさん、やっぱり誇りと自信をもって生きられるというのが幸せですよね。どの立場でも同じだと思います。

design-life さんのコメント...

TBありがとうございました。サラリーマンとして働く人たちへの讃歌・・同時に「戦う」事を強く感じたエントリーでしたね。最後の「是非皆様の彼氏や旦那様を励まして欲しいんです。」は泣けましたね(笑)。。

yoshihiroueda さんのコメント...

★design-lifeさん、そう、働くことは「戦い」なのかもしれません。それは人との戦いもあるでしょうが、新しいことや難しい課題への挑戦だったり、自分との戦いもあるでしょうね。特にデザインは、要求と予算をどう高次で満たすかという挑戦の連続だと思いますので、そういう思いは強いと思います。周りの人には、励ましてくれるより、理解してくれるだけでもありがたいかもしれません。雑誌などを読んでると家でも心がやすまらないお父さんも多そうです。