私は20:30の回だったのですが、当日18:00過ぎから降り出した雨が激しく、フジテレビ方向から来たのですが雨を避けるところが途中になく、時間前に入れてもらいました。すでに時間前に来た人は中に入って鑑賞を始めていました。本来はチームラボの猪子さんのトークなどが予定されていたのですが、どういうスケジュールになったのかわからず、聞けなかったのが残念です。また、軽食と飲み物を用意しているという話でしたが、これも早く帰ったため、帰る途中にケータリングの袋を持って会場に向かうスタッフの皆さんとすれ違いました。
雨で来る人も少なかったとは思いますが、早く入れてもらったため、観客が少ない中で鑑賞できたのはアリがたかったと思います。
今回、4つの作品が出ています。
- やわらかいブラックホール - あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である
- Wander through the Crystal Universe
- 人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity
- Floating in the Falling Universe of Flowers
"Wander through the Crystal Universe" はポーラ ミュージアム アネックスで昨年行われた "Walk Through the Crystal Universe"の規模を大きくしたものということ以外は予備知識なく行きました。
浅いプールの中を歩いていく作品があるということで、最初に靴と靴下を脱いで預けて、ズボンを捲し上げて行きます。最初に入ったブースが細長い通路に水が張ってあります。そこを通るとタオルを渡され足を拭くように言われます。「これはなんだったんですか」と聞いたら、「足を洗ってもらうため」だそうです。
以下、体験した順に紹介と感想。
▪︎ やわらかいブラックホール - あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である
もこもこの空間。足をとられて、なかなか先に進めません。転がって進んでいる人もいたので真似してみようと思いましたがうまくいきません。出口に待機している係の人が「大股で踏みしめるようにして進んでください」というアドバイスでやっと出口にたどり着きました。
なにこのおじさんトラップと思ったのですが、今日上記の 作品説明を読むと、
人々が作品空間に入ると、空間自体が、人々の身体の重さに影響を受け変化する。そして、人々の身体は、変化する空間に影響を受ける。人々は、互いに作品空間を通して、それぞれの影響を受け合う。
あなたの身体は空間を変化させ、そして、その空間は他者の身体を変化させる。
と書いてあります。フィールドアスレチックのような姿勢で望むのではなく、体を預けゆったりすることが必要だったんですね。
▪︎ Wander through the Crystal Universe
元となったポーラ ミュージアム アネックスの "Walk Through the Crystal Universe" にも行ったのですが、大きくなって迫力が違います。ポーラ ミュージアム アネックスの時は入り口があって出口があるだけだったのですが、様々な分岐がある迷路みたいになっています (行き止まりはありませんが)。
これも作品説明を読んで初めてわかったのですが、
鑑賞者は自身のスマートフォンを通じて、クリスタルユニバースを構成するエレメントを選び、出現させ、クリスタルユニバースを創っていく。そして、鑑賞者は、作品空間に入り歩きまわることができる。
あらかじめ知っていれば試してみたのですが、その場にも説明がなく (あっても気づかなかった)、体験し損ねたのは残念です。
▪︎ 人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity
これは2014年-2015年に行われた「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」で出ていた “花と人、コントロールできないけれども共に生きる、そして永久に – Tokyo” (リンク) と同様のインタラクティブ作品で、人の動きに反応してプロジェクションされる映像が変わります。今回は30cmくらいのプールになっており、鯉と花が投影されます。
▪︎ Floating in the Falling Universe of Flowers
天井と壁全体に投影される花の映像。床に座ったりビーンバッグの上に寝転がって鑑賞します。
もうちょっと明るい場面を撮っておけばよかったですね。
今回内覧会で見ることができたのでゆったり見ることができましたが、「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」の時と同様にだんだん人気が出てきて混雑するようになると思います。早めに行かれた方が良いと思います。
最後にイベントの情報をサイトから引用しておきます。
DMM.プラネッツ Art by teamLab
会期 | 2016年7月16日(土)~8月31日(水) |
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会場 | お台場・青海周辺エリア(「お台場みんなの夢大陸2016」会場内) お台場みんなの夢大陸オフィシャルサイト http://www.odaiba.com |
時間 | 10:00〜18:00 ※開催時間は変更になる場合があります |
料金 | 1DAYパスポート 一般2,000円/小中学生1,300円 |
なお、チームラボは、7月30日から森美術館で開催される「宇宙と芸術展」で、《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》を出展します。「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」の時は、“追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点 ‒ Light in Dark” でしたので、少し内容は異なるものと思われます。チームラボの中でこれが一番好きな作品です。