2008/10/10

ノーベル平和賞も受賞して欲しい

こんばんは。ノーベル物理学賞3人に加えてノーベル化学賞。おめでとうございます。

日本人として、誇らしいと思う一方で、

これって何十年も前の業績だよな、
今現役で働いている我々の世代はそのような業績を残せる仕事をしているのだろうか、

とも思う。

もちろん自分自身のことを言っているのではなくて、
優秀な人はたくさんいるのだろうけど、
企業だけでなく大学も、今すぐ役に立つ業績を求め過ぎているのではないか、
ということなんだけど。

というのは前振りで、今日のタイトルなんだけど、こんな記事が目に留まった。

ノーベル物理学賞:反戦語る気骨の平和主義者…益川さん (毎日新聞 2008年10月8日 魚拓)
受賞から一夜明け、「専門外の社会的問題も考えなければいい科学者になれない。僕たちはそう学んできた」と力を込めた。

益川氏の話の中には感じられないが、科学者の中でも特に物理学者は、核兵器の開発に寄与したということが負い目になって平和を求める意志が強ののかもしれない。

ノーベル平和賞も、政治的に利用されている面が強いが、このような純粋に平和を願う人々に光を当てて欲しいと思う。

4 件のコメント:

sprewell8_daisuki さんのコメント...

>今すぐ役に立つ業績を求め過ぎているのではないか本当にそう思います。少子化もそうなのかな・・・と思ったり。子供って生まれてしばらくは手間もお金もかかるし五月蝿いし迷惑かけるし、今現在に自分のお金で自分のペースで生きている若い人にとっては自分の生活が乱されるやっかいなだけな存在・・・って思うのかも。長い目で将来を見据えて、じっくり育てていく・・・って、農耕民族には合ってると思うんですけどね・・・。平和の話じゃなくてスミマセン・・・。

sabretoothjapan さんのコメント...

>これって何十年も前の業績だよな、>今現役で働いている我々の世代はそのような業績を残せる仕事をしているのだろうか、実はそういう仕事をしている人は結構いるとは思いますよ。ノーベル賞もらえるのは何十年後でしょうが。ノーベル賞は、過去に受賞者の業績の評価がドラマティックに変化したという例がいくつかあって、ロボトミーのエガス・モニスのケースなんかが有名です。そういうこともあって、ほとんどの業績は、発表後評価が固まってからになっているようです。だから、ノーベル賞級の業績があっても、受賞するころにはなくなっていてだめだったなんていう例もけっこうあるみたいです。(受賞資格のひとつが「生きていること」なので。)

sabretoothjapan さんのコメント...

↑というようなことを書いてから、新聞読んだらニュースがでていて、日本の、科学論文の提出数での世界ランク、落ちてるんですね・・・。だいじょうぶかなあ・・・。

yoshihiroueda さんのコメント...

★ すぷりーさん、少子化もやっぱり余裕がないことが理由にあるんじゃないかと思っています。経済的には余裕があったとしても、今仕事を中断すると戻れないんじゃないかとか、残業しないと今の仕事が片付かないと思うと、精神的には余裕がないといえると思います。