2008/10/16

ホワイトバンドまだつけてる [Blog Action Day]

こんばんは。日本ではもうBlog Action Day 10月15日も終わりに近づいているらしい。あわてて書かなくっちゃ。

3年前、「白いバンド買ってきた」のホワイトバンド、まだつけています。手につけたり外したりは面倒なので、かばんにつけっぱなしというだけなのですが。

私の主張は変わりません。「アフリカにお金を渡すな。意味がない」です。

必要なのは「教育」だ。
自分で生きる力を、仕事をすることの意味を、仕事のしかたを。
そのためにお金が必要ならそれは援助すべきだと思う。
もちろん学ぶためには生きている必要があるので、そのためのお金も必要だ。

繰り返すが、ただお金を渡すのは意味がない、ということだ。

私の提案は「女性と子供のためのサンクチュアリ」(「ほっとけない、だけど...」)。

「この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です」という主張に賛同してホワイトバンドを買った、と書いた。でもいざ「ホワイトバンドですね」と声をかけられても、上記のようなことをなかなか切り出せないですね。内弁慶w

またアフリカの話に戻る。アフリカに関しては「女性性器切除」とか「エイズ」とか「レイプ」とかとりあげた。しかし、自然に恵まれていて、また資源が豊富なところもあって、幸せになれる要素は十分あるはずなのだ。

ちょちょんまげさん(ブログ「東海林さだおがいいなぁ」)が「ピザと親方、日本とナイジェリア その1(追記あり8/19/08)」でナイジェリアの体験を書かれています。そしてそこで紹介されているナショナルジオグラフィック2007年2月号 の「特集:豊かな原油に蝕まれるナイジェリア」も読んで頂くと、私の主張もご理解いただけるのではないかと思います。

ナイジェリアに関しては以前NHK「アフリカゼロ年」でもやっていましたね。住民に補償金を出すことになって、各村の代表が集まっているところでお金を渡すと、次の瞬間にはその金を誰が管理するかで喧嘩を始めちゃうの。口論じゃないよ、喧嘩。「管理」する気ないだろ、と思いましたね。

4 件のコメント:

mirumiru925 さんのコメント...

ちょっとだけ、フォスタープランに参加しています
日本の人はもっと興味を持っていい課題です
まずは教育ですよね、日本の将来にも無関係ではないと思います

yoshihiroueda さんのコメント...

★ ミルミルさん、
フォスタープランって足長おじさんみたいなやつですね。子供達の健やかな成長を願わずにはいられませんよね。日本もそういう活動を通じて日本の良さを理解する国を広げて行って欲しいです。

ちょちょんまげ さんのコメント...

yoshihirouedaさん、
はじめてお邪魔いたします。
私のブログにコメント、TBをありがとうございました。
「アフリカに必要なのは教育だ」、私もそう思います。ですが、私のブログに頂戴したコメントを読んで、実はちょっと考えこんじゃっています。「教育」=「洗脳」ではないのか?我々の考える「教育」は我々や西欧的な考え方を押し付けることではないのか?
ちょっと、いまのところ私には正解が見えなくなって迷走中です。
そしてまた、アフリカの人々を教育することよりも、「先進国の搾取」の方がやはり大問題なのではないかと・・・もちろん、アフリカの人たちが自分で気づく、そして築くべきことも多いとは思うのですけど。

>次の瞬間にはその金を誰が管理するかで喧嘩を始めちゃうの。口論じゃないよ、喧嘩。
これは、本当に見慣れた光景です。やれやれと思って見ていましたが、これも含めて「文化」ではないか?、と、言われてしまうと、私には返す言葉がありません。

yoshihiroueda さんのコメント...

★ ちょちょんまげさん、
「教育」か「洗脳」かというのは難しい問題ですね。基本的には、相手の価値観によって決まるものだと思っています。相手に選ばせる。しかし価値観も (暗黙のものも含めて) 教育の結果だと思いますし。命とか豊かさを求めるのは人類共通の価値観だと思いますが、平等とか民主主義とか大きなお世話なのかもしれないし。先進国の搾取の解消も難しいものがありますね。だいたいそれを支えつつ人民を搾取しているのがアフリカ各国の政府高官な訳で。問題もあるけどチャベスのような人が出てこないといけないのではないかと思います。