2006/01/24

ライブドアニュースを読もう

こんばんは。号外です (って定期刊行してないけどね)。

忘れていたんですが、ガ島通信さんの「[ニュース・時事ネタ]真価が問われるライブドアニュース」を読んで、ライブドアのニュースを見てみる気になりました。以前は、ホリエモンマンセーって記事ばっかりでうんざりして遠ざかっていたのでした。

ライブドア内部でないと書けないような記事があるのは当然として、
堀江氏逮捕受け LD社内の反応  (2006年01月23日 ライブドア・ニュース 常井健一、佐谷恭)

そうでない記事も冷静で、かえって既存メディアの熱狂ぶりがこっけいに見えますよ。
「闇の不正と闘う」地検特捜部とは  (2006年01月23日 ライブドア・ニュース 常井健一)
「逮捕はやむを得ない」 - IRと会計専門の早稲田大学の花堂靖仁教授に聞く (2006年01月23日 ライブドア・ニュース 佐谷恭)

これらはニュースという位置付けでしたが、PJオピニオンも冷静です。
ライブドアショックに地元尾道は・・・ (2006年01月23日 パブリック・ジャーナリスト 兼永 知世子【広島県】)

まあもちろん、今、堀江社長をナイーブに擁護できる訳はないという事情はあるでしょうが。それでもがんばっているといえるんじゃないかな。

大西さんも「ライブドア-株価とユーザー利用の動きは違うね」で、ライブドアのポータル、ブログとしての価値が毀損していないことを述べています。

まだまだがんばって欲しいですね。

追記: "「闇の不正と闘う」地検特捜部とは"という記事、コメントでsprewell8_daisukiさんが書かれいますが、いい内容です。東京地検特捜部大鶴部長の「検事を志す皆さんへ」というメッセージがいい。
困難な捜査を打開するものとして、
◆悪いことを悪いと感じることができる素朴な正義感
◆実直に生活する人々の生活と利益を守る熱意
◆法律適用を多角的に検討し駆使する能力
−の3点を挙げ、「額(ひたい)に汗して働いている人々や働こうにもリストラされて職を失っている人たち、法令を遵守して経済活動を行っている企業などが、出し抜かれ、不公正がまかり通る社会にしてはならない」と主張している。

2 件のコメント:

sprewell8_daisuki さんのコメント...

yoshihirouedaさんのあげられた記事では、東京地検特捜部の大鶴部長の記事が良かったです。>◆悪いことを悪いと感じることができる素朴な正義感>◆実直に生活する人々の生活と利益を守る熱意>◆法律適用を多角的に検討し駆使する能力ほんとそうだよなぁ・・・って思いました。実直に生活する人を「下流」とか表現する向きもあるけど、そういう人こそが日本を支えてるんだし、そういう人が安心して暮らせる世の中じゃないと結局「上流」な人も暮らせないと思います。

yoshihiroueda さんのコメント...

★スプリーさん、ええ、私もこの記事のこの部分がもっとも印象に残っています。「自己責任」ばかり強調されて、「公正」という言葉がどこかへいったかと思えるこのごろ、使命感をもって業務に取り組む人たちには、「日本もまだまだ捨てたものではない」と思わせますね。