2007/10/15

環境に良かれと思っても...

 ... 別の弊害を招くこともある。バイオ燃料のために森林切り開いたりとか。

こんばんは。マータイさんです (ウソ)。

自宅豪邸で普通の人の20倍の電力を消費しているアル・ゴアがノーベル平和賞、って冗談ですか。もっと成果が上がってからやってもいいと思うぞ。アメリカ人一人当たりの二酸化炭素排出量が減りだした! とか (ガソリンの高騰のせい以上に)。それから、彼のバックに何があるのか見極めておく必要もあると思う。佐藤栄作みたいに、実は非核三原則は国内向けの看板だけでした、てへっ、なんてことになりかねない。

えーっと、表題にもどります。

夏休みに長崎でレンタカー借りてドライブに行ったんですが、その途中に寄った道の駅で、Toriinoというフリーマガジンをもらってきました。日本野鳥の会が発行しているもので、藤原新也の写真と文など、なかなか魅力的な内容です。

その中に野鳥の会の宣伝ページがあって、オジロワシの写真にそえて、次のようなメッセージが書かれています。
自然エネルギーへの転換は必要です。
でも、私たちの立場にもなってください。
 
4月28日、根室半島で私の友達が体を断ち切られ死にました。
原因は、風力発電のための大きな風車。
私達の眼には、すばやい風車の動きがとらえきれず、
羽が透明に見えてしまうのです。
...
オジロワシは絶滅のおそれがあるそうです。また、日本では風力発電は環境アセスメントの対象になっていないなど、欧米に比べて野鳥の事故を防ぐ仕組みが遅れているそうです。

日本野鳥の会は、(1) 風力発電施設を建設する場所の限定、(2) アセスメントの義務化、(3) 事故の原因究明と防止策の研究を主張しています。詳しくは、
当会の活動 > 自然保護 > 法制度の改善 > 風力発電と野鳥
へ、って書いてあるんですが、そこへいってみると、表題が「風力発電施設建設計画」で、活動の履歴とリンクが並んでいて、紹介しながらこういうことをいうのもなんですが、ちょっと読む気がしません。



ところで、明日15日はBlog Action Dayですよ(9月8日の記事参照)。「環境」について記事を書きましょう! 多くの人はアル・ゴアのことを書くんでしょうね。もしかしてBlog Action Dayの企画は、ノーベル賞がアル・ゴアに行くことが分ってて立てられたのか?

しまった、今日のテーマは明日にとっておけばよかった。

4 件のコメント:

sprewell8_daisuki さんのコメント...

ゴアに平和賞って、単にブッシュへの批判をするために授与しただけって気がします。でも、ブッシュのやったことを考えると、それもまたアリかな・・・と思います。

yoshihiroueda さんのコメント...

★ すぷりーさん、平和賞って本当に政治的に使われますよね。でもブッシュ批判としてアル・ゴアにやる効果はどうなでしょうね。マイケル・ムーアにやればいいのに、ってあまりに露骨か。環境保護という観点から平和賞というのは良いと思うんですけどね。ほんとうにどちらか一方の利益ではなく、人類全体にとっての利益になるから。ところでボノは今年は候補にならなかったのかな。

sprewell8_daisuki さんのコメント...

ムーアの活動は確かに的を得たもので私は好きなんですけど、ゴアがああやって活動した事によって、ブッシュに「俺、ヤバいな」って思わせて多少なりとも方向転換させる事が出来たと思うんですよね。だから評価してもいいのかなーと。ボノは・・・・ちょっとおっさんの説教くさいのが・・・(笑)

yoshihiroueda さんのコメント...

★ すぷりーさん、確かにすこしずつでも影響は出始めているでしょうね。ボノは私もちょっと避けたい(笑)。