オードリー・カワサキに関しては、以前記事にしたのですが、日本で展覧会があると聞いて最終日16日に行って来ました。
Tokyo Art Beat - オードリー・カワサキ展
日記より: 今回の個展 「かげぼうし」の作品
オードリー・カワサキ公式サイトの作品
日記より: Opening night.
上記リンクにあるように、絵は木目を生かした作品で、特に木材の形をそのまま使ったものや、輪郭にあわせてカットして重ねあわせた作品などがありました。
これらは油彩画で一つの作品が100万円くらいするのですが、4万円くらいの作品もありました。作品形態が"print"となっていて、100分のいくつというようなナンバーが振ってあります。版画は普通、シルクスクリーンとか石版とか分類されているのですが、ただ"print"となっています。また、これらも木目が出ているので、板に刷れる版画というのはどういう技法なんだろうと思っていました。
2008年12月12日の日記に製作風景 (というかナンバーを振っているところ) が載っていますが、紙に刷ったものですね。彼女のサイトで売られている (もう完売) 作品"My Dishonest Heart"を見ると、
giclee print on archival paper
とあります。
giclee printとは何だろうと思って調べました。
Wikipedia Giclée
インクジェット印刷なんですね。アート作品でこういうふうに、というのは出版物としての印刷と違ってナンバー付きの作品を作るのにということですが、使われてることを知りませんでした。
個展で出ていた価格は4万円くらいだったのですが、額無しだったら100ドルであるんですね。もちろん額無しで壁にポスターみたいに貼るつもりはないので額は必要なのですが、今度作品が出たら買おうかなー。日記のほうに今度ブローチを35ドルで出すと書いてあって、これだと衝動買いできるので買おうと思ってたのですが、今見たらなくなってますね。もう売れちゃったのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿