こんばんは。ドラゴン桜です (ウソ)。
学生のとき、ちょっとだけ塾で講師をしたことを思い出した。
この駅の近く。そう、京都府宇治市です。神明小も近くにあるのに今気がついて驚いている。
大学の学生課だったか、学生援護センターだったかで見つけて、普通よりも時給がいいので、とりあえずいって見るべと思っていってみた。ちょっと京都市内からは遠かったんだけどね。
受験勉強をやってきて、その範囲に関しては人に分かりやすく説明できる自信はあった。中学時代の友達は、ウエダは教えてくれるのはいいんだけど「てめーこんなのもわからんのか」なんて言うんだよ、って後でうちの奥さんに訴えてたけど。
行ってみたら、普通の主婦のおばさんがやっているようなところだった。共同で始めたんだけど、ほかの人は抜けたと言っていた。
塾で決まったテキストがあるわけではなく、もちろん指導方針もない。アルバイト講師の私に、「教えるための問題集を選んで下さい」なんて頼んでいた。バイト時間外だったけど探しに行きましたよ。
始めてみてカルチャーショックを受けた。
塾には勉強をしに来ているものだと思っていたのだけれど、そうじゃなかったみたい。全部が友達同士みたいで、授業に関係ない話で盛り上がっている。私もその話題に参加している仲間のような扱いだった。
問題集も、先に回答集を配れと要求する。それでは考える力はつかないだろと思って経営者に相談したら、生徒の言う通りにして下さいとのこと。
学校の先生みたいに、不良生徒を更生させるなんてことが必要になるとは思っていなかったし、その覚悟もモチベーションも持っていなかった。また、ケンカ慣れしているような人だったら生徒を抑えつけることもできたんだろうけど、その経験も肝っ玉も持ち合わせていなかった。
結局3ヶ月くらいでクビになったのだが、挫折感よりも開放感のほうが大きかったなあ。やれやれ、って感じ。
クビになったのは、思うように生徒の数が集まらなかったからということだった。コスト削減ですな。代わりはそのおばちゃんがやることにしたそうだ。この子供たちの親は、そういうところと分かっていてこの塾に入れていたのだろうか。
今回の事件で、
バイト講師って、生徒を教えることのモチベーションは高くなかったんだろうな。
塾側も、バイト講師を使う程度にしか教育のことを考えてなかったんだろうな。
親はどういう基準でこの塾を選んだんだろう。
と思った。
6 件のコメント:
塾選びって難しいですね。塾って本来、「教えるプロ」が居るべきところだと思います。生徒指導とか部活指導とか、そういうもの一切ない、教えるだけのプロ。実際、有名予備校とかの先生ってそういうプロ根性の先生多かったし。でも小学生の塾とかだとそこまで要求してないだろーな・・・・。
考えて見れば学力だけが優れているだけで、人間性など未形成の部分が多すぎる多感期の若者に子供の教育を委ねるってのもねぇ・・・塾というのが大学生やプーの稼ぎ場所でしかないような気もするなぁ
★すぷりーさん、うーん、そこの親はたぶん選んでもいないんだろうと思います。○○君も行っているから、という子供に対して、じゃあ負けないように勉強させるか、っていって塾に行かせ、結果として塾で○○君と遊ばせていることになっているのではないかと。それから小学校向けでもまともなところはバイト学生なんて使っていないと思います。
★hitoさん、学生アルバイトは考え方や問題の解き方を教えるだけ、自宅での勉強の仕方や生活態度などは別のプロが教えるって分担はあるかもしれませんね。また、学生でもある程度の訓練がなされていれば使えるだろうと思います。家庭教師派遣センターみたいなところにはそういう会社もあるんじゃないかなあ。
私は大学がそっちのほうだったので、学生のほとんどが家庭教師か塾講師をしていました。バイトの面接に行くと、ほとんど無審査で採用されてましたね。今でもそうなのかな?
★そふぃあさん、教育学部だったら審査の必要がないということかもしれませんね。学生にとっては経験を積む場になってよいかもしれません。
コメントを投稿